あの日から四年

2011年3月11日、PM2:46に発生した、東日本大震災。あれから四年。

NHKの東日本大震災の追悼式典。震災の発生時刻に黙祷…近くの寺の鐘の音が響いた。

黙祷をしながら、一万五千人超もの命が失われた大災害の発生した四年前のこの瞬間、自分は何をしていたんだろう、と思い起こす。

自分が何をしていたか、何を感じていたのか、何をしようとして何が出来たのか…。

四年経過すると、だんだん記憶の中から大震災の記憶が薄れてくる。しかしあの時に何が起こったのかを忘れてはいけない。
昨今は震災関係の情報はほとんど見聞きしなくなってきた。日常生活を営んでいる時には、もう過去のことと錯覚してしまうことも多い。
でも復興はまだまだ途上だというのが現実だ。

震災のあったこの日に黙祷を捧げることは、亡くなった御霊の冥福を祈ると共に、あの時に何が起こったのかを生きている自分たちが決して忘れず、前に向いて歩んでいくための強い想いを一つにするという意味を持っていると思う。

この狭い地震大国の日本に住む以上、おそらくまた大地震が発生する日がやってくる。その時までに何を備えられるか、その時に何が出来るか、そののちに何を成すべきかか、それらは今の自分たちに課された逃れられない課題ではないだろうか。

3.11を忘れてはいけない。


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