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(この日のメモ)奥さんのCintiqが返ってきた

この日はDATの授業だったんですが、私が学校に行っている間に、お届け物がたんまりあったみたいです。

そのうちの大物は、何と言ってもWACOMさんに修理をお願いしていたCintiq24HD!玄関に梱包箱がドカンと鎮座していました。
実はWACOMではこちらで発生した現象が再現されなかったとのことで、修理をどうするかという確認と、症状に関係すると思われる部分を交換する場合の見積もりが出ていたんですが、そのまま返されてやっぱり症状が出てしまうのはこまるということで、念のため交換してもらう処置をお願いしました。
その修理代金は代引き支払いだったんですが、本体の発送とは別便で請求が来たようです。

さらには自分がメルカリで手に入れた単焦点レンズ…これについての記事は後ほど…。奥さんが注文していたアマノフーズのフリーズドライ食品セット、それとUPSの交換用バッテリー!
奥さん曰く、今朝の段階で、UPSからアラームが鳴り続ける状態になってしまったそうで、Cintiqの到着と合わせてバッテリーも届いたのは実にナイスタイミングでした。
実に残念なことに、UPSのメーカーでは既に対応する交換用バッテリーの製造を中止していました。消耗品であるバッテリーの製造を中止するとは一体何ごと?せめて互換性のある後継製品を用意しておくのはメーカーの責務では?
奥さんのUPSと私のUPSは、製品の型番や年式は違いますが、対応バッテリーは同じ型番でした。そりゃ本体の保証期限は切れているし、私のUPSは製造中止からおそらく7年は経過している。でも奥さんのUPSはそんなに古くはない。バッテリーは3年位で交換するものだと言われているので、本体は継続して使用してバッテリーを交換して長年使うものなので、本体の製造が中止だったとしても、交換バッテリーは製造し続けてもらわなければ…(´Д⊂ヽ…。
幸いにして互換バッテーリーが幾つか出ていたので、評価の高いものを選んで注文していたんです。純正よりも大幅に安いので助かりました。

いいタイミングでバッテリーもCintiqも到着したので、セッティングしなおして動作確認したところ、UPSはアラームも鳴らずに正常に動作中。Cintiqの方は問題のトラブルも出ずに従来通り正常動作。良かった…

…ただ、ComicStudioでタブレットの座標ズレが発生していたので、ドライバを再インストールしなおして設定をやり直しということになりましたが、使えなくなってしまうわけではないので問題なしです。

そんなこんなで学校から帰ったあと、ちょっとバタバタしてしまった一日でした。あとは疲れてばたんきゅ~でしたとも(;´Д`)。

(この日のメモ)Googleドライブ活用!

東美では学校でGoogleドライブを効果的に活用しています。学校から各学生にアカウントを発行して、共用作業フォルダを設定することで、ファイルの配布・提出などに活用しています。
以前は直接指定の空いているパソコンの指定フォルダにひとりずつUSBメモリ経由でコピーする方法を取っていましたが、これは効率が悪いのは言うまでもなく、提出日にはパソコン前に列を成す形になってしまうので、決していい方法ではありませんでした。
一昨年には、MacOSXの機能の一つ、AirDropを使ってファイルの提出を行ってみました。以前よりは楽になりましたが、普段使い慣れない機能でもあるので、操作方法の説明や「受け入れる」ボタンをひとつひとつ確認シなければならない手間など、提出が集中するとかなり大変でした。
そして去年から活用を始めたのがGoogleドライブです。
いざ初めて見ると、これがかなり楽。今までの苦労がウソのようでした。
提出日や時間も、アップロード時間として記録されるので、提出期限を守ったかどうかの確認も簡単なのもメリットです。

そういうわけで、DATでもこの方法を使ってみることにしました。
そもそも、クラウドサービスの活用方法も色々とレクチャーしておきたかったのでちょうどいい機会です。
自分のGoogleドライブのアカウント内に、共用のフォルダを作成して、そこに各学生に提示してもらったアカウントを招待して編集者に。ただしアクセス権の変更は許可せずに運用をしてみることにしました。
学校にネットワークドライブが有るには有るんですが、他の学科とも共用でもあり、アニメーション学科の大きなプロジェクトの詰めの時期になるとあっという間に残り容量が無くなってしまったり、同時アクセスが集中するとネットワークがすごく不安定になったりすることが多くて、切迫している時のストレージとしては余り信用出来ない様なトラブルも多かったというのも、クラウドサービスを利用してみようと思った理由の一つです。

尤も自分の使っているGoogleドライブは、無料の15GB(セキュリティ診断ボーナスで+2GB)なので、無闇矢鱈と作業スペース的な使われ方をされたらこまるので、その点だけは厳命しなきゃ(^_^;)。

上手く使いこなすことができたらかなり有効だと思うんだけどな。

【Windows】CLIP STUDIO PAINT…「登録されている拡張子」の罠

先週の金曜日、東美の授業で「CLIP STUDIO PAINTの旧バージョンの拡張子と新バージョンの拡張子」の話をしました。今週始まったDATの二年生の授業でもこの話に触れました。

既に新バージョンリリースの段階でも、互換性の話と拡張子の話はしていたんですが、昨年度はまだ学校にインストールされているCLIP STUDIO PAINTのバージョンは1.4.3だったため、自宅で1.5を導入した人向けに説明しただけにとどめていました。
新年度に入って学校のパソコンにインストールされているバージョンが1.5以降となっていたため、改めて説明を行いました。東美の春休みの在宅課題の添削時に、自宅の環境が旧バージョンのままの学生がいた関係で、これはきちんと説明しておかないとトラブルの可能性もあると思って念押しのつもりで…

「くれぐれも『.lip』ファイルをVer1.5 で開いて、上書き保存」しないように!」
「さもないと拡張子が『.lip』のままなのに、ファイルが旧バージョンで開けなくなっちゃう!」

…という話をしたんですが…。そこに思わぬ「罠」が…(@_@;)!

「先生、その拡張子って…?私のパソコンでは見えてないんですが…。」

そう、Windowsの標準設定では「登録されている拡張子は表示しない」設定になっているという「罠」があったんです。自分のパソコン環境下では、システムインストール直後の環境設定の調整時に、結構無意識のうちに変えていたのですっかり忘れていました。
拡張子が表示されていない状態とされている状態を比較すると…拡張子非表示+見かけ上、拡張子非表示だとファイル名が全くおなじになってしまいます。アイコンやサムネイルも同じなのでぱっと見では全く違いが解りません。これでは保存バージョンの違いを管理することが出来ません。

そこで、拡張子を表示されるように設定を変更します。
Windows7でのやり方は以下の通り…

(1)コントロールパネルを開きます
これは「カテゴリ」で表示されている状態。
20160419-01ここから「デスクトップのカスタマイズ」をクリック

(2)「フォルダーオプション」を開きます
20160419-02アイコンで表示されている場合は、直接「フォルダーオプション」のアイコンをクリックします。20160419-03(これは、「小さいアイコン」で表示した状態です。)

(3)「フォルダーオプション」の「表示」→「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外します。20160419-04「適用」をクリックすると、表示が切り替わって、拡張子が表示されるようになります。

Windows8.1では、デスクトップを表示させた状態からチャームを表示→設定→コントロールパネルです。

Windows10でも基本的には同じなんですが、Windows10ではコントロールパネルの開き方がわかりにくくなっています。
(1)スタートメニューを右クリックします
タブレットPCの場合は、スタートメニューを長押しで表示されます。20160419-05(2)「フォルダーオプション」ではなく「エクスプローラーのオプション」を開きます。

(3)「エクスプローラーのオプション」の「表示」→「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外します。20160419-06「適用」をクリックすると、表示が切り替わって、拡張子が表示されるようになります。

確かに、エントリーユーザーにとっては、「拡張子」を意識してファイル名を管理するというのは、少しハードルが高いかもしれません。各アプリケーションが自動的に保存形式を隠された拡張子で管理してくれるので一般的な利用では意識する必要がありません。
しかし、少しでも使い込んでいくと、拡張子が表示されていないことによる不都合にぶち当たる可能性は高いです。何しろ画像ファイルはJPEGだろうがGIFだろうがPNGだろうが、開くアプリケーションが同じならアイコンの見かけ上では同じになってしまいます。20160415-12上はWindows8.1の「フォト」で開く設定にしている状態です。
Photoshoで一つの画像を違う形式で保存した状態です。「表示」を「詳細」にした状態で並べてみました。
左側ではファイル名とアイコンが同じで、ファイルの種類が表示される「詳細」で「種類」の違いが解ります。20160419-07しかし「表示」を「中アイコン」「大アイコン」「特大アイコン」にした時には、サムネイルとファイル名が全く同じでになってしまうので、違いが解りません。
拡張子の表示をONにすれば、それぞれがどの形式化一目瞭然です。

一見同じ画像の様に見えていても、違う拡張子だと全く意味が変わってしまうので、デフォルトで拡張子の表示をONにしておくべきじゃないかと思っています。

どちらかと言えば、CLIP STUDIO PAINTというよりもパソコンの初歩の知識なのですが、案外そのまま使っている人も多いのではないかと思って纏めてみました。

 

【CLIP STUDIO PAINT】効率化→トーンの組み合わせを素材化

ComicStudioでは、良く使う定番トーンを「素材」の「お気に入り」に入れてたので、貼る時はそこから「トーン色」を使って貼るという方法を使っていました。
CLIP STUDIO PAINTではその「お気に入り」が無くなったので、どうすれば「効率的にトーンが貼れるか」というのが結構重要になってきます。
22日の東美の授業は、アナ→デジの作業の実習の二週目なので、「効率化」の幾つかの例を示すことにしました。

●貼りたいトーンのセットを作り素材化する

漫画作品を作る場合は、複数ページに渡って同じ種類のトーンを貼るという作業が頻繁に生じます。
複数の種類のトーンの組み合わせを選択して貼る作業は思ったよりも手間がかかり、場合によっては組み合わせのミスが生じたり、貼るトーンの種類や濃度を間違ったりすることもあり得ます。

そこで良く使うトーンの組み合わせを「フォルダにまとめて素材化する」ことで、効率的に作業をすることが出来ます。

  1. 必要なトーンをページに貼って「フォルダー」にまとめておきます
    キャラクターに貼るトーンの場合は、そのキャラごとにまとめるのも一つの手です。トーン+
  2. 一度トーンを何も貼っていない状態にします
    (1)レイヤーパレットでレイヤーを選択
    (2)「選択範囲」→「すべてを選択」
    (3)「編集」→「切り取り」全体選択+
  3. まとめた「フォルダー」を選択して「素材」として登録しますフォルダ選択+
  4. 登録された「素材」を必要なページに貼付けして、「塗りつぶし」ツール等を使って貼ります

同じような方法は、ComicStudioでもよく使ってました。

比較的良く使う方法の一つですが、基本トーンを最初から「テンプレート」に入れておくという方法もありますね。私は「コマフォルダ」→「コマ枠フォルダー」活用派なので、レイヤー数が増える事はわかっていながらコマ単位でトーンを貼るので、キャラ単位のトーンの組み合わせどころか、キャラ単位のフォルダーにしてしまっています。(線画レイヤー複数と白マットとトーン)

レイヤー増やしすぎるのは確かにどうかと思うところもありますが、レイヤー分けてたことで助かったことが多いので、わりと分けて作業するようにしてるんですよね。

ところで、CLIP STUDIO PAINTではページ単位で一枚のファイルに保存する形となるので、レイヤー単位で保存していたComicStudioに比べて、ファイルの容量やファイル保存の時間が結構大きくなります。個人的には一枚のファイルになったことで、レイヤーのサルベージができなくなったのが痛いです。

ComicStudioでディスクトラブルが発生した時も、レイヤー単位でのサルベージが出来たことで結構修復できたんですが、CLIP STUDIO PAINTファイルを保存していたSSDが調子悪くなった時には、一部のページが開けなくなったことで、色々台無しになって凹みました(;´Д`)。
ComicStudioの保存形式は問題も多かったのは確かですが、自分としてはCLIP STUDIO PAINTの保存形式の方が被害発生時のダメージが大きくてきついかもです。
同人誌の総集編用に再構築中だったページファイルが幾つかダメになって、結局一からやり直しになったのが、精神的にこたえたです。。。

話しそれましたが、CLIP STUDIO PAINTの素材には色々と注文が多いのは確かです。せめて「お気に入り」と「履歴」は復活して欲しいなぁ…。

(この日のメモ)初日のトラブルは付き物(^_^;)

(4月24日記載)
DATの授業初日。二年生は新しい教室。しかもSkylakeのCore i7マシン!液タブも最新のCintiqなのでこれは捗る~!…と思ったら、いきなりトラブル(^_^;)。

CLIP STUDIO PAINTのシリアル認証が通ってませんでした。

CLIP STUDIO PAINTの認証は、アカウント単位で行わなければいけないようになっているんですが、学科ごとにアカウントを発行している環境で、マンガコースのアカウントでの認証をしていなかったみたいです。
運悪いことにパソコン関係の管理を行っている職員さんが休みだったので、ちょっとパニック(;´Д`)。急いで確認してもらって認証作業が完了するまで三十分位でなんとかなったので、大きな支障は生じませんでした。

問題は一年生の教室…1~2限スタート直前で、タブレットドライバのインストールを急遽行うという対応をしていたので、もしかしたらこちらもマンガのアカウントでシリアル認証通っていないだろうな…と予測。
午後からの授業に入る前の40分間の昼休みで対応するしか無いんですが、20数台のシリアルを入れるだけで済むなら十分間に合うはず…だったんですが、そうは問屋が卸しませんでした。・゚・(ノ∀`)・゚・。。。。

CLIP STUDIOの起動時の「素材の展開(データベース構築)」が終わってませんでした。

これはかなりキツかった。
これが終わってからでないとCLIP STUDIO PAINTの起動ができないので、シリアル認証はその後。授業開始時間になっても素材の展開が終わらず、教室の外で一年生を待たせるハメに…(´;ω;`)。
全員を教室に入れてから、各自にシリアル番号をプリントした用紙を配って入力してもらうという最終手段を取ることに…。

これはちょっとかわいそうな目に合わせてしまったかな、と正直凹みます。こういうスタート段階のトラブルが「不安感」や「苦手意識」を植えこむことになりはしないかと…

もう少し早い段階で自分が環境の確認をもっとしっかりしていたら、こんなことにはならなかったはずなので、次からは轍を踏まぬようにしなければ…です。

まぁ、デジタルの授業は「トラブル対応力」が結構重要かな、と自分は思ってます。おかげで結構鍛えられました。

 

(この日のメモ)初日の準備

(4月23日記載)
水曜日は第一回目のDATの授業。前日のこの日はそのための準備にかかりきりになりました。

二年生の授業の方は、昨年度から継続している内容なのでさほど問題はありませんでしたが、初めてとなる一年生は結構重要です。最初の授業が原因でデジタルに苦手意識を持ってしまう学生がいたら、それは自分の責任でもあるので重責です。

毎回思うのは、パソコン使っていたらあたり前のように使用してしまう「専門用語」。これに引っかかってしまう学生が確実にいます。たとえば…

  • デスクトップ
    リアルに「机の上」だと思ってしまうケースがありました
    またどこの事を指しているのかわからない事も…
  • フォルダ
    事務用品の「フォルダ」に馴染みがないとぱっと聞いてわからないのかも…
  • エクスプローラー(Macの場合はファインダー)
    Windows使ってても、あれを「エクスプローラー」と呼ぶことを知らない人は案外います
    または、InternetExplorerのことだと思っている人も…
    そもそも全くちんぷんかんぷんだとしても不思議はない
  • プリントアウト
    一発で分かりそうだと思っていたら、結構分かっていない事が多いです。
    最近のプリンタは複合機になっていて「コピー機能」があたり前のように付いているからなのかも。
    実際フリマアプリ等でプリンタのことを「コピー機」と記載している人が案外多くて驚きました。
  • メモリ
    コンピュータ内部のRAMの容量の事と、HDD等の記憶容量の事を混同してるケースはよくあります。
    「メモリが無くなって保存できない」とは「ドライブの空き容量が足りなくて保存できない」という意味だったり、「メモリいくつ?」と聞いたら「2テラバイト」という答えが返ってきたり…。

コンピュータグラフィック関係で良く使う専門用語だと、もっと非日常かもしれません。

  • ピクセル
    日本語で言うと「画素」という意味ですが、日常生活では全く使わない単語だからわからないのも無理は無いかも
  • 解像度
    これも同じく、日常生活では使わないですから…。
  • 色深度
    色のビット数なんて、もっとわけわからないのは無理もありません。
  • アンチエイリアス
    別の言葉で説明するのも結構困難かも。これは視覚的に見せるのが一番かもしれませんね。

…などなど…挙げだしたらもっと出てきそうです…。

でも、それら一つ一つをあらかじめ説明しようとしたら、それこそそれだけで拒否反応を起こしかねないです。

これは引っかかるかもという単語が出てくる度に、できるだけそれがどういうことなのかをかいつまんで説明していくようにしていますが、なかなか難しいものです。
さらには、自分自身もよく理解できていなかったりすることもあるので、改めて調べなおしたりすることも大事な準備の一つ。

専門用語はある意味で「楽」なんですよね。
それを知っていてくれたら、説明が楽になるからなんです(;´∀`)…なんて言っちゃダメかなぁ…。

ソフトバンクの「請求書発行手数料のみ請求」の顛末

去年の末にMNPでソフトバンクからdocomoに移ってiPhone 6sPlusに機種変更したんですが、通常MNPをしたら元のキャリアへの解約はわざわざ届ける必要はありません。
実際私もソフトバンクへ解約届は出していません。既にMySoftbankにはログインできなくなっているので、契約は解消されている状態だと思い込んでいました。

それなのに、なぜか請求書が届いていたのです。

数カ月分届いていたのに、開かなかった自分も迂闊でしたが、「請求書発行手数料」だけが請求されているというナゾの状態に…。
実は約二年前に4sから5sに機種変するときに、「使わなければお金がかからないので、4sにもう一つ番号をつけることが出来ます」と案内されて、サブ番号を契約しました。
ホワイトプランはメイン回線のひとつ分だけで済みますが、モバイルデータ通信をしたらパケット通信料が発生するとのことなのでオフにしたまま…。Wi-Fiオンリーの使用となるので、当然毎月追加料金は一切発生していない状態でした。
ホワイトプランの料金は元々メイン回線にのみ請求されていたので、メイン回線の契約が無くなった段階でサブ番号の方は0円のままですが、無料サービスのWi-Fiスポット料金がプラマイゼロで請求書に記載されていて、請求額そのものは0円。しかし、その「0円の請求書」を発行する手数料216円だけが請求されているという状態だったんです。
メイン回線を解約したら、サブも自動的に解約になるとばかり思っていたんですが、どうやらそうじゃなかったみたいです。

でも、契約状況を確認しようとMySoftbankにアクセスしようとしても、元の番号でログインできないし、サブ番号ではもちろん元々無理。
怒り心頭で文句行ってやると意気込んでバンクショップへ行ったところ、その番号は別個に解約が必要だとの説明…。それって、一体どういうことなわけ?オンラインで契約状況の確認はもちろん解約手続きも出来ないこの最悪の状況…!

「ふざけんな!架空請求かこれは?そんな説明は効いていなかった!どういうことだ?!」

…と言ってやろうか…と思っていたら、対応してくれた店員さんが、

「説明の有無をここで話し合っても答えは出ませんので、私がセンターに確認を取って、できるだけ「返金」となるように対応させていただきます。」

…とのこと。正直ちょっと驚きました。こんなにあっさりと「返金」の言葉が出てくるとは…。

そして約10分後ぐらいに、正式な「解約」と既に引き落とされてしまった発行手数料の「返金」が提案されました。

泣き寝入りになるのかもしれないと思っていたので、正直拍子抜けというか驚きというか…。店員さんの機転の効いた対応のおかげで、大きくもつれることもなく解約・返金という事になりました。

それにしても、逆に「請求書発行」を行っていなかったとしたら、最悪全く気づかなかったかもしれません。何しろその場合は「請求額=0」のわけですから、口座を確認しても「0円」の請求記録は残りません。でもWi-Fiスポットは無料サービス期間が終わってある日いきなり有料になった可能性が…。そしたらそれこそ気づくのはもっと遅くなってしまいます。
結果的には「請求書発行」をやっていたおかげで気づくことが出来たということになります。

docomoの契約は現在オンライン明細のみになっているので、これは送ってもらったほうがいいのかもしれません。書類の形で残っているというのは何かあった時のことを考えると意義は大きいと言えそうです。

ほんの僅かの請求金額とはいえ、積み重なると侮れないので、早い段階で気づいて助かりました(^_^;)。。。

二年授業スタート~男達のミニチュア展~システムチェック~

2016年4月15日夕方に発生した熊本地震…。
自分の記憶の中には、九州での大きな地震というのがほとんど抜けていたので、速報がTVで流れた時に「試験放送?」と的はずれな事を思ってしまいました。

東日本大震災から5年経って発生したこの地震。ますます南海トラフ巨大地震の可能性が高くなったとも言われています。この機会に、「日本中、いつ巨大地震が起きるかわからない」という意識を持ち、防災の準備をきちんとしておかなければ…と改めて思いました。

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

 

金曜日…今週からまず東美、来週からデジタルアーツ東京の授業スタートです。
今日の所は、先日準備した「アナ→デジ指南」の実践日…。二年生なので、大体は皆出来そうな感じですが、今週来週で無事に仕上がるかどうか…
春休み中に、何名かがSurface Pro2を持ってきてそれで作業をしていました。おおっ!!
実は自分が「価格的にも機能的にも結構オススメだよ」と言ったら買った子が一人いて、そこから拡散されたのかも…
最新機種はSurfaceも4やBookですがまだそれなりに高いですし、12~14万程度で購入できる上にワコムデジタイザのPro2は魅力かな(*´ω`*)

授業終わった帰りに池袋で下車しました。目的は二つです。
一つは「男達のミニチュア展」。たまたま何かの記事で見つけてどこでやってんだろと思ったら、学校に行く途中で見かける貸しギャラリー「オレンジギャラリー」だったので学校帰りに行けそうと思ったら、開催期間は授業開始前…。でも最終日は東美の授業開始日…ということはその帰りに寄れる!
…とのことで、寄ってきました。20160415-0120160415-02前日夕方のTBSのニュースで取り上げられていたからか、結構多くのお客さんが来ていました。「男達の…」と謳っていましたが、お客さんは全体的に女性のほうが多かったような印象です。

展示会に参加している作家さんはそれぞれがこだわりのある分野でミニチュアを作り、展示(一部は販売)していました。

規模は小さい展示会ですが、なかなか見応えがあるます。
どの作品も、目線を落として近くで眺めると、その徹底したこだわりにため息がもれてしまいます。

何名かの作家さんとお話させていただきましたが、創作意欲を刺激するお話ばかりで、自分も模型に手を出したくなってしまいます。超初心者レベルからでも始めてみたいです!

TVでも紹介されていた遠藤大樹さんの作品。20160415-09廃墟となったトレーラーハウスに住み着いた人の生活感が細かく作りこまれていて圧巻です。20160415-10ガレージの廃墟。20160415-11錆の質感!すごすぎ!

色々とお話させていただいた佐藤良広さんの作品。
ウェザリング塗装が素晴らしい!
徹底的に拘ったディテール…パーツ一つ一つの存在感にリアリティがあります。20160415-0320160415-07目線を近づけてアイレベルをミニチュアに合わせると…なお一層際立つリアリティ!20160415-04ちっちゃなジオラマですが、これがまた細かい!20160415-06読み込んだ本(辞書?)に机の中の小物!それに木の質感!20160415-05そこに「生活感」が感じられるのがスゴイです。20160415-08テーブルや椅子などの木質の小物。質感がすごいです。
一つ一つのウェザリングの出し方などのお話、すごく興味深かったです。ありがとうございました!

一通りじっくり楽しんで、もう一つの目的地、「デジタルアーツ東京」へ…。

授業が始まる前に、新しく入れ替わる予定のシステム構成などを確認しておきたかったんです。先週の入学式の段階ではまだセットアップ中だとのことだったので、今日は大丈夫かなと思って覗いてみたんですが、幸にして丁度完了したところでした。
二年生は人数が少なくなったため、去年とは教室移動となりましたが、その代わりに新しい液タブが導入されるとのことでワクテカしてたら、なんとまぁ「Cintiq22HD」の導入となりました。
去年は「DTK-2241」だったんですが、やっぱりCintiq22HDの方が機能的には上なのでありがたいです。
一年生は人数多いので、予定通り去年と同じ教室。午前と午後で移動が入るのでちょっと面倒だけど(;´∀`)。
共用のネットワークディスクをどちらの教室からも接続できるようにして欲しいとお願いしていたことも無事に達成されていてホッとしました。
CLIP STUDIO PAINTも旧バージョン・新バージョン共に入っていたので、旧バージョン使用者がいた場合の対応も可能です。

心配なのは、Windows7なんですが、勝手にアップデート入ってしまったりはしないよね…。気がついたらWindows10になってたってのが一番怖いから…(;´∀`)。。。。

取り敢えずこれで、来週からの授業の準備をすることが出来そうです。

配布書類をゲットして帰路へ。帰りにちょっとしたトラブルでソフトバンクショップへ寄って来ました。
顛末はまた後ほど…書いていいのかな?

【CLIP STUDIO PAINT】アナ→デジの指南

東美二年の初回授業は、「ペン入れまでアナログで行って、仕上げをデジタルで行う場合のルーチン」の実習です。作品制作をデジタル化する場合でも、すべてをデジタルでするのではなく、部分的にデジタルを導入するという方法があります。おそらく一番多いのは、ペン入れはアナログでトーンはデジタルというケースでしょう。

自分は既にオールデジタルで作業をやっているので、改めてアナ→デジという手順を普段から実践しているわけではありません。机上での方法しか分かっていないという状態です。
それでも経験上、ツールの機能さえ分かればより理想的なルーチンの組み方は解ります。それを元に授業の方向性を纏めておきます。

今回授業用にものすごく久しぶりに「アナログ原稿」を用意してみました。原稿用紙にペンとインクで久々に描いてみたのです。
時々カンを忘れないようにペンは握っていましたが、一ページまるまる描くのはすごく久しぶりでした。

正直かなりキツかったです。
何がキツかったのかといえば、「視力がすごく低下していること」と「UnDoとReDoが無いこと」でした(;´∀`)……


いや~…原稿用紙にかなり近づくか思い切り離れるか…そんな極端な見方でないと描けなくなっています。…視力低下酷い…。今の自分の眼鏡は「普段用」と「パソコン用」で、「机上用」には最適化されていないんです。・゚・(ノ∀`)・゚・。…。
そもそも、「さてペン入れするべ!」と思ってパイロット製図用インクの蓋を開けたら、見事に干からびていた事もちょっと衝撃(;´∀`)。少し蓋に隙間空いてたのかなぁ…(/_;)…。
幸にして唯一残していたカラーインク…ホルベインのスペシャルブラックがあったので使ったんですが、インクの乾きが早くて詰まりやすくて描きにくいったら…(´Д⊂ヽ…。。
元々自分のペン線は綺麗な方だとは思っていなかったので、こんな原稿晒すのはきついなぁ…と思いながらも、材料なきゃ話にならないので、とにかく頑張って描きました…(;´∀`)。。

さて、CLIP STUDIO PAINTにはPro版とEX版がありますが、複数ページを扱うことが出来るEX版には、ページ管理の機能だけでなく、「一括処理」系の機能が結構充実しています。

CLIP STUDIO PAINTから直接スキャナを起動させて連続スキャンすることも出来ますが、スキャンしたデータを単独で持っていたほうが後でやり直しが出来るので、出来れば最初にまず原稿をスキャンした画像ファイルを用意しておくほうが良さそうです。
スキャン時の解像度を、CLIP STUDIO PAINTの原稿の解像度と合わせておくというのはすごく大事。カラー原稿用の解像度(300dpi~350dpi)のままスキャンしてしまうケースもありそうなので要注意です。

スキャン画像のファイル名は、必ずちゃんと連番にしておきたい所です。
連番になっていれば、その番号順にページ番号に合わせて読み込んでくれます。

では、「ファイル」→「読み込み」→「一括読み込み」 で、複数のページを一気に読み込みますWindows一括スキャン一括読み込みするファイルを選択して「開く」を押して一括読み込みの開始です。

連続スキャン読み込み設定01一括読み込みのダイヤログが開きます。
ここで「ラスターレイヤーとして読み込む」のチェックをONにするかOFFにするか難しいところですが、自分のやってみた感触では、「画像素材レイヤー」を「ラスタライズ」する一手間が増えるとしても、OFFでやったほうが安全ではないかと思います。
何故かといえば、「スキャン画像が傾いていた時の傾き補正」「スキャン画像のリサイズ・移動」「万一キャンバスからはみ出て読み込んだ時のリカバリ」がやりやすいという点で、「ファイル」→「読み込み」→「画像」で「画像素材レイヤー」として読み込む方法と同等のほうが安全だと感じました。

この方法で読み込んだら、読み込み指定した画像のページ数分だけ、画像を配置して保存してくれます。

画像素材レイヤーとレイヤー+読み込んだレイヤーは、色深度が「カラー」か「グレー」なので、大抵「トーン化」されています。
「画像素材レイヤー」の場合も「ラスターレイヤー」の場合も、「モノクロ」でなければ、自動的に「トーン」アイコンが表示された状態になっています。

このレイヤーは線画として使いたいので、「トーン化」はオフにして、表現色を「カラー」「グレー」から「モノクロ」に変更します。

レイヤートーン化+
トーン化オフ+
次にレイヤーを「モノクロ」化します。レイヤーが「画像素材レイヤー」「ラスターレイヤー」の両方の場合を纏めてみました。レイヤーのカラーモードがグレーの場合は少し表示が変わります。レイプロ01+「色の閾値」を動かすことで、線の状態が変わります。左に動かすと細い線やゴミが飛んで、右に動かすとゴミや汚れが浮き出てきます。閾値スキャンした時の紙のうっすらとした汚れや紙の色、鉛筆の消し跡などは、この調整次第でかなり飛ばすことが出来ます。最初に「レベル補正」や「トーンカーブ」で調整してもいいんですが、スキャン状態が良ければ、わりとこれでなんとかなります。
「画像素材レイヤー」は、そのままでは直接修正ができないので、閾値調整が終わった段階くらいで「ラスタライズ」を行って「ラスターレイヤー」にして、それから「ゴミ取り」などの作業をします。

ゴミ取り関係は、ざっくりとした所はペンや消しゴムでやったほうがおそらく綺麗に仕上がりそうです。でもCLIP STUDIO PAINTには一応「ゴミ取り」のフィルタが付いています。画像の状態によっては使い手が有るかもしれません。
「フィルタ」→「線画修正」→「ゴミ取り」を選ぶとこんなダイアログが出てきます。ゴミ取りフィルタ「モノクロ(透明地に黒)」のレイヤーに「不透明度の点を消す」を使った例はこんな感じ…ゴミ取り01+「モノクロ(透明地に黒)」のレイヤーに「東名のアナを周囲の色で埋める」を使った例ゴミ取り03+ただ、高解像度のレイヤーに対してまるまる全体にこのフィルタをかけると処理がかなり重くなります。出来れば選択範囲を取って分けて処理する方が楽そうです。

こんな感じのことをプリントで長々とまとめました。今日の所はA4が9枚。普段は2~4枚なので、今回はさすがに多めです。

ちなみに、自分の授業用のプリント、みっちり手順を書きすぎると言われたことがあります。それなりに情報を入れている関係で「後で見りゃいいや」と思われて、結局「説明していないのと同じ」状況になる場合があるので、授業ではちょっと気をつけておきたいな…と常々思っていますが…これがなかなか…(;´∀`)。。。。

今日はみっちりお仕事中~

…というわけで、火急の仕事…ラフのチェックOKを待っていると間に合わないようなきがしたので、先行して作業中。
一枚絵の背景だけど、塗りをする人がわかりやすいように、レイヤー分けして描いています。昔とあるエロゲの背景を描いた時にレイヤー分けして描いたら、塗りの人が作業しやすかったとのことで、背景を描く時は極力パーツ分けするようにしています。

納品はPhotoshop形式ですが、制作はCLIP STUDIO PAINTです。
下絵属性と仕上げ属性をきちんと設定しておけば、psd形式で書き出す時、仕上げ属性のレイヤーだけを出力してくれるので便利。不要なレイヤをマスターのclipファイルでは削除ぜずに、最終仕上がりをミス無く出力出来るのは助かります。

その分余計に時間かかっちゃうのが欠点といえば欠点。でも忙しい時に単枚レイヤーでやっているとミスが増えるので、やはりレイヤー分け作業は欠かせません。

……ではお仕事に戻ります~(;´∀`)