【12月1日記載】
ブログ毎日更新を一年続けて達成した後、少し気が抜けて「まとめて記事を書く」という悪いループに入ってき始めて、ちょっとやばいなと思っている今日このごろ、このブログもまとめ書きになってしまってます(^_^;)。。。
…というわけで、メモ程度に…。
金曜日、まだ11月ですが東美では今年度の担当授業がすべて終了となりました。
後期の授業は全部で11回分。大まかな内容は以下の様な感じで進めました。
- 他の授業で描いたスキャン原稿にトーンで仕上げ(前期の復習)
2回目以降の練習課題用のネームのお題提示 - ネームチェック・作品ファイル作成・下描き・ラフの作成
- テキストツール・吹き出し実例
- コマ枠フォルダーの作成とコマ作成
- コマ枠フォルダーの制御の実習・図形ツールの使い方実習
- ベクターレイヤーの使用実例
- パース定規の実習
- 流線・集中線・効果実例
- はみ出しコマの作り方実例
- スキャン原稿仕上げデータの提出・ファイルの最適化保存・PNG書き出し
- 作品の仕上げチェックの確認・提出用データの最適化保存・PSD書き出し
ちなみに、前期では基本的な描画ツールとトーン・定規をやっています。
一本マンガをUPさせるのはそれなりに大変なので、実習ではCLIP STUDIO PAINTの各機能の実習トレーニングと、一定の条件に従って作った短いネームをデジタル原稿にするという実習課題を進めました。
デジタルの授業では、基本的には「オペレート」の指導が中心になりがちです。操作がわからないところを指導していくというのが多いんですが、各席を回ってチェックしながら、より良い原稿にするために注意すべき点や修正すべき点のヒントを出したり、参考例を示したりしながらアドバイスしていきます。
マンガの描き方なんておそらく究極の「正解」はないんだろうけど、その人にとってのより良い「正解」は幾つか有るはず。
でもそれは結局各自が見つけなきゃいけないので、自分ができることは、自分の場合はこうする、でも他の人はこういう方法を取る人もいる。ここにこだわるならこういう選択しもあるんじゃないかとヒントを出す…って事が中心になります。
ずっと一人の作業を追って見ているわけではないので、たまたま見た時に気づいた操作上の問題点なら指導は可能ですが、ある程度進行したものを見て、その制作過程の上の操作上の問題点や修正点はさすがに推測するしか手がありません。
指導する側の自分にも思い込みがあると言っても過言ではないので、なかなかこれが適切だというアドバイスが出来ないこともあり、そこはホントに日々の研究が必要だなぁって感じてしまうわけです。
来年度の大まかな方向性は既に話し合いながら進めています。デジタル作画の部分ではComicStudioからCLIP STUDIO PAINTへの過渡期を過ぎて、これからは必然的にCLIP STUDIO PAINT中心で行くことになるとも追うので、自分ももっとCLIP STUDIO PAINTしっかり掴んでおかなければ行けないな、と改めて感じる今日このごろです(;´∀`)。。。。