セルシスはMetasequoiaのライセンス販売を代行しています。
そちら経由で買うのもありかな、と思ったんですが、サポートの事はやっぱり開発した所の方がいいだろうと思って、 tetraface Inc. さんから直接購入しました。
なんとなく触っていてもそれっぽく作れるので、UIや操作性はとても良くてきているんだな、と感じます。でも適当に触っているだけだと、より効率的な思考で扱えないと思って、まずはいくつかのテュートリアルを体験しておこうと、セルシスの「Metasequoia使い方講座」を追って練習しています。
こういう講座のたぐいは「もうわかっているつもりだからいいや」と思ってスキップすると、結果的に遠回りになることが多いので、理解できているところは「確認」のつもりで最初の「小物ではじめよう!モデリング入門」からやっています。
曲がりなりにもちょろりと3Dソフトを幾つか触った経験もあるし、MetasequoiaもVer3を少し触っていたこともあり、ある程度わかったつもりの事も結構多いんです。でもそれをそのままにしておくのは実に危険だということを、身を持って知っているから、一度は初歩からきっちりとやっておきたいと思って進めています。
学校で教えていての実感なんですが、授業内容に合わせたプリント作って実際にプロジェクタ等に映し出した実例でやって見せても、その時に「プリントあるし教科書あるからいいや」と思って追っかけずに別の作業をやっている子は結構多いんです。
そして、いざその作業が必要になった時には結局解らなくて一から質問するというケース…本当に多いんです。
ちゃんと授業内容を聞いていて、その内容で解らなかったところを質問する子は理想的ですが、さっき説明したばかりなのに巡回してたら「○○ってどうやればいいんですか」という質問をしてくる子が案外いて、時々凹みます(^_^;)。自分の教え方がヘタなんだろうなぁ…と思って…。
自分の場合、結構原理原則などから入って説明することが多いので、理屈っぽくてわかりにくいという意見を耳にしたこともあります。色々と修正を繰り返しながら教え方を考えていくんですが、ホントにそこら辺は難しいですね。「教えることはまさに学ぶことだ」と言っても過言ではありません。
さて、メタセコ講座ですが、セルシスのメタセコ講座はVer3で書かれたちょっと古い記事です。
そのため、いくつか変化したコマンド形態やUIがあるので、時々引っかかってしまいます。でもそれの照合をマニュアル見ながら確認したり、他の講座やブログ記事を見ながら行ったりすることで、理解度は深まっていって面白いです。
自分の目標は「ComicStudioやCLIP STUDIO PAINTで使う3Dデータの作成」なので、実際に絵を描く時に「3D があればなぁ…」と思うものを、自在に作れるようになれば理想的です。
とは言え、3D モデリングが出来るようになったら、いずれは3Dプリンタ使って立体造形やってみたいという欲求もあります。3D プリンタが個人でも買えるくらいの値段に落ちてきた事も魅力の一つですね。
デアゴスティーニが週刊マイ3Dプリンタってのを出し始めた時、総額11万出すなら完成品買うだろ、って意見が飛び交うほど値段が落ちたわけですしね。自分もいずれは欲しいかな、って思ってます。
それで何をするのかといえば、やってみたいことはいっぱい思いつきますよw。
というわけで、今は「日本刀」作るところをやっています。順番にやっていけば割と初歩的な機能は覚えられそうな講座内容になっているかもな、…という印象です。でもまだUV操作については今ひとつわかってない(^_^;)。