「エロマンガノゲンバ大休刊号」とデビュー作

今年の春頃に、稀見理都氏のインタビューを受けました。
冬コミ三日目「フラクタル次元」(東S37b)にて発行される予定の「エロマンガノゲンバ大休刊号」に掲載されます。インタビューは同じ所沢在住で古くからの知り合いでもあるということで、河本ひろし先生と一緒に行われました。

なかなか濃厚なインタビューでした。(^_^;)
インタビューというよりも座談会っぽい感じでしたが、かなりヤバイオフレコ話も飛び出しまくったので、実際に収録される部分はごく一部になりそうです。他にもたくさんのベテラン作家さんのインタビューが収録されるので、もしよろしければご覧下さいね。

その時にデビューに至る経緯を話しました。
自分のデビューはちょっと微妙に前後しているんですが、ほぼ二誌同時だったんです。

CanoScan8400F / PhotoshopCS5 / 加工

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商業誌への掲載順ということに言及するならば、デビュー作掲載は白夜書房刊の「Hey!Buddy」という本になります。持ち込み先は「漫画ブリッコ」でしたが、ひょんな事でそちらに載ることになったんです。

1984年11月号に掲載されたのが、一番最初に商業誌に掲載された作品になります。

ほぼ同時にビデオ出版刊の「メロンコミック」に持込していて、こちらの方で先にデビューが決まっていたんですが、新たに作品を描くことになっていたため、掲載は「Hey!Buddy」の方が先になりました。

これがその表紙になります。
表紙の文字は内容が内容なので自主規制をしています。
サインが入っているのは、嬉しくて記念に書いてしまったからです。
未記入のものを一冊ちゃんと保管しておけばよかったとちょっと後悔しています(^_^;)。。。

この持込の約一年前にはレモンピープルに持込をしていたんですが、まだ未熟だったのが最大の原因だと思いますが、厳しい指摘を受けました。
誌面を意識しすぎて画風を変えていたのも大きなマイナスでした。

「漫画ブリッコ」と「メロンコミック」に持ち込んだ作品は、自分が描きたいと思っていた「少女漫画の延長線上の話」を描いて、かろうじて認めてもらえて、デビューにつながりました。

CanoScan8400F / PhotoshopCS5

CanoScan8400F / PhotoshopCS5

これ描いたの1984年の秋ごろだったから、今からほぼ30年前ってことになりますね。
うわ~30年前か…改めて時間の流れに驚いてしまいましたwww。

もう埋めてしまいたい様な絵ですが、今の絵柄でどんな感じになるのか描いてみましたwww

CLIP STUDIO PAINT

CLIP STUDIO PAINT EX

ちょっと元の絵を意識しすぎたために、今の絵とも違っててなんだか気持ち悪いです(^_^;)

昔描いた作品の中には、今だったらこう描くのにな~ってものも結構多いです。
もしかしたら発作的にいきなりリメイクしたりすることもあるかもしれませんが、それよりも今は描きたいものを優先すべきですね。


「エロマンガノゲンバ大休刊号」とデビュー作」への2件のフィードバック

    1. nnao_admin 投稿作成者

      >みちさま
      ありがとうございます(^^)。
      自分の昔の絵、これくらい昔になると、「懐かしい」というのが先に来るので、結構大丈夫だったりします。一番ヤなのは試行錯誤して絵が乱れた時期と仕事入れすぎて荒れた時期の絵です。

      自分が関わった本では、Hey!Buddyもそうですし、三和出版のロ○○ンHOUSE(ロ○クラブ)もヤバそうです。
      処分しなきゃいけなくなったら辛いなぁ…。

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