小笠原伯爵邸の内覧公開日に行ってきた話を少しブログに書きましたが、簡単にその写真をピックアップして載せたいと思います。
小笠原伯爵邸は、東京都新宿区河田町にある曽禰中條建築事務所設計・石井組施工・竣工1927年(昭和二年)に建てられた鉄筋2階建てRC造りのスパニッシュ様式の建物で、旧小倉藩藩主・小笠原長幹伯爵の邸宅でした。
戦後は米軍に接収。後に東京都に返還され昭和50年まで東京都福祉局中央児童相談所として使用されたがその後放置、取り壊しも検討されていた所、都生活文化局から民間のレストラン経営会社に貸し出しされて、修復。現在はレストラン「小笠原伯爵邸」として使われています。
東京都選定歴史的建造物に指定されています。
ここに来たのは初めてでした。ずっと前から一度行ってみたいと思っていたので、奥さんとの結婚記念日に食事でも予約するのも手かな、と思って公式サイトを見てたら「一般内覧公開」が行わていることを知り、応募して行ったというわけです。
どうやら内覧公開は昼と夜の営業の合間に比較的頻繁に行
場所は「都営地下鉄・大江戸線・若松河田駅から徒歩一分」と書かれていました。徒歩一分どころか、地下鉄の出口のすぐ裏でした(^_^;)。めちゃ近です!エントランス…正面玄関です。横に守衛小屋みたいなのもあります。別角度から。誰かが写真撮ってますね。自分もきっと誰かの写真に写ってるんでしょう(^_^;)。メインゲートからまっすぐ奥へ行った裏手。建物の北西の角です。こう撮ると、ヨーロッパの街の一角のようにも見えなくはないです。外回りの小さなドアや窓がそれぞれ違っていて面白いです。ここは今は使われていない扉の様ですね。これはメインゲートから左手側~南の庭へと抜けるアプローチ横の扉。ここの感じ結構好きです。正面のエントランスから中に入ります。各所に動物植物のモチーフがデザインされています。エントランス。内から外を望んでみました。植物の意匠がいっぱいです。邸宅内外にたくさんあるので、それを探索するのも面白そう…。廊下からロビーを望みます。中庭のパティオ。カフェの一部として現在も使われています。グリーンも立派にエクステリアの一部になっています。絵になります(^^)そして屋上庭園へ至る階段。階段だよ階段!うひょ~!階段たまらん(;゚∀゚)=3ハァハァ(壊れたwww)屋上庭園のルーフガーデン。日本じゃないみたい…。奥さんの描く漫画に出てきそうな背景だなぁ…っていう目で見てしまう漫画家脳(^_^;)。。。2Fの一室。インテリアがとても絵になるのでいっぱい撮ってしまいました。いいねいいね~!こういう部屋でボーっとして過ごしたいものですなぁ…(人´∀`).☆.。.:*・゚階段だよ。今度は内階段。シンプルだけど手すりもいい感じ(^^)。この踊り場からの眺め…たまらんですたい。(レンズフードが少しずれたので、ケラレてて悲しいけど…)地下室へ至る階段。地下にはワインセラーがあるそうです。この先はレストランのプライベート貸し切りの部屋があるそうです。今日は入れませんでした。サロンギャラリールーム。照明が入っていなかったので真っ暗でした。(これは現像時に露出補正してます)旧食堂の大テーブル。これが小笠原伯爵邸に残された唯一の家具だそうです。すごく立派で重厚なテーブルです。テーブルの上に置いてあるのは、小笠原邱の図面の複製です。これ欲しい!角の小テーブル。ドローリーフテーブルかな、とも思いましたが未確認。大食堂の大窓。クラシカルで重厚なデザインがすごくいい。隣のラウンジルーム。竣工当時の写真を元に、近いインテリアをヨーロッパから集めたそうです。手前のピアノはスタインウェイピアノだそうな。自由に座ってくつろいでいいので、浸っているご婦人方がいっぱいいました。別角度で…。そういえば、小笠原邱には「マントルピース」が見当たらないのですが…。暖房設備はどうなってたんだろう…?調度品もいいですね。当時の紳士の社交場、シガールーム。一段と際立って見事な室内装飾です。大理石の柱に床…。当時のままのものだそうです。彫刻装飾。スゴイです。イスラミックです。華美ではないものの、ゴージャス感が半端ないシガールーム。ここは一見の価値大です。現在は[メインダイニングルーム」。かつては伯爵の書斎と居間があったそうです。途中の下がり天井の感じからすると、そこで区切られていたのかも知れません。今現在はメインダイニングのテラス席として使われています。一目見て分かる通りベランダです。小笠原伯爵邸と言えば、この右側の唐草模様を配しています。ここは先程屋内空の写真にあったシガールームです。窓まわりの装飾結構派手派手です。
こんな感じで300枚分の写真から、一部分をUPしてみました。
撮り終わった写真見て、「失敗しているので、もう一度撮りなおしたい」と思ったのは言うまでもありません。
機会があればまた取りに行きたいですね。もっと作画の参考になるような写真も撮りたいですが鑑賞もじっくりしたいものです。
それでは、以上こんな写真ばかりですが、失礼しますく(`・ω・´)