デジタル」カテゴリーアーカイブ

ついでにTop絵更新(^^ゞ

授業用に描いたイラスト、カラー化し始めて何とかUPしました。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

キラキラさせてみました☆彡女の子をキラキラさせるのは基本だと思ってるので。
奥さんが作った素材を使って背景に貼って、オーバーレイでかぶせて…と、それほど難しいことはやっていません。もともとカラー化にすることを想定していなかったので、ちょこちょこ修正しました。

ComicStudioではあまり良い結果にならなかったので使う機会が少なかった「ラスベク変換」をCLIP STUDIO PAINTでやってみたんですが、結構いい感じの変換してくれました。ありがたやありがたやm(__)m

んで、せっかく描いたのでサイトのトップ絵を変えました。この絵を元に横組みに再編集。
キャラクターの絵をトリミングしてしまいましたが、元々縦組み構成だったので思い切ってバッサリと行きました(^_^;)

 

2015年06月15日

文字入れと加工はPhotoshop使っています。「レイヤー効果」は充実しているので、こういうのをちょちょっとやるのはPhotoshopの得意分野。
Photoshopに「レイヤー効果」が付く前は、地道に新しいレイヤー作ったり複製したりレイヤーから選択範囲取って塗ってガウスぼかしかけて…なんてことをやっていました。ホームページのバナーデザインなどを自分でやるのも主流になっていた頃だったのか、その手の解説本も百花繚乱でしたね。

そんなこんなで、「桜モード」だったトップページも差替えて、服装もちょっと夏モードになりました。
時々はこうして差し返しますね。今まで放置しすぎだったから…(^_^;)。

ついでにpixivにもUPしましたです(`・ω・´)ゞ

カラー化~仕切り直し~

先日書いた「カラー化中」の画像、ちょっと不満があったので一時保留して別のものを「カラー化」しています。最近描いた授業用のショートカットの女の子。20150613-01日曜は、デジタルアーツ東京の体験入学の授業に出ますので、その準備もしていたため、余り進みませんでした。
これは日曜中にUPする予定です。

案外やること多くて忙しいです。
夏コミ、ちょっときっちりスケジュール組んで進めないと結構キツイかも知れない…でも頑張る!

【CLIP STUDIO PAINT】クリスタのトーン(改定版)~授業用プリントより~

数日前にUPした「【CLIP STUDIO PAINT】クリスタのトーン~授業用プリントより~」。今見ると色々とミスもあったし作りも粗いので少し改定しました。

またもや安易な投下です(^_^;)20150609-01トップの比較絵を変更して、文章を少し調整しました。
「トーン」の位置付けの捉え方、自分がひねくれているのか、それとも勘違いしているのか…ちょっと混乱していることが文章からも伺えます。そんなことでいいのか俺(^_^;)……20150609-02ここは説明用の画像を丸々作りなおしました。
前のやつは既にマスター原稿が消失してしまっているので。・゚・(ノ∀`)・゚・。…

ツールプロパティの項目の説明を少ししています。そのまま使うとちょっと適しているとは思えない挙動でもあるので、こればっかりは仕方ない所です。

「トーン」という風にあえて「」をつけているのも、ちょっと悩みどころです。
なにしろ「素材」の中の「トーン」という文字の記載箇所は、「素材の詳細」の「トーン化」の項目だけですから…。20150609-03ここも差し込み画像の変更です。文章も一部修正しています。20150609-04

ここは画像の差替えだけでなく、【5】の項目を大幅に加筆しました。
あくまで初歩的な作業の実例なので、今更感はありますが、初心者の中には、「ペン」で縁取ってから、中を太い「マーカー」で塗りつぶすという、アナログ的な作業をやっている人がいます。アナログではこうするという手順をそのままやっているというわけですね。
実際に「こうすれば簡単にきれいにできるからやってみて」と言えば理解してくれるんですけど…。20150609-05一例ということで、「塗り残し部分に塗る」方法と「削り」をする方法だけは簡単に説明しました。

複合的に様々なツールを駆使して行う作業なので、まだ詳細を書いていないツールの説明の入れどころが結構難しいです。

まだまだブラッシュアップしたいところですが、まずはこんな所で…(^_^;)。

【CLIP STUDIO PAINT】クリスタのトーン2~授業用プリントより~

昨日の「【CLIP STUDIO PAINT】クリスタのトーン~授業用プリントより~」に引き続き、今日もプリント投下でお茶を濁します(^_^;)。

CLIP STUDIO PAINTのトーンと書いていますが、結構重要な点として、実は…「CLIP STUDIO PAINTにはトーン専用のレイヤーは用意されていない」んです。
その代わりに、一部のレイヤー(コマレイヤー)を除き、すべてのレイヤーがいつでも「トーン化」することが出来るという点がポイントです。
ある意味今までの「トーン」の概念を覆しているCLIP STUDIO PAINTの「トーン化」機能なんですが、この概念を理解できれば、おそらくものすごく応用力が増すんじゃないかと思います。
(ただ、それがほんとうに役に立つかどうかは、その人の作風・作画スタイルによって変わると思いますが…)

それでは投下します。20150607-01早速書いています。
ここでは「素材」(トーン)という書き方に変えています。
よくよく「素材」の分類リストの部分を見てみると、「トーン」とカテゴライズされているものはないんですね。つまり「これはトーンでこれはトーンじゃなくて…」なんて使用用途による分類はハナから行っていないというわけです。
だって「すべてのレイヤーはトーン化出来る」んですから…。20150607-02ここの【2】に貼り付けている画像、シンプルにまとめたつもりですが、操作上の重要なポイントをまとめています。

  • まず、レイヤーの「表示効果の変更」は「レイヤープロパティ」を見て決めます。
  • その時に、そのレイヤーを「編集」したいと思ったら、「レイヤープロパティ」の下部にある「ツールナビゲーション」に表示されているツールを選びます。
  • ツールが最適なものに切り替わるので、その後「ツールプロパティ」を見て、そのレイヤーを「編集」します。

…と、こんな手順で操作できるわけです。
レイヤーの種類によっては、「ツールナビゲーション」に表示される「ツール」が変わったり、複数表示されたりするので、「編集する対象に合わせたツールを一発で選ぶことが出来る」様になっているんですね。

もし、この「ツールナビゲーション」を選ばずに、ツールパレットから直接操作する「ツール」を選んでいる人は、「レイヤープロパティ」経由で「ツール」を選んでみて下さい。

この操作性は、凄く単純なことのようでかなり重要なポイントじゃないかと思っています。20150607-03グラデーションの使い方、ものすごく簡単に説明しています。簡単に書いているけど簡潔じゃないからかえってわかりにくいかも…。難しいなぁ…。

20150607-05
ここでのポイントは、「ツールプロパティ」の「描画対象」の「編集対象のレイヤーに描画」と「グラデーションレイヤーを作成」の使い分けだと思います。

ComicStudioのグラデーションツールにも、ツールオプションに「編集中のレイヤーに描画する」のチェックボックスがありました。

CLIP STUDIO PAINTではデフォルトにグラデーションのサブツールが全部「編集対象のレイヤーに描画」になっているので、「再編集できるグラデーションレイヤー」が作りたい人は、この「描画対象」を「グラデーションレイヤーを作成」に切り替えることを忘れないようにしなきゃいけません。

それと、ComicStudioともひとつ決定的に違うのが、グラデーションの基本色が「黒」か「白」のみで、「黒から白」という表現ではなく、「黒」または「白」の「透明度」でグラデーションを作っているという点です。

CLIP STUDIO PAINTには「メインカラー(描画色)」と「サブカラー(背景色)」と「透明」を使ってグラデーションを作ります。
(…という表現は少し語弊はあります。細かいグラデーションの編集を行うときには、キーポイントになる部分を、「メインカラー」「サブカラー」の色にかかわらず、好きな色・好きな透明度に設定することが出来ます。)

グラデーションのサブツールのサムネイルが、「メインカラー」=赤・「サブカラー」=白で作られているのもちょっと誤解を招きかねないような気がしますが…(^_^;)。。。まぁこれは慣れるしかないですね。20150607-04またもやざっくりとした説明です(^_^;)。
実際に目の前でやってみせるのが一番早いんですね。グラデーションに関しては。

CLIP STUDIO PAINTでは「素材」から持ってきても、この「ツールナビゲーション」に慣れれば、あとからのグラデの再編集が結構楽です。

ComicStudioのグラデは、有無も言わさず「グラデーション」ツール使ったほうが自在でした。
素材のトーンから貼るのは、位置合わせ・方向合わせ・サイズ合わせが難しくて無駄に時間がかかってしまうので、グラでツールで一発ピッとやるのが圧倒的に楽です。

CLIP STUDIO PAINTとComicStudioの比較をして違いを理解する事が結構重要なんだろうな、と思います。もっと理解を進めて行かなければいけないなですね。

【CLIP STUDIO PAINT】クリスタのトーン~授業用プリントより~

大きな山は大体超えました。
奥さんの原稿、あと少しでなんとか無事に終わりそうです。

そんなこんなで、特に話題が有るわけではないんですが、さんざん「授業のプリント」という話を出しているので、ほんの少し公開します。
結構時間に追われて作っているので、時に荒かったりミスがあったりすることも多いです(^_^;)。
そんな時は授業内で修正して、後日画像の修正やテキストの修正をして行って、何回かに分けて細かくブラッシュアップしています。

今回は「トーン」の基本についての話をした時のプリントです。
CLIP STUDIO PAINTはトーンがわかりにくいとかComicStudioと違いすぎててやだという声が聞こえてきます。実は自分も最初はそうでしたが、ある一線を超えた時に「ああ、なるほどね」と思うようになりました。
それでも、「こうだったらいいのに…」とComicStudioのトーンと比較して思うことがあるのは否めません。まぁそこら辺についてはおいおい話していくとして…。

それでは投下します。20150606-01ここで書いている「トーンレイヤー」の見方に戸惑う人も多いと思います。
実はレイヤーに関する情報がすぐに分かるようなビューになっているんですが、それを把握するまでには少し慣れるための時間が必要だと思います。

以前も少し書きましたが、「レイヤーマスク」のサムネイルの色(モノクロ)と、マスク操作時に使う選択色の矛盾に結構苦しめられました。
何の事はない、「レイヤーマスク」のサムネイルを無視して、ComicStudioと同じ様に「黒で描く」と「透明で描く」で操作できるんだ、ということさえ押さえておけば、取り敢えずはなんとかなるんですが、当初はトーンを削る(消す)のに「白」で描いて「???」ってなってしまうことが頻繁にありました。20150606-02Windows Snipping Toolを使ってスクリーンショットを取って、そのままそこで手書きで説明を書いたので、字が汚くて見づらいです。これは後日作りなおします。さすがに美しくないですから…(^_^;)。

ここで「他レイヤーを参照選択」を使っていますが、デフォルトの設定では、「領域拡張」が大きすぎるので二値原稿(モノクロ原稿)制作だとOFFにするか0.1くらいにしておくのがいいと追加説明しました。
後日「選択範囲」関係のプリント製作時に改めてそういう記載を書き加えました。

全然関係ない話ですが、「自動選択」ツールって「マジックワンド」って呼ぶんですよね。
アイコンもよく見ると「魔法の杖」の様になっています。
これって元々はPhotoshopでの呼称なんでしょうか?Photoshopでのショートカットは「W」。wamd=杖の頭文字なんですよね。最初に考えたのはやっぱりPhotoshopの開発者のKnoll兄弟なんでしょうか?
ちなみにComicStudioでのこの機能は「マジックワンド」と呼んでいます。

「タグ」での検索、項目が多すぎて絞り込みづらいです。名前でのソートも出来ないし…。
以前も要望で書きましたがソート機能をきちんと付けてくれないと、マジに使い勝手が悪すぎてダメダメです。早くComicStudioで出来たサムネイルのソート機能を搭載して下さい。20150606-03冒頭に書いている「トーン化」のことですが、CLIP STUDIO PAINTでの「トーン化」の意味と、広い意味での「トーン」の意味に違いがあるので、混乱が生じる可能性があります。
例えばIllustStudioでは、カラーのパターンも「トーン」と呼んでいました。レトラセットからCOLOR TONE SUPERというPANTONEカラートーンもありました。

CLIP STUDIO PAINTの場合、素材のプロパティの「トーン化」のチェックをせずに、基本色がカラーの書類に張り込んだ場合は、グレースケールならグレースケールのま ま、カラーならカラーのまま、つまりその色深度のまま貼られるという意味になっています。広い意味での「トーン」の概念なら、カラーのままでも「トーン」じゃないの?ってことになるんですが…

ところが、CLIP STUDIO PAINT上での「トーン」とは「トーン化」=「網・砂目などの一定のパターンで減色したもの」のことを指していて、厳密には一枚目に書いたように「ベタ塗りレイヤー」を「トーン化」したものを「トーン」レイヤーと呼んでいます。

ここに気付くまで、ちょっと混乱することがありましたが、「CLIP STUDIO PAINTには『トーン』という素材は存在しない。すべてのレイヤーを『トーン化』することが出来る」ということを理解できれば成程と思えるようになると思います。

それと、ここで説明している「塗りつぶしツール」の(基本塗り作業用)は、てっきりデフォルトで入っているものだとばかり思い込んでましたが、自分が登録したサブツールでした。ここは修正しておかないと…。20150606-04最後の貼り方の部分が結構大雑把ですが、一番最初の段階は「やってみよう」レベルなので、後は実習という段階に入ります。

ここでポイントなのは、【5】に書いていいる「トーンの貼り足し」「トーンの消し」の時に使う「選択色」の所です。特に「トーンの貼り足し」は「黒」でも「白」でもOKなんですね。
ここは出来れば、「黒と透明」しか選択できないようにビューが変わってくれてもいいんじゃないかなと思います。
二値で描くときには、「メインカラー・サブカラー」は「黒・白」で固定化したくなります。表現色が「モノクロ」のレイヤーを選択しているときは、その方が紛れがなくていいんですが…。
それが無理なら、せめて「メインカラー・サブカラー」を「黒・白」に戻せるアイコンがあればなぁと…。Photoshopにある奴ですよ。あれ欲しいと思っています。

こんな感じの「プリント放出」ってのも時々やるかもしれませんので、時々覗いていただけると嬉しいなと思っているブログ主でした(*‘ω‘ *)

ちなみに、このプリントで使っている画像は、データクラッシュして既にこの世に存在しません…。・゚・(ノ∀`)・゚・。

【休】ちょっち体調良くないかな?

今日はイマイチ体調は良くないです。
天気が変わった時には、血圧が変動して体調がイマイチになるので、そこら辺のような気がします。
今月はMRI検査とCT検査に加えて、市の胃がん検診も入ったので、しっかり見てもらっておかなきゃ(^_^;)。

さて、今日も気がつけば日付が変わってからのさかのぼり更新です。
今の自分にやること多いとは言っても、現役で週刊連載しているマンガ家さんに比べたら微々たるものです。自分もわずかながら週刊で連載した経験があるので、長期にわたっての連載がどれくらい大変なのかは十分想像できます。

昨日UPした授業用のサンプルイラストですが、トーンも貼っていないしベタも入れていませんが、ペン入れ段階でこんな感じになりました。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

この線画だったら、カラー化も出来そうですが、まぁそれは気が向いたらということで。

何か画像を貼らないと寂しいので、なんとなく貼っているんですが、出来れば、もすこしちゃんとしたイラストを公開したいです。

 

【休】描き直し(^_^;)…

先週、授業で使う説明用サンプルとして、一枚イラスト(キャラクターデザイン風)を描いたんですが、そのファイルが読めなくなってしまい愕然となってしまうというトラブルを味わいました。20150602-02この「ねぐら☆なおのマイキャラ02.lip」…左の下描きを最期まで仕上げたファイルだったんですが…20150602-03

こんなアラートが出てしまって、開けなくなりましたorz…

原因はよくわかりませんが、ディスクの整理の為に何度かコピーを繰り返していたので、何らかのディスクトラブルなんだと思います。(一番古い1TBのHDDがちょっと怪しくて…。他にも幾つかファイル壊れていました。)

CLIP STUDIO PAINTで描いたマンガは有るには有るんですが、エロ絵が入っているので、授業内ではちょっと開示できないので、課題に合わせて描いた絵だったんですが…(^_^;)。。。

仕方がないので、急遽新たに描き直し。まだ未完成ですが、同じ絵を描くのもつまらないので、改めて描いてみました。
20150602-01こんな感じで描いています。

元々は以前落描きで描いたバストアップのイラストだったんですが、その絵を縮小して全身絵に描き直しです。

自分はComicStudioでもレイヤーを分けて描いていたので、CLIP STUDIO PAINTでもレイヤー分けで描きます。

でもこの調子でマンガを描くと相当ファイルがでかくなります。そのためファイルを保存するのも結構時間がかかることがあるので、ちょっといらいらすることも…。

ComicStudioではレイヤーを別々のファイルに分けて保存するので、作業途中での保存はあまり時間がかからずに済みます。更にはレイヤーのいずれかにトラブルが生じてファイルが読めなくなっても、生きたレイヤーがあれば、結構復旧できると言うメリットも有ります。
上のトラブルも、ComicStudioの様な保存形式だったら、ある程度復旧できたのになぁ…、なんて思ったりもしますが、まぁこればっかりは仕方ありません。
もし将来的にCLIP STUDIO PAINTがComicStudio形式保存に対応してくれるのならば、互換性がないレイヤー形式があったとしても、CLIP STUDIO PAINT形式と併せてComicStudio形式で保存しておくという保険をかけると思います。

ちなみに、一部のlipファイルが壊れてしまった場合、cmcを開いてページ管理ウインドウを閲覧することができなくなる場合があります。細かい現象の検証はまだやっていませんが、これもおそらくディスクトラブルによるファイルの破損が原因じゃないかと思います。

いずれにせよ、ファイルの保存とバックアップの体制をしっかりしておくに越したことはありませんね…。

初めてのMacOSX~クリスタ~…自分も試されている(^_^;) 

昨日のエントリーへのアクセスが凄く多かったので、クリスタの「トーン」について、多くの人が色々と思うところがあるんだろうな、ということを実感しました。

昨日授業用のプリントを作っている過程でちょっとまとめてみた「トーン化」の法則。
「法則」というと、ちょっと大げさだけど、理解するきっかけにはなると思います。

  • すべてのレイヤー/フォルダを「トーン化」することが出来ます。
    (ただしコマ枠フォルダを除く)

  • キャンバスに貼り付けた「素材」→「カラーパターン」「単色パターン」は、原則「トーン化」されます。

  • 貼り付けた読み込み画像も、原則「トーン化」されます。
    (「ファイル」→「読み込み」→「画像」/「画像からパターン」)

  • 「トーン化」は、キャンバスの「基本表現色」と「基本線数」に合わせて行われます。

  • 貼り付けて「トーン化」された「素材」はいつでも状態を変更できます。
    「操作」ツールの「ツールプロパティ」サイズ・タイリングの編集
    「レイヤープロパティ」トーン効果の編集

もっと色々と書きたいところだけど、明日金曜はいよいよ東美の一年生の授業がスタートなので、そろそろ休みます。

初めてのMacOSXと初めてのコンピュータグラフィック制作~CLIP STUDIO PAINTと初めてのスキャナ取り込みなので、情報量が多くてちょっと大変そう。自分の能力も試されているという覚悟で望みます。

そんなわけで、今日はホントに形だけの更新ですみませんm(__)m

クリスタの「トーン」の概念について…

人に伝えるためにまとめるという作業は、客観視できるようになるというのが大きなメリットですね。

授業用のプリントで「トーン」のことを説明しようと進めていて気付いたこと…。

そう思ったら「トーンの使い方」という視点で説明するのは正しいんだろうか、と思ってしまいました。

マンガを描くときに使う道具の一種なので「トーン」には違いないんですけど、CLIP STUDIO PAINTでは、「トーン」の概念を根本的に見なおして、もっと自在性を増すという方向で組み込んだ、という視点で捉えてみると、各ツールの挙動が結構腑に落ちるようになってきました。

凄く抽象的な言い方ですけど、好意的に見れば、セルシスが意図していることは、おそらく長期的なスパンでマンガ界の多様性に柔軟に対応できるアプリケーションにする、という位置づけにしたいんだろうな、と想像できます。

CLIP STUDIO PAINTでおそらく引っかかるツールの一つは「操作」ツールじゃないかなと思っています。
これが理解できるようになれば、おそらくCLIP STUDIO PAINTの操作に対しての戸惑いはかなり解消されるようにも想像できます。

例えば「トーン化」した「画像素材」の操作について…

「トーン化」そのものの調整は「レイヤープロパティ」で行いますが、「画像素材」そのものの操作(拡大・縮小・回転・タイリング)は「操作」の「オブジェクト」ツールプロパティの【画像素材編集中】で行うというわけです。

「タイリング」された「画像素材」を貼り付けると、変なところに「リサイズハンドル」が表示されてしまうので、

『 なぜこんな辺鄙なところに「リサイズハンドル」が表示されるんだよ! 』

…ってイライラしてる人も多いんじゃないでしょうか。(自分がまさにそうですw)

「操作」ツールにして「画像素材編集中」で「タイリング」をOFFにすると、基本パターンは「リサイズハンドル」の位置のみに表示されます。
逆に「素材のプロパティ」の「貼り付け動作」の「拡大縮小」をON、「タイリング」をOFFにして貼り付けたら、貼り付けた場所に「リサイズハンドル」が表示されます。20150527-01

貼った後に「タイリング」をONにしたら、「リサイズハンドル」の場所はそのままに、「タイリング」されるわけです。

あぁなるほど…

『 ベースとなる「画像素材」の位置に「リサイズハンドル」が表示される 』

ってことかな?

ということで実際に確認してみたところ、「リサイズハンドル」の表示位置には以下の様な法則がありました。

  • 「素材を貼り付ける」コマンド使用
    → キャンバスの中心
  • ドラッグ&ドロップで貼り付けた場合
    → ドロップ場所

…そう考えると、「リサイズハンドル」は変な位置に表示されるわけではないんですが、キャンバスの隅っこの領域に貼ったパターンの調整をするために、離れた場所の「リサイズハンドル」を操作するハメになるというのはやはり馴染めません。
「リサイズハンドル」を「タイリング」の時には自動的に操作しやすい別のUIに切り替わるという機能でもついてくれれば大分違うような気がします。

多くのユーザーが求めているのは、「目的に最適化されたツール」なわけですが、「ComicStudio」=「CLIP STUDIO PAINT」という図式では捉えることが出来ない人が多かった、というのが現実な訳です。
むずかしいですね…。ユーザーが今現在求めているものとメーカーが目指しているものが必ずしも一致しているわけではないという現実。

しかし、限定的な範囲ですが、移行に難色を示している人の意見を垣間見る限りは、マンガの描き方・スタイルなどが人によって全く違うと言っても、求めているものは案外共通項が多い様に見えます。
実際ComicStudioに搭載されていたのにCLIP STUDIO PAINTに搭載されていないという機能が有るのは事実だし、それが人によっては致命的な場合は移行を保留するのも頷けます。

またループしてしまうんですけど、セルシスさんは、移行を保留・断念している人の具体的な意見・視点をアンケートでも取って検証してみたほうがいいんじゃ無いかと思います。

「こうすればComicStudioでやっていたのと近い結果が得られますよ」というのが必ずしも最善の解決方法じゃないというケースも多々あるので…。

 

【休】CLIP STUDIO PAINTプリント格闘中

授業で使うCLIP STUDIO PAINTのプリント。
手を変え品を変えて、少しでもわかりやすくするために図版を用意しています。昨日も少し書いたけど、これがちょっと大変な作業。

今回「初めてのデジタル原稿制作」の授業になるので、ある程度デジタルの基礎知識も抑えておかなければ…という側面の解説も行っています。

プリント丸々は無理ですが一部を後悔…もとい公開。

「レイヤー」の話。
一昔前は「アニメのセル画のようなもの」という説明をしていましたが、今それが通用しなくなってきたので、少し具体的な図式を示したり、「模型」を見せたりするようにしています。

20150526-02「解像度」の話。
みっちり話すと凄く長くなってしまうので、簡潔に説明しようとしたら、こんな感じになってしまいました。
まだこれじゃないなぁって思ってますので、今後色々と試行錯誤して改定していくことになるでしょう。
(実際これも改定版です)20150526-03ちなみに「ppi」だとか「ドットピッチ」だとかも説明しようとしたら、無駄に長くなってしまって、余計にわけわからないくなってしまいました。

「CLIP STUDIO PAINTに画像を読み込んだ時の説明」
授業内で実際にやる予定の手順に従った説明。手取り足取り説明しようと試みると凄まじく長くなってしまうので、できるだけシンプルにしようとしてるんですが…なかなか難しい。
またもや無駄に長くなってしまいます。20150526-04デスクトップのスクリーンショットは自分のMacBookProです。
Dockは右側配置が好きです。アイコンが細かくなりすぎてちょっと視認性悪いです。

こんなことやりながら、もう片一方で嫌なトラブルに遭遇してしまいまいた。・゚・(ノ∀`)・゚・。20150526-0190ページ超の同人誌用のマンガ原稿と、ページ管理ファイル。cmcを読み込もうとしたら途中でエラーのアラートも出ずに読み込み中止。

わけがわからないのでlip単位で開くかどうか調べてみたら、一部のページが上のような状態になって、開けないという悪夢。やばいな。

取り敢えず、取れる措置を取りながら対応するしかない状況。一番古い内蔵1TBが既に危ない状況なのかもしれないなぁ…orz