東美では学校でGoogleドライブを効果的に活用しています。学校から各学生にアカウントを発行して、共用作業フォルダを設定することで、ファイルの配布・提出などに活用しています。
以前は直接指定の空いているパソコンの指定フォルダにひとりずつUSBメモリ経由でコピーする方法を取っていましたが、これは効率が悪いのは言うまでもなく、提出日にはパソコン前に列を成す形になってしまうので、決していい方法ではありませんでした。
一昨年には、MacOSXの機能の一つ、AirDropを使ってファイルの提出を行ってみました。以前よりは楽になりましたが、普段使い慣れない機能でもあるので、操作方法の説明や「受け入れる」ボタンをひとつひとつ確認シなければならない手間など、提出が集中するとかなり大変でした。
そして去年から活用を始めたのがGoogleドライブです。
いざ初めて見ると、これがかなり楽。今までの苦労がウソのようでした。
提出日や時間も、アップロード時間として記録されるので、提出期限を守ったかどうかの確認も簡単なのもメリットです。
そういうわけで、DATでもこの方法を使ってみることにしました。
そもそも、クラウドサービスの活用方法も色々とレクチャーしておきたかったのでちょうどいい機会です。
自分のGoogleドライブのアカウント内に、共用のフォルダを作成して、そこに各学生に提示してもらったアカウントを招待して編集者に。ただしアクセス権の変更は許可せずに運用をしてみることにしました。
学校にネットワークドライブが有るには有るんですが、他の学科とも共用でもあり、アニメーション学科の大きなプロジェクトの詰めの時期になるとあっという間に残り容量が無くなってしまったり、同時アクセスが集中するとネットワークがすごく不安定になったりすることが多くて、切迫している時のストレージとしては余り信用出来ない様なトラブルも多かったというのも、クラウドサービスを利用してみようと思った理由の一つです。
尤も自分の使っているGoogleドライブは、無料の15GB(セキュリティ診断ボーナスで+2GB)なので、無闇矢鱈と作業スペース的な使われ方をされたらこまるので、その点だけは厳命しなきゃ(^_^;)。
上手く使いこなすことができたらかなり有効だと思うんだけどな。