今年もやって来ましたCP+の季節です。
2月25日から28日、パシフィコ横浜での開催、二日目の金曜日に行って来ました。お天気良好の綺麗な青空です。
到着したのは昼過ぎてからでした。
もう少し早く来るつもりだったんですが、寝るのが遅くなってしまって…
事前登録済みなので、入場は無料。
iPhoneに登録用QRコードを表示させて見せ一般用のパスを入手です。
気温は低いはずなので一応防寒して行ったんですが、会場内はむしろ暑いくらいでした。何はともあれRICHOのブースへ…。お目当てはやっぱりフルサイズ一眼レフのPENTAX K-1っすよ。これを間近で見て触ってくるのが今日の目標だったので。ディスプレイの中の展示機。グリップつけたフォルムがかっこい~(人´∀`).☆.。.:*・
ペンタプリズムが三角形にとんがっているのが、昔の銀塩一眼っぽくてクラシカルな雰囲気。かっちりとしたデザインはPENTAXらしくて好きだなぁ。なんでこうスケルトンモデルってそそるんでしょうね。キカイダーもスケルトン…自分の世代には、なにかこう強烈に訴えかけるものがあるのかもしれないスケルトンモデル。ごちゃごちゃしたギミックにそそられます。カットモデルも、怪獣やメカのしくみ…みたいなやつっぽくてそそられます。それにしてもこの小さい中にぎっしり詰め込んでてスゴイです。K-1のタッチ&トライは一時間待ち…でしたが、並びました(^_^;)
K-1のタッチアンドトライ、1時間待ち pic.twitter.com/FYH14Lgpdt
— ねぐら☆なお/NAO NEGURA (@neguranao) 2016年2月26日
ずっと流れは途切れずに一時間近く待って触ってスタッフさんに色々と質問してきました。イメージサークルが狭いAPS-C用のDAレンズでも、クロップせずに撮ることが出来るって、オールドレンズ持ちのPENTAXIANにはたまらんだろうなぁ。自分も少し持っているので、もしフル対応のDFAレンズを全く持っていない状況でK-1を手に入れることができても大丈夫ってのが嬉しいですねぇ。DFAレンズのロードマップも公開されていました。K-1だけでなくアクセサリカタログをもらってきたんですが、K-1が出たことで、レンズカタログも大幅に構成が変わっていました。新しいレンズもOEMだろうがなんだろうが正式に出てくれるのは嬉しい限り。今はとても買えないけど…(^_^;)。新しく搭載された5軸5段の手ぶれ補正、これがすごく強力。このデモの手ブレがなかなか大胆だというのに、見事にブレ無しで撮影出来ているって、センサーがフルサイズになって可動範囲が増えたというのに、5段まで補正できるとは、恐るべし。これ、フレキシブルチルト液晶。発表された時には、なんだかすぐに壊れそうで不安感のあるギミックでしたが、これは杞憂かも知れません。かなり堅牢です。
この動画見ていたんで、実際にタッチ&トライの時に聞いてみたら、「いいですよやってみてください(*^_^*)」と自信満々ではないですか! さすがに軽くフルくらいしかしませんでしたが、ぶら下げても不安感はないくらいしっかりつながっています。
まぁ通常の使用で簡単にバキッとなっちゃうようなことはなさそうです。
そうそう、まさか見られるとは思わなかったものが展示されてしました。2000年のフォトキナで参考展示された「幻のフルサイズカメラK-1」です。
幻のK-1の展示もありました。 pic.twitter.com/ViSqw8GNmz — ねぐら☆なお/NAO NEGURA (@neguranao) 2016年2月26日
ショーウインドウの中でしたが、これがスタートラインだったみたいです。後に田中希美男氏のK-1についてのセミナーで明かされましたが、このK-1、金型まで作るところまで進んでいたのに発売まではいたらなかったと…。値段が凄まじく高くなるからと言われていたんですが、それ以外にも何かあったのでしょうか?
さて、その田中希美男氏のセミナー。立ち見でちょっと体力的に最後の方はやばかったけど、なかなか興味深い内容でした。大体はスペックの紹介中心でしが、興味深かったのは、「開発スタートは技術者の声から」という点でした
それと田中氏が独自に検証したDAレンズの対応状況。幾つかのDAレンズは公式に「FFレンズ補正対応」と謳っていますが、それ以外の安価なレンズからスターレンズまでの装着による実写の結果の検証、これは頼もしい結果です。周辺がケラレてもFFで撮影することができるので、あとで必要な範囲をトリミングするという使い方が出来るのも安心。キットレンズの18-55mmで18mmだとケラレるけど、35mmよりもテレ側だと問題なしとは驚き。周辺減光も絞り次第でかなり改善するそうなので、撮影の技術次第でなんとでもなるということです。
このセミナーの後半頃に、少し体調が悪くなったんですが、その後トイレに行って休憩スペースで冷たいお茶を飲んで休んでいたら復活。
その後他のメーカーもざざっと回ってきましたが、中途半端とは言え、自分だってPENTAXIANの端くれです。ついつい軽く見る程度になっていました。スミマセン。↑ニコン↑キヤノン
↑オリンパス↑ソニー
↑富士フイルム
さて、日本カメラ博物館の展示、面白かったです。カメラの黎明期の実機。
それとこちらにもありました。「スケルトンモデル」と「カットモデル」いいね、やっぱそそられます(^_^;)。貴重なのは解りますが…。
アウトレット・中古販売の部屋に寄って、ミラーレスカメラ用のストラップとPENTAX純正のリモコンボタン買いました。
今日の所は引き上げるべ、と会場の外に出ると、ビルの谷間に夕日です。
他にも写真取っている人が…。なるほど、さすがカメラの展示会です。カメラ構えたくなっちゃうんでしょうね。
そこから帰路。
所沢から横浜~みなとみらい駅までは、乗り入れするようになったおかげで、一回の乗り換えなしに行けるのが助かりました。帰りはかなり疲れていたようで、座敷に座ってから完全に根が生えてウトウトしてしまいました。
仕方ないなぁ、こればっかりは…。これからはもっと無理しないようにしなきゃなぁ…。