(この日のメモ)意外となんとかなるもんだ

コミティアの後、大変な自体に見舞われたものの、最悪の事態にならずに済んだ翌日…あまり十分な準備もままならないまま東美の授業を行いました。

予定ではCLIP STUDIO PAINTの特殊定規を使った集中線のトレーニングやカスタムブラシをオリジナルで作ってカケアミ処理などの、マンガ背景のトレーニング実習を行う予定だったんですが、予定していた前回から引き続き行っている実習の進みが悪かったので、それを更に継続する形に変更。
でも、単に「続きやってね~」じゃダメなので、無事に戻ってきたSurfaceに提出されたCLIP STUDIO PAINTデータと書き出しデータを入れて、一人一人回って留意点を指摘しながら重点的に行う作業を指示する形にしてみました。

元々は「添削」という形をとるつもりでしたが、その時間が十分取れなかったので取った措置だったんですが、やってみた手応えとしては結果的にはこちらのほうが良かったみたいです。
その場で直接意見を聞くことができるので、苦手な点や得意な点を確認しながらの指導ができるので、巡回のほうが理想的なのは間違いありません。でも兎に角時間がかかるのが最大の難点です。
一人5分かかるとしても、20人いたら100分…一時限90分を越してしまうので、それだけで終わってしまう事もあります。でもその方がいいのは確かです。一人一人の手応を確認できるので、机上の添削よりはより適切なアドバイスが出来るのではないかと思っています。

昨今の専門学校では「イラスト科」の方が人気の傾向があります。
皆がそうとは言えませんが、残念ながら「マンガ描くのめんどくさいし、イラストのほうが楽しい」という学生が少なからずいるのも確か。
確かにマンガを描くってことは、すごく面倒くさいことなんですよね。マンガを描く場合は、必ずしも描きたいものだけ描いていればいいというわけではなく、苦手なモノや難しいモノも物語によってはきっちりと描かなければいけません。描くのがすごく面倒くさい小物や背景などもきっちり描く必要があります。人間だって自分の得意なタイプのキャラだけでなく、苦手な性別・年齢・体系なども描ける必要があります。完璧でないにしろ、描く必要があるのは確かです。

一見無駄に見えるような作画作業も手を抜かずにきっちりと描いておけば、全体のクオリティはアップするので、可能な限り手を抜かずに描かなければ行けません。きっちり描いている部分は自然に読み進んでくれますが、「アラ」の部分は読む手が止まってしまう可能性があります。それは大きな損なので、そういう「アラ」は可能な限り減らしていくべきです。

原稿作成のちょっとしたところも含めて、できるだけ丁寧に作業する事は、実は誰にでもできる一番簡単なクオリティアップのテクニックなんですけど、案外それが出来ていなくてもったいないって作品を描いている学生さんは多いので、そこら辺は指摘するようにしています。

線のはみ出しの修正とか、ベタのはみ出し、塗り残しとか、トーン貼りの乱雑さとか…、たったそれだけのことなんだけど惜しいなぁ…ってことが結構あるんですよね。

確かに自分の過去の原稿見ても、なんでこれ気づいていないんだろうということもありますが、丁寧に仕上げ処理しておこうと心がけていたので、そこそこ綺麗に仕上がっているんじゃないかな、とは思っています。

でも、デビュー間もないころとか、無茶なスケジュールで沢山描いていた頃のは、ちょっといただけない原稿になっているのは否めませんが…(;´∀`)。。。。


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