CLIP STUDIO PAINT」カテゴリーアーカイブ

クリスタの描画系サブツール詳細 -2-

昨日のエントリー「クリスタの描画系サブツール詳細」が、予想以上にたくさんの方にご覧いただけたようでありがとうございます。
それなのに、内容が薄くて本当に申し訳ありません。もう少し充実した内容の記事にしたかったんですが、時間的に少し厳しかったので、簡単な触りだけになってしまいました。
そして今日も時間がないので、昨日の続きを少しだけ…またもや触りだけレベルですが…。

サブツール詳細の「カテゴリ」で見つかる項目を一覧させてみました。

●「ブラシサイズ」「描画した線のレイヤーへの反映設定・アンチエイリアス処理ブラシサブツール1

●「ブラシ形状」「先端」「散布」「ストローク」「紙質」の設定ブラシサブツール2

●「水彩境界の処理」「消去(ベクターレイヤー使用時のみ)」「線の補正」「線の入り抜き・はみ出し」の設定。

ブラシサブツール3今日はこれくらいでほんとご勘弁ください。マジ今眠いです。週の頭の体調不良が未だに少し残っています。

一つ一つのパラメータと実際に反映される描画の結果の違いや、パラメータの相互関係などを検証できればと思います。

追記

なんか、寝ぼけてたため、凄まじいほどの変な文や単語が入ったまま投稿してたので、修正しました。(^^;;

お恥ずかしいです。

クリスタの描画系サブツール詳細

全パラメータ表示CLIP STUDIO PAINTの描画系の各サブツール…ツールプロパティからサブツール詳細を表示させてよくよく見てみたら、「ペン」も「鉛筆」も「エアブラシ」も「水彩筆」も「デコレーションブラシ」も「消しゴム」さえも、すべて共通なんですね。

敢えて全パラメータを表示させて「ツールプロパティ」を見てみたら、こんな風にすんごく長くなってしまいました(^_^;)。

各サブツール毎に重要な項目だけを表示させているので、ツールプロパティだけを見ていると全く違う様に見えるけど、どうやら描画系ツールの基本的なエンジンはたった一つの様に見えます。

なるほどなるほど…。

これだけ多くのパラメータを持っているということは、カスタマイズ次第で本当に多彩なサブツールを作ることが出来るということで、それ故に工夫をこらしたブラシが多く作られてCLIP等でシェアされているわけです。

自分はカラーの時は「水彩筆」風のブラシをよく使っていますが、改めて自分が使っているブラシのパラメータを見てみると、もっと使い勝手がいいブラシにすることが出来そうな気がしてきます。

じっくりカスタマイズしていくのもいいですが、まずは既存のサブツールから理想に近いサブツールを探して、そこからパラメータをいじって欲しいタッチを見つけていき、自分にとってどのパラメータが重要なポイントなのかを見極めていくという方法が、自分に最適なサブツールを見つけるための第一歩なのかもしれませんね。

自分はまだ一番理想的なモノクロ用の二値ペンを見つけ出せていません。個人的にはカラー用のアンチエイリアスONの線はすごく細い線の再現性がいいのですごく気に入っていますが、二値の線はComicStudioの方が好きなんです。お陰でまだペン入れ段階で思ったような描き味が得られずに、ジレンマ感じたりストレス感じたりで堂々めぐりすることも多くて…(^_^;)

ComicStudioからCLIP STUDIO PAINTに移行する事がなかなかできない人の引っかかっている点の一つは、この多彩で複雑なパラメータに戸惑っているというのも有るかもしれませんね。
なにしろ、ComicStudioは完全に二値に特化したツールだったので、どうしても見慣れなかったり使わなかったりするパラメータに混乱をする人も多そうです。

自分もとにかく一刻でも早く心地良いベストな二値ペンを見つけたいです。

ちなみにアナログ時代の自分の一番お気に入りのペン先は、昔のタチカワの丸ペンでした。

●補足●
「ツールプロパティ」から「サブツールの詳細」を開く時は、右下のスパナアイコンをクリックします。サブツールウインドウ開いた「サブツール詳細」には「パラメータのヘルプ」があるので、それを参考にパラメータを弄ってみることから始めるといいと思います。サブツール詳細頻繁に変更するパラメータは、目玉マークを表示させることで、「ツールプロパティ」に表示されるようになります。
頭の「ツールプロパティ」は、この目玉マークを全部ONにした状態です。この状態だとそのツールで一番重要なパラメータが何かワケが判らなくなるので、ほんとうに重要なものだけを表示させることで、全く違うツールのように扱うことができているというわけです。

コミスタ・イラスタ販売終了

ComicStudioとIllustStudioの販売が、30日についに終了しました。

CLIP STUDIO PAINTのプリント制作中に、FAQを確認してみようと思ってCLIPにアクセスしようとしたらメンテ中で思い出しました。

(↑「ありがとうComicStudio・IllustStudio」と書くつもりだったけどミスったままツイート)  


なんとなく販売終了はひっそりと…という印象でしたけど、販売は終了してもWindows10ではどうやら無事に動くみたいのなので、まだ移行出来ないしたくないという人は、当分使い続けるでしょう。

セルシスさんの最新の記事ではないんだけど、一応公式にこんなことが…

自分自身も仮想環境ではあるものの、動作確認を行ったので、Windows10を導入した場合でも、安心して使えるのは助かります。

さて、これからComicStudioとCLIP STUDIO PAINTを取り巻く制作環境はどうなっていくんでしょうか?

新規にComicStudioを入手することは出来ませんが、CLIP STUDIO PAINTの新規購入者は使う方法が用意されています。

Q2. 販売終了にも関わらず、2015年6月30日以降にComicStudioEXを無料で使えるようにするのはなぜですか?

A2. ComicStudioは、数多くの制作現場で使用されており、今後もスムーズに移行作業などを進めるために、何らかの形でComicStudioの提供 を継続して欲しいというお客さまからの強いフィードバックをいただいておりました。そのようなお客さまのご要望にお応えする形で、どうしても ComicStudioが新規に必要になった場合のご提供方法を残しました。ComicStudioの販売は終了いたしましたが、CLIP STUDIO PAINT EXをご購入いただき、CLIPから申請を行っていただくことで、ComicStudioEXを無償で2017年12月末までお使いいただけます。

Q3. 2015年6月30日以降にCLIP STUDIO PAINT EXを購入すると、もれなくComicStudioEXがもらえるのでしょうか?

A3. いえ、そうではありません。ComicStudioがどうしても必要なお客さまは、CLIP STUDIO PAINT EX(パッケージ版またはダウンロード版)をご購入いただき、CLIPから申請を行うことでComicStudioEXを無料でご利用いただけます。ただ し、2017年12月末までの期間限定となります。

CLIP STUDIO PAINTの新規ユーザーが、ComicStudioを使う必要性が出た場合の対応策として、「無料」で利用できるという選択しを用意しているというわけです。

しかしこれはあくまで「6月30日以降にCLIP STUDIO PAINTを購入した人が申請すれば、期間限定で無償でComicStudioを提供」ということで、CLIP STUDIO PAINTを既に持っている人がComicStudioをタダで手に入れられるというものではないようですのでご注意の程を。

 

ComicStudio・IllustStudioの販売が終了するのは既に告知されていたことだったので、ああ、ついにこの日が来たか…というちょっとした寂しさを感じたくらいでしたが、そんなことよりも個人的にはかなりショックだったのが…


利用者少ないのかなぁ、CLIP STUDIO PAINT使いの人は、これの使い勝手に慣れてしまうと離れられなくなるんじゃないかと個人的に思っている最強ツールなんです!
だけど…便利だけどね、これ、安いから仕方ないのか…わりと脆くてね…今使っているの三本目なんです。なので、そろそろ予備を抑えておきたいと思っていたところだったので…

だって、2000円が2500円だよ。・゚・(ノ∀`)・゚・。。。。

ぐぬぬ…マジに激しく後悔中…orz。。。。

ただの落書き…

金曜日終わりました。一週間あっという間だなぁ…。
金曜日の段階で結構疲労蓄積しています。今既にかなり眠いです。

書こうと思えば長々と駄文を描くことは出来ますが、今日はCLIP STUDIO PAINTで落描き。20150627落描き特にテーマはありません。なんとなく三つ編みを描きたかった…それだけです。

ささっと描いて存在感の有るカラーを描けるようになりたいなぁ…。いつまでたっても味気のない塗り方だ。もっと工夫せねば…

ちょっと忙しすぎて余力が少ないけど、やっぱ色々と描きたいです。もっと。

あまり役には立ちそうにない(^_^;)

授業用のプリントで、ものすごく簡単にCLIP STUDIO PAINTのカラーに触れてみました。

この前UPしたトップ絵を元に、参考例として作ってみたんだけど、あまりにもざっくりとしすぎてて役に立ちそうにないです…(^_^;)。20150624-01カラーの彩色に関しては、ホント色々な手法や手順があるので、発表されているすばらしいHowToがいっぱいあるので、自分のやり方はあくまで「一例」程度の位置づけになってしまいます。
自分の場合は透明水彩風の筆と水筆中心ですが、水彩風に塗っているわけでもなし…。もっと色々な塗り方が出来るようになりたいですね。もっと試してみなきゃ…。

今日は無事に市の胃がん検診受けられました。血圧のチェックも引っかからなかったんですが、朝飲んだ降圧剤の服用時間の関係で、診察が一番最後に回されたので、一時間以上待たされることに…。これは服用は三時間前までに済ませておくことという注意書きを見落としていた自分のミスでした。

数年前に、要検査になって胃カメラ飲んだ時には「逆流性食道炎」と診断されて、ちょっとお薬服用しています。一昨年は要検査にまでは至らなかったものの所見ありとのことだったので、昨年度の検診(今年の頭)が出来なかったのは気になるので、今年は無事に検診できて少しホッとしています。
もちろん何もなければ一番なんですが、もし何かあったとしても、早期であれば…というのがあるから…。

梅雨なのに今日は夏のような日差しでした。あじさいもそろそろ咲ききって、最初に咲いた株は傷み初めて来ました。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

PENTAX K-3

PENTAX K-3

梅雨は今週末から後半戦だそうです。
なんだか、馬鹿に暑い5月だと思ったら、妙に寒い日が続いたり、梅雨っぽくないゲリラ豪雨が降ったり…変な天気が続いています。
天候の変化って結構体調にストレートに来るので、普通に穏やかに季節相応の天気であってくれればいいのに…と思う今日この頃です。

【CLIP STUDIO PAINT】「カスタムパレット」もどき

CLIP STUDIO PAINTには「カスタムパレット」がありません。

代替の方法で何か良さ気な方法がないか考えていたら、既に使っている機能で出来るんじゃないかと思ったのでやってみました。

CLIP STUDIO PAINTでは「ツール」を選んで「サブツール」を選ぶという手順が必要になります。
そこでこの「ツール」を選ぶ作業を可能な限り少なくして、良く使う「サブツール」だけを集めておけばいいんじゃないかな、と思って、今日授業だった東洋美術学校のiMacで試してみました。


良く使うサブツールをコピーして、新しいサブツールグループにまとめるという考え方です。
たったこれだけのことですが、思ったよりも使えそうな気がしてきました(^_^;)。

作業手順はこんな感じです。

  1. 良く使うサブツールをまとめる時にはそのサブツールを移動させることになるので、あらかじめ「サブツールの複製」を行っておきます。
  2. 独立した「ツール」を作ります。20150619-00サブツールをツールパレットの空いているスペースにドラッグして離します。
    この図の様に、仕切りバーに重ねるように置くと、仕切りの間に新しい「ツール」が作られます。
  3. 良く使うサブツールをの2で作ったアイコンにドロップします。20150619-01どんどん単体のサブツールをが2で作った「ツール」に突っ込んでいくと、「ツール」を選ぶと、突っ込んだずらっと並んだ状態になります。
  4. サブツールを一つにまとめたい別のサブツールのアイコンに重ねると、そのサブツールにまとめることが出来ます。20150619-02
  5. 出来上がったらこんなイメージになりました20150619-3

このパレットを切り離してフローティングにしたら、少しだけComicStudioテイストな「カスタムパレット」が実現~。

でも、残念ながら、ComicStudioでは可能だった「コマンド」をここに入れることは出来ません。ComicStudioでは、実はこのコマンドもカスタムパレットに登録できるという機能が凄く便利でした。
CLIP STUDIO PAINTでも出来れば、かなり近いイメージで使うことが出来るかもしれないんですが…残念ながら今のところはこれが精一杯…なのかもしれません。

CLIP STUDIO PAINTは私個人との意見としては「カスタマイズしてなんぼのソフト」だと思っているので、色々と試して、自分にとって使い勝手がいい様にチューニングして行きたいですね。

ついでにTop絵更新(^^ゞ

授業用に描いたイラスト、カラー化し始めて何とかUPしました。

CLIP STUDIO PAINT EX

CLIP STUDIO PAINT EX

キラキラさせてみました☆彡女の子をキラキラさせるのは基本だと思ってるので。
奥さんが作った素材を使って背景に貼って、オーバーレイでかぶせて…と、それほど難しいことはやっていません。もともとカラー化にすることを想定していなかったので、ちょこちょこ修正しました。

ComicStudioではあまり良い結果にならなかったので使う機会が少なかった「ラスベク変換」をCLIP STUDIO PAINTでやってみたんですが、結構いい感じの変換してくれました。ありがたやありがたやm(__)m

んで、せっかく描いたのでサイトのトップ絵を変えました。この絵を元に横組みに再編集。
キャラクターの絵をトリミングしてしまいましたが、元々縦組み構成だったので思い切ってバッサリと行きました(^_^;)

 

2015年06月15日

文字入れと加工はPhotoshop使っています。「レイヤー効果」は充実しているので、こういうのをちょちょっとやるのはPhotoshopの得意分野。
Photoshopに「レイヤー効果」が付く前は、地道に新しいレイヤー作ったり複製したりレイヤーから選択範囲取って塗ってガウスぼかしかけて…なんてことをやっていました。ホームページのバナーデザインなどを自分でやるのも主流になっていた頃だったのか、その手の解説本も百花繚乱でしたね。

そんなこんなで、「桜モード」だったトップページも差替えて、服装もちょっと夏モードになりました。
時々はこうして差し返しますね。今まで放置しすぎだったから…(^_^;)。

ついでにpixivにもUPしましたです(`・ω・´)ゞ

カラー化~仕切り直し~

先日書いた「カラー化中」の画像、ちょっと不満があったので一時保留して別のものを「カラー化」しています。最近描いた授業用のショートカットの女の子。20150613-01日曜は、デジタルアーツ東京の体験入学の授業に出ますので、その準備もしていたため、余り進みませんでした。
これは日曜中にUPする予定です。

案外やること多くて忙しいです。
夏コミ、ちょっときっちりスケジュール組んで進めないと結構キツイかも知れない…でも頑張る!

【CLIP STUDIO PAINT】クリスタのトーン(改定版)~授業用プリントより~

数日前にUPした「【CLIP STUDIO PAINT】クリスタのトーン~授業用プリントより~」。今見ると色々とミスもあったし作りも粗いので少し改定しました。

またもや安易な投下です(^_^;)20150609-01トップの比較絵を変更して、文章を少し調整しました。
「トーン」の位置付けの捉え方、自分がひねくれているのか、それとも勘違いしているのか…ちょっと混乱していることが文章からも伺えます。そんなことでいいのか俺(^_^;)……20150609-02ここは説明用の画像を丸々作りなおしました。
前のやつは既にマスター原稿が消失してしまっているので。・゚・(ノ∀`)・゚・。…

ツールプロパティの項目の説明を少ししています。そのまま使うとちょっと適しているとは思えない挙動でもあるので、こればっかりは仕方ない所です。

「トーン」という風にあえて「」をつけているのも、ちょっと悩みどころです。
なにしろ「素材」の中の「トーン」という文字の記載箇所は、「素材の詳細」の「トーン化」の項目だけですから…。20150609-03ここも差し込み画像の変更です。文章も一部修正しています。20150609-04

ここは画像の差替えだけでなく、【5】の項目を大幅に加筆しました。
あくまで初歩的な作業の実例なので、今更感はありますが、初心者の中には、「ペン」で縁取ってから、中を太い「マーカー」で塗りつぶすという、アナログ的な作業をやっている人がいます。アナログではこうするという手順をそのままやっているというわけですね。
実際に「こうすれば簡単にきれいにできるからやってみて」と言えば理解してくれるんですけど…。20150609-05一例ということで、「塗り残し部分に塗る」方法と「削り」をする方法だけは簡単に説明しました。

複合的に様々なツールを駆使して行う作業なので、まだ詳細を書いていないツールの説明の入れどころが結構難しいです。

まだまだブラッシュアップしたいところですが、まずはこんな所で…(^_^;)。

【CLIP STUDIO PAINT】クリスタのトーン2~授業用プリントより~

昨日の「【CLIP STUDIO PAINT】クリスタのトーン~授業用プリントより~」に引き続き、今日もプリント投下でお茶を濁します(^_^;)。

CLIP STUDIO PAINTのトーンと書いていますが、結構重要な点として、実は…「CLIP STUDIO PAINTにはトーン専用のレイヤーは用意されていない」んです。
その代わりに、一部のレイヤー(コマレイヤー)を除き、すべてのレイヤーがいつでも「トーン化」することが出来るという点がポイントです。
ある意味今までの「トーン」の概念を覆しているCLIP STUDIO PAINTの「トーン化」機能なんですが、この概念を理解できれば、おそらくものすごく応用力が増すんじゃないかと思います。
(ただ、それがほんとうに役に立つかどうかは、その人の作風・作画スタイルによって変わると思いますが…)

それでは投下します。20150607-01早速書いています。
ここでは「素材」(トーン)という書き方に変えています。
よくよく「素材」の分類リストの部分を見てみると、「トーン」とカテゴライズされているものはないんですね。つまり「これはトーンでこれはトーンじゃなくて…」なんて使用用途による分類はハナから行っていないというわけです。
だって「すべてのレイヤーはトーン化出来る」んですから…。20150607-02ここの【2】に貼り付けている画像、シンプルにまとめたつもりですが、操作上の重要なポイントをまとめています。

  • まず、レイヤーの「表示効果の変更」は「レイヤープロパティ」を見て決めます。
  • その時に、そのレイヤーを「編集」したいと思ったら、「レイヤープロパティ」の下部にある「ツールナビゲーション」に表示されているツールを選びます。
  • ツールが最適なものに切り替わるので、その後「ツールプロパティ」を見て、そのレイヤーを「編集」します。

…と、こんな手順で操作できるわけです。
レイヤーの種類によっては、「ツールナビゲーション」に表示される「ツール」が変わったり、複数表示されたりするので、「編集する対象に合わせたツールを一発で選ぶことが出来る」様になっているんですね。

もし、この「ツールナビゲーション」を選ばずに、ツールパレットから直接操作する「ツール」を選んでいる人は、「レイヤープロパティ」経由で「ツール」を選んでみて下さい。

この操作性は、凄く単純なことのようでかなり重要なポイントじゃないかと思っています。20150607-03グラデーションの使い方、ものすごく簡単に説明しています。簡単に書いているけど簡潔じゃないからかえってわかりにくいかも…。難しいなぁ…。

20150607-05
ここでのポイントは、「ツールプロパティ」の「描画対象」の「編集対象のレイヤーに描画」と「グラデーションレイヤーを作成」の使い分けだと思います。

ComicStudioのグラデーションツールにも、ツールオプションに「編集中のレイヤーに描画する」のチェックボックスがありました。

CLIP STUDIO PAINTではデフォルトにグラデーションのサブツールが全部「編集対象のレイヤーに描画」になっているので、「再編集できるグラデーションレイヤー」が作りたい人は、この「描画対象」を「グラデーションレイヤーを作成」に切り替えることを忘れないようにしなきゃいけません。

それと、ComicStudioともひとつ決定的に違うのが、グラデーションの基本色が「黒」か「白」のみで、「黒から白」という表現ではなく、「黒」または「白」の「透明度」でグラデーションを作っているという点です。

CLIP STUDIO PAINTには「メインカラー(描画色)」と「サブカラー(背景色)」と「透明」を使ってグラデーションを作ります。
(…という表現は少し語弊はあります。細かいグラデーションの編集を行うときには、キーポイントになる部分を、「メインカラー」「サブカラー」の色にかかわらず、好きな色・好きな透明度に設定することが出来ます。)

グラデーションのサブツールのサムネイルが、「メインカラー」=赤・「サブカラー」=白で作られているのもちょっと誤解を招きかねないような気がしますが…(^_^;)。。。まぁこれは慣れるしかないですね。20150607-04またもやざっくりとした説明です(^_^;)。
実際に目の前でやってみせるのが一番早いんですね。グラデーションに関しては。

CLIP STUDIO PAINTでは「素材」から持ってきても、この「ツールナビゲーション」に慣れれば、あとからのグラデの再編集が結構楽です。

ComicStudioのグラデは、有無も言わさず「グラデーション」ツール使ったほうが自在でした。
素材のトーンから貼るのは、位置合わせ・方向合わせ・サイズ合わせが難しくて無駄に時間がかかってしまうので、グラでツールで一発ピッとやるのが圧倒的に楽です。

CLIP STUDIO PAINTとComicStudioの比較をして違いを理解する事が結構重要なんだろうな、と思います。もっと理解を進めて行かなければいけないなですね。