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今日のメモ~ラミネータ~はおそらく明日?

【11月21日に記載】
先日ビックカメラのオンラインショップで「ラミネーター」を注文したんですが、商品ページには「今から○時間と○分以内のご注文で、「○○」に、○月○日以降のお届け日指定ができます。」と記載されていて、その日付が翌日~つまり火曜日になっていたような気がしていたんですが…。

注文は3時11分。入金はコンビニ決済で行いました。これがまずかったのかなぁ…。少し時間がかかるからなぁ…。その日の5時までに入金確認されたら大丈夫だと踏んでいたんですが、入金確認のメールは5時ちょっと過ぎでした。お届け予定日時として通知されたのは、18日水曜日…。どうやら翌日入金扱いになったのかも…。

まぁ、気持ち的には「思い立ったら吉日」「的なイメージだったので、少しだけ拍子抜け。十分速いので贅沢は言っちゃならないよな。

ラミネーターといえば、今でもあるのかな?
昔は同人のグッズ系で、手書きのキャラ絵をラミ加工したラミカを販売するやつ。裏に安全ピン付けてバッジ上にしているのもありましたね。ラミカバッジって言うそうで…。自分はそっち方面には興味はありませんでしたが、ラミカバッジばかりを集めている人も見た事があります。

自分が二次創作をやっていた頃、自分のサークルに来て「ラミカバッジ作る予定はありますか?」と聞いてきた人がいました。
自分のサークルの本を手に取るわけでもなく、いきなりそう問われたのでちょっと戸惑ったのを覚えています。ジャケットやバッグには大量のラミカバッジを付けていたんdすが、どうやら同人誌はあまり買っていないようでした。
本の表紙の絵や看板の絵を気に入ってくれたからの質問だったのかもしれませんが、もしそれ聞くのならせめて本買ってから言って欲しかったなぁ…(^_^;)。
最近Twitterで流れてた、「同人誌即売会でスケブ頼まれたときに迷惑な行為を迷惑度順に並べてみた」ってやつとも少し通じるところがあるかなぁ…と思いました。


そういえばスケブや色紙を依頼されるときに、たまにエロ絵をリクエストされる方がいらっしゃいます。
かなり昔の事ですが、確か浜松町の都立産業貿易センターで行われたイベントだったと思います。
まだデビューはしていなかった頃で、前のサークル「符列社」で参加していた頃のことだったでしょうか…。会場で色紙を出してきて、そこにエロ絵を描いてと要求してきた方がいらっしゃいました。
当時はわりとライトなエロ同人だったので、イベント会場でガッツリ描くのは流石に気が引けましたが、ついつい乗ってしまって、マジックで塗りつぶした細長い長方形の端をペロペロする女の子のイラストを描きました(^_^;)。
でも実はプロになってからでも、あまりハッキリセクシャルな絵を要求されることはなく、オリジナルを中心で描くようになってからはお任せが多いです。いつも来てくださる方も何名かいらっしゃって、同じスケブに自分の過去の絵が並んでいるという黒歴史スケブでお願いしてくる方もいらっしゃいます。

いずれにせよ、やっぱりスケブをお願いされるのは光栄な事だと思っています。一回の即売会で頼まれるスケブや色紙は今はせいぜい2枚位ですが、それでも来てくれたら嬉しいので、可能な範囲で頑張って描きます。

冬の原稿、少しずつ進めていますが、今度こそちゃんと本にしたいです。ううう…がんばろう。

今日のメモ~コミティア終わって、さて次は…

無事にコミティア終わって、次はコミケです。

今月も既に半分以上過ぎてしまいました。余りのんびりはしていられませんので、ちょいとまきまきで進めます。
やること多いのは相変わらずだけど、1つずつイベントクリアしている段階なので、確実に進めていかなきゃですね。

 

今日は昼過ぎまでこんな感じでばたんきゅ~していたので、あまり事は進んでいません。 コミティアを終えて奥さんと話した反省の一つに「ディスプレイ」や「サンプル」などの問題点が上げられました。使いまわしした方がいいものを毎回作るのも時間的にもクオリティ的にも問題がある、ということで、その解決方法は「あらかじめ汎用性のあるグッズを作っておく」事に尽きます。 有楽舎工房の場合は、頒布物が「DVD-R」なので、それの点数が増えた時の設置方法、サンプルの見せ方、ディスプレイ方法など、まだまだ改善の余地があるのは確か。毎回存している面も多いと痛切に感じたのも事実。 そこで、第一段階として、いまさらですが「ラミネータ」を買うことにしました。


値段はピンキリで、何を基準にすればいいのか、情報がないままでは本当にわからなかったので、そこで便利な 「価格コム」や「Amazon」のレビューや口コミ。
どうやら四本ローラーがソリやミスが少なくていいらしいぞ、ということはわかりました。また温度調整が出来るもののほうがいいということも…と、機能面をチェックして行ったら、だんだん候補商品が高くなってしまいますヽ(´エ`)ノ…
いやそんなことよりも、まずはだめもとで一台買って試してみようという方向で、評価が高くベストセラーのラミネータを買うことにしたというわけです。

最初Amazonで買おうかなと思ったんですが、(まだプライム権利残っているしw)ポイントつけたらビックカメラのほうがちと安かったので、そちらで購入。今ビックカメラはポイント消費せずにガッツリ貯めている最中ですが、細々とした購入での蓄積なので、現在14000ポイントくらい。レンズ購入の足しになればいいかなぁ(^_^;)。

というわけで、つぎは「CDラック」をどうするか、という大きな課題もクリアしたいところです。ディスクが16枚になったので、そろそろ「高層化」対策を取らなければ…

コミティア114終了~!

12日からコミティアの開催日の今日まで、ガッツリと詰めてました。

その影響もあってブログの毎日更新が途切れてしまいました。(後日の加筆で埋める予定です(^_^;))

金曜土曜とデジタルアーツ東京の学園祭「DATフェスタ」だったので、一度は行っておこうと思って、結局行ったのは土曜日の昼前。その日の経緯は後ほど14日の日記に書くとして…

今日はコミティア。ビッグサイトです。
久々に完全な徹夜のままイベントに参加してきました。

いやマジで眠いです(=o=;)……

今も眠いです

新作の素材ディスクのマスターが完成したのは14日中でしたが、それからが長かったです。

新しいものを作ったなら、データだけでなく、使い方の説明・使用許諾のライセンス・パッケージデザイン・ディスクレーベルデザインなど、いろいろと決めておかなければいけないことが多くあります。もちろんディスクの焼きからパッケージまで全部家内制手工業。

無事に予定枚数の素材数が用意出来たのが明け方の4時過ぎ。そこからお品書きや看板、サンプル用の小冊子づくりなど、もう何をやっているのかわからなくなるくらいでした。

そうしてなんとか間に合ったディスクを抱えてビッグサイトへ…
雨が降っていたから大きめの傘を持って行ったのが大きな間違い。早々に雨が止んでしかも気温上がって暑いときたもんだ。

毎度毎度試行錯誤の設営終わって一回ツイート、まだこの時は気力も体力もそこそこはもってましたが…


ただでさえ臨界状態の残り体力、コミティア開会の間、何度寝落ちそうになって、きつかったです。
(今もこの文章書きながら何度か落ちかけてるwっw)

そんな中、結構多くの方に手にとって見て頂き、実際に想定よりも少し多めに出てくれたので、感謝感激雨霰です。

本当にありがとうございました!

帰りは池袋からレッドアロー使ってしまいました。こういう時に使わなくてどうする(*^_^*)
そしてレッドアローの中でも何度かうとうとと…。

帰宅してからご飯作るのもきつそうだったので、大戸屋に寄って少し早目の夕食に。
自分は「三元豚のヒレカツ定食」をば…IMG_8313奥さんは「手作り豆腐のトロトロ煮定食」。IMG_8314そして、昨日からちゃんとした食事をしていなかったので、軽く追加しようと頼んだ「ミニ鶏の黒酢あん」…これがびっくりのボリュームでした(^_^;)。IMG_8316いや~うまかったです。
久々に生き返る心地がしました。

帰宅して犬連れてよろよろしながら散歩。そして今に至ります。
半分寝ながらでもブログは書けるんですね。後で見返すとその内容は黒歴史状態ですが(^_^;)。。。。

さて、それでは今日のところはこれくらいにして…寝させていただきますね。文章が支離滅裂だし

 

おやすみなさ~い

今日のメモ~一日逆戻り~

コミティアに向けて素材作成の作業中…

昔ComicStudioで描いた背景画。手を加えるためにCLIP STUDIO PAINTのパース定規でパースをとって修正作業していました。(ちょっとまえの記事にも書きましたが…)

当然ちょっと進めたら保存するのは忘れてはいけない重要な作業。もちろんそうしていた…はずでした…。

元の絵に気になる矛盾点があったので大幅に直すことにしたのです。
8日からやってた作業。CLIP STUDIO PAINTの便利な機能、パース定規のグリッド機能を使って、奥行きの圧縮の取り直しやデザインの見直しのための下描きを進めて、あとはそれを元にクリンナップするだけ…という段階まで進んでました。
9日に日付が変わった頃の事。そこそこ作業も進んだので保存しておこう、とCtrl+Sを押したら…CLIP STUDIO PAINTクラッシュしてしまいました…。


ファイルを上書き保存中にクラッシュしたので、もしかしたら正常に保存されていないかも…と不安になりながらCLIP STUDIO PAINT再起動させてファイルを開こうとしたら、かなり前の段階まで戻ってました。つまり最新の状態は保存されていなかったというわけで…涙目です。

久々にかなりショックでかかった。

割といい方向性の修正が出来たかな、と思っていたのでなおさらです。

もしかしたら運良くCLIP STUDIO PAINTのこっそり自動バックアップを探れば記録されていないかな…と思って探してみました…
実は、CLIP STUDIO PAINTには「自動バックアップ機能」があるのです。

【Q】保存
バックアップ機能はありますか?

【A】CLIP STUDIO PAINTは、保存のタイミングで自動的にバックアップファイルを作成しています。
バックアップファイルは下記の場所に保存されています。

■バージョン1.3.1以前
・ドキュメントフォルダ内の[CELSYS]→[CLIPStudioPaintVer1_1_0]→「DocumentBackup」

■バージョン1.3.2以降
・ドキュメントフォルダ内の[CELSYS]→[CLIPStudioPaintData]→「InitialBackup」

    →ファイルを開いて1度目の上書き保存時のバックアップデータが保存されています。
  ・ドキュメントフォルダ内の[CELSYS]→[CLIPStudioPaintData]→「DocumentBackup」
→上書き保存時のバックアップデータが保存されています。
 ※Macの場合は書類フォルダ内です。

早速「initialBackup」「DocumentBackup」共に確認してみましたが…残念ながら…ありませんでした。そりゃそうですよね…だって保存成功していないんですから…。

力尽きて寝てしまって、検証を昼から開始。
上書き更新されていなかったファイルを、CLIP STUDIO PAINT V1.4.3で開いてみますが、普通に開きます。編集もできます。
でも保存をしようとしたらその段階でやっぱりクラッシュしてしまいます。
CLIP STUDIO PAINT V1.5.0で開いてみて、clip形式で保存してみようとしてもクラッシュしてしまいました。

これはファイルそのものに問題があるとしか考えられません。
もしかしたらどこかのレイヤーが破損しているのかも…と思って、今回の作業では取り敢えず必要ないレイヤーを削除して、最低限必要なレイヤーに絞って保存してみますが…これもダメ。
素材として登録してみたらどうかと思って素材ウインドウにドラッグしたら…これもダメ。

やっぱり必要なレイヤーのいずれかに問題が生じているんだろうな、という結論に。

なぜこうなったのかは解りませんが、この段階のファイルから作業をすすめることが全くできなくなったので、別ドライブに保存してあったファイルからやり直すことにしました。
これで完全に一日分の作業が消えてしまいましたとさ。・゚・(ノ∀`)・゚・。……。

なぜクラッシュしたのかもよく分かっていませんが、外付けにしたSSDドライブがどうも怪しい様子。このドライブからコピーしたファイルがクラッシュしていたのかも…と思って、元ファイルを開こうとしたら全く開けず。
こりゃディスク終わったか?と思ってディスクチェックをかけてみたら、問題なし。再マウントされたら正常に読み出し出来ました。

いずれにせよ、これには前科があるので、そろそろやばいと思ったほうが良さそうかな…と。
持ち出しにはSSD軽くて重宝しているんだけどなぁ…。

コミティア114「有楽舎工房」G16a~「透視図法」の思い出

11月15日にはコミティア114が開催されます。

毎回「有楽舎工房」で参加しています。
もちろん今回も参加申し込みしてスペース確定しました。

「有楽舎工房」 G16a

コミケは個人サークル「越後屋企画」です。こちらは「ねぐら☆なお」名で自作個人誌を出していますが、「有楽舎工房」では背景素材集を出しています。

私の妻でもあるマンガ家「中村地里」が主に描いている作品が、「ハーレクイン」や「ハーモニー」などのロマンス系なので、必然的に海外を舞台とした「豪邸」や「屋敷」がたくさん登場してきます。
その執筆に伴いストックされた背景を元に加筆修正や再構成を行った背景素材集をカテゴリ毎にまとめています。
おかげさまで多くのプロのマンガ家さんにご好評いただいて感謝しています。

ちょっと個人的なお話をします。

背景を描くのは、実はかなり昔から結構好きな方でした。
こっそり少女漫画誌に投稿していた高校時代の作品も稚拙ながらも背景をきちんと描こうと努力していました。
いつから透視図法で絵を描く事を意識していたかと言うと、ハッキリ覚えているのは中学二年の時の美術の課題でした。
デザイン系の授業が比較的多かったその美術の先生が出したとある課題が「一点透視で描く幾何学空間」でした。その課題がすごく面白くて、夢中になって楽しんで描いたことを今でもハッキリと覚えています。

既にその頃からマンガは描いていました。どちらかと言えば「イラスト」の方が多く、まだちゃんとした作品はまともに完成させたことはありませんでしたが、絵を描くのはすごく好きでした。だからでしょうか、どのような形で覚えたのかは忘れていますが、無意識に「透視図法」というのを意識していたのは確かです。

「透視図法」といえば、もしかしたら自分の記憶の中にあるのは「はじめ人間ギャートルズ」のタイトルのアレかも知れません。ぎゃーギャートルズ文字とでも言えばいいのか、アレが好きで文字の立体化をよく描いていました。
「はじめ人間ギャートルズ」は1974からの放送なので、自分が小学校の頃です。
記憶は曖昧ですが、園山俊二先生のマンガの方は「はじめ人間ゴン」を先に読んでいたような気がします。ちなみに小学校の頃はいわゆる「学習雑誌」系のマンガも好きでよく読んでました。

「ギャートルズ」が根っこにあるというわけではありませんが、「透視図法」はわりと自然に意識していた様です。意識していたから正しく描けるというわけではなかったですが、中高の頃の方が理論に凝り固まってしまった今よりも自然な背景を描けていたかもしれないな、と思うことはあります。

自分が意識して透視図法をきっちりと理解しようと勉強したのは、実は学校で教えるようになってからです。プロになってからの作品で描いた背景は大体は描けている方だとは思いますが、完全独学なので理論の麺では間違っているところや勘違いしているところも多くありました。自分がきっちり「透視図法」を勉強した最初の題材は「建築パース」だったので、マンガの背景としてそれが正しいとは言い切れませんが、理論をベースに考えるという点ではとても役に立ちました。


いろいろな本を読みましたが、是非とも抑えておくべきだと思う筆頭の本は、「デヴィッドチェルシー著:パース!マンガでわかる遠近法」です。

著者のデヴィッドと頭がマグカップの形のマグがマンガでパースの世界を説明しているという、既に定番の本なので今更説明は不要でしょう。

これを読む前に「建築パース」関係の本を読んでいたんですが、よく分かっていなかった事もそれなりにあったけど、これを読んで色々とすんなりと入ってきたので、今でも時々読みなおして再確認するようにしています。

後日発刊された「パース!2 マンガでわかるもっとディープな遠近法」も面白い本です。

実際に自分で描く上で参考になる部分はもしかしたら少ないかもしれませんが、知識として知っておくことで応用力が増すんじゃないかというかなりディープなパースの世界が描かれています。

ここまで描けるようになったら無敵だろうな…ってのが素直な感想。パースの世界はまだまだ奥が深いなぁと気が遠くなる思いがしました(^_^;)。

ある程度パースが判るようになってきたら、透視図法は一見正しいように見えて、平面上に描こうとすると必ず矛盾が生じてしまう理論だということに気付きます。
それゆえに「なんちゃってパース」の方が自然に感じるということが、なかなか難しい点だったりしますね。

マンガの絵の「パース」をカメラの「画角」という視点で捉えることが出来るようになれば結構捗るかも、と思うようになってから、割となんとかなるようになった気がします。

20151105-01こんな話を書こうと思ったのは、ちょうど今「修正」をしている背景画が、まさにカメラの「超広角」故に、描いていなかった部分の加筆に苦労しているからだったりします(^_^;)。

最初は明らかなミス部分があったので、それを修正しようと思って始めたんですが、どうせなら描いていなかった所ももう少し書き加えようと思ったのが運の尽き…。その部分が画角的にどうしても不自然な歪が出る部分なので、ここは無くてもいいかな、と思いつつも描くだけ描いておこうかなという気持ちにとらわれてしまったから…。

描いてもあまり使い手があるとは思えないのになぁ…と思いながら…元のミスを恨めしく思いながら…という妙な気分で描いていますwww

なんというか、まぁ、難しいですね…パースってのは…。でも面白いんですよこれが。

 

冬コミ(C89)当落情報

コミケの当落が発表されました。


…というわけで無事に当選の運びとなりましたのでご報告申し上げます。

現時点では総集編を優先すべきか続きを仕上げておくべきか…といえばやっぱり続きかなぁ…。描きかけなので仕上げておきたいです。20151104-01総集編はデータの復旧をやらなきゃいけないので、ちょっと時間がかかりそう。
もう一度ComicStudioVer3→ComicStudioVer4を行って、新たにCLIP STUDIO PAINT1.5へコンバートして再調整というのが一番妥当な手順のような気がしています。

も一つ描きたいモノがあるので、やるだけやってみようかな、と。

時間ないから気合い入れないとなぁ…。毎年同じパターンになってしまうから…(^_^;)。。。。

リブレの無断掲載事件で思い出した「COMICランゲット」事件

「漫画家に無断で作品を掲載」したとしてリブレ出版が謝罪・担当編集を懲戒解雇したというニュース、本来あってはならないことなのは言うまでもありませんが、この事件、件の担当編集が何を思って何のために誰のためにそんなことをしたのか、真意が全く理解できません。

本が出版されたら当然作家が知ることとなるのは当たり前だし、そうなったら自分が責任を取らなければならないことは明白、出版社も大きな損害を被り、自分も信用を無くして解雇されるのは必至。本が出版されなくなったり回収されたら、同じ本に載る予定だった他の作家さんも被害を被るし、本の発売を楽しみにしていたファンを落胆することになります。
編集部が仔細に発表した経緯を見ても、誰ひとりとして「得する」ことがないのは明白なのに、なぜそんなことをやったのか、理解に苦しみます。

この事件でふと思い出したのが、自分が関わったとある本の廃刊に伴う事件です。
フォースカンパニー刊・「COMICランゲット」という本でした。

コミックランゲット』(Ranget)は、フォースカンパニーが発行・文苑堂東京店が販売したコミックアンソロジー。2003年6月25日に創刊。当初は同年8月に第2号を発行する予定であったが、創刊号の極度の売上不振のためそのまま休刊した。創刊号の掲載作品を執筆した作家のS・H(しばたひでき)は、休刊の顛末について自身のブログでコメントしている。

Wikipediaより引用

Wikipediaに記載されている説明はすごく簡潔なものですが、解決に至るまでは色々とありました。

今日Twitterでつぶやいた内容を引用します。


時系列に沿った仔細なやり取りは、年数も経っていることもあり、曖昧な記憶のみで書くのは止しておきます。

件の編集者は、編集経験者では無く「マンガ家さんに顔が広い(と自分では思い込んでいる)マンガファン」でした。自分の認識としては、「コミケでいつも買いに来てくれるファンの一人」だったのです。
そういう立場の人が「自分が好きな作家を集めて本を作りたい」と思い、夢を見てしまい、大風呂敷を広げてしまった結果……という顛末でした。

過去データ探したら、記録ログが見つかるかもしれません。
もし見つかったら改めてまとめるかもしれませんが、残っているかさえ確証がないので、あまり期待はしないでくださいね(^_^;)。

そろそろ次のトップ絵の(ry [2]

大きな仕事が終わって、引き続き奥さんの締め前のお手伝いをしてたら、日曜日のブログを書く時間が取れませんでした。

そろそろ次のトップ絵の用意しようかな…」でなんとなくカメラ女子を描いたのは、PENTAXが9月18日についに正式にフルフレーム一眼レフカメラのティザーサイトをオープンさせた事もあって、少しテンションが上ったというのもあります。
今年のCP+でモックが発表されたPENTAXのフルフレームデジ一、その後の情報は全く出ていなかったので、特に大きな情報の追加はないもののティザーサイトがオープンしただけでも期待度は上がるってものです(^_^;)。IMGP3177

先日フルフレーム対応の標準ズームレンズ、「HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR」も発表されました。CP+で発表されたD FAの望遠ズーム二本に続いて、少しずつラインナップを揃え始めててワクテカです。

でもさすがにフルフレーム用レンズ、高いです(^_^;)。。


フルフレームカメラ本体も20万~25万位でしょうか…。
ポンと買えるものではないですが、将来を見据えてフルフレーム対応のレンズを揃えておけば、本体ゲットした時にすぐに有効に使えるというもの。デジタル対応のレンズは、DAとDALimitedしか持ってませんが、SMC-MとSMC-Aはちょっと持ってます。それが有効に使えるという見方もできますが、やっぱりDFAは欲しい所です。

PENTAXのフルフレーム一眼がどういうものになるのかまだわからないけど、小型軽量高性能お手頃価格だったらうれしいな(*^_^*)。

…というわけで、奥さんの手伝いの合間に少し手を加えた段階です。20150927

そろそろ次のトップ絵の用意しようかな…

大きめの仕事が一つ終わったので、そろそろ次のトップ絵を用意しておこうかな、と学校で思い立って、ざざっとラフを描いてみました。20150924何の計画も立てずに顔を描き始めて、肩を描いて、おっぱい描いててて、気付いたら「カメラ女子」になってました。
前々回の桜を取るセーラー服カメラ女子に対抗して(^_^;)、今回は紅葉狙うカメラ女子にしようかなと思いましたが、これじゃアクション写真家です。紅葉狙いなら三脚出してくるんじゃないかなぁ…なんて思いながらも、あまり深く考えずにクリンナップしながら調整していくことにします。

飽きてしまったら放置するかもしれませんが、気が向いたら進捗UPするかもしれません。はい。

「comicoマンガ・ノベル 全国学生選手権’15」

自分が行っている学校二校の学生さん達、こぞってcomico主催の「comicoマンガ・ノベル全国学生選手権’15」に応募しました。

漫画雑誌の出版社への投稿・持ち込みは、デビューへの第一歩であることは間違いありませんが、最近確実に増えてきているのはWeb投稿という方法でしょう。
comicoチャレンジ・マンガボックスインディース・ニコニコ静画・PIXIVなど、デビューへ繋がる可能性のある投稿サイトはかなり増えてきました。実際商業ベースとして成功しているケースも増えてきているので、今後もますます増えていくんじゃないでしょうか。

昨年から始まった「全国学生選手権」。9月に行われる「京都国際マンガ・アニメフェア」で授賞式を行うのに合わせての募集ということで、去年は2014/07/11に「comico全国学生マンガコンテスト’14」が告知されたんですが、流石に夏休み直前の告知と8/23締め切りでは、「学校単位での応募」は困難でした。
その旨をcomicoの中の人に直接twitterを通じてお話したところ、今年度は2015/05/29に「comicoマンガ・ノベル 全国学生選手権’15」が告知されました。去年に比べてかなり早い段階の告知だったので、学生さん達が取り組むための準備期間も十分でした。

その「comicoマンガ・ノベル 全国学生選手権’15」の受賞候補作品が発表されました。
その中に自分が教えに行っている学校の子の名前を見つけた時、自分の事のように喜んでいる自分がいました。受賞候補作品の数が9作品で、優勝1名・準優勝2名・入選6名ということで、入選以上確定かな?

公式に行く(デビューする)事になるかどうかは本人のやる気次第だし、雑誌出版社でのデビューとは毛色が大きく異る媒体でもあるので、実際に「カラーで週刊連載」となると、かなりハードな道となることは間違いないだろうけど、それを言ってしまえばそもそもどのジャンルだろうが媒体だろうが、漫画家という仕事は楽な仕事ではないわけだし、安定性の高い仕事ではない以上、いずれにせよ茨の道なのは確か。多くの漫画家志望のアマチュアの中から、デビューへの大きなチャンスを得た事は大きいので、是非とも頑張ってほしいなぁなんて、ちょっと親心を出して応援する「先生」なのでした。

他の子達もまだまだこれから、ぜひとも負けじとチャレンジして欲しいです(^^ゞ

かく言う私ものんびりはしていられない。。。。

 

 

ところで、最近発表されたCLIP STUDIO PAINTのcomico版。


プリセットにcomico形式の690×20000ピクセルが最初から入っていたり、パッケージに公式作品の絵を使ったり、comicoスタイルの教本のダイジェスト版(PDF)がついたりと、comico仕様ではあるものの、事実上はCLIP STUDIO PAINT Proと同じ機能を持っていて、特典付きなのにお値段¥4,980とパッケージ版にしてはかなり安い。(ダウンロード版が5000円であることを考えるとかなり安いかも。)

これから始めようかな、と思っている人にとっては、結構お得かも知れませんね。