過去の蔵出し(^_^;)

目新しいネタが今のところ無いので、またもや過去の蔵出しをしてみます。

中高の頃は少女漫画家を目指していました。
目指していたと言っても、本機で目指していたと大きな声を出して言えるほど熱心に描いていたとはいえませんが、それでも何度か少女マンガ誌に投稿もしていました。

少女マンガ誌の多くは、投稿作品の返却時に「批評シート」を同封してくれます。それが次の作品作りへのモチベーションになるというわけです。
私も「批評シート」を頂き、それを糧に練習しました。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

作品名とペンネームは内緒ですw。ちなみにBクラス止まりでした。

高校の頃はブラスバンドと写真が中心でしたが、それでも漫画は描いていました。連絡帳や活動記録でもある筈の部誌にイラストを描いてしまう、とても迷惑なやつでしたwwww。

自分の中で温めている題材や実際に描いた題材のベースの幾つかは、投稿時代にストックした少女マンガネタがあります。
また、厨二病的な内容だったと思われますが、ノート数冊分作ったキャラクター設定ノートも自分のキャラクター作りの根っこになったように思います。作ったキャラを組み合わせてエピソード考えたりストーリー考えたりしていました。

自分の漫画作りの考え方の一つは…

「とあるキャラと、とあるキャラが、とある舞台で出会ったら、そこで新しい物語が生まれる」

…というものでした。

実際には、全く接点や共通点がないキャラクターが突発的に出会っても、そう簡単には期待する「物語」は生まれず、きっかけになるエピソードさえ生まれずにただ通りすぎて終わるんでしょうけど、そこは伝家の宝刀「ご都合主義」(w)で出会う必然を用意してしまうのです。

…というのいは冗談みたいな話ですが、結構それを考えるのが好きでした。

いわゆる「三題話」を作るトレーニングも似たようなものじゃないかと思います。
鈴木光明先生の「少女マンガ入門」にも書かれていた練習方法で、本来何の関係もなさそうな単語3つを使い、ストーリーを組むという練習です。
これに似たようなプロットづくりをよくやっていました。これは発想力・連想力を養うには結構いい練習だったように思います。

さて、もう一つ蔵出ししてみます。

これはプロになってからですが、時間があればよくやっていたことの一つが「背景バンク作り」でした。
カメラ持ってロケハン行って撮影した写真を元に背景を描いていました。必ずしもすべて自分が撮影した写真だったわけではありません。自分では撮影困難な場所や角度の写真も参考にしましたが、基本「トレス」をせずに描くように心がけていましたので、如何に効率よくそれっぽく描くのかばかり考えていました。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

この背景画は、都庁がまだ建っていない時期の新宿なので、背景バングとしてはほとんど使うこともせずでした。今の時代だと、もっといっぱい建ってますよね。もう古すぎてとても使えません(^_^;)細かく見ると、ホワイトとトーンの使い方が結構絶妙だったりします。

でももう一度描けと言われたら、こんなむ面倒くさそうで、気が狂いそうになるモノは描かないかも。でも背景画描くのは今でも結構好きです。(「上手い」どうかは別にして…)

また近いうちに古い過去の題材を引っ張り出すかもしれません。


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