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(この日のメモ)早々に準備を…

コミティアで無事に新作出せたからと言ってのんびりはしていられません。早速サイトの方に情報を反映させなければ…
…ということで、この土日に作業を進めていました。

「有楽舎工房」のサイトは、このNNaoSaloonと同じくWordpressを使って作っていますが、ほとんどカスタマイズをしていないNNaoSaloonと比較すると、初めて手がけたWordpressサイトのわりには、ソコソコそれっぽく作れたかな…と思っています。でも問題点もたくさんあるのでホントは大幅に治したいんだけど…。
まぁ、テンプレートの修正で再構築できるのがWordpressのいいところでもあるので、少しずつ手がけていこうかと思っています。せっかくDreamweaverも使えるようになったんだし(^_^;)。

主な作業は「素材のサンプル画像」「素材のジャケット写真撮影」「素材の通販ページ作成」「素材の紹介ページ作成」です。
素材のサンプル画像は、既にテンプレートを用意しているとはいえ、今回の素材がトーン処理素材なので、GIFアニメーション形式にする関係でちょっと手間暇はかかります。
IMGP8004
素材のジャケット写真撮影は、従来は撮影ボックス用意して、三脚にカメラ固定して、クリップライトでライティングして…ってやってたんですけど、光量が足りないのか、いつも物足りない結果になっていました。

それに、こんなふうに白いシートの折れ目が残ったままでちょっと見苦しいですよね(^_^;)。アイロンでもかけて伸ばせばいいんだろうけど…

IMGP8012
結局あまり思った通りにならないので、今回はクリップライト等は用意せずに、フラッシュをバウンスして撮影して見ました。
案の定影は出るけど、補正で飛ばせばいいやって結構アバウトなやり方で処理(^_^;)。
もっとしっかりした方がいいんだろうけど、もう少し撮影環境見なおしたほうがいいのかもです。

せめて、撮影ボックスもっとしっかりとしたもののほうがいいかも…改善の余地めちゃくちゃありです。

20160508-01
そうして作ったページ…見やすいかどうかはもっと検討の余地はあると思うけど、もっと研究しなきゃなぁ…。綺麗な所はホントすごい綺麗なサイト構築しているから…そうすることで扱っている商品のクオリティも高く感じられるのも確かだから、もっと勉強したいです。

WordPressは本を片手にカスタマイズするしか出来ないレベルなので、まだまだ初心者レベルから抜け出せていません。

このサイトも色々と弄りたいんですけどね…。

今日のメモ~コミティア申し込み

GWの5月5日に開催予定のコミティア116、オンライン申し込み締め切りが2月23日だったことを昨夜ベッドでいきなり思い出して助かりました。やばいやばい忘れるところでした。

コミティアは、「有楽舎工房」の方で出ているので、漫画家としての自分個人は全面には出していません。尤も自分の名前を出した所で大きくカテゴリが異なる形で出ているので、あまりメリットはありません。サークルカットにも、それほど自分の絵を全面に出していないので、そのせいで「どこで出てたんですか?」と質問されることが時々あります。まあ、背景素材のサークルなので、並べているアイテムを見ても気づかないのは仕方ありません。サークル名をチェックして探してくれた人は見つけてくれるんですが…。

コミティアは、オリジナル創作が基本なので、もし自分が「越後屋企画」の方で出るとしたら、割といつもどおりでもOKなのかもしれません。コミティアにアダルトジャンルはありますからね。
コミケでもそうなんですが、サークル参加した時はほとんど出回りません。ただコミティアでは、気になる所はチェックしに行くことがあります。気になる所は、大抵「背景系」の人ですね。背景で世界を構築し表現できる人の作品には心が震えます。
自分もそういうモノが作りたい…と思いはするんですが、実際技量と気力と時間が追いついていかないので、中途半端な取り組みで断念することもあります。自分の力が不足していることに打ちのめされてしまうからです。理論や理屈で分かっていても、それが技術や表現力につながっていかない…というのは、ひとえに「取り組みが甘い」からなんでしょうね。

中途半端な「好奇心」だけは有る方なので、「取り敢えず手を出す」ことで、「少しは出来る」ようになるんです。でもその先までなかなか行き着きません。ある程度の段階で「妥協」してしまったり「満足」してしまったりと、「習熟」しないままですからそれじゃ到底身には付きません。
あれもしたいこれもしたい、で結局アレも出来ないコレも出来ないという事態に陥るというのが自分の悪い癖なので、時々強烈な自己嫌悪に陥ることもあります。
厄介なのはその自己嫌悪もすぐに「まいいか~」という気持ちで置き換えられてしまうこと…。それじゃ成長しませんって(;´Д`)。

何の話だったか、思い切り自虐方面にシフトしてしまいました(;´∀`)……

そうそう、コミティアの話でした。
コミティアはなんとなく一回おきに大規模開催されているようです。自戒の116回はビッグサイト東4-5-6を使うので、わりと大きめです。(コミケは全館ですが…)出来ればその規模の開催の時には新作を出したいと思って逆算して手がけますが、次は「素材集」の新作だけでなく、本も作りたいと思っています。
内容は既にチラホラと予告めいた事を書いているので今更感はありませんが、本当に出せるかどうかはまだわからないので、もう少し具体的にめどが立ってから告知することにします。自分のためのメモや授業のためのメモなどを元に構築していく予定です。出来ればちゃんと印刷したいけど、出来ればカラーで作りたいけど、印刷コストがなぁ…。
「プリントパック」ってどうなんだろう?なんだか良さそうなので、候補に入れている状態です。

専門学校用試験問題作り

明日でデジタルアーツ東京の方の2015年度の授業が終了します。
2年は既に終わっているんですが、1年は2月にまで食い込んで、後期最後には一応「試験期間」が設けられています。通常は「平常点」や「実技」や「課題」を元に行いますが、今回は「実技課題」に加えて、簡単な試験問題なんぞ作っていました。
マンガ科は、それこそマンガやイラストを描く事こそが一番大事なんですが、デジタルの授業ともなれば最低限のソフトウエアの操作を理解しておいて欲しいということで、あまり応用的なものじゃなくて本当に基礎の基礎の部分の理解度の確認というか、普段配っているプリントや板書説明・デモンストレーション説明を見ているかどうかの確認といったほうがいいでしょうか、そういう側面からの「試験」を行うことにしました。

ちなみに、こんな感じの問題にしています。
試験内容はある程度「予告」していますが、受ける学生がこのブログ見ている可能性もあるので肝心の所はモザイクで(^_^;)20160217-00メニュー操作の手順をある程度把握しているかどうかという基本的な内容ですが、プリント見てもパソコン操作してもぐぐっても構わないという条件なので、さすがに解けなくはないハズ。20160217-01先日のバレンタイン絵を元にして作った問題。右上のモザイクで隠された部分は「レイヤーパレット」です。要はパレット上の各アイコンの意味を把握しているかどうかという問題。20160217-02右下のモザイクかかっているウインドウは「レイヤープロパティ」。
通常のラスターレイヤーを選んでいる時のレイヤープロパティの表示は凄くシンプルで「境界効果」「ライン抽出」「トーン」「レイヤーカラー」の4つ。「境界効果」を選んだ場合は「フチ」と「水彩効果」が選べます。
普段から良く使うところなので、すぐに分かるだろうと言う範囲の問題。

こんな感じの問題を全10問用意。おそらくものの10分もかからないだろうと思いますが、「試験するよ~」という告知によって、「復習」をしておいて欲しいというのが一番の狙いです。

この問題に加えてもう一つは「パース定規」を使った作図問題。これは既に告知済みの内容通りでこちらのほうがむしろ本題。20160217-03三面展開図を元にパース定規で図形を描くという問題。一応「二点透視」「ベクターレイヤー使用」「余力があれば光源決めて影処理」という条件付きです。

この三面だけでは裏側の構造が不明瞭なので、裏側を描いてお茶を濁すという方法を取られてしまったとしても間違いではないのが穴といえば穴ですが、もしそれを描いたとしても実はさほど問題はないのです。
チェックするところで特に重要なのは「パース定規の設定の仕方」と「グリッドの使い方」と「ベクターレイヤーの使い方」の三点で、そこが押さえられていて、かつ描画上ミスがなければ問題なかったりするのです。
ぶっちゃけ、トレースじゃなくパースを取ってきっちりと背景を描こうと思ったら、どんな複雑なものも、単純な図形の組み合わせで描けるハズ、という視点を持っておいたほうが自在だと思っています。それ故にそれらの点をしっかり理解しておいてほしいなぁというのが狙いなわけです。

授業用のプリント作ったりこういう問題を作ったりしながら、ふと思いついて今少しずつ書いているのは、「CLIP STUDIO PAINTパース定規の使い方(仮)」の同人用原稿。チュートリアル形式も混ぜつつ解説していくというのを試みています。目標は5月のコミティア公開。その前に少しずつpixivでも小出しにして行きたいなぁ。
ComicStudioのパース定規本の原稿を途中で断念したので、今度はきちんとしたい。一気に一冊にまとめるのではなく分冊でもいいかなと思っています。

【CLIP STUDIO PAINT】「画像素材レイヤー」化便利!

「有楽舎工房」で出している素材集は、DLSite.comさんとDiGiket.comさんにダウンロード販売を委託しています。
どちらのサイトも、登録時に必要なサンプルなどのデータがほぼ同じで済むので助かっています。

去年リリースした「MyTown-3- Office」と「LM Vol.01 食」の登録がまだだったので、今日はその作業。通常の背景素材の場合はそのままの画像をサンプルとして載せていましたが、この二本はレイヤー分けしたりトーン処理しているので、具体的にどういう素材が入っているかの情報を入れることにしました。youluck_disk_mt3-aこんな感じで、レイヤー分けしている部分を色分けして表示した説明を用意しました。掲示できるのは原則三枚なので、効果的なアピールをしたいところです。ただ「SAMPLE」の文字を入れるだけのはもったいないです。Sample_B「LM.Vol.01 食」の、キッチンの素材もレイヤー分けを色を変えて表示してみました。

こういう複数画像の「合成」は、圧倒的にPhotoshopが楽…だと思っていましたが、慣れてくるとCLIP STUDIO PAINTでもかなり自在に出来る機能が備わっていることに気が付きます。

CLIP STUDIO PAINTでは、簡単に表示色や・背景色を変えることが出来たり、簡単に「白フチ」をつけることが出来たりするので、文字を入れた解説文の作成なども比較的楽に出来ます。

貼りこんだ画像は、そのまま拡大縮小するよりも、「レイヤーの変換」で「画像素材レイヤー」にすると拡大縮小がすごくやりやすくなります。20160210-a通常の「変形」ではバウンディングボックス(リサイズハンドル)は上図のように表示されます。
一度小さく変形してしまうと、データは欠損することになるので、元の大きさに拡大してもクオリティは元に戻りません。
20160210-bそこで「レイヤーの変換」を行います。ラスターレイヤーは「画像素材レイヤー」化することが出来ます。
20160210-c「画像素材レイヤー」となったレイヤーは「オブジェクト」ツールを使えば、自在に拡大縮小回転を元のクオリティのまま行えます。
これは「トーン素材」や「パターン素材」を作る方法と同じなので、覚えておくととても便利です。
20160210-d「ツールプロパティ」で「タイリング」を使えば、繰り返しパターンにすることができます。この方法を使えば「素材」登録しなくてもパターン化することが可能です。

この方法を把握してからますますPhotoshopを使わなくなってしまっていました。
上の「画像素材レイヤー」はPhotoshopで「拡大縮小」の劣化を防ぐために「スマートオブジェクト」化する方法の代替として十分な機能を持っています。
更にPhotoshopの「スマートオブジェクト」の様に、編集内容が反映されるような機能は、「ファイルオブジェクト」で実現できるようになっています。
機能の名前は違いますが、Photoshop的な使い方が出来る部分もかなり搭載されています。

今使っているPhotoshopはCS5ですが、使用頻度が減ったこともあり、現時点では新しいバージョンはいらないなぁって思っています。

もちろんPhotoshopでないと出来ないことももちろんたくさんあります。
RAWデータの現像はPhotoshopで行っています。K-3買った時に就いていた奴は使っていません(^_^;)。
それとそれほど頻繁ではありませんが、カラーイラストの最終段階でのフィルタ処理や画像の調整に使うことがあります。多彩なフィルタ機能はやはりPhotoshopの魅力の一つだといえるでしょう。

でも、カラーイラストを描くのなら、CLIP STUDIO PAINTで十分完結できるくらいに十分充実しているんじゃないでしょうか?

 

もう夏の話…コミケ90

コミティアは次の5月5日の開催で116回を迎えます。
1984からの開催で、既に30年の歴史があり、最近はほぼ年四回開催で100回超え。「有楽舎工房」で出るようになってからは毎回参加していますが、あの会場の雰囲気は往年の同人誌即売会の雰囲気を未だに持っているかな、という印象です。

そしてさらに歴史が長い…40年超えのコミックマーケット。次の開催はコミケット90。100回も目前に迫ってきたという印象です。

自分が初めて一般参加したコミケは、21回。サークル参加は確か22回だったかな?まだ晴海の会場の一部を使っていた頃でした。
一個人で参加して、その後サークル「符列社」を作って参加、当時としてはそこそこの部数を出すサークルにまで成長して、当時発表荒れていたカタログの部数ランキングに、ソコソコの順位で一度だけ載ったことがありました。この頃はコミケは春にも行っていて年三回開催でした。
サークル「符列社」は、自分がプロになったことと、主なメンバーが大学を卒業して就職したことなどから、ファイナル号を出して終了。それからはしばらく同人誌活動を中断していました。その頃はコミケはメッセで開催されていましたが。実はメッセでのコミケには一回も一般でもサークルでも参加していないんです。
そしてやがて「越後屋企画」の名前で同人誌活動を再開。当時は髪が黄色いツインテールの某美少女戦士や某鷹を扱うアイヌ少女が出るゲームなどの二次創作で、一時は一番多い時で3000部程のサークル隣巻いたが、そのうちにオリジナル作品中心になって、今は少部数をちまちま出す個人サークルとして細々と活動しています。

さて、その「越後屋企画」ですが、毎度コミケに申し込んで参加しております。次の夏も参加すべく申し込みをしなければならないのですが、夏の後の冬申し込みは、コミケの直後一週間も猶予がありませんが、冬の後の夏の申し込みは、ほんの一月ほど間が開きます。そのせいでつい申し込み時期を忘れそうになってしまったことが過去に何度か…。
circle.msを使うようになってからは、通知メールのおかげで、申し込み開始時期や締め切り時期を忘れずに済むので助かります。

C90Cut2そして締め切り間際で入金処理に時間がかかってトラブったりしないうちに申し込みは完了させました!

サークルカットはサイズが635-903ピクセルなので、二値でそのサイズで描いたら、思った通りの線にならなくて結構苦労します。

もしかしたらグレースケールで描いてからコンバートした方がいいのかもしれませんが、最終的に版下が二値である以上は、やっぱり描くときもそのほうがいいんじゃないかと思うわけです。
でも、どんなに細い線を引こうと思っても1ピクセルよりも細い線は引けなので限界はあるので、妥協するしか無いんですね。

まぁ、直接描いていた時も結構小さくて苦労しましたが、この小ささで魅力を最大限表現できる人はやっぱりセンスが良いんだろうなと思ってしまいます。あぁ自分に欲しかったものの一つはまさにこれだったりするんですよ。磨くことは出来るんだろうけど、どうも野暮ったさが抜けない自分の絵が最近ちょっとつらい時期に入っています。デジタルだと「永遠に直し続ける」という泥沼に入りそうになる時があって、気をつけねばいけませんです。はい…。

というわけで、今度こそ「総集編」を出したいので、早め早めに取り組んでいきます。

5月のコミティアには「有楽舎工房」の方から出そうかと思っているものがあるので、こっちも頑張らねば。

コミティア115でした

今日はコミティア115。
コミティアには「越後屋企画」ではなくて「有楽舎工房」の方で参加しています。
自分の名前を全面に出しているわけではないので、「出てたの?」と言われることも時々あります。「有楽舎工房」は背景素材集を出しているサークルなので、サークルカットでちょろっと自分の絵を出しているくらいなので、サークルブースに来ても自分のマンガ作品は置いていません。

置いている頒布物は、基本的にDVD-RやCD-Rメディアです。そのためそれをどういう風にディスプレイするかが結構大きな問題となってきました。

IMG_8311
と言うのも、去年のコミティア114で、トータルのディスク枚数が15枚を超えて16枚目となり、それまで用意していた自作のディスプレイ用の棚のキャパシティの15枚をオーバーしてしまったので、新しい棚が必要となったからです。

← これがコミティア114のセッティングです。

机の上の棚は、スチロールボードで組み上げていますが、ご覧のとおりマックス15枚分しか入りません。新作の16枚目の「LM VOL.01 食」は金網に取り付けたトレイに乗せてしのいでいます。
このままではまずいので、次のコミティアまでには新しい棚を用意しておかねばならんなぁと思って、その設計や材料を模索していました。IMG_8311+1取り敢えず手持ちの余っている材料で組んでみようと作ってみたのがこれ…。IMG_856720160131-1主な材料はアクリル板とプラ段です。

アクリル板は「越後屋企画」での同人誌専用の棚を作成するときに使ったものの余りです。余りとは言え結構大きなサイズのものが残っていたので使わないのはもったいないということで今回そのすべてを使用。

具体的な設計図をきっちり書いたわけではありませんが、側面のパネルは奥行き28cm高さ45cmで、横幅は56cmにしました。これ以上大きくすると、キャリーバッグに入りません。

そう…完成した状態でしっかりしたものを作っていいのなら、さほど難しくは無いんですが、分解して持ち運びがし易いものともなると、これが結構大きな問題だったりするんです。IMG_8568分解したらこんな感じになります。会場で簡単に組み立てられて、撤収時にスムーズにバラせなきゃいけません。取り敢えずそれはくりあしていますが、まだ暫定的なものです。
強度的にも構造的にも棚のプラ段はめちゃくちゃ改良の余地がありですが、今回はたたき台ということでこれで運用してみることにしました。

IMG_8585
→そして今日のセッティングはこうなりました。

棚の方は横の仕切りをなくした点は結果的にマイナスでした。
置いたディスクが横にずれて見本が違うところに戻された事になかなか気づかずに、正しい持ち込み在庫の確認が出来なかったことが大失敗でした。てっきり「持ち込み分完売」だと思ったものが、重なってしまっていただけで、実は残っていたというミスが生じてしまいました。
これは失敗でした。やはり運用してみなければわからないものです。

机の前に貼っている「サンプル」は、今まではコピー用紙にプリントアウトしたサンプルをそのまま前に貼り付けていたので、だらりんとしていましたが、今回はマンガ風にコマを切ってその中に素材を配置して「マンガだったらこんなイメージでコマの中で使えるかも」と思って頂けるようにレイアウトしてプリントアウトしたものを、ラミネート加工して綺麗に仕上げてみました。その結果、結構このサンプルを覗きこむ方が結構いらっしゃったので、上手くアピールは出来たようです。

 

さらには、椅子に座っていると売り子がいないように見えてしまうというデメリットもありました。

序盤でなかなか手にとって下さる方が居らっしゃらなかったので、今日の頒布代金は厳しいかなと思っていたんです。
ところが私がご挨拶に来てくださった方と話している最中に、実際に手にとってご購入くださった方が結構いた事から、「人が見えている方が気楽に覗き込みやすい」ということに今更ながら気づきました。

限られたスペースに必要な物をきっちり並べつつも、気楽に手にとってサンプルを見てくださるようなスペースの作り方が大事だということで、今のうちから少しずつ色々とやっていかなきゃいけないなって思っています。次はコミティア116…ゴールデンウイークの頃…。
コミティア116では「本」の形になっているものを販売しようかなと、ただいま少しずつ準備を進めています。

コミケ89アフターレポート

(2016年1月2日記載)
2015年の大晦日、コミケ三日目に「越後屋企画」でサークル参加しました。

30日の段階の準備で、比較的ゆっくり休む時間が出来たはずだったんですが、申し込み落選したので、出来れば自分のサークルを少し手伝って欲しくてチケットを渡した友人が、二枚のチケットを別の人に渡して自分は一般で入ると行って来て、どういうことだとTwitterのDMでメッセージやりとりしていたら、結構時間を喰ってしまいました。
通常ならサークル代表者の預かり知らぬ所で、チケットが第三者に渡してしまうなんてことは、非常識なんじゃないのか、と釘を差しておきましたが、彼自身も大きく関係する大きな事件が発生していたためだったので、今回はやむを得なしとしました。

元々「越後屋企画」は自分の「個人サークル」なので、サークル構成員は自分一人です(^_^;)。
なので、コミケの時には、昔の教え子やコミケに参加していない漫画家の友人やアシスタントに手伝ってもらっていました。当時と体制が変わった今は、奥さんが空いているときに手伝ってもらったりしている程度です。
今回は奥さんが締め切りを1月上旬に抱えている状態だったので一人で参加となりました。
そのため必要なサークル入場券は1枚だけで、2枚無駄になってしまうので、無駄になるくらいならと、落選したけど参加するために上京するという友人に渡していたというわけです。その友人がチケットを渡した子はサークル入場時間帯に挨拶に来て、やがてコスプレ用の更衣室に行きましたとさ(^_^;)。
肝心のその友人は開場後比較的早い時間に入場して来ましたが、正直あまりこういうのは感心しません。ハッキリ、「売り子として常駐してくれなくてもいいから、一時的に店番要員としていて欲しい。」と言えばよかったんだけど…。

まぁ、そんなこんなで事実上一人で売り子です。

まずは設営。在庫種類が結構あるのでレイアウトまいど苦労します(^_^;)。

今回から「御品書」と「ポスター」を「ラミカ」してみました。IMG_8415 右側の本を陳列している「棚」は自作でアクリルボード製です。 省スペースで沢山の種類を置くためにはどうすればいいか試行錯誤をして作った第三代目の「棚」です。 初代は「木製」でした。分解折りたたみができるようにしたんですが、やっぱりかさばってアクリルボードで作りなおした二代目は結構頑張りましたが、組み立てがネックだったので、破損しかけた頃に作ったのが今のモデル。六冊並べることが出来るようになっています。 これもかなり傷んできたので、そろそろリニュアルをしたいな、って思っている所です。 IMG_8416ポスタースタンドですが、これはダイソーのスチールラック用のポールです。これが結構便利。 ポスターはA3のラミカ二枚をつなげたものです。ちなみにラミネーターは以前このブログの記事でも書いたことのあるやつです。 かなり安い製品ですが、ウオームアップ早くて、ラミネート加工もかなり早いです。二本ローラーですが、大きな問題はありません。ダメ元で使う分には十分安くて基本性能しっかりしているのでいい製品だと思いますよ。

ちなみにAmazonで3505円(1月2日段階)こんなに安い価格で手に入るんだね、今は。 毎回何名かの方からスケブ・色紙を依頼されます。毎回描いたっきりで手元に何も残っていなかったんですが、そうだ写真を撮ればいいやという単純なことにいまさらながら気づいたのでwww、写真撮りました。


特にコピックを持ってきたりしているわけでないので、鉛筆(シャーペン・Uniの4B使用)で描いただけってのが結構多かったんだけど、少しはサインっぽくしたいなと思って、「マッキー]を使ってみました。
でも、おろしたての新品マッキーはスケブに想像以上に滲んでくれました。ちょっと後悔しています。


もう一つは「色紙」です。「色紙」は結構プレッシャーかかるんですよね。マジ結構苦手です。ココらへんの話は前もちょっとしましたよね。描きながら「うひ~やべ~」と左手で「Ctrl+Z」を探す自分wwww。でもアナログだからそんなものはない(^_^;)。

さて話変わって、実際に売れ行きはどうだったかというと、「既刊」は殆ど出ませんでした。もう欲しいと思ってくれる人に渡りきったのかもしれません。あまりアピールをしているわけではないし、「連載」ものんびりやり過ぎというのもマイナス要員でしょうね。
2016年中には「総集編」を作りたいと思っているので、も少ししっかりとアピールしておきたいですね。J10-05-06ちなみに、今回の新刊「女中哀歌 第壱章 第拾節」の冒頭部分はこんな感じ。わりと早々にエロシーン突入します゚(゚´ω`゚)゚。ピー
でも自分の描くエロシーン、余りエロくないんですよね。もっと漂うようなエロさ、匂い立ちようなエロさを出したいんだけど、なかなか思った通りに描けないのは、自分の力不足なんだろうな。総集編の加筆改稿でも少し研究してみたい所です。

コミケで新刊は完売とは行きませんでしたが、持ち込み分のほとんどが売れました。とは言え少部数ですけどね。・゚・(ノ∀`)・゚・。……。もっとがんばろ。

隣のサークルさんが割と早い時間に撤収したため、いきなり人の流れが閑散として全く売れなくなったので、自分もわりと早い時間に撤収しました。

年二回のコミケでは、毎度準備不足で失敗しています。ただでさえ参加ペースがのんびりしているんだから…ねぇ。毎回反省しているというのに、進歩ないな、わし……。

コミケ89・三日目 参加します!

なんとかかんとか新刊間に合いました(^_^;)。

原稿は30日の昼過ぎ位にUP.それから自宅のレーザーコピー複合機でプリントアウト。

プリントアウト中に銀行行って百円玉両替してきて、帰ったらまだプリントアウトしていました。 無事にプリントアウト終了してこれから製本…という段階で、実は問題発生。 プリント印字品質が悪くなっているところが随所随所に…。 5年リース終了して継続契約している複合機で結構絶好調だったんですが、ローラーなのかドラムなのか…こりゃメンテお願いしなきゃいけないな…という状態です。年が明けたらまずお願いしなきゃ。 というわけで、ちょっと品質が悪いプリントなので、原価ギリギリで出します。 明日のおしながき~(`・ω・´)ゞ


これから荷物まとめなきゃ(^_^;)。

デザフェス行ってきました

この週末、マイルチャンピオンシップで電通大の調布祭でしたが、デザインフェスタ42へ行ってきました。
今回は奥さんが行きたいというのにのこのこついていったという感じでしたが、結果的には行ってたらふく満足してきました。IMGP6068

 

 

家を出たのが昼だったので呑気なものですが、デザフェスはコミケやコミティアなどの同人誌即売会と違って夜7時だったので、目いっぱいではないもののソコソコ見回る事ができました。

実はデザフェスは初めてでしたが、いわゆる同人誌即売会とは違う、クリエーターの熱気を肌で感じてきました。ひたすら絵を描いている人、何かを作っている人、演奏して歌っている人、コスプレしている人、前衛芸術的なパフォーマンスをしている人…ほんとに何でもありって感じです。

特に参加サークルチェックをみっちりチェックしていたわけではありませんが、主に立体造形系にそそられるものが多かったですね。

撮影OKの展示物は幾つか撮ってきましたが、サイトで見るよりも実物ですね。ついついふらふらと買ってしまいそうになるのを抑えながらも、気が付いたらちょこちょこと財布開いていました(;´∀`)。IMGP6125動物とか風景とか、そういうのに弱いってことがよくわかりましたw。奥さんが「買うのはポストカードだけと決めておくと散財しなくて済む」と言ってましたが、そのとおりですねw。今回立体物にも手を出してしまいましたw.

駅前末屋」さんの造形が可愛くて、つい手を出してしまいました。
出店者紹介のページの写真に惹かれて観に行ったんですが、展示されていた実物が凝ってて可愛いったら゚(゚´ω`゚)゚。!IMGP6091非売品の展示物でしたが、猫の造形だけでなく、周囲の小物がすごくいい。IMGP6088こちらもすごく可愛い!曲がり廊下の上のちびがたまらない!

これは手元に一つ置いておきたい、とつい思ってしまったので、直感的に「これはいい!」と思った「干しハム」!IMGP6096これを買いました(^^)。IMGP6128実生活で役に立つものではありませんが、これを見たらニヤニヤすることが出来ますwwww
この作家さんの作品、ちょっと集めたいなぁって思ってしまいました。

あと、ふらふらと「まめまめ工房」のストラップも買ってしまいました。ここは通りすがりでこのミニチュアに惹かれてしまいました。IMGP6064IMGP6060IMGP6061IMGP6063最初、スマホのイヤフォンジャックアクセサリにしようかと思ったんですが、落として無くしそうだったのと、好みの色がなかったので、ふとその造形にそそられてしまった「首根っこつままれストラップ」を買ってしまいました。IMG_8321なんだろ、気がついたら「干しハム」と「首根っこ捕まれ猫」wwwww。

他にも奥さんが是非実物を見てみたいと覗いてみた動物の羊毛フェルト人形や通りすがりで見つけたかっこいいスチームパンクをモチーフにした動物キャラクターなど、立体造形物が楽しかったですね。
作ってみたいけど大変そう…と思ってしまいますが、おそらく今の時代3Dプリンタってのが活躍しているんでしょうか、実際に3Dプリンタ持ち込んでデモンストレーションしている人も…

そうそう、途中東美関係とデジタルアーツ東京のシュッってんと遭遇してしまいました。

コミケやティアにはずっとサークル参加ばかりを続けていますが、作品に触れるためには、デザフェスは展示参加するよりも一般参加のほうが楽しいかもですね。

今日のメモ~ラミネータ~はおそらく明日?

【11月21日に記載】
先日ビックカメラのオンラインショップで「ラミネーター」を注文したんですが、商品ページには「今から○時間と○分以内のご注文で、「○○」に、○月○日以降のお届け日指定ができます。」と記載されていて、その日付が翌日~つまり火曜日になっていたような気がしていたんですが…。

注文は3時11分。入金はコンビニ決済で行いました。これがまずかったのかなぁ…。少し時間がかかるからなぁ…。その日の5時までに入金確認されたら大丈夫だと踏んでいたんですが、入金確認のメールは5時ちょっと過ぎでした。お届け予定日時として通知されたのは、18日水曜日…。どうやら翌日入金扱いになったのかも…。

まぁ、気持ち的には「思い立ったら吉日」「的なイメージだったので、少しだけ拍子抜け。十分速いので贅沢は言っちゃならないよな。

ラミネーターといえば、今でもあるのかな?
昔は同人のグッズ系で、手書きのキャラ絵をラミ加工したラミカを販売するやつ。裏に安全ピン付けてバッジ上にしているのもありましたね。ラミカバッジって言うそうで…。自分はそっち方面には興味はありませんでしたが、ラミカバッジばかりを集めている人も見た事があります。

自分が二次創作をやっていた頃、自分のサークルに来て「ラミカバッジ作る予定はありますか?」と聞いてきた人がいました。
自分のサークルの本を手に取るわけでもなく、いきなりそう問われたのでちょっと戸惑ったのを覚えています。ジャケットやバッグには大量のラミカバッジを付けていたんdすが、どうやら同人誌はあまり買っていないようでした。
本の表紙の絵や看板の絵を気に入ってくれたからの質問だったのかもしれませんが、もしそれ聞くのならせめて本買ってから言って欲しかったなぁ…(^_^;)。
最近Twitterで流れてた、「同人誌即売会でスケブ頼まれたときに迷惑な行為を迷惑度順に並べてみた」ってやつとも少し通じるところがあるかなぁ…と思いました。


そういえばスケブや色紙を依頼されるときに、たまにエロ絵をリクエストされる方がいらっしゃいます。
かなり昔の事ですが、確か浜松町の都立産業貿易センターで行われたイベントだったと思います。
まだデビューはしていなかった頃で、前のサークル「符列社」で参加していた頃のことだったでしょうか…。会場で色紙を出してきて、そこにエロ絵を描いてと要求してきた方がいらっしゃいました。
当時はわりとライトなエロ同人だったので、イベント会場でガッツリ描くのは流石に気が引けましたが、ついつい乗ってしまって、マジックで塗りつぶした細長い長方形の端をペロペロする女の子のイラストを描きました(^_^;)。
でも実はプロになってからでも、あまりハッキリセクシャルな絵を要求されることはなく、オリジナルを中心で描くようになってからはお任せが多いです。いつも来てくださる方も何名かいらっしゃって、同じスケブに自分の過去の絵が並んでいるという黒歴史スケブでお願いしてくる方もいらっしゃいます。

いずれにせよ、やっぱりスケブをお願いされるのは光栄な事だと思っています。一回の即売会で頼まれるスケブや色紙は今はせいぜい2枚位ですが、それでも来てくれたら嬉しいので、可能な範囲で頑張って描きます。

冬の原稿、少しずつ進めていますが、今度こそちゃんと本にしたいです。ううう…がんばろう。