投稿者「nnao_admin」のアーカイブ

MacOS9以前のデータ

お手伝い〆が切迫しているので、ブログは簡単に済ませます(^_^;)。。。

今日はいきなり古い写真を蔵出し(^_^;)

この写真は昔の仕事部屋を撮ったものです。メインマシンがPowerMacintos9500の頃です。
9500の横に置いてあるのはIBMのDOS/VマシンでWindows95マシンだったと思います。

作業の合間にバックグラウンドでやっているHFSディスクの退避作業中に見つけた古い写真です。

Macを本格導入した頃のデータは、Mac用のフォーマットであるHFS形式のCD-Rにバックアップを取っていました。

今現在デスクトップのMacが無い状態に加えて手持ちのMacBookProには光学ドライブがない状態なので、これらのバックアップディスクをどうするかを保留していたんですが、BootCampでWindowsをインストールするために買った外付けドライブで、全く問題なくHFSフォーマットのディスクが読めることに気付いてホッとしています

MacBookProの方はそれほど空き容量に余裕がある状態じゃないので、Windowsの共有フォルダをMacにマウントさせて、そちらにコピーして退避させています。

さてここで困ったのは、OSXになる前のMacOS9以前の環境下では、リソースフォークでデータ形式なども管理していたため、「拡張子」が付けられていないという点です。そのためファイルを開くためには対応した形式の正しい拡張子を付けなければいけないのです。
当時のMacで作った画像ファイルの多くはPICT形式かPSD形式(またはPainterのRIF形式)なので、割と何とかなるとは思いますが、対応するアプリケーションがない場合はどうしようもありません。

20150415-02そんな中、画像系のフォルダの中に「PC-MAG」というフォルダがありました。
なんとまぁ、Mac時代よりも古いPC-98時代のMAG形式のファイルも発掘されたのです。
MAG形式とは、パソコン通信時代に主流となった画像ファイル形式の一つです。KID98やエスキース、鮪ペイント(後のマルチペイント)を使って地道に描いていました。

20150415-01確か昔ホームページに載せるためにコンバートしたデータがあったはず…って思ったら、幸いにして昔のホームページのデータの一部が無事に残っていました。
他にも色々と忘れかけていた画像が出てきたので、データの整理をしたら再掲載することも出来そうです。
今ならわざわざGIFをJPEGに変換してファイルサイズを小さくするまでもありませんが、当時はまだダイヤルアップ接続からISDNに移行する頃だったので、画像ファイルサイズを軽くする様にしていました。データはJEG形式になっていたので、元のMAGファイルからGIFかPNGに変換したモノを載せられればいいかな、なんて思っています。

これからちょっと忙しくなるので、その作業はしばらく後になると思います。

それでは今日はこのくらいで…(^_^;)

昔の絵の蔵出し(「N・H・Kにようこそ」)

今日はD校の入学式でした。

真新しいスーツを着て緊張の面持ちの新入生ばかり…かと思えば必ずしも全員がそういうわけでもなく、普段着のまんま気だるそうにしている新入生もいて様々です。
たった二年間で大化けする学生もいれば、逆にモチベがどんどん下がってしまう学生もいます。講師側がいくら鼓舞しても本人がやる気を出してくれなければどうしようもありません。それを如何に引き出すかが講師の仕事でも有るんですが、はてさて…。
さらには、今年度は「体験入学」のデジタルの授業を担当しますので責任重大です(^_^;)。

さて、今日も蔵出し…2006年にアニメが放送された『N・H・Kにようこそ!』に提供した絵を庫出しします。

何か過去絵で庫出ししても良さそうなモノないかな、とフォルダを漁っていたら「NHK_Negura-XX.psd」というファイル名のPhotoshopデータが…。そうそう、こういう仕事したっけなって思って久々にファイル開いてみました。

提供した絵の使用状況を説明するために、画面のキャプチャを「引用」しております。
引用画像の著作権はN・H・Kにようこそ!製作委員会/株式会社KADOKAWAに帰属します。

三枚描かせて頂きましたが実際に番組内での使用を確認できたのは2枚でした。
NHK_Negura-01_Up以下、使用部分キャプチャ(第二話「クリエイターにようこそ!」より)

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左下部分に立掛けられたのマンガ単行本表紙

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右側中央床に置かれたマンガ単行本表紙

右下に置かれたマンガ単行本の表紙

右下に置かれたマンガ単行本の表紙

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教科書の下に置かれたマンガ単行本表紙。ペンネームをもじった形で入れてくださいました。

NHK_Negura-02_Up以下、使用部分キャプチャ(同じく第二話「クリエイターにようこそ!」より)

右下に置かれたマンガ単行本の表紙

右下に置かれたマンガ単行本の表紙

NHK_Negura-03_Upちなみに、三枚目の絵はこちらです…( ゚∀゚)o彡°
もしかしたらどこかに使われていたかもしれませんが、自分は確認できていません。ご覧頂ければわかるように胸をはだけて乳首露出しているので、地上波ではそのままでは使えなかったのかも…(^_^;)

エンディングのスタッフロールにも一応名前入っていました。vlcsnap-4794348自分の絵をこういう形で使って頂けて嬉しかったのを覚えています。
この作品、2006年の事なのでもう9年も前になるんですね。いやはや…10年なんて、ほんとあっという間に過ぎちゃいます(^_^;)

10年あっという間なんてボサーっとしてちゃヤバイです。油断はできません。

一年一年もっと大事に過ごさなきゃ…です!

昔の二次創作絵の蔵出し

ブログを一日一記事書くってのをノルマにして結構経ちましたが、内容は毎度バラバラですが、大体夜中の12時を過ぎた頃に「日記」の様な感覚で書いています。

今のところその日撮った写真を使った「お写ん歩」だったり、描いている絵の小出しだったり、過去の原稿や落描きなどの蔵出しだったり、学校の話だったり…と、まぁ何かしらのネタは有るわけですが、篭って作業しているときはホントに書くネタが見つからなくて…(^_^;)。

自分の原稿だったら、作業途中の絵を小出しする事ができますが、今やっているのは締め切りが迫ってきている奥さんのお手伝い原稿なので、私が状況を晒す訳にはいかないので…。

…というわけで、昔の絵の蔵出しを(^_^;)…。今回は二次創作モノをば…!

初代プリ○ュアの白黒。同人誌の表紙に使用した元絵です。

2005年8月頃

2005年8月頃

CCさ○ら。
どういう用途で描いたのかを忘れています。
CC本出したことないので、どういう形で発表したのかも覚えていないです。(C)入れているから以前のnnaosaloon.com内で発表した画像だったのかも…?

2012年5月頃

2012年5月頃

あまり二次創作絵はないんですが、探したらちょろちょろ出てくると思いますので、またこんな風に蔵出しするかもしれませです。はい(*‘ω‘ *)

統一地方選…(今日は他の事書く時間が…)

統一地方選の投票に行ってきました。
埼玉県は県議会議員選挙でしたが、やはり酷い投票率だったみたいで残念です。
投票会場に行った時には、選挙管理委員の人と立会人の人以外には誰もいませんでした。会場に入った瞬間に、「やっと来たっ!」って表情をした受付の人の、ちょっとワタワタした様子に、心のなかで少しクスっとしてしまいました…m(_ _;)m


具体的な争点は無いようにも見えたけど、所沢地区では例の入間基地の騒音による学校のエアコン設置是非の住民投票で注目されたこともあって、そこら辺を強くアピールしている候補者もいたが、自分は具体的にこうしてほしいなと思っていた政策を書いている候補者がいたので、その人に投票しました。結局の所は、身近な問題にどれくらい向き合っているかを自分なりの判断基準を元に投票先を決める事にしました。

ちなみに一番多く票を得た人の得票率が21.0%で最下位の人が12.5%と極端な差は無かったので、投票率が変われば結果は大きく変わった可能性もありそうです。投票率(今回は37.68%と、過去最低)が低いのはホントに危機的状況じゃないかと思うんだけどなぁ…。

そんなこんなで、今日はちょっと時間が無いので…(^_^;)。。。。

 

今日もお写ん歩

家では作業を黙々とやっている状態なので、じっくりと記事を書く時間がないので、今日も犬散歩写真です。

ここ数日少し散歩時間が少なめだったので、今日はじっくりと隣駅の先の踏切通りまで足を延ばして、桜並木を歩いてみました。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

満開の時に来るべきだったかなぁとちょっと後悔。樹によって花が残っているものもあれば、すっかり散って葉桜になっているものも。同じ品種でほぼ同じ場所に植えられていても、咲くタイミングが結構違ってるのは面白いですね。一本一本に個性があるってことでしょううか。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

望利音さん、見慣れない周囲の光景に、ちょっと集中が無いです。クンカクンカとにおいチェックに余念が無いのは犬の本能ですか?

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PENTAX MX-1

この前肺がん検診のCT撮った病院。歩いていける場所にあるのはとてもありがたいです。
ちなみに、病院の隣には「防衛省防衛医科大学校」があります。普通の医科大学とはちょっと違う様です。

医師である幹部自衛官となるべき者を養成し、かつ、自衛隊医官に対して自衛隊の任務遂行に必要な医学についての高度の理論、応用についての知識と、これらに関する研究能力を修得させるほか、臨床についての教育訓練を行うことを目的として設立されたものであります。
防衛医科大学校・設立の目的 より引用

ここの医師先生がみなこの大学出身なのかどうかはわかりませんが、少なくともここ出身の医師先生は「幹部自衛官」でもあるってことなのかな?実際に自衛隊員としての訓練を受けるみたいだし…。普通の医大よりも大変そうです。
実際に行ってみた先生の印象は凄く良かったです。安心して診てもらえるって印象を持ちました。

防衛医科大学病院から航空公園駅前に戻ると、そこにはででんとYS-11が鎮座しています。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

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PENTAX MX-1

このYS-11A-500R(JA8732)機は全日本空輸(株)およびエアーニッポン(株)のご好意により寄贈されたものだそうです。この機体は年に数回内部が公開されているそうです。まだ見ていないので、ぜひとも見ておきたいです。(そしてもちろん資料撮影^^;)

航空公園へ散歩に来るときは、いつもは所沢市街地側から航空公園へ向かって公園散策して帰路というルートですが、今日は遠回りして遠方から自宅方面へ通りぬけというルートです。

PENTAX MX-1

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航空公園駅前を抜けたら航空公園入り口。そこを抜けて草野球場の横の並木を抜けます。ここも桜がきれいな場所ですが、もうダメかなと思ったら割りと花が残ってました。

PENTAX MX-1

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樹によってはまだこんなに咲いています(≧∇≦)/ひゃ~なんだかちょっと得した気分。

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もう一週間ほどしたら一気に葉桜になりそうですね。

この日のお写ん歩では、少しだけ青空が見られました。でもこの後夕方頃には軽く雨降っちゃったんですよね(´Д⊂グスン……。

 

今日のお写ん歩

昨日とほぼ同じ昼ごろに犬散歩でお写ん歩。今日のエントリーは写真のみで中身薄いです(^_^;)。。。。

PENTAX MX-1

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バックは最寄りの「所沢住宅公園」の歩道沿いの花壇

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右側のもこもこは望利音さんのボディーw

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日の丸構図(^_^;)。
チューリップってたくさん群生させたほうが映えるような気がします。昔玄関先に植えた時妙に寂しかったです。

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しつこくくんくんするので、よく見てみたらマーキングの跡が…。
望利音さんは♂ですが、♂の特徴でも有る足上げマーキングしないんですよ。前飼ってた綺羅さんは♀だったから足上げしないのは当然だと思ってましたが、望利音さんは♂なので、迎え入れるときには足上げ対策の為に部屋のトイレスペースには壁にもペットシーツ貼り付けたり色々としてたんですが、腰を落としてするので危惧するほどではありませんでした。♂はみんな足上げマーキングするのかと思ってました(^_^;)

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神明社傍の某所。桜の花びらが、積もった雪のよう…。

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高層マンションの公開緑地の桜はまだ花がいっぱい残ってました。
も少し青空が出てくれてたらなぁって天気でした。

ゆっくりとK-3持ってうろつく時間がないのがもどかしいっす(*_*;

雪降った翌日の桜

昨日は4月なのに雪が降るという極端な天気でしたが、今日は一転していい天気でした。
昨日は震えながらの犬散歩だったので、今日は早めに歩いてきました。やっぱり太陽が出ている時の散歩がいいね(*^^*)

所澤神明社へ立ち寄ってみました。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

雪(ほとんどみぞれになったけど)降った後でしたが、それほど地面がベチャベチャってわけではなかったです。望利音さん、カメラ向けるといつもこんな感じ(^_^;)。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

境内の桜は大半が散ってましたが、まだ花が残っているところもあります。頑張ってますね。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

樹の下の方の桜はかなり散っていますが、上の方は割りと花が残っています。散った花弁、風で流れて吹き溜まっていますね。雪に降られなかったら、風に流れる花弁をみられたかも。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

石畳がピンク色に…。でも晴れてたらもっとピンク一色になったかも。

すっかり花が落ちて開いた新葉の色が綺麗です。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

かろうじて残った花弁も今日明日で散ってしまいそう。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 加工

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 加工

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

今週いっぱいくらいでソメイヨシノは見納っぽいですね。種類によってはこれからっていう桜も有るみたいなので、時間があったら見に行きたいけど、今年はもう無理っぽいです。残念。

昨日まで続いていた「自分語り」はまたそのうちに……(^_^;)。

少女マンガを初めて読んだ頃のこと

20150408-1今日は朝から「雪降ってる!」って話題が飛び交ってましたね。Twitterのトレンドも雪関係一色でした。

夕方、犬散歩に出るとき、冬のコート来てマフラーしてでたのに、コートの下が春仕様のままだったから、凄い底冷えにガタガタ震えが来てしまい、望利音には申し訳ないけど早々に散歩切り上げてしまいました。

いやホントめちゃ寒かったっす。

昨晩の予報で「東京で雪が降るかもしれない」って言ってたので、みぞれくらいは覚悟していましたが、まさかほんの僅かとはい積雪するとはねぇ(^_^;)…


まぁ、そんなこんなで、今日はほぼ一日家に篭ってましたが、ここ連日はほぼ新年度関係の準備や奥さんのお手伝いやらで割とやることはいっぱいです。

昨日は講師ミーティングで池袋に出た時に見た「定期券を買う長蛇の列」から「学割」のことを思い出し、休学期間中も学割に助けられたことから、大学を休学した時のことをつらつらと語りました。

休学に至る決定打となったデビューは、正確には白夜書房の漫画ブリッコへの持込の結果Hey!Buddyでデビュー、ほぼ同時にビデオ出版のメロンコミックに持込をして同紙デビューという形でした。(ココらへんの話は「エロマンガのゲンバ大休刊号」のインタビュー記事にも書かれています。)
…なんですけど、実はそのさらに一年前に久保書店(レモンピープル)に持込していたのです。こちらは「レモンピープル」を強く意識しすぎていつもの自分の作風とは違う作品を描いていたからか、見事にそれを指摘されてボツを喰らいました。
…ということは最初からエロ漫画家を目指していたのかと言うと、実は高校時代は少女マンガ誌に投稿していました。本気で少女漫画家を目指していたのかと言われれば、ちょっと微妙かもしれませんが、少なくとも少年マンガや青年まんが、そして成年向けマンガを描いていたわけではありません。
少女マンガを読み始めたのは大体小学校六年の頃でした。丁度その頃少年誌界では秋田書店の少年チャンピオンが大全盛の頃で「がきデカ」「ドカベン」「マカロニほうれん荘」「750ライダー」「ブラックジャック」など人気作ばかりが連載されていた頃でした。自分も好きで読んでました。家は兄と自分の男兄弟だったので、少女マンガに触れる機会は、せいぜいクラスの女子経由くらいしかないわけです。
小学5~6年のクラスで、優等生だったU子さんが壁新聞形式の学級新聞に描いたマンガがすごく上手でした。そのU子さんが貸してくれた少女マンガが、自分の記憶の中にある一番最初の少女マンガでした。

Amazonより

今でもはっきり覚えています。
里中満智子先生の「湯上がりはピンク色」というKCコミックスでした。今にして思えば、当時買っておけばよかったのに、何故か手に入れていませんでした。

自分で初めて購入した少女マンガのコミックスは、いがらしゆみこ先生(水木杏子原作)の「キャンディ・キャンディ」。書店で平積みされていたのを急いで手にとってレジに走ったため、間違って同じ巻を二冊購入していました(^_^;)。さすがに少女マンガを買うのが恥ずかしかったんですね……

でも、一度ハードルを超えてしまうとその後は結構楽なもので、入り口だった講談社の少女マンガ誌「別フレ」「なかよし」から始まり、集英社の「別マ」「週マ」「りぼん」「ぶーけ」、小学館の「週コミ」「別コミ」、秋田書店の「プリンセス」、白泉社の「花ゆめ」「LaLa」と、割と片っ端から手を出して読むようになりました。(さすがに全部購入していたわけではありませんでしたが…)

マンガといえるシロモノかどうかはわかりませんが、鉛筆でマンガっぽいのを描いていたのは、小学3~4年の頃からです。どういう内容だったのかはあまり覚えていません。学習コミックや児童コミック系だったように記憶していますが、まぁ落書きレベルの内容でした。
先に出てきたU子さんが学級新聞(壁新聞)に載せたマンガと並んで貼りだされていて、自分の下手さが凄く恥ずかしくて悔しかったのと、初めて見た少女マンガに衝撃を受けたのもあって、いつしかちゃんとペンと墨汁を使ってケント紙に描くようになっていました。

その後、中学に進学して、自分はブラスバンド部に入ります。この頃誰の呼びかけで始めたのかは忘れましたが、同じ部の何名かの男女グループが集まり、いわゆる「イラストポエム集」みたいな同人誌を作ったのです。この頃は既に絵は少女マンガの方へ向いていて、自己流で少女マンガを描くようになっていました。今の自分の絵柄の方向性はほぼこの頃に決まったのかもしれません。
この頃になんとなくぼんやりと「マンガ家になりたい」と思っていましたが、それがあまり現実的な夢じゃないということも判っていたのか、進路の方向性は得意科目だということもあり理系方面に向かっていて、高校へ進学してからも、二年時には理系進学コースへ進み、理系の大学を目指していくことになります。

その一方で、中学~高校の頃には少女マンガ雑誌に投稿をしていました。自分がどれくらいのレベルなのか知りたかったというのと、やはり「マンガ家になりたい」という気持ちが強かったからなのかもしれません。結局のところ少女マンガ誌への投稿の結果は「Bクラス」止まりでした。それほど本気でみっちりやっていたというわけではなかったんですが、うまくなりたいという気持ちはあったので、「六コマ練習」をやったり「1ページ目トレス」をやったりしていました。

  • 六コマ練習
    B4用紙を均等に六コマに切り、なんでもいいから一日一コマ埋める練習。必ずペン入れ・ベタ・ホワイトまできちんとやって、必要に応じてトーン処理もする。
    一日を予備日として、一週間で1ページ埋める練習。
  • 「1ページ目トレス」
    プロのマンガの1ページをまるまるB4原稿用紙サイズに目で見ながら「トレス」して仕上げていく練習。
    絵柄は自分の絵柄にして、コマのサイズ・吹き出しのサイズなどのバランスを体感する練習。

それでも独学なので一向に上手くなりませんでしたが、ペン入れの感覚を掴む練習にはなりました。

小学校の頃にU子さんが里中先生のマンガを見せてくれなかったら、今の自分はいなかったかも知れません。それほど「人生の転機」というのは結構些細な事だったりするのかも(^_^;)。。。。

まだしばらく自分語り続けるかもwww。

講師ミーティング~自分が大学を休学した時のこと…

今日はD校の講師ミーティング。
学生側から見ると、曜日ごとに違う複数の先生方に教えてもらう事になるけど、講師は入学式・卒業式の時と年度初めの講師ミーティング位でしか、なかなか他の先生方にお逢いする機会がありません。
今回は卒業式以来なので、さほど間は空いていませんが、こういう機会に年度通しての授業の方向性の確認作業などを行うことになります。

そういえば、ちょっと久々に池袋に出たことになるんですが、駅構内に出来た長蛇の列を見て、ああ、年度始まりの風物、新年度頭の通学定期購入の時期か…、とふと自分の学生の頃を思い出しました。
自分は今年度は少なくとも週に三回は池袋に出ることになっています。(複数の学校への出講なので、池袋は一つは目的地ですが、もうひとつは経由地になります。)
池袋へは通勤定期だと12,740円、一ヶ月に19回以上利用する計算なら定期を買ったほうがいいことになりますが、週に三回だと定期券買ったらめちゃくちゃ高く付いてしまいます(^_^;)
ちなみに同区間の通学定期は3,690円。学割の何と安いことか…。

そういえば自分が大学を休学していた時のこと、国立大学だったので休学期間中は学費がかかりませんでした。その一方で一応在籍していることになるので、ちゃんと学生証は発行されているし、学割も効きました。色々と助けていただきました。
これは学生課や担当教授に説明を受けていたことだったんですが、なんだか今にして思えば、ちょっとずるいような後ろめたいような申し訳ないような…。
一方私立大学は場所によって違うようですが、休学中でも在籍するために「休学費」というのがかかるみたいですね。もし自分が国立大学じゃなかったら、休学という方法を取らなかったかもしれません。

話が前後しますが、なぜ大学を休学したかを少しお話します。
自分は東京都調布市にある、理系の某国立大学に通っていました。
地方から東京に上京してまで通った就職率も高い大学だったのに、なぜ休学…そして結果的に退学したかと言うと、在学中に漫画家としてプロデビューしたからなんです。(ちなみに、私はいわゆる大手出版社の賞レースでのデビューではなく、アダルト系出版社への持込によるデビューになります。)

在学中にデビュー出来た後も割りと順調に仕事をいただけていました。プロですので必然的に締め切りを最優先することになります。その結果、理系大学では一番重要とも言える実験実習を休んだことで、単位を落としてしまいました。

二年時から始まる実験実習は、相応の理由もなく一回でも出席がなかった場合は「不可」が付くと予め通告されていました。週に一回の実験の授業は、あらかじめ「実験計画書」を作り「理論上得られる予測データ」を用意することから始まります。実験当日は丸一日かけて「実験計画書」に従って「実験」を行い、得られた「実験データ」と「予測データ」を照らし合わせて、それらを元に「実験レポート」を提出しなければいけません。これが実にハードでした。
「予測データ」と「実験データ」が大幅に狂った場合は、「狂った原因」を追求しなければならないし、誤差が出た場合は、計測機器のバラつきの範囲内かどうかの検証も必要だったりします。先輩から受け継がれている伝説の実験レポートは助かりましたが、それでも毎年条件や基準となる数値が変わっているので、せいぜい「実験計画書」にしか通用せず、「実験レポート」は参考程度にしかな利ませんでした。
それなりに頑張って実験にはでていたんですが、確か晩秋頃だったかな?とある原稿がギリギリまでもつれ込み、締め切りと実験日がほぼ重なってしまったことがありました。
その実験の「計画書」が用意できず…「計画書」がないから「実験」には参加できず…実験していないから当然「レポート」も書けず…という状態で、結果を見るまでもなく「不可」となったのでした。(再実験の予備日はありましたが、確かそれも参加できる時間が取れませんでした…。)

他にも幾つか不可になった単位もありましたが、学年が進んでも空き時間を見て再履修できるものはなんとかなりますが、実験だけはそうも言っていられません。実験を再履修したことで三年の必須科目を落とさざるを得なくなりました。「二年次終了審査」にひっかかってしまったため、自動的に三年目の終了段階での「卒検着手条件」を満たさないことが早々に確定…つまり少なくとも四年では卒業不可能となり、最低でも五年以上かかることが確定してしまったのです。

この段階で大学をこれからどうするかという岐路に立たされました。
仕事をやりなが落とした実験実習の単位を取得して、他の単位も取りながら五年で卒業出来るのか?いやおそらくどちらも達成できないかもしれない…。そう思った自分は「休学」という方法を取ったのです。

両親に「もし二年で漫画家として独り立ち出来るようになったら大学を自主退学。もし漫画家としてダメだったら復学してきっちり大学卒業する。」という条件を提示して「二年間猶予=二年間休学」をすることにしました。当時は休学することの出来る最長期間は二年間だったからだと記憶しています。(調べてみたら今は四年みたいですね。昔からそうだったのかも知れませんが…)

結果的には、当時にしては割の良かった時給1000円超えの夜間バイト(大学の傍にあった映画のフィルムの現像所の検査部門)に入って生活費をまかないつつも、複数の連載と複数の単行本発刊を果たすことが出来たので、大学は自主退学しました。
退学届に担当の教授からのハンコをもらうときには、理系大学の中退理由としてはちょっと意外な理由に対して教授に驚かれましたが、「履歴書を書く機会があったら、学歴欄は『高卒』ではなく「大学自主中退」と書きなさい」とアドバイスを頂きました。そして「自主退学だから、3年次から復学できるんだから、将来もし学びたいと思ったら復学も考えなさい」とも…。
でも今となっては、大学一二年時に単位を取った代数や幾何、電子回路論や電子計算機実習や通信実技などなど…今となってはすっかり忘れているので、再度復学するためには高校数学・物理からやり直さなきゃついていけませんです(^_^;)。。。。www

今現在、当時の経験が全く役に立っていないわけではありません。

一見路線が異なる道をふらふらしているようでいながらも、すべての事象は絡み合い繋がっています。中学一年担任の先生の影響を受けてハマった電子・電子関係への興味から始まった理系方面への進路と、小学校高学年~中学頃に芽生えた漫画を描くという方面への興味が混ざり合った結果、今の自分が形成されています。

新しい年度が始まり、自分が受け持つ学校でも、「漫画家」を目指して入学してくる若者がやってきます。どういう方向に進むにしても、二年間の学校生活で将来のビジョンがある程度形付けられるのは間違いありません。
それ故に毎年のことなど漫然と構えるのではなく、学生側からするとたった一回しか相見えない二年間の専門学校在籍の期間なので、教える側も真剣に立ち向かっていかなければ、と改めて気持ちを引き締めねばと思うのです。

ちょっと長々と自分語りをしてしまいました(^_^;)。。

パソコン導入のアドバイス(続々)

先日の「パソコン導入のアドバイス」で、Macについて触れていませんでした。

Macの場合は選択肢が割りとシンプルなので、あえて書くほどでもないだろうと思ったからです。
でも簡単に書くとこんな感じでしょうか。

  • オールインワンでこれさえあればという選択なら…→iMac。
    省スペース優先なら21.5インチ版
    スペースにゆとりがあるなら27インチ版
    お金にもスペースにもゆとりがあるなら27インチRetina版
  • 持ち運び出来てハイスペックノート希望なら…→MacBookPro。
    オススメはMacBookPro Retinaディスプレイモデル
  • 予算がうなるほどあるなら…→MacPro。
    てんこ盛りBTOで無敵の環境構築可能
  • 予算抑え気味でかつモニタやキーボードなどをセレクトしたいなら…→MacMini。
    メモリは8GB以上あるモデルの方がいい。

Macを選ぶ場合は、全体的に少し予算が高めになりますが、案外安く抑えられるのはMacBookPro Retinaをベースにした場合でしょうか。
またはiMac21.5インチ版をベースにしても比較的安めに抑えられるでしょう。

でも、そもそもパソコンを初めて導入する段階で、本来一番最初に検討すべき事は…

「 Windowsを選ぶか…Macを選ぶか… 」

…だったりします(≧∇≦)/イエイ

Macを選ぶ人の選択理由は、様々あるとは思います。

  • Apple製品のファン
  • iPhoneやiPad持ってるので統一したい
  • MacOSXのUIや操作性にWindowsよりも優位性があるから
  • 学校でMacを使っていたので使い慣れ ているから
  • …などなど…

自分も昔はヘビーなMacユーザーでした。
PowerMacintosh時代に入ってからですが、CGをMacとPhotoshopとPainterで覚えました。MX1Pn0397ComicStudioを初めて触ったのはWindows版のみのVer.1でしたが、本格的に使い始めたのはVer.2.5のMac版でした。ちなみにMac版にはVer1相当のAquaというモデルがあり、Macでやっと使えると購入して使ってみたんですが、あまり使い勝手が良くなくて、本格使用にまでは至りませんでした(^_^;)。

Macを使うのをやめてWindowsに移行した最大の理由は、ComicStudioが重かったからです。当時の最上位機種だったPowerMacG4をメモリ最大まで載せて、ちょっとクロックアップまでした環境でもComicStudioの処理の重さは尋常じゃなかったのです。(特に3DLT使うと顕著でした。)
更にはVer3のリリースがWindowsが先行したこともあり、その機会に手持ちのWindowsマシンに入れてみたところ、それほどハイスペックでもないのに思ったよりも快適に使えたので、Winodwsに本格移行して今に至ります。それでも暫くの間はMacとWindowsの両刀使いでした。
しばらくMacから離れていましたが、iOSアプリの開発してみたいという欲求と、新しく通うようになった学校がMac導入していることから、MacBookProRetinaを購入して、今はメインがWindows,サブにMacという環境になっています。

それ故に、Windowsの良い所・悪い所、Macの良い所・悪い所もある程度はわかりますし、それぞれを選ぶ理由も気持ちもわかるので、どちらをオススメす ればいいかは結構難しかったりします。

…で結局のところ、どちらを選ぶべきかをその人の立場に立って決める一番手っ取り早い方法は…

「 自分の周辺(身近な家族や友人)は、どちらを使っている人が多いか 」

…で決めるのが比較的安全ではないかと思っています。
そうすると大抵はWindowsを選ぶケースが多いのは両者のシェアを考えると必然でしょう。

パソコンを使う上で最大の不安は、何と言ってもトラブルの発生です。その予防法や回避法と処理法こそがすごく重要になってくるので、そういう時にどうするべきかの参考になるのが「身近な人のアドバイス」だったりします。
ト ラブルの発生に関しては、どのような環境であれ起こるときには起こってしまうので、そういう時にはより情報が入手しやすい方が安心です。そうい う意味で「周辺にどちらを使っている人が多いか」が重要になります。
具体的なアプリケーションのトラブルそのものはWindowsであるとかMacである とかはあまり関係が無かったりするので、OSの違いは気にする必要はありません。
その一方システムのトラブルはOSに依存することなので、そこは知識や経験が有る人のアドバイスが重要になります。身近に相談できる人がいると心強いので、仲の良い友達やお世話になっている先生や先輩がいれば、恥ずかしがらずに相談するといいでしょう。
ただ、自分で調べることを怠って丸投げすると嫌がられる事もあるので、自己解決できるようなスキルアップを少しずつでもいいから進めておいたほうがいいのは言うまでもありません。

ちなみに、相談を受けるときに一番厄介なのは「何がわからないのかわからない」という状態なので、相談をするときには、具体的な状態を説明をするようにしてくださいね。
相手は機械なので、トラブルには必ず原因があります。それを把握することが解決への大事な糸口なので(^_^;)。

奥さんの古くからの友人でパソコンを覚えなきゃと思いきって買ったのはいいものの、何かトラブルに見舞われたら怖いと気構えすぎてなかなか開封せずに一年経ってしまった人がいます。保証期間も切れてしまったので、万一初期不良があったとしてももう既に遅いんですが、もう後の祭りです。
トラブルを恐れて起動さえしていないというのは前代未聞なので、近いうちにウチに来てもらい本人の手で開封の儀とセットアップの儀を行ってちゃんと使えるように促さないと…なんて話をしているんですが、果たして…?

これは極端な実例ですが、購入して早い段階でしっかり動作を確認して、初期不良がないかどうかを見極めておくべきなのは言うまでもありません。自分も何回か初期不良に遭遇したことがありますが、購入して一定期間内なら新品交換してくれるケースが多いですし、保証期間内なら通常使用の範囲内では修理無料ですので、そういうサービスをきっちり使って対応してもらいました。

せっかく高いお金を出して手に入れるものなので、しっかり使いこなしたいですよね(*^^*)。