今日はコミティア115。
コミティアには「越後屋企画」ではなくて「有楽舎工房」の方で参加しています。
自分の名前を全面に出しているわけではないので、「出てたの?」と言われることも時々あります。「有楽舎工房」は背景素材集を出しているサークルなので、サークルカットでちょろっと自分の絵を出しているくらいなので、サークルブースに来ても自分のマンガ作品は置いていません。
置いている頒布物は、基本的にDVD-RやCD-Rメディアです。そのためそれをどういう風にディスプレイするかが結構大きな問題となってきました。
と言うのも、去年のコミティア114で、トータルのディスク枚数が15枚を超えて16枚目となり、それまで用意していた自作のディスプレイ用の棚のキャパシティの15枚をオーバーしてしまったので、新しい棚が必要となったからです。
← これがコミティア114のセッティングです。
机の上の棚は、スチロールボードで組み上げていますが、ご覧のとおりマックス15枚分しか入りません。新作の16枚目の「LM VOL.01 食」は金網に取り付けたトレイに乗せてしのいでいます。
このままではまずいので、次のコミティアまでには新しい棚を用意しておかねばならんなぁと思って、その設計や材料を模索していました。取り敢えず手持ちの余っている材料で組んでみようと作ってみたのがこれ…。主な材料はアクリル板とプラ段です。
アクリル板は「越後屋企画」での同人誌専用の棚を作成するときに使ったものの余りです。余りとは言え結構大きなサイズのものが残っていたので使わないのはもったいないということで今回そのすべてを使用。
具体的な設計図をきっちり書いたわけではありませんが、側面のパネルは奥行き28cm高さ45cmで、横幅は56cmにしました。これ以上大きくすると、キャリーバッグに入りません。
そう…完成した状態でしっかりしたものを作っていいのなら、さほど難しくは無いんですが、分解して持ち運びがし易いものともなると、これが結構大きな問題だったりするんです。分解したらこんな感じになります。会場で簡単に組み立てられて、撤収時にスムーズにバラせなきゃいけません。取り敢えずそれはくりあしていますが、まだ暫定的なものです。
強度的にも構造的にも棚のプラ段はめちゃくちゃ改良の余地がありですが、今回はたたき台ということでこれで運用してみることにしました。
棚の方は横の仕切りをなくした点は結果的にマイナスでした。
置いたディスクが横にずれて見本が違うところに戻された事になかなか気づかずに、正しい持ち込み在庫の確認が出来なかったことが大失敗でした。てっきり「持ち込み分完売」だと思ったものが、重なってしまっていただけで、実は残っていたというミスが生じてしまいました。
これは失敗でした。やはり運用してみなければわからないものです。
机の前に貼っている「サンプル」は、今まではコピー用紙にプリントアウトしたサンプルをそのまま前に貼り付けていたので、だらりんとしていましたが、今回はマンガ風にコマを切ってその中に素材を配置して「マンガだったらこんなイメージでコマの中で使えるかも」と思って頂けるようにレイアウトしてプリントアウトしたものを、ラミネート加工して綺麗に仕上げてみました。その結果、結構このサンプルを覗きこむ方が結構いらっしゃったので、上手くアピールは出来たようです。
さらには、椅子に座っていると売り子がいないように見えてしまうというデメリットもありました。
序盤でなかなか手にとって下さる方が居らっしゃらなかったので、今日の頒布代金は厳しいかなと思っていたんです。
ところが私がご挨拶に来てくださった方と話している最中に、実際に手にとってご購入くださった方が結構いた事から、「人が見えている方が気楽に覗き込みやすい」ということに今更ながら気づきました。
限られたスペースに必要な物をきっちり並べつつも、気楽に手にとってサンプルを見てくださるようなスペースの作り方が大事だということで、今のうちから少しずつ色々とやっていかなきゃいけないなって思っています。次はコミティア116…ゴールデンウイークの頃…。
コミティア116では「本」の形になっているものを販売しようかなと、ただいま少しずつ準備を進めています。