(4月23日記載)
水曜日は第一回目のDATの授業。前日のこの日はそのための準備にかかりきりになりました。
二年生の授業の方は、昨年度から継続している内容なのでさほど問題はありませんでしたが、初めてとなる一年生は結構重要です。最初の授業が原因でデジタルに苦手意識を持ってしまう学生がいたら、それは自分の責任でもあるので重責です。
毎回思うのは、パソコン使っていたらあたり前のように使用してしまう「専門用語」。これに引っかかってしまう学生が確実にいます。たとえば…
- デスクトップ
リアルに「机の上」だと思ってしまうケースがありました
またどこの事を指しているのかわからない事も… - フォルダ
事務用品の「フォルダ」に馴染みがないとぱっと聞いてわからないのかも… - エクスプローラー(Macの場合はファインダー)
Windows使ってても、あれを「エクスプローラー」と呼ぶことを知らない人は案外います
または、InternetExplorerのことだと思っている人も…
そもそも全くちんぷんかんぷんだとしても不思議はない - プリントアウト
一発で分かりそうだと思っていたら、結構分かっていない事が多いです。
最近のプリンタは複合機になっていて「コピー機能」があたり前のように付いているからなのかも。
実際フリマアプリ等でプリンタのことを「コピー機」と記載している人が案外多くて驚きました。 - メモリ
コンピュータ内部のRAMの容量の事と、HDD等の記憶容量の事を混同してるケースはよくあります。
「メモリが無くなって保存できない」とは「ドライブの空き容量が足りなくて保存できない」という意味だったり、「メモリいくつ?」と聞いたら「2テラバイト」という答えが返ってきたり…。
コンピュータグラフィック関係で良く使う専門用語だと、もっと非日常かもしれません。
- ピクセル
日本語で言うと「画素」という意味ですが、日常生活では全く使わない単語だからわからないのも無理は無いかも - 解像度
これも同じく、日常生活では使わないですから…。 - 色深度
色のビット数なんて、もっとわけわからないのは無理もありません。 - アンチエイリアス
別の言葉で説明するのも結構困難かも。これは視覚的に見せるのが一番かもしれませんね。
…などなど…挙げだしたらもっと出てきそうです…。
でも、それら一つ一つをあらかじめ説明しようとしたら、それこそそれだけで拒否反応を起こしかねないです。
これは引っかかるかもという単語が出てくる度に、できるだけそれがどういうことなのかをかいつまんで説明していくようにしていますが、なかなか難しいものです。
さらには、自分自身もよく理解できていなかったりすることもあるので、改めて調べなおしたりすることも大事な準備の一つ。
専門用語はある意味で「楽」なんですよね。
それを知っていてくれたら、説明が楽になるからなんです(;´∀`)…なんて言っちゃダメかなぁ…。