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しばらく忙しいです…

今月は奥さんのお仕事の手伝いが結構大きな比重を占めていますが、そんな最中やっておきたい事がいくつかあり、そのための時間づくりも結構シビアだったりします。

昨今「落描き」しているのも、その準備のようなものですが、とにかく形にしなければ意味が無いので、時間を有効に使わなければいけません。

今週は特に学校の卒業展とCP+もあるので、気合入れて作業します。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

いきなりぶっ壊れたモニタ

自分のモニタではなく、奥さんのモニタですが、予兆もなくいきなりぶっ壊れてしまいました。

奥さんの作業環境は、WACOM Cintiq24HDとASUS VS239H-Pのデュアルモニタ。ASUSの方にComicStudioの素材パレットや資料画像を逃して作業しています。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

このデュアルモニタ環境は、一度その利便性に慣れてしまうと、シングルには中々戻れません。かく言う私も今はトリプルモニタで作業しています。

今日寝る前までずっと問題なく使用できてたというのに、一休みして作業再開しようと起動しようとしたら、モニタにデスクトップが表示されるどころか、電源のONとOFFが約5数秒単位で繰り返されるような状況です。
念の為にHDMIを抜いて電源のみ刺さった状態にしても全く同じ。入力信号の問題では無いことは間違いなさそうです。(その後私の部屋に持って行って接続確認をしてみようと電源を繋いでみたところ、結局同じ現象でした。)
ACケーブルを抜き差ししても変わらないどころか、Powerスイッチが反応してくれません。どうやら電源系のトラブルの様です。コンデンサにでも問題がでてしまったんでしょうか…。

仕事中なので、急遽代替モニタを手配すべく、PC-DEPOTへ行ってみましたが、24インチ前後でIPSパネルでVESAマウント対応のものが置いていませんでした。
IPSパネルを希望している理由は、図のようなセッティングの関係で、上下の視野角が結構重要だからです。店頭展示物を見る限りは、ASUSのVX239Hが性能的にも価格的にも理想的だったんですが、残念ながらVESAマウントアーム取り付けのネジ穴が付いていないので除外です。

もしかしたら、フィリップスの224E5QHSB/11を扱っていると価格コムに記載されていたので、234E5QHSB/11があるかもしれない…と思いましたが、結局どちらも置いていなかったので、店頭での購入は断念。

結局帰宅してから候補を2つに絞って奥さんに薦め、通販お急ぎ便で注文することに。
できれば月曜中に届けばいいんだけどそれも難しそう。月曜~火曜は、シングルモニタで作業することになるので、作業効率が落ちそうです。

ちなみに、私のモニタ環境はこんな感じです。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

Cintiq21UXとDELL E207WFP とApple CinemaDisplay (ADC)のトリプルモニタです。Apple CinemaDisplayはPowerMacG4に繋いで使っていたものです。いまだに奇跡的に現役中です。もちろん「HDCP」になんか対応していないので、ブルーレイはこちらでは再生できません(^_^;)。CinemaDisplayを退役させて、23インチくらいのフルHDのモニタに入れ替えたいですね、そろそろ…。

それにしても、CIntiqがどうにかなったんじゃなくてまだ良かった…と言っていた奥さん。仕事中のマシントラブルが一番怖いので、何らかの対応は考えておいたほうがいいのかもしれません。予備機がない状態だといざというときに危険、とは言え、無駄に全く同じハードを複数用意するのも現実的じゃないですし…
CintiqCompanionなどのサブでバリバリ使えるようなものがあるといいのかもしれませんね。

奥さんに薦めたのは以下の2つ。サイズ的に思いきって27インチにしてしまうのもいいかも、とのことなので、27インチのIPSパネルのモニタを選びました。

結果的に奥さんが注文したのは、iiymaのXUB2790HS-B1となりました。

がん検診帰りにKFC

今日は、市のがん検診の日でした。

幸にして木曜の雪の影響もなく、自転車でスイーッと市の保健センターへ。いい天気でした。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

検診は「大腸がん」「肺がん」「胃がん」ですが、「大腸がん」は2日分の「検体」を提出するだけで、ここで行われるのは「肺がん」と「胃がん」の検査。

iPhone5s

iPhone5s

実は自分の場合問題なのは「胃がん」の検査で、過去に血圧測定の結果検査できないと言われたことがありました。今日もそれが少し怪しいかもしれない状況です。
冬場なのも影響していますが、ここ最近ちょっと血圧高めであまりいい状態とはいえなくて、降圧剤の効き目も弱いので、もしかしたら引っかかるかもしれないなと思っていました。

そしたら案の定でした。高血圧でアウトです。

結局「大腸がん」の検体の提出と「肺がん」の検診だけして、帰路…の途中で食事とることにしました。
なにしろ「胃がん」の検診の為に昨日の午後九時からご飯も飲み物も取っていなかったので(^_^;)。

そこで、ちょっと気になっていたものを食べに行くことに。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

ケンタッキーフライドチキンの「ビストロ風ハンバーグサンド」です。早速注文して2Fへ。時間の関係かお客さんいないwww

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

一人でのんびりゆっくり食します。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

クリスピーとドリンクのセットと、好物のビスケットも注文。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

レジで「裏に食べ方が書いていますので御覧ください」とのことで、裏返してみたら、手順が印刷されていました。
早速開け口を開いて現物を拝みます(^^)

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

ほほう!なかなかハンバーグが分厚いですよ。これは期待。ソースはもう少したっぷりかと思ったけど…。
まずはがぶりと一口。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

「なにこれ美味ぇ~~~!」

イヤほんと肉が柔らかくてふんわりとした食感で、肉汁の甘みとコクが堪らないです。すごく好きな味でした!
ハンバーグというと、なんとなく肉のゴロゴロ感というイメージでしたが、これは形はしっかりしているのにふんわりと溶けるようなイメージ。なるほどこれはケンタが本機で作ったって謳うわけだ。

値段は正直高めですが、クーポン使ったセットなら納得の値段かも。これはまた食べたくなります。
ケンタッキーフライドチキンは高めですが、ほぼハズレがないのでやっぱ好きです。そして大抵頼むものの一つがビスケット。温かいビスケットは至高!

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

ちなみにモスも好きですがチキンとオニオンが中国産なのが残念。時々所沢ダイエー地下のモスバーガー使ってますが、そこにはライスバーががないのが残念。昔の焼き肉ライスときんぴらライスが好きでした。

ケンタを出た後、少し探しものがあったのでダイソー寄ったりしていましたが、目的のものが見つからず、どうしてA5版リング綴じじゃないノートってないんでしょうねぇ…。A5版くらいが持ち運びやすくて小さすぎなくていいんだけどなぁ…。

結局この日は帰宅して作業していたんですが、朝が早かったせいか夕方くらいに睡魔に襲われて負けてしまいました……。

 

 

 

今日はちょっとお休み

今日は体調今ひとつ。
冬場は血圧の関係もあって頭痛がひどく出ることもあって、今日はそういう日の様子。

コミティアの日取りを忘れていた土曜の夕方から参加当日の日曜の間が慌ただしく、昨日ブログに書いた顛末以降に、学校の方の残務処理があって、ちょっ疲れがどっと出たようです。

そんなわけで、今日は勘弁を(^_^;)。。。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

背景作画中です。
CLIP STUDIO PAINT の方が、パース定規はかなり使いやすいけど、ベクターレイヤーの性能はComicStudioのほうがいいな。アンカーポイントの操作が出来るのは嬉しい機能。でも致命的な問題がイヤ。消しゴムで交点削除すると、線の太さなどの状態に大きく影響が出るのがどうにも許せないんだよなぁ…。

コミティア…無事に終了(^_^;)

昨日ブログを書いてた時…本日2月1日開催のコミティア111の事を見事なくらいに念頭に置いていませんでした。
はい。すっかり忘れていたのです…orz

夕方に犬散歩して、のんきに発見した雪だるまのツイートをしてたりしていましたが…

散歩を終えて帰宅したら…

奥さん:「明日コミティアだって?!忘れてない?!」

 

わし:Σ(゚Д゚;エーッ!

…時間が幸にして夜の7時台だったので、急いで明日の準備スタート。 中旬位だと思っていたので、何も準備していなかったので、取り急ぎ不足分の増プレス!


トップ絵用に描いていた背景が素材集を元に加工したものだったので、ちょうどいいやと思ってそれを使ってポスターを作りました。

Adobe Photoshop CS5 / CLIP STUDIO PAINT EX

Adobe Photoshop CS5 / CLIP STUDIO PAINT EX

昨日UPした内容と重複していますが、今回「有楽舎工房」では新作もないので、モノクロの素材集でも、こういう風にカラー化して利用する方法も有るよというアピール目的です。

他に不足分の値札やサークルの名刺カードの追加プリントなど、揃えておくべきものを用意して、そんなこんなでなんとか準備完了。夜中の三時くらいには床につくことが出来ました。

そしてあっという間の(w)コミティア当日。朝は7時起きで結構冷え込む寒さ。
所沢から元町・中華街行きに乗って小竹向原駅で新木場行きに乗り換え。地下鉄の中で少しうたた寝(^_^;)。豊洲でゆりかもめに乗り換えて……

到着しました。東京ビッグサイト!

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

いずれ描くこともあるかもと思って、スナップしながら会場へ…。

PENTAX MX-1 / Adobe Photoshop CS5 補正

PENTAX MX-1 / Adobe Photoshop CS5 補正

何度見ても会議棟は前衛的だね。上に上がったことはないけど…。

ビッグサイトに向かう人の波を見ると結構女性が多かったので、もしや別の女性向けイベントが有るのかな、と思ったら、スタジオYOUカイサイノ「ウインターオンリーフェスタ2015」が東の1,2,3使って開催されていました。

PENTAX MX-1 / Adobe Photoshop CS5 トリミング

PENTAX MX-1 / Adobe Photoshop CS5 トリミング

ブースに到着したので、早速設営開始!

PENTAX MX-1 / Adobe Photoshop CS5 補正  トリミング

PENTAX MX-1 / Adobe Photoshop CS5 補正 トリミング

コミケほどのチラシはありませんが、最初にやるのはチラシの整理。

iPhone 5s / Adobe Photoshop CS5 補正 トリミング

iPhone 5s / Adobe Photoshop CS5 補正 トリミング

コミティアの存在を思い出して、約13時間にして、無事に形になりました(^_^;)。。。。。



全体的に一般参加者さんの人数が少なかったような感じがしましたが、一応そこそこ手にとって見てくださる方もいてほっとしました。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

ポスターの直接的な効果があったかどうかはわかりませんが、立ち止まって見てくださる方も結構いたので、こういうHowTo風の情報のアピールというのは今後の参考になりそうです。

というわけで、一時ははどうなることかと思いましたが、なんとか無事にコミティア111も無事に終了しました。

今日来てくださった皆様、ありがとうございました。

 

Windows10評価版を使ってみた。

Windows10 Technical Previewの評価版をインストールしてみました。

既に去年10月頃に公表されていた評価版でしたが、特にインストールするわけでもなく様子見してただけでした。Windows7のメインストリームサポートが終了したので、今年中にリリースされる予定のWindows10には変更しなきゃいけないかなと思ってはいましたが、先日Windows10のイベントで発表されたWindows7・Windows8/8,1からWindows10へのアップグレードが無料とのことなので、今のうちから少し触っておこうと思い立ったわけです。

…とは言っても、評価版をWindows7のメインマシンに入れる訳にはいかなので、仮想環境にインストールしてみました。使い勝手を確認したいという程度なので、今のところはこれで十分です。

ダウンロードは、[ Download Windows 10 Technical Preview ISO ] の[Download links ]以下[Japanese]の[ Windows 10 Technical Preview (x64) ]を選択しました。先日落書きしながらダウンロードしていたのはこれです。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

自分はダウンロードしてインストールしてから気づいたんですが、どうやら丁度ビルド9926がリリースされたタイミングだったみたいですね。

仮想環境はVMWare Playerを使用。
新規仮想マシンを作って、インストーラディスクイメージファイルを、ダウンロードしたISOファイルに指定して仮想マシン起動させたら、早速インストールスタート!
順調にインストールが進行、簡単じゃん!……と思ったら、途中失敗したのかという程時間がかかってしまい、一回VMWareを終了させて再チャレンジ。
それでも同じ所で止まったかのような状態になるので、思いきって放置して就寝したら、一応無事に進んでいたのでただ時間が異常にかかっていただけのようでした。

既にMacBookProのBootCampやVivoTabNote8で使用しているMicrosoftのアカウントでログインして、無事に起動完了。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

既に情報に出ていた通り、Windows8のモダンUIがスタートメニューの横にくっついた形になっています。
少しはWindows7の様な感じに戻っているのかな、と思ったけど、Windows8.1とさほど関わっていないように思えるんだけど…。うう~ん、これじゃない感がします。

早速奥さんのリクエストで、Adobe PageMakerがWindows10で無事に動くかどうか確認。
実は奥さん(中村地里)はネーム作業をPageMakerでやっています。100ページ超の作品のページの削除挿入やネームのページ間移動が簡単に出来るというのが大きな理由です。Windows10で無事にPageMakerが動くのなら、仕事はPageMakerでネーム・ComicStudioでモノクロ原稿・CLIP STUDIO PAINTでカラー原稿という体制で続けたい、とのこと。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

PageMakerはInDesignが出る前のDTP用アプリケーションです。
実際かなり古いアプリケーションですが、Windows7や8でも動くことは確認していましたが、無事に10でも動きました。出力はAcrobat使ってたりするので、本来のDTP目的だと色々と厄介な問題がでそうですが、本来のPageMakerの使用方法とはかなり違う特殊な使い方でもあるので、特に問題はなさそうです。

さてまず大丈夫なはずなんですが、CLIP STUDIO PAINTもインストールしてみました。
手持ちのEXのライセンスはすべてインストール済みなので、浮いているProのラインセンスで認証を試みましたが、何故か自動認証に失敗したためちょっと手間がかかりましたが無事にインストールは完了。

しかし初回起動時のグラフィック性能チェック結果では、「3D機能が正常に動作しない可能性があるコンピュータです。」と表示されてしまいました。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

仮想マシンだから仕方ないかな、と思っていましたが、これ実はVMToolをインストールしていないからだったのです。後ほどVMToolをインストールしたら、無事に解決出来ました。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

じゃ、早速落書きでも…と思ってWACOMのドライバをインストールしてみたんですが、残念ながらハードウエアとして液タブは認識してくれなかったようで、筆圧感知なしのままとなりました。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

さすがに筆圧感知なし、しかも素早いペンの動きは拾ってくれないという状態でした。ザクザク描くことが出来るのなら、下描き位は出来るんですが、どうやら仮想マシン上では難しそうです。

結局液タブ使って無事にお絵かき~までは行けませんでしたが、取り敢えず動かせたというだけで今のところはOKとしましょう。

VivoTabNote8でアカウントに紐付けしたWindows8のXboxゲーム(MSのソリティア・マインスイーパ・ジグソー)のゲームデータを仮想マシンの環境下では読み込んでくれなかったのは残念。
ストアで「ライセンスあり」と表示される状態でダウンロードしてからの起動したら認識してくれると説明があったけど、何度やってもアカウントが読み込めませんでした。

うう~ん…デスクトップでプレイしたかったのになぁ…

何にせよ、も少し使い勝手を改善化するために必要な情報を仕入れながら触って見る必要があるのは間違いなさそう。リリース後に直ぐにアップグレードしても大丈夫かどうかの検証もしなきゃ…。

クロネコヤマトがメール便を廃止…

ヤマト運輸が、クロネコメール便を廃止する事を発表しました。

楽天やAmazonの通販でも広く使われているメール便がなぜ廃止することになったのかというと…

「メール便は郵便法で『信書』を送ることが出来ないが、『信書』だと意識せず送ってしまった人が罪に問われるようなことが発生しているから」

…ということです。

ここで問題なのは「信書」という定義です。

総務省の「信書のガイドライン」に「信書」に関する「基本的な考え方」が記載されています。

元々は「手紙」を扱うことが出来るのは郵便局のみで、他の事業者は「手紙」を扱ってはいけないことになっているとのこと。その「手紙」の事を法律上では「信書」と読んでいて、その扱いに関しては、「郵便法及び信書便法」によって規定されているそうです。

  • 「信書」
    =「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」
  • 「特定の受け取り人」
    =「差出人がその意思又は事実の通知を受ける者として特に定めた者」
  • 「意志を表示し、または事実を通知する文書」
    =「差出人の考えや思いを表現し、又は現実に起こりもしくは存在する事柄等の事実を伝えること
  • 「文書」
    =「文字、記号、符号等人の知覚によって認識することができる情報が記載された紙その他の有体物のこと」

そして、その「具体例」として上げられているのが…

信書に該当する文書

■書状
■請求書の類
【類例】納品書、領収書、見積書、願書、申込書、申請書、申告書、依頼書、契約書、照会書、回答書、承諾書、◇レセプト(診療報酬明細書等)、◇推薦書、◇注文書、◇年金に関する通知書・申告書、◇確定申告書、◇給与支払報告書
■会議招集通知の類
【類例】 結婚式等の招待状、業務を報告する文書
■許可書の類
【類例】 免許証、認定書、表彰状
※カード形状の資格の認定書などを含みます。
■証明書の類
【類 例】印鑑証明書、納税証明書、戸籍謄本、住民票の写し ◇健康保険証、◇登記簿謄本、◇車検証、◇履歴書、◇給与支払明細書、◇産業廃棄物管理票、◇保険証券、◇振込証明書、◇輸出証明書、◇健康診断結果通知 書・消防設備点検表・調査報告書・検査成績票・商品の品質証明書その他の点検・調査・検査などの結果を通知する文書
■ダイレクトメール
  • 文書自体に受取人が記載されている文書
  • 商品の購入等利用関係、契約関係等特定の受取人に差し出す趣旨が明らかな文言が記載されている文書

(「総務省HP・信書のガイドライン」より引用)

これ見ると、大抵のものはダメなんじゃないかと思ってしまいますが、以下のものは「信書に該当しない文書」だそうで、あまりにも曖昧すぎて本当に区別がつきません。

信書に該当しない文書

■書籍の類
【類例】新聞、雑誌、会報、会誌、手帳、カレンダー、ポスター、◇講習会配布資料、◇作文、◇研究論文、◇卒業論文、◇裁判記録、◇図面、◇設計図書
■カタログ
■小切手の類
【類例】 手形、株券、◇為替証書
■プリペイドカードの類
【類例】 商品券、図書券、◇プリントアウトした電子チケット
■乗車券の類
【類例】 航空券、定期券、入場券
■クレジットカードの類
【類例】 キャッシュカード、ローンカード
■会員カードの類
【類例】 入会証、ポイントカード、マイレージカード
■ダイレクトメール
  • 専ら街頭における配布や新聞折り込みを前提として作成されるチラシのようなもの
  • 専ら店頭における配布を前提として作成されるパンフレットやリーフレットのようなもの
■その他
◇説明書の類(市販の食品・医薬品・家庭用又は事業用の機器・ソフトウェアなどの取扱説明書・解説書・仕様書、定款、約款、目論見書)、◇求人票、◇配送伝票、◇名刺、◇パスポート、◇振込用紙、◇出勤簿、◇ナンバープレート

(「総務省HP・信書のガイドライン」より引用)

個人宛のものである「プリントアウトした電子チケット」とか「クレジットカード」「ローンカード」がダメで「請求書」や「許可書」がダメという決定的な区別がすごく曖昧に感じます。

クロネコメール便で納品書類が商品とともに送られることは、通販では当たり前のように行われていますが、これは総務省によると「信書に該当する文書」ということになり、厳密にはダメということになります。

これってどう考えてみても、「クロネコメール便」をターゲットにして「日本郵便」を優遇する為の法律でしか無い様に感じるんですよね。
例えば、「クロネコメール便」に代替のサービスとして候補に上がりそうな「クリックポスト」を調べて見ると、大きな矛盾点が有ることに気付きます。

クリックポスト」とは、全国一律164円で追跡サービスがある荷物配達サービスです。
荷物の規定が「長辺34センチ・短辺25センチ・厚さ3センチ・1kg以下」という極めてメール便に近い条件になります。ちなみに「クロネコメール便」は「長辺34センチ・三辺合計60センチ・厚さ2センチ・1kg以下」です。
「クリックポスト」も「信書・現金を送ることは出来ません」となっていますが、何故か「内容物に関する簡単なあいさつ状、請求書などの無封の添え状や送り状は同封することができます」と記載されています。

【日本郵便 クリックポストのページよりキャプチャ引用】

【日本郵便 クリックポストのページよりキャプチャ引用】

はっきりと「信書」は送れないと記載しているのに、総務省が「信書に該当する」と記載している「請求書」は同封できると書いてあります。
つまり「信書に該当する文書」の「請求書の類」の「類例」として記載されている、「納品書」「領収書」「見積書」などの類も、「無封の添え状」ならばOKだとも判断できます。

それに「内容物に関する簡単なあいさつ状」というのも極めて曖昧です。
内容物に関する文書は簡単な「納品書」ならOKだと認めているようなものだと判断されてもおかしくないのではないでしょうか。

これはどう見ても矛盾しているのではないでしょうか?

クリックポストでこれがOKならば、クロネコメール便で同様のものを送ってもOKということになります。
しかし「郵便法及び信書便法」ではクロネコメール便はアウトと判断されていて、だからこそクロネコヤマトは廃止を決定せざるを得なかったということになります。

「クリックポスト」は高い確率で「クロネコメール便」の市場狙った後発のサービスです。そちらでは一番利用市場として大きい通販業者が懸念する同封物「内容物に関する簡単なあいさつ状や請求書など」はOKで、「クロネコメール便」ではNGということになるならば、今でこそ民間となった日本郵便を優遇し民間業者であるクロネコヤマトに対する圧迫だと思われても致し方なんじゃないかと思ってしまいます。

加えて、日本郵便は通販事業者向けに「クリックポスト」というサービスも展開しています。
こちらは、梱包条件が厚さが3センチまでという点以外は「クロネコメール便」と同様で「クリックポスト」と同様に「内容物に関する簡単なあいさつ状、請求書などの無封の添え状や送り状は同封することができます」と記載されています。

【日本郵便 ゆうパケットのページよりキャプチャ引用】

【日本郵便 ゆうパケットのページよりキャプチャ引用】

「信書」を扱うことが出来るのは郵便局(現日本郵便)のみというのが今の時代には即していないし、そもそもが曖昧な「信書」の定義を撤廃すべきじゃないかと思います。

クロネコメール便は法人限定で内容物の種類を確認できるカタログ・パンフに限定した「クロネコDM便」というサービスに切り替えるとのことですが、クロネコヤマトのサービス拡充に期待したいと思います。

【クロネコメール便の廃止よりキャプチャ引用】

【クロネコメール便の廃止よりキャプチャ引用】

追記

黎明期のデジタルカラー原稿の入稿方法

エロマンガの現場、大休刊号の中でもちょっと話していますが、カラー原稿をデジタルでやるようになった当初、まだいくつかの出版社はデータ入稿に対応していなかったため、プリントアウトしたものを入稿版下にしていました。

デジタルで描いたカラーを版下にするために買ったプリンタは、A3ノビがプリントできるプリンタ…おそらくEPSONのMJ-5000Cだったと思います。1枚プリントするのに凄く時間かかって編集さんを待たせてしまった痛い記憶が…。
更に
は、インクジェット特有のドットが印刷結果にモロに出てかなり汚くて愕然とし痛い記憶も…
でもデータ入稿できない以上、何らかの形でプリントしなきゃいけないので、ある時期から大宮のとある出力センターでプリントアウトをお願いしていました。
そこに置いていたのは、当時憧れだった超高価な昇華型プリンタ、住友スリーエム社製の3Mレインボーでした。

昇華型といえば、当時デジタル絵描きさんの中では定番だったプリンタは、アルプスのマイクロドライシリーズです。私もMD-2000を購入して使っていましたが、プリントアウト出来るのはA4までなので版下には使えません。実際には使えないことはなかったんでしょうけど、原稿サイズB4が基本でしたから…。

話し戻って3Mレインボー。さすがに個人で購入するには敷居がかなり高いプリンタでした。
なにしろ、普及型で200万、汎用型で300万という、それは車の価格ですかってくらい高いものでした。
アルプスのMDシリーズの昇華型プリントは、リボンを往復させる方法なので、プロセスカラーのCMYKのインクリボンをセットする形でしたが、この3Mレインボーは、A3サイズのCMYKのインクシートを使うので、凄くランニングコストが高くて、一枚のプリントアウト出力の価格が3000円でした。インクシートの原価で1500円~2000円位だと伺っていたので、もし個人で導入するにしてもランニングコストが恐ろしく高くて軽々しくプリントアウトなんぞ出来ません(^_^;)。

そんな3Mレインボーでプリントアウトした「版下」が原稿のお蔵出しで出てきました。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

原稿は単行本未収録作品で、ワニマガジン社のエロトピアに連載していたものです。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング

原稿の裏側を見ると、専用用紙の証である「RAINBOW SYSTEM BASE MATERIAL 3M」の地紋があります。
このプリントアウト版下、当時は最高の出力クオリティだと思っていましたが、実際にUPで見てみると…。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

ちょっと、肌色の部分にざらつきがあるのがわかります。
スキャンしてみた結果、以下の様な感じになっています。

CANON iRC2550C / Photoshop CS5

CANON iRC2550C / Photoshop CS5

ちなみに元のデータを探して見つけたので、データの方を見てみるとこんな感じです。

Photoshop CS5 トリミング

Photoshop CS5 トリミング

元のデータはCMYKだったので、パッと見の色再現性は比較的良好だとは思いますが、肌の部分を見るとシアンとブラックが入っているような感じがします。
元のデータを見ると、CチャンネルとKチャンネルの該当部分は真っ白です。マゼンタとイエローの混色でこの色は出ないはずなので、当時の印字結果が実際にこうだったかちょっと思い出せません。もしかしたらこれは経年による劣化なのかもしれませんが、プリントの白の部分には特に何も入っていないので、今となっては何とも言えませんが…。

実は過去原稿を整理する上で、カラーデータが紛失したり破損したりしている可能性もあるので、その場合こういうプリントアウト原稿をスキャンする必要があるだろうなと思って確認してみたら、当時すごく綺麗だと思っていた3Mレインボーのプリントが、思ったよりも悪いことにちょっと驚いているのです。

これはまさにデジタル技術の進歩の賜物なのかもしれませんね。

当時(1990年代)のインクジェットは、ドットがはっきり判るくらい荒かったので、昇華型のスムーズなグラデーションや淡い色の再現性は願ってもないものでした。
でも今のインクジェットプリンタは完全版下としても十分通用するくらいの高いクオリティになっています。場合によってはプロセスカラーのCMYKでは表現不可能な色も、特色インクを加える事で再現出来るようになっています。如何にRGBカラーの写真を忠実に印字するかを追求して得られた、このクオリティの高さは目を見張るものがあって、改めて驚きます。
ちなみに今使っているインクジェットプリンタはCANONのiP4830でCMYK+Kの五色です。

これから少しずつ原稿のスキャンを行ってアーカイブ化していこうと思っていますが、その際に過去のデータを引っ張りだす作業も徐々に行う予定です。
心配なのは、無事にファイルが開くのかどうかです。

今回のデータも、実はMacで作成してJAZドライブに保存していたものを、約十年程前にサルベージしてCD-Rに焼いたデータから拾い出しました。
もしCS-RをHFSで焼いていたら、Windowsで開けないかもと思ってましたが、幸にしてちゃんとWindowsでも開ける形式で焼いていた様で、ディスクが開けてホッとしてます。

拡張子が付いてなかったのは、まぁご愛嬌ということで(^_^;)。。。

Windows7 Snipping Tool

Windows7 Snipping Tool

共通一次試験世代です

この土日、センター試験が実施されて、現代文の内容が話題になったりしていますね。

自分は一応高校卒業後に国立の大学に進学しましたが、もし今自分がセンター試験受けたらどないなことになるだろうと思って、毎年ちょっと問題文読んでは見るんですが、一瞬で挫折を繰り返しています。

自分が大学を受験す時は共通一次試験の時代でした。正確には「大学共通第一次学力試験」って言うんですね。1979年から1989年までの間だったそうです。
それが1990年から今の「大学入試センター試験」になったそうです。
自分の記憶では「共通テスト」って呼んでいたような気がしたので調べてみたら、実際に1992年頃までは「新共通テスト」って呼ばれていたそうです。他にも「大セン試験」と読んだり「新テスト」と読んだりしていたところもあったそうですが、今では「センター試験」で統一されているみたいですね。

この時期になると思い出すのが、「共通一次、雪で開始時間が遅れた」事件です。
私の出身地・愛媛は、めったに雪が積もらない地域だったんですが、共通一次の朝、3センチの雪が積もりました。そして見事に「国鉄」(現JR四国)が止まってしまったのです。雪が積もったらポイントが凍結しないように対策を取るという雪国の常識的な対策を取らなかったからなんでしょうか?確か30分から1時間位試験時間が遅れることとなりました。

時間通りに行っていたのでずれた時間分勉強してたかな?そこら辺はよく覚えていません。試験会場の愛媛大学は自分の行っていた高校の隣だったので、一度学校に集合してから試験会場に行ったように記憶しています。

その雪の話を大学入学後に雪国出身者に話したら思い切り笑われましたw.無理もありませんね。「たった3センチで?!」って反応でしたから。
でもたった三センチでも当時はうちの地元では大パニックだったんだよ、ホント。

大パニックといえば、阪神淡路大震災や芸予地震で大きな地震を体験した瀬戸内地方ですが、元々は地震が殆ど無い地域でした。自分の高校までの記憶でも地震は全くと言っていいほどありません。
そんな私が関東圏に住むようになり、何度か、震度3~5の洗礼を何度と無く受けるわけです。
震度2~3は比較的よく起こっていたので、大体体感的に「あ!震度2位かな?」って判るようになっていきました。そしていつしか気がついたら震度3位までならさほど驚かなくなりました。

そんなある時、帰省した自分が実家で床についていた真夜中のこと、珍しく地震が発生したのです。自分は寝ぼけ眼で「あ~…震度3くらいかなぁ…」と思ってうとうとしていたんですが、その一方実家の家族は上を下へのパニック状態で叩き起こさたのでした。(^_^;)。。。。
案の定震度は2~3位でしたが、その時に地震慣れしている自分に驚いたものです。

そんな自分ですが、さすがに東日本大震災の時はダメでしたね。我が家には実質的な被害はありませんでしたが、飼い犬を抱きかかえて軽くパニック状態になっていました。

日本中どこにいてもおそらく地震からは逃れられないでしょう。関東圏で震度六超の地震が発生する確率はかなり高いそうで、実際に起った時に自分が冷静に対処できるかどうかはわかりません。普段から準備を怠らないほうがいいですね、マジな話…。

(土曜日はお休み)

土曜日は体調が優れなくて、ほぼ一日使いものにならない人でしたorz。。。

起きた時間は昼前でしたが、血圧が高めで頭痛が残っていてぴりっとしない体調。
昼過ぎくらいにベッドに戻って休み、夕方くらいに再び起きたものの、どうも今日はダメっぽい。

そういうわけで、ブログ更新もほどほどに、再度布団に戻りました。