奥さんのお手伝いが〆前で切迫している状況ですが、明日は東洋美術学校の二年の担当授業第一回目です。
来週にはデジタルアーツ東京の担当授業が始まります。
ゴールデンウイークでちょっと間が開くことになってしまいますが、いよいよ新年度本格スタートということで、気を引き締めなきゃと改めて思う時期です。
行っている学校それぞれ、レジュメの組み方が違っています。
学校の指導方針や授業のコマ数や他の授業との兼ね合いなどで、同じデジタルでの漫画制作の授業ですが、進め方が変わってきます。教え方や手順には、これだという決定打はないので、進捗を見ながら臨機応変に対応せねばならなかったりするので、毎度毎度真剣勝負だったりします。
デジタルの授業の特性のためか、どちらかと言うと「オペレーションのHowTo」が中心になってしまいます。自宅でデジタル制作環境を持っている学生は、自宅でも課題だけに限らずデジタル創作ができるんですが、全員がそういうわけではないので、パソコンとアプリケーションが使える授業の枠内は無駄には出来ないちう思いが強いです。
その反面、ネームや生原稿を見てのアドバイスなど、「作品制作」そのものにでじっくりと立ち入る機会が少なくなりがちになることも多くて……。
ネームをチェックしてアドバイスをするとなると結構時間がかかります。それを授業時間枠内で行うのは、なかなかスケジュール的に困難なのがジレンマ…。でも学生作品を見るのはとても刺激を受けるので出来る範囲で取り組みたいと思ってます。結果的に授業時間外にアドバイスをする事も多いんですが、それもやむを得ないでしょう。
お昼ごはん食べる時間がなくなることもありますが(^_^;)。。
新入生たちに逢えるのはもう少し先ですが、どういう若いパワーに出会えるのかも楽しみの一つです。