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今日の落描き -セーラー服キャラの昔と今-

「セーラー服はNGだった話」のエントリーへのアクセスが、何故か凄く多かったので、ちょっと驚きました。

古い原稿ですが、二色カラーでセーラー服を描いている原稿があったのでスキャンしてみました。劇画系雑誌の巻末二色で軽いエロギャグネタをやっていました。
写植部分の接着剤が変質して剥がれている上に、原稿にシミが付いてひどい状態なので、いずれ復元しなきゃ行けない原稿ですが…。

20150207-scan02ネタ的には某TVゲームと某シューティングゲームです。
なんというか、時代を物語ってますね。雑誌発表年は1987年です。ちなみにこの年に発売されたファミコンゲームは「ドラクエ2」「ファイナルファンタジー」「桃太郎伝説」など…。
実は他のページはもしかするとヤバイかもしれない絵が入ってます。エロ以外で…

これ見ると、基本的には自分のセーラー服の描き方あまり変わっていないんですよね。実物を見て描き方を身につけたというのではなく、「セーラー服」を記号で描いてしまっているんです。
本来ならちゃんと構造を把握理解して描くべきなんですが、当時実物が手元にあるわけでもなく(^_^;)、セーラー服を見せてくれる彼女がいたわけでもなかったので(T_T)、雑誌などの写真を参考にして描くしかありませんでした。
でもそれだけではよくわからないので、記憶と印象だけで描いていたんですね。本当はそれじゃいけないんですけど…。
今思えば、お世話になっていた出版社はほとんどエロ系の出版社ばかりなので、頼めばグラビア撮影用のセーラー服くらいあったのかもしれませんが、当時はそこまで頭が回りませんでした。

そんな構造を把握も理解もしていない自分なので、今描いても、こんな感じになってしまいます。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

ちなみにこの娘も引き続きここ数日描いているヒロインの女の子です。背景はものすごく適当に描いています(^_^;)。まだきっちりと舞台設定ができているわけではないので…。

こんな感じで、アニメのイメージボードのような感じの落描きしつつ、少しずつ作品やキャラのイメージを固めている段階です。もう少し練り込んで早くネームにしたいなぁ…。

今はそんな段階ですが、現在ちょっと別件で色々と忙しくなっているので、これから更新内容がしばらく簡易になるかもしれません。

今日の落描き -セーラー服はNGだった話-

大雪になるって言ってた割にはさほど降っていなくてホッとしてます。
明日は市のがん検診の日なので、あまり積もってほしくなかったので、これ以上は降らないで欲しいなぁと…。

んで、今日の九時以降は何も食べられないし、明日も早いので早めに休むことにします。

というわけで、今日も落書き(^_^;)

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

昨日描いていた女の子と同じキャラです。線は整理していないのでかなり汚いので、こんなの公開するのもアレなんですが、半分は自分のメモ用の落書きなので…。

そういえば、セーラー服なんですけど、一時期エロ漫画では「描かないで下さい」と言われたことがありました。
メインキャラの女の子は別にセーラー服を着ていないのに、背景モブにセーラー服を描いただけでダメ出しされたことがあったくらいです。

過剰反応じゃないかなぁとも思いましたが、いわゆる「大人の事情」で変更せざるを得なかったのです。女子中学生・女子高校生の象徴的な制服ということで、規制側が目安にしていたという話を、とあるエロマンガ誌の編集さんから聞きました。
しかし、セーラー服はダメでブレザーならOKというのが今から思えばとてもナゾでしたね。
今は女子高生の象徴といえば、チェックのスカートとリボンタイ…なのかな?

ちなみに、自分の初単行本のタイトル作品「ファーストレッスンABC」のヒロインはセーラー服でしたし、メロンコミックのデビュー作も確かセーラー服でした。その後もセーラー服を制服として描いたケースは多かったです。描くの結構好きだったので(;´Д`)……

そんなわけで、なんとなくセーラー服のヒロイン描きたいなぁ…なんて思っています。

 

-追記-

いつ頃言われたのか、なぜダメだったのか、ちょっと思い起こしてみたら、90年台にアダルト業界でブームになり、社会問題化した「ブルセラ」が一番の原因だったんじゃないかと思います。

まさに「ブルマー」と「セーラー服」が性的対象とみなされたわけですから、「女子高校生」の象徴でもあり記号でもあり、フェティシズムの対象でもあったということが、一番の「規制」の原因だったんでしょう。

ちなみに、いわゆる「ブルセラ」系の雑誌で連載していたことがあります。
まさに題材は「女子高校生」でした。ちなみにその作品群は単行本化されていません。手元に一応原稿は返ってきていますので、いずれはまとめておきたいと思います。

今日の落描きと学校の話

専門学校D校の二年生の授業が終わって、あとは一年生の授業数回と試験を残すのみ。
二年生の授業が午前中だったので、悠々自適に昼から一年生の出講へ。
二年生の成績を提出して追試(追レポ)の指定をして、一年の練習用ネームのチェック。

自分は学生さん達の進捗を確認しながらノートに構想中の作品のキャラデ_〆(・ω・` )カキカキ……
なんとなくその勢いで「今日の落書き」描いたり…。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

既に授業を終えている専門学校T校は、そろそろ卒展が開催されます。毎年凄く高いクオリティの作品群が発表されるので今から楽しみ。

専門学校も学校なので、当然、試験とか進級とか単位とか出席とか、学生時代にはイヤになるほどのしかかることに関わっているわけですが、まさか自分がそういうことに関わるようになるとは、昔は思ってませんでした。

私の母方の祖父と祖母は教育関係者でした。母は私に教師になってほしいと思っていた時期がありました。
しかし、自分は教職になんか全く興味がなかったのです。なにしろ大学も教職課程を希望する場合に必要な夏季休暇中の必須講義をパスしたので(^_^;)。(教職希望の場合のみ必修だったんです)。

結果的に大学在学中に「漫画家」になって、今はまさかの「講師」やってたりするから不思議なものです。結局教育関係の仕事をすることになったわけですし…。

漫画の専門学校というのは、本質的には「漫画家」を目指す人が学ぶ場なんですが、卒業して漫画家になっている人は当然ごくわずかになります。当然全員が全員漫画家になれるほど甘い世界ではないので、卒業の頃になると、凄く気を揉む親御さんが居らっしゃるのもどうやら事実のようです。何しろ具体的な「就職」という目標を達成できる業種ではないので…。
アニメの場合は、実際にアニメ製作の現場に就職、ゲームの場合は、ゲーム制作関係の現場に就職という、結構具体的な達成項目があるので、親御さんも安心するみたいですけど…

実際卒業後、アルバイトで生計を立てながら、作品を描いて編集さんに見て指導してもらい、時にアシスタントをする、というプロ予備軍の子も結構いるようです。その中からプロとしてデビューできる人はさらに限られてしまいます。

昨今のプロになるステップは、従来型の雑誌の賞レースに残り、「デビュー」するというステップだけではないので、様々な現場に合わせて対応できる能力も必要となりそうです。セルフプロデュースする能力も必要なのは間違いありません。

多角的な情報収集を行い、臨機応変に積極的に自己アピールする必要があるなぁと、自分でも痛切に感じています。

うん。ホントにね…。

コミケ88申し込み

年に二回の大イベント、コミックマーケット。その第88回の夏コミの申し込みが始まっています。

郵送の申し込みは水曜までに完了のこととなっていますが、オンラインは12日までに決済、19日までに完了となっています。
ギリギリになると決済に時間がかかる場合があるので、早々に済ませました。

ずっと毎回申し込んでいて、幸いにしてほぼ毎回当選しています。
一般での初参加は22回、サークルでの初参加は23回以降でした。まだ晴海で全館使っていない頃のことでした。当時のコミケカタログ、今の規模からは想像できないくらい凄く薄かったんですよね。

PENTAX MX-1 / Adobe Photoshop CS5 補正トリミング

PENTAX MX-1 / Adobe Photoshop CS5 補正トリミング

20150203-02なみに、「符列社」というサークルで初参加したのは、コミケ24でした。大学の学漫との合体での参加でした。もちろんまだデビューしていない頃です。
このサークルカットはその第一回目のものです。モザイクかけているのは当時の住所・名前を記載しているから…当時は個人の住所を記載しているサークルは結構多かったですね。おおらかというかなんというか(^_^;)。

この「プレネリアVol.1」は、当時大胆にも200部も作ったんですが、50部を先に先輩がガタケットに持って行って完売していて、残りの150部持ち込んだ本が昼前に完売という奇跡的な売上を果たしました。
それから約二年位「符列社」を続けて、その間に自分はデビューすることになり、大学内のメンバーは卒研入ったり就職したりで動けなくなって、ファイナルを出して「符列社」としての活動は終了しました。

その後はずっと参加し続けていたというわけではなく、大体メッセで開催されていた頃はコミケには参加していません。
やがて、再び晴海に戻った頃に「越後屋企画」でサークル活動を再開しました。それ以降何回かの書類不備落選はありましたが、毎回参加しています。

冬の申し込みは夏コミ直後なので慌ただしいんですが、夏の申し込みは冬コミ終わって少し経ってからなので、ついつい忘れそうになってしまいます。先日コミティアの開催日を忘れていた自分ですが、今回のコミケの申し込みは幸にしてTwitterのタイムラインで気付きました。(ある意味危うかったとも言えますが…)

Circle.msさんの Web申し込みサービスのおかげで、結構楽になりました。当初システム利用料が掛かり過ぎると思って使っていませんでしが、一度使いはじめると利用料分のメリットが大きくて、もう郵送申し込みには戻れません(^^ゞ。
夕方犬散歩に行く前にコンビニで決済を完了させ、それが反映されるのを待って申し込み手続きを進めましたが、今回の申し込みはコミケ40周年アンケートが加わっていることもあり、結構時間がかかりました。ギリギリで申し込みしようとすると危険ですよ~!

今回のカットは使い回しではなく新たに描きました。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

これは実際に申し込みに使った二値化したカットです。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

こちらはグレースケールのカットデータです。
描いてUPしたけど、描き直したくなっている自分がいます。もしかしたら描き直しするかも…。

次こそはちゃんと本出せるように今から少しずつ…と毎回毎回言っているんだけど…とにかくがんばろ…。

 

今日はちょっとお休み

今日は体調今ひとつ。
冬場は血圧の関係もあって頭痛がひどく出ることもあって、今日はそういう日の様子。

コミティアの日取りを忘れていた土曜の夕方から参加当日の日曜の間が慌ただしく、昨日ブログに書いた顛末以降に、学校の方の残務処理があって、ちょっ疲れがどっと出たようです。

そんなわけで、今日は勘弁を(^_^;)。。。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

背景作画中です。
CLIP STUDIO PAINT の方が、パース定規はかなり使いやすいけど、ベクターレイヤーの性能はComicStudioのほうがいいな。アンカーポイントの操作が出来るのは嬉しい機能。でも致命的な問題がイヤ。消しゴムで交点削除すると、線の太さなどの状態に大きく影響が出るのがどうにも許せないんだよなぁ…。

トップ絵の更新準備 -3- (完成)

昨日に引き続き、今月中にUPしたかったので、ちょっと集中してみました。

髪の毛の陰影を不透明水彩ブラシで描き、水筆でなじました後、ペンツールを使って陰影のエッジを中心に髪の毛のディテール用の線を入れていきます。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

水筆でなじましている関係で、エッジが甘くなっている所もあるので、シャープになるようにします。
髪の毛の流れを意識しながら重なりも考慮します。
併せて、少し毛のほつれも加えておくとディテールアップします。

クリッピングレイヤーでハイライトを入れます。モードは「覆い焼き(発光)」です。
ちなみにハイライトを「Hilite」と書くのはクセです。これじゃ煙草の銘柄ですね。もちろん「High Light」が正しいです。(時々レイヤー名の綴りがいい加減だったり間違ったりしてるのはご愛嬌(^_^;))

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

これでキャラクターの部分は完成です。

Windows7 Snipping Tool

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人物の裏にきちんと白マットを入れて、人物が不透明になり、人物以外が透明になるようにしておきます。今回は髪の毛のベースカラーが事実上の白マットと共通となっています。

これから背景を作成します。
背景は「雪山」風にしてみることにしました。ウチのサークル「有楽舎工房」で出している背景素材集を使用しています。ファイル名「snow_forest_01」という線画の背景素材です。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

このままだとモノクロなので、彩色します。

空の部分を抜き、読み込んだこの画像の下に、夜空のグラデーションをラスターレイヤーに描画し、雲のブラシ(CLIPの雪雲_PG0034使用)で雪雲風の淀んだ空にしました。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

さらにその上に「青空」のグラデーションレイヤーをソフトライトで重ねてみました。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

これで、グレースケールの線画も寒色系の色味に変わったので、それっぽくなってきました。

でもこれだけだとさすがに味気ないので、新しいレイヤーを加えてその上に不透明水彩でぺたぺたと陰影をつけていきます。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

割とそれっぽくなったので、これで妥協(^_^;)。

キャラクターのレイヤーをONにしてみました。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

このままだと不自然なので、前後にレイヤーを加えて「雪」を描きます。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

ブラシは、CLIPにて、ぱーらめんとさんの「散らしブラシ 樱花、雪、風(葉)」を使用しました。「牡丹雪」が自然な感じで素敵です。

これで一応完成です。トップ絵用には文字を入れました。
pixivに高解像度版をUPしましたので、よろしければ御覧くださいませ。

 

トップ絵の更新準備 -その2-

昨日に引き続き、彩色作業。
途中の段階をそれほどマメにスクリーンショット取っていないのでお目汚しになってしまいますが…。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool口元に当てた両手の手袋に無駄に時間をかけてしまいました(^_^;)。

最初はミトン手袋の予定でしたが、思ったよりも形が取りにくかったので、五本指手袋に変更。
編み目による模様は、乗算で重ねたレイヤー上でパステルチョークブラシで描きましたけど、ものすごくいい加減にやったので、編み目らしくなっていません。

毛糸の感じを出したかったんだけど、やりだすとおそらく終わりが無いと思うので、この程度で妥協しました。
自分の能力的にもおそらく気力が続かいような予感。

当初口元は両手で覆って隠れているように描くつもりでしたが、手の位置の関係で見えている状態になったので加筆。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

髪の毛の陰影描きながら、l「ウエーブヘアにしなければよかった…」と、ちょっと後悔中。でもふわふわの感じが欲しかったので、やはりこの髪型かなと。

髪の毛はベースカラーを塗った後、陰影部を不透明水彩ブラシで髪の毛の流れに沿ってツヤの入り方を意識して二段階でざっくり描き、そののちに水筆でなじませるという描き方をしています。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

スクリーンショットの状態は、不透明水彩で二段階彩色した状態です。この後水筆で伸ばしていきます。

この後ハイライトを、「スクリーン」モードのレイヤーと、「覆い焼き(発光)」モードのレイヤーを使って入れていきます。

それはまた後ほど…。今日はこのくらいで一休み。

トップ絵の更新準備 -その1-

トップの絵は年賀状用の絵を使っていますが、1月もそろそろ終わりなので、新しいのに変えようと描きおろしています。

奥さんのお手伝いもあるので、早めにUPしたいと思いつつも、いつもの落書きよりはちゃんとしたものを描いておかねばならんでしょう。

作業はCLIP STUDIO PAINT EXです。サイトのトップ絵にしか使わないのなら低解像度でもいいんですが、今回は後々印刷に耐えられるようにA4サイズ350dpiにしています。

いつもなら、下描き→主線→彩色という手順で描くんですが、今回はちょっと変えて描いてます。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

まずはざざっと下絵。
金曜日は関東地方も雪らしいので、冬らしい雰囲気にしたいなぁと思いながら、イヤーマッフルとマフラーと手袋で雪の中はーってしている女の子です。
主線を描く場合は、この段階からさらに線を整理して行くため、下絵を元に新しいレイヤー上に下絵のブラッシュアップを行いますが、今回はこのまま彩色に。大丈夫かどうかはやってみてから判断。

というわけで、まずは女の子の彩色に早々に入りました。
パーツごとに彩色するのはいつものことですが、今回は基本塗り→基本陰影→輪郭補強→陰影細部→輪郭細部補正という手順で描いてみています。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

画面内に基本色にあたる色をペンツールで乗せておいて、スポイトで拾って彩色します。カラーセットに登録してもいいんですけど、どの色使ったかわかりにくくなるのでこの方が安全確実です。

今のところはまだ顔と前髪とマフラーくらいしか出来ていません(^_^;)。。。。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

目の彩色の仕方は、実は完全に固定化していません。おかげで自分の絵なのに自分の絵じゃないみたいに感じる時があります。漫画の場合はキャラごとに法則を決めて塗るようにしていますが、単枚のイラストの場合は試行錯誤しながら、自分にあった基本的な塗り方の法則を探しているんです。

とういうわけで、イラストは未完成なので、今日のところはこれくらいで一休みします。

Windows10評価版を使ってみた。

Windows10 Technical Previewの評価版をインストールしてみました。

既に去年10月頃に公表されていた評価版でしたが、特にインストールするわけでもなく様子見してただけでした。Windows7のメインストリームサポートが終了したので、今年中にリリースされる予定のWindows10には変更しなきゃいけないかなと思ってはいましたが、先日Windows10のイベントで発表されたWindows7・Windows8/8,1からWindows10へのアップグレードが無料とのことなので、今のうちから少し触っておこうと思い立ったわけです。

…とは言っても、評価版をWindows7のメインマシンに入れる訳にはいかなので、仮想環境にインストールしてみました。使い勝手を確認したいという程度なので、今のところはこれで十分です。

ダウンロードは、[ Download Windows 10 Technical Preview ISO ] の[Download links ]以下[Japanese]の[ Windows 10 Technical Preview (x64) ]を選択しました。先日落書きしながらダウンロードしていたのはこれです。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

自分はダウンロードしてインストールしてから気づいたんですが、どうやら丁度ビルド9926がリリースされたタイミングだったみたいですね。

仮想環境はVMWare Playerを使用。
新規仮想マシンを作って、インストーラディスクイメージファイルを、ダウンロードしたISOファイルに指定して仮想マシン起動させたら、早速インストールスタート!
順調にインストールが進行、簡単じゃん!……と思ったら、途中失敗したのかという程時間がかかってしまい、一回VMWareを終了させて再チャレンジ。
それでも同じ所で止まったかのような状態になるので、思いきって放置して就寝したら、一応無事に進んでいたのでただ時間が異常にかかっていただけのようでした。

既にMacBookProのBootCampやVivoTabNote8で使用しているMicrosoftのアカウントでログインして、無事に起動完了。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

既に情報に出ていた通り、Windows8のモダンUIがスタートメニューの横にくっついた形になっています。
少しはWindows7の様な感じに戻っているのかな、と思ったけど、Windows8.1とさほど関わっていないように思えるんだけど…。うう~ん、これじゃない感がします。

早速奥さんのリクエストで、Adobe PageMakerがWindows10で無事に動くかどうか確認。
実は奥さん(中村地里)はネーム作業をPageMakerでやっています。100ページ超の作品のページの削除挿入やネームのページ間移動が簡単に出来るというのが大きな理由です。Windows10で無事にPageMakerが動くのなら、仕事はPageMakerでネーム・ComicStudioでモノクロ原稿・CLIP STUDIO PAINTでカラー原稿という体制で続けたい、とのこと。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

PageMakerはInDesignが出る前のDTP用アプリケーションです。
実際かなり古いアプリケーションですが、Windows7や8でも動くことは確認していましたが、無事に10でも動きました。出力はAcrobat使ってたりするので、本来のDTP目的だと色々と厄介な問題がでそうですが、本来のPageMakerの使用方法とはかなり違う特殊な使い方でもあるので、特に問題はなさそうです。

さてまず大丈夫なはずなんですが、CLIP STUDIO PAINTもインストールしてみました。
手持ちのEXのライセンスはすべてインストール済みなので、浮いているProのラインセンスで認証を試みましたが、何故か自動認証に失敗したためちょっと手間がかかりましたが無事にインストールは完了。

しかし初回起動時のグラフィック性能チェック結果では、「3D機能が正常に動作しない可能性があるコンピュータです。」と表示されてしまいました。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

仮想マシンだから仕方ないかな、と思っていましたが、これ実はVMToolをインストールしていないからだったのです。後ほどVMToolをインストールしたら、無事に解決出来ました。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

じゃ、早速落書きでも…と思ってWACOMのドライバをインストールしてみたんですが、残念ながらハードウエアとして液タブは認識してくれなかったようで、筆圧感知なしのままとなりました。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

さすがに筆圧感知なし、しかも素早いペンの動きは拾ってくれないという状態でした。ザクザク描くことが出来るのなら、下描き位は出来るんですが、どうやら仮想マシン上では難しそうです。

結局液タブ使って無事にお絵かき~までは行けませんでしたが、取り敢えず動かせたというだけで今のところはOKとしましょう。

VivoTabNote8でアカウントに紐付けしたWindows8のXboxゲーム(MSのソリティア・マインスイーパ・ジグソー)のゲームデータを仮想マシンの環境下では読み込んでくれなかったのは残念。
ストアで「ライセンスあり」と表示される状態でダウンロードしてからの起動したら認識してくれると説明があったけど、何度やってもアカウントが読み込めませんでした。

うう~ん…デスクトップでプレイしたかったのになぁ…

何にせよ、も少し使い勝手を改善化するために必要な情報を仕入れながら触って見る必要があるのは間違いなさそう。リリース後に直ぐにアップグレードしても大丈夫かどうかの検証もしなきゃ…。

今日もクリスタ落描き

作業しながらふとVMWareにWindows10入れてみようかと思って評価版をダウンロード。
容量が大きいのでダウンロードに時間がかかってるその間に、ちょっと落書きモード。

フルハイビジョンサイズ(横1920px×縦1080)のキャンバスを用意して、最初は何も考えずに描き始めましたが、この横長のフレームって本当に難しい。
最近はアニメーションもこの比率で作成されているので、視覚的には見慣れているはずなのに、いざ描いていると、思ったよりも構図が取りにくい。マンガのコマは比較的横長で構成することが多いけど、紙のサイズの縦横と同じ比率4:3くらいコマが多いように思います。自ずとそういう構成になりやすいからなのかもしれませんが…。
でもこういう比率だと最初からわかっているんだから、まず構図を決めて描くべきだったのに、ノープランで描き始めてしまったため、バストアップで左右にぽっかり空間の空いた絵になっていました。

CLIP STUDIO PAINT EX / Windows7 Snipping Tool

CLIP STUDIO PAINT EX / Windows7 Snipping Tool

なんかギャルゲかエロゲの立ち絵っぽくなってきたので、そういう絵にしてみようかと思ったけど、作りこみするほどの絵じゃないので、単純にキャンバス90°回展して縦構成のロング絵に変更。

ざくざく描いたラフに対して、ろくに主線のクリーンナップもせずに塗り始めてしまって、なんとなくキャラ絵は完成。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

本当にノープラン過ぎて、このままじゃあまりにも寂しいので、CLIP STUDIO PAINTに最初から入っていた背景素材の上に乗せてみたら…

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

キャンバスを縦に変えても、結局ギャルゲかエロゲっぽくなってしまったという(^_^;)

ノープラン落書きでも、もう少しちゃんとした構図の絵を描くように心がけたほうがいいだろうな、という反省をしつつ、恥も顧みずに公開をしてみました。