月別アーカイブ: 2015年11月

今日のメモ~今年度の授業終了~

【12月1日記載】
ブログ毎日更新を一年続けて達成した後、少し気が抜けて「まとめて記事を書く」という悪いループに入ってき始めて、ちょっとやばいなと思っている今日このごろ、このブログもまとめ書きになってしまってます(^_^;)。。。

…というわけで、メモ程度に…。

金曜日、まだ11月ですが東美では今年度の担当授業がすべて終了となりました。
後期の授業は全部で11回分。大まかな内容は以下の様な感じで進めました。

  1. 他の授業で描いたスキャン原稿にトーンで仕上げ(前期の復習)
    2回目以降の練習課題用のネームのお題提示
  2. ネームチェック・作品ファイル作成・下描き・ラフの作成
  3. テキストツール・吹き出し実例
  4. コマ枠フォルダーの作成とコマ作成
  5. コマ枠フォルダーの制御の実習・図形ツールの使い方実習
  6. ベクターレイヤーの使用実例
  7. パース定規の実習
  8. 流線・集中線・効果実例
  9. はみ出しコマの作り方実例
  10. スキャン原稿仕上げデータの提出・ファイルの最適化保存・PNG書き出し
  11. 作品の仕上げチェックの確認・提出用データの最適化保存・PSD書き出し

ちなみに、前期では基本的な描画ツールとトーン・定規をやっています。
一本マンガをUPさせるのはそれなりに大変なので、実習ではCLIP STUDIO PAINTの各機能の実習トレーニングと、一定の条件に従って作った短いネームをデジタル原稿にするという実習課題を進めました。

デジタルの授業では、基本的には「オペレート」の指導が中心になりがちです。操作がわからないところを指導していくというのが多いんですが、各席を回ってチェックしながら、より良い原稿にするために注意すべき点や修正すべき点のヒントを出したり、参考例を示したりしながらアドバイスしていきます。

マンガの描き方なんておそらく究極の「正解」はないんだろうけど、その人にとってのより良い「正解」は幾つか有るはず。
でもそれは結局各自が見つけなきゃいけないので、自分ができることは、自分の場合はこうする、でも他の人はこういう方法を取る人もいる。ここにこだわるならこういう選択しもあるんじゃないかとヒントを出す…って事が中心になります。
ずっと一人の作業を追って見ているわけではないので、たまたま見た時に気づいた操作上の問題点なら指導は可能ですが、ある程度進行したものを見て、その制作過程の上の操作上の問題点や修正点はさすがに推測するしか手がありません。
指導する側の自分にも思い込みがあると言っても過言ではないので、なかなかこれが適切だというアドバイスが出来ないこともあり、そこはホントに日々の研究が必要だなぁって感じてしまうわけです。

来年度の大まかな方向性は既に話し合いながら進めています。デジタル作画の部分ではComicStudioからCLIP STUDIO PAINTへの過渡期を過ぎて、これからは必然的にCLIP STUDIO PAINT中心で行くことになるとも追うので、自分ももっとCLIP STUDIO PAINTしっかり掴んでおかなければ行けないな、と改めて感じる今日このごろです(;´∀`)。。。。

【CLIP STUDIO PAINT】パース定規の練習~超入門編

11月26日の授業で、CLIP STUDIO PAINTののパース定規を使った簡単な入門編の実習をやってみました。

透視図法のことがわかっているつもり、描こうと思えば出来るはず、CLIP STUDIO PAINTのパース定規だって使う気になれば使えるハズ…、と頭のなかで考えていても、すぐに使いこなして描ける様になるわけではありません。説明聞いて読んで一発で出来る人はいないわけではないかも知れませんが、普通最初は出来ないのが普通です。
まずは実際にやってみること、問題なく出来るのならそれでOKなので、1つずつステップ踏んでやってみることから始めるのが大事です。

ものすごく簡単な実習ですが「同じ消失点を持つ複数の直方体をパース定規を使って二点透視で描く」という超入門レベルの課題を出してみました。
図のようなイメージの複数(35コ位)の直方体をパース定規を使って描くというものです。perse

それほど難しいものではありませんが、第一段階としては最低限これくらいはスムーズに出来て欲しいという練習課題です。既に使っている人には今更こんな事…って内容ですが(^_^;)

配布するプリントでは、出来るだけわかりやすいような手順を丁寧に描いています。チュートリアルを積み重ねることで習得することを目的としています。

まず最初に「ラフ」を描いてから、そのレイヤー上にパース定規を作成するという手順を説明しています。

01ある透視図法の本に「フリーハンドで直方体を描かせると、その人のパース感覚がわかる」という記述がありました。
いざやらせてみたところ、実際にいわゆる「逆遠近法」状態になっている学生が若干名かいました。20151126-01

「逆遠近法」とは、画面の奥に向かっていく線を末広がりに描いたり、奥の物を手前の物よりも大きく描く方法と定義されています。日本の古典美術の俯瞰図などでよく見られる俯瞰図法の一つと説明している辞書もあるみたいですね。

透視図法的には一般的には「間違っている」とされますが、図法としてそういう表現も有るのは事実なので、lここでは「二点透視で描く」と指示しているので「逆遠近法」は間違えになります。

このような図形を描いていた学生は、この(1)のひとつ目の消失点を決める方法をするべく、自分の描いたラフに沿ってガイドを取ろうとしたら、俯瞰図なのに下方に消失点が出来てしまうので当然上手く行きませんでした。
そこで、自分のラフが間違っているということを確認することが出来るわけです。

02ふたつ目の消失点はCLIP STUDIO PAINTの場合は、「スナップする感触」で作ると、アイレベルを水平に保つことが出来ます。
二本目のガイド線を取る時に、一本目のガイド線とアイレベルの交点付近で軽くスナップする場所に引くと、綺麗にアイレベルが水平のまま二つの消失点を確定できます。

20151126-02アイレベルと消失点が確定したら、「アイレベルを固定」にチェックを入れておくと、後にガイド線を動かして消失点を変更するときにアイレベルが傾いたり移動したりするトラブルを避けられます。

オブジェクトツール使用時にパース定規上で右クリックからでも「アイレベルを固定」を選ぶことが出来ます。

個人的には定規を選択している時には、レイヤープロパティに定規操作系のツールナビゲーションを出して欲しいと思っているんですが…ちょっとそれがないので不便だなぁと思う時があります。03すごくざっくりした書き方ですが、「ベクターレイヤー」を使えば線の整形が楽なので、こういう幾何学的な図形を描くときは特に役に立ちます。

20151126-03自分も背景を描くときには基本的にはベクターレイヤーを使うようにしています。

CLIP STUDIO PAINTでは「線の単純化」や「ポイントの削除」「ポイントの追加」が出来るので、細かい曲線部分の調整も比較的楽なので、建物系の背景では威力を発揮します。

また、左図の様なちょっと複雑な図形を描いた時にも、消しゴムツールのベクター消去「交点まで」がとても便利です。ComicStudioでは交点消去時には接合部の断面があまり綺麗にならずに変な形状になることがありましたが、CLIP STUDIO PAINTでは線の先を細くして角度を無理のない方向に向けるという処理を行っているので、比較的綺麗な接合部を作ることが出来ます。
もしダメだったとしても、気に入らない時にはポイント単位で調整できるのも強みと言えますね。05その「交点消去」を使ってはみ出た線をざっくりと消去したら基本の輪郭線は完成になります。
この先は「カラーにする場合…」という例ですが、すごくあっさりと説明してしまいました。06

彩色方法は人によって多種多様とも言えるので、参考程度に「参照レイヤー」使うとか、「レイヤーのクリッピング」使うとかの例を示して、後はいろいろと試してみて…という感じで各自の作業を確認しながらワンポイント指導をしていくという感じです。

本当は光源を決めて、直方体が作る地面への影と隣の直方体に出来る影のパースを取る段階も必要なんですが、それはまた次の機会にということにして、今日のところはこれを仕上げることを目標にしました。

パース定規の細かい操作はこの練習ではまだあまりやっていませんが、ComicStudioだとパース定規をラフに合わせて調整する段階で苦労するケースが多かったのに対して、CLIP STUDIO PAINTでは、最初からラフに合わせて作るのでその分スムーズに出来るように感じました。

これは消失点を固定して描きましたが、複製したパース定規のガイド線を、角度の違う直方体に合わせて動かして消失点を変更して描く方法を取れば、下図の様なのも描くことが出来ます。20151126-04実際背景描くときに空間内にあるものがすべて共通の消失点を持つような配置になっているわけではないので、「消失点の移動」を行って描く必要性が出てきます。
そういう時には一つのパース定規を動かしてしまうと後で描き足しや描き直しの必要性が出た時に困ので、パース定規をコピーして、それぞれの消失点を動かして描くという方法が安全かなと思ってます。

ちょっと話は前後しますが、CLIP STUDIO PAINTのパース定規について、現時点でちょっと思っていることを…。

CLIP STUDIO PAINTのパース定規は、ComicStudioのパース定規と比較すると、ぱっと思いつく範囲でも以下の様な機能がUPしています。

  • 下描きに合わせたパース定規の作成が出来る「サブツール・パース定規」がある
  • 追加の消失点の作成も「サブツール・パース定規」で簡単に出来る
  • 基本の消失点毎にグリッドを表示する機能がある
  • 定規の表示範囲(影響の及ぶレイヤーの範囲)を自在に変更できる(すべての定規に共通の機能)
  • スナップのON/OFFがパース定規上で操作できる

その一方個人的な見解ですが、以下の点は改善して欲しいと思っている点です。

  • ガイド線を動かすときにComicStudioの様に線のどこを使っても動かせるようにして欲しい
  • パース定規を動かす操作ハンドル(ガイド線上の○や+のマーク)の視認性が悪い。
  • スナップボタン(◇型のマーク)が特に視認性が悪くガイド線の操作ハンドル(○)と間違えやすい。

…とは言え、ComicStudioより遥かに便利になっているのは間違いありません。特にグリッド機能はホントに助かっています。このグリッドを使った練習は、近いうちにやる予定です。

実は以前ComicStudioのパース定規本を作ろうと原稿描いていたんですが、CLIP STUDIO PAINTが出たこともあって中断していました。
大分CLIP STUDIO PAINTへの移行も進みつつ有るので、そろそろCLIP STUDIO PAINT版の原稿を描き始めようかな、なんて思っています。

出来ればまとめてティアあたりで出したいなぁ…なんて思っていますが…さてどうなることやら…。
【12月1日記載】

今日のメモ~明日・明後日の準備~

【11月29日記載】
週末へ向けての木曜・金曜は、今年度の連日授業の最終日。
11月中に終わると言っても、それはカリキュラム上の関係で予定の授業コマ数が終了となるからです。

木曜のデジタルアーツ東京は、学園祭(DAT Festa)を終えたので、一年は次の段階の作品制作への導入と、二年は作品集への取り組みと卒業制作課題になります。一年生は来年の二月まで、二年性は来年の1月まで授業が続きます。
授業コマ数が終了となるのは、金曜日の東美の方です。本年度の授業が終了するということは、授業中に取り組んでいた課題の提出日になります。
入御のコマ数が終了したとは言っても、学生さんたちは進級制作・卒業制作に突入していて、作品制作にじっくりと取り組んでいる状態です。

授業の準備はいつもプリント制作ですが、この土日はデジタルアーツ東京の一年生は「パース定規」の課題をやることにしました。資料配布したり教科書参照させたりはしていても、実際に描いて自分なりの描き方を身につけないことにはどうしようもありません。手元に資料があるとついつい「やろうと思えば見ながらやれば出来るよね」と思い込んでしまう学生が案外多いです。逆に実際には熟せる力を持っている学生の方が、配布した資料を熱心に読み込んだり、提示した課題に意欲的に取り組んだりしています。怖いのは資料が手元にある状態で、出来るようになった気になってしまうこと…。夏休みの宿題のスケジュールを作っただけで満足してしまって、やった気になってしまうというタイプに似ているかもしれません(;´∀`)www。。。
二年生は課題が残っているので、まずはそれをきっちりUPさせる必要があるので、改めて配布物はなし。
東美は課題提出に向けての注意点や作業内容などを解説したものを作成。

授業の内容とリンクさせているので、板書説明が必要なことも多いけど、機会があればまとめてみるのも面白いかもしれないなぁ…。

今日のメモ~もう車検か…~

【11月29日記載】
今乗っている車はHONDAのフィットです。
そのひとつ前はTOYOTAのスープラ・そのさらにひとつ前はTOYOTAのセリカ…クーペ系からいきなりのコンパクトファミリーカー。いや何しろね、夫婦+犬はきつかったんですよ、SUPRAでは…。

初めて乗ったセリカは、わりとピンポイントでこれに乗りたいと思って買いました。
乗りたいと思ったけど免許を持っていなかったので、免許を取りに教習所行きましたw。東京に住んでて車は不要だと思っていたんですけどね。(原付免許は取っていて、移動手段としてバイク使ってましたが…)
教習場では延長もなくスムーズに進んで行って、無事に路上教習終えた頃、ディーラーに行って購入の契約をしてしまったんです。そして無謀にも試験場に行く日を「納車日」にしてしまいました(;´∀`)
もし試験落ちてたらどうするんだよ…って、そんなこと考えていませんでした。(無事に一発合格しました。)

結婚してからは、あまり車を乗り回すこともなくなり、だんだん犬連れで病院行ったり、お買い物するときに使ったりでしたが、収納スペースが極めて狭いスープラでは、日常の街乗りには適していなかったこともあり、2010年10月位に中古査定してもらって一番高く出してくれたところに引き取ってもらいました。10年以上乗っていた車でしたが、無改造だった事もあり割といい査定額でした。

その後は車内が広くて乗り降りが楽で燃費がいい車ということで、徒歩で行けるディーラーがホンダだったこともあり、そこでフィットハイブリッドに試乗。視界の広さや取り回しのしやすさが好感触だったのでフィットにしぼって。ホンダカーズ複数箇所で商談して、結局一番最初に試乗したディーラーで購入しました。
その翌年、暖かくなったら遠出したいな…なんて思っていた矢先に東日本大震災が発生したので、その機会も後に伸ばすことになりました。

そのフィットも今年の12月で二回目の車検。早いものですが、結局のところ走行距離すごく短いです。・゚・(ノ∀`)・゚・。……。

というわけで、今日は車検でお金なくなっちゃったなぁ…って状態です。。・゚・(ノ∀`)・゚・。。。。


車検は朝イチで出して、その日のウチに完了しました。
幸いにして、大きな問題点もなくスムーズだったので一安心。もっといっぱい乗ってあげたいなぁ…。

今日のメモ~デザフェスで触発される心~

【11月29日記載】
デザフェスに行ったのは実は初めてだったんですが、創作オリジナル中心のコミティアとは違う「創作」の面白さ・自由さをすごく肌で感じて、気持ちが高揚して行くのを感じました。
同人誌即売会は、今はもうコミケとコミティアくらいしか行かなくなった上に、基本サークル参加なので、あまり他のサークルを見回ることはしません。
でも、奥さんと一緒にティアに参加した時は、時々交代でピンポイントでカタログ眺めて気になったサークルを見に行くことがあります。その途中でふらふらと目についたサークルに触れて衝動買いすることがありますが、大抵は直感的に「創作意欲を刺激する」ものだったりします。
その時自分が興味を持っている題材だったり、琴線に触れる絵だったりするわけです。

それと似たような感覚なのかもしれませんが、デザフェスでは「立体造形物」にすごく刺激されました。
元々「模型」は好きな方でした。
小学校の頃…小学生らしくないんですが、日本の城郭が好きで小学五年か六年の夏休みの自由工作はペーパークラフトで大阪城を作りました。とは言っても、ベースとなったのプラモデルです。
建物系のプラモデルが好きで、お小遣いを貯めて買った日本の城のプラモデルは「大阪城」「名古屋城」「松本城」「姫路城」など…。他にも建物シリーズ幾つか買いました。ミニチュア情景ものがすごく好きだったんです。後にタミヤのミリタリミニチュアシリーズやウオーターラインシリーズにも手を出して、ジオラマっぽいの作ったりして遊んでました。

ミニチュアといえば「鉄道模型」も手を出しました。本格的な「模型鉄」ではありませんが、簡単なレイアウトを組んでみるものの、設置するスペースが無かったので、作ってみたいなと思った規模のものは実際には作れずじまいでした。
確か幼稚園か小学校低学年の頃、東京在住の親戚宅に遊びに来た時の東京見物の時だったか…。万世橋の交通博物館で見たHOゲージの巨大レイアウトに感動し、その近所だったと思うけど、とある鉄道模型店で見たHOゲージの蒸気機関車や駅舎や踏切や信号などのレイアウトグッズを見て、「大人になったら買うんだ」と夢想したのを覚えています。

兎に角、精巧な「ミニチュア」が好きだったんですね。

そんな自分の心を揺さぶったのは、やはり「ミニチュア」系でした。
自分の心の中の「ミニチュアやジオラマ作りたい…」という気持ちが揺さぶられています。

いつかやりたい…と思っているだけでは何にもならないですが、もしかしたら発作的に始めてしまいそうになる自分がいます(;´∀`)。。。。

デザフェス行ってきました

この週末、マイルチャンピオンシップで電通大の調布祭でしたが、デザインフェスタ42へ行ってきました。
今回は奥さんが行きたいというのにのこのこついていったという感じでしたが、結果的には行ってたらふく満足してきました。IMGP6068

 

 

家を出たのが昼だったので呑気なものですが、デザフェスはコミケやコミティアなどの同人誌即売会と違って夜7時だったので、目いっぱいではないもののソコソコ見回る事ができました。

実はデザフェスは初めてでしたが、いわゆる同人誌即売会とは違う、クリエーターの熱気を肌で感じてきました。ひたすら絵を描いている人、何かを作っている人、演奏して歌っている人、コスプレしている人、前衛芸術的なパフォーマンスをしている人…ほんとに何でもありって感じです。

特に参加サークルチェックをみっちりチェックしていたわけではありませんが、主に立体造形系にそそられるものが多かったですね。

撮影OKの展示物は幾つか撮ってきましたが、サイトで見るよりも実物ですね。ついついふらふらと買ってしまいそうになるのを抑えながらも、気が付いたらちょこちょこと財布開いていました(;´∀`)。IMGP6125動物とか風景とか、そういうのに弱いってことがよくわかりましたw。奥さんが「買うのはポストカードだけと決めておくと散財しなくて済む」と言ってましたが、そのとおりですねw。今回立体物にも手を出してしまいましたw.

駅前末屋」さんの造形が可愛くて、つい手を出してしまいました。
出店者紹介のページの写真に惹かれて観に行ったんですが、展示されていた実物が凝ってて可愛いったら゚(゚´ω`゚)゚。!IMGP6091非売品の展示物でしたが、猫の造形だけでなく、周囲の小物がすごくいい。IMGP6088こちらもすごく可愛い!曲がり廊下の上のちびがたまらない!

これは手元に一つ置いておきたい、とつい思ってしまったので、直感的に「これはいい!」と思った「干しハム」!IMGP6096これを買いました(^^)。IMGP6128実生活で役に立つものではありませんが、これを見たらニヤニヤすることが出来ますwwww
この作家さんの作品、ちょっと集めたいなぁって思ってしまいました。

あと、ふらふらと「まめまめ工房」のストラップも買ってしまいました。ここは通りすがりでこのミニチュアに惹かれてしまいました。IMGP6064IMGP6060IMGP6061IMGP6063最初、スマホのイヤフォンジャックアクセサリにしようかと思ったんですが、落として無くしそうだったのと、好みの色がなかったので、ふとその造形にそそられてしまった「首根っこつままれストラップ」を買ってしまいました。IMG_8321なんだろ、気がついたら「干しハム」と「首根っこ捕まれ猫」wwwww。

他にも奥さんが是非実物を見てみたいと覗いてみた動物の羊毛フェルト人形や通りすがりで見つけたかっこいいスチームパンクをモチーフにした動物キャラクターなど、立体造形物が楽しかったですね。
作ってみたいけど大変そう…と思ってしまいますが、おそらく今の時代3Dプリンタってのが活躍しているんでしょうか、実際に3Dプリンタ持ち込んでデモンストレーションしている人も…

そうそう、途中東美関係とデジタルアーツ東京のシュッってんと遭遇してしまいました。

コミケやティアにはずっとサークル参加ばかりを続けていますが、作品に触れるためには、デザフェスは展示参加するよりも一般参加のほうが楽しいかもですね。

学生「パソコン買いたいんですけど…」

こういう質問をよく受けます。

そういえば以前も何度かパソコン導入のアドバイス続々というのを書きました。(ちなみにこれ書いたのは今年の春の段階でした。)

ComicStudio・CLIP STUDIO PAINTを取り巻く状況も変わり、Windowsも10になりMacOSXも10.11になりました。IntelのCPUもSkylakeになりますます高性能化が進んでいます。(AMDのFXは止まってるけど…)

…なので、実質的にアドバイスする内容も大きく変わってきました。

つい先日も表題のような質問をされたばかりですが、その時に自分が答えたのは以下の点です。

  • 予算はいくら?
  • WindowsかMacかは決めている?
  • デスクトップかノートか決めてる?
  • CLIP STUDIO PAINT以外にやりたいことは?

現時点ではこの程度しか聞く内容がありません。具体的なモノを指定しても、自分がその使い方の詳細まではサポートできるわけではないので、結局決めるのは本人次第ということになります。

4月段階では、「液晶タブレットパソコン」なら「CintiqCompanion2」か「VAIO Z Canvas」と思っていましたが、今は少し違います。

自分がSurface Pro 2を買って実際に使った印象としては、「もし手に入れられるのならSurface Pro2は強くオススメ」という事でしょうか。
より新しいモデルはどうかと言われたら、「Surface Pro 4は、まだわからないけど、スペックだけを見るとかなり良さそう。でも出来れば「Surface Book」も見てみたい。」と返します。

まぁ欲を出せばきりないですけど、最近発売された「iPad Pro」と「Apple Pencil」。キーボードカバーをつけたらほとんどSurfaceやんけ、って思っちゃいましたが、Surfaceと決定的に違うのが、中途半端にiOSだということです。CLIP STUDIO PAINTが動かせるMacOSXだったら、おそらく即買した人も多かったことでしょう。

iPadってやっぱり「消費」するデバイスではないかと思うのです。iPhoneも含めて、やはり「コンテンツを楽しむ」のには最適なデバイスです。
でも、iPadで本格的に生産性の高い作業をすることはやはり困難だと思います。MacPro・MacBook・MiniMac・iMacは生産性の高い作業が出来ますが、iPadやiPhoneにはそれが難しい…。
Windowsが搭載された液晶タブレット型ノートパソコンは沢山選択肢ができてきましたが、MacOSXにはまだそれがありません。その登場を待ちわびている人は確実にいて、iPadProにそれを期待していた人もいたんですが…
AdobeがiPadPro&ApplePencil対応のアプリを出したとしても、どれくらいPhotoshopやIllustratorに肉薄できるのかと言えば、おそらく無理じゃないかと思います。

やっぱりパソコンで絵を描くのなら、「板タブ」よりも「液タブ」を薦めたいです。板タブだとやっぱり「やり直し」の頻度が上がるので、速度が大幅に落ちのはしかたありません。作業時間の短縮は絵を描く上ではかなり重要な課題だといえるでしょう。

どちらにせよ、いろいろと条件が曖昧なままだと、これでOKというアドバイスはなかなかできなくなっているので、正直結構悩みます。もう少し絞れる情報を提示してくれれば……少しは…。

 

【CLIP STUDIO PAINT】やっぱどうかと思う[.lip]と[.clip]の問題

CLIP STUDIO PAINT Ver1.5.0 のアップデート。その簡単なレビューを書いた時に書き漏らしていたんですが、Ver.1.5以降ではVer.1.4.3以前で開ける[.lip」形式の保存ができないという問題について、既に多くの人が気付いているとは思いましたが、すごく腑に落ちない点があるので、書かせていただきます。

学校では旧バージョンのまま運用している関係で、自宅で新バージョンをインストールしている人は要注意という意味のアナウンスをして置かなければと、プリントを作成して、木曜・金曜のそれぞれ二つの学校の授業で配布しました。

自分が検証した時は「別名で保存」で[.clip]の拡張子がついた新しい保存形式でしか保存できない、という点だけ書いていました。
1.5以降対応のファイルが無条件で[.clip]の拡張子になって、それ以前のファイルは[.lip]だよっていうのなら使い分けや管理もなんとかなりますが、致命的な「罠」が仕掛けられていたのには参りました。

1.4.3以前と1.5.0以降が共存している環境下で、意識的にそれぞれのバージョンを起動切り分けしているのならある程度コントロールできるんですが、全員が全員そうだとはいえません。
例えば、CLIP STUDIO PAINTの1.4.3以前で保存した[.lip」ファイルをダブルクリックしたら、より新しいバージョンのCLIP STUDIO PAINTが起動します。つまり1.5.0以降が起動してしまうのです。
1.5.0以降をインストールした環境下で[.lip]ファイルをダブルクリックで開こうとすると、以下の様なアラートが表示されます。1.5で開く旧ファイルアラートここで「再表示しない」のチェックを入れてしまうと、このアラートは出なくなってしまいますが、ここで重要なのは、「このファイルに上書き保存をすると、」という記載です。
つまり「Ver.1.5以降では旧バージョンの[.lip]ファイルを上書き保存することが出来る」という意味なんですが、ここで大きな疑問が生じます。

1.5.0以降だったら、拡張子は[.clip]になるんじゃないの?

新規保存や別名保存なら[.clip]となるので、拡張子で制作したCLIP STUDIO PAINTのバージョンがわかります。自分はてっきり、「上書き保存」しようとしたら、[.clip]で保存します。という意味のメッセージが出るものだとばかり思っていました。それならば「拡張子で住み分け出来る」ので管理上の問題はある程度解決できるとばかり思っていました。

しかしなんと、「拡張子はそのままで1.5以降の形式に書き換えられてしまう」のです。

1.5ファイルを1.4で開くアラート
その場合、たとえ拡張子が[.lip]のままでも、中身は1.5以降の[.clip]形式になっているので、上書き保存したファイルは、今後1.4.3以前では開けなくなってしまい、左図のような悲しいアラートがでてしまうのです。

自分は「上書き保存」を今までやっていなかったので、このことに気付きませんでした。

これはしっかりと「アナウンス」しておかなければ、学校で絶対トラブルが発生する、と思ってプリントを用意したのですが……

既にちょっとタイミングが遅かったようでした…。

実際に学校と自宅の両方で作業をしている何名かの学生が、この罠にひっかかてしまったそうです。

運悪く自分の受け持ちの授業が終了した状態だったので、直接アナウンスするタイミングが無かったのも災いしました。
学校側では年度替わりまではシステムの更新は行えないので、現時点ではバージョンは更新されていません。そのため、[.lip]ファイルなのにCLIP STUDIO PAINTで開けない事で、課題の確認作業や提出、学校でのCLIP STUDIO PAINTからのB4サイズでのレーザープリンタ出力などが不可能となってしまいます。

新バージョンでの最初の「再表示しない」のチェックボックスを特に深く意識せずに押してしまったまま進めてしまい、旧バージョンで開こうとして「対応していない」と出てパニック…。十分考えられたことです。

出来れば、以下の様な対応をしておいて欲しかった…

  • 「上書き保存」をしようとした時には、「最適化保存」と同じ様に、保存は出来ないようにして欲しかった。
  • 「上書き保存」をさせる場合でも、せめてもう一度警告アラートを出すようにするべきだった。
  • 「上書き保存」しようとしても、強制的に拡張子は[.clip]に変更して「別名保存」して欲しかった。
  • そもそも旧バージョン形式[.lip]形式での保存が可能にしておいて欲しかった。

この仕様はハッキリ言ってかなり問題があるのではないかと思います。違う拡張子で統一されているのなら、まだギリギリ納得できたんですが、流石に拡張子同じままで上書き保存出来てしまうのは……

すべての環境ですぐに最新版にアップデートできるとは限りません。古いバージョンを入れたままで使う環境もあり得るのです。
この問題には、出来るだけ早い段階の対応を臨みたいと思います。

●追記●
以下配布プリントの一部です。こんな感じで配布しました。

20151119

今日のメモ~睡魔に襲われ撃沈(/_;)

【11月21日記載】
木曜日の授業合わせのプリント作成に手間取り、寝たのが3時過ぎ位…。
それで朝は6時過ぎ起きだったので、実質三時間位の睡眠。
昔ならなんとでも無かったけど、今はあとでしっぺ返し喰らう睡眠時間です。その予想はやはり的中しました。

金曜の準備が終わっていないので、木曜帰宅してから用意しなければいけません。しかもあらかじめプリントはメールで学校側とサポートに入ってくださる先生に送っておく必要があります。

夜の10時位ですさまじい睡魔に襲われてきました。

テキストを打ち込みながら、時々落ちている自分……。
実は恐ろしいことにそういう時でもキーボードで何らかの文章を打っているのです。でもその内容は結構めちゃくちゃ。レム睡眠に近いような落ち方なので、一瞬で夢を見たり回想したりしているのか内容がいきなり激変しています。
はたと気づくのはすぐなので、打ち込んでいる文章はせいぜい一行位ですが、時々「夢日記」っぽく感じられて嫌な気分になってしまうことも…(;´Д`)。。。
その一瞬見た夢の感想だったりツッコミだったりと…時にぞっとすることまでも…。・゚・(ノ∀`)・゚・。。。。
流石にそれらの変な打ち込みは消して書きなおすことになりますので、残っていませんが…。

この日もちょっとそんな感じのテキスト打ち込みをしていました。
授業は午後からなので、家を出るのは10時位でも間に合います。それなら少し寝過ごしても大丈夫…と言うことで、椅子に座ったまま軽く仮眠。
椅子は10年位前にちょっと奮発して買ったオカムラのContessaなので、リクライニングすれば、本の軽く休むことも可能です。

この日は結局夜中2時位に起きてそれから四時過ぎくらいまでにプリントUP。急いでPDF化したプリントをメール添付で学校へ、ギガファイル便でサポートの先生へと送って就寝しました。

結局、木曜夜に軽く仮眠をとったおかげか、割と短時間で目が覚めて金曜の授業に望むことが出来ました。

それにしても、もっと時間を上手に使わないとダメですね。来年度はもっと効率よくやっていかなければ…。

今日のメモ~ラミネーター届いた

【11月21日記載】
予定通りといえば予定通りですが、ビックカメラに注文していた、ラミネーター(L202A3G)とA3サイズ100枚・A4サイズ100枚が到着しました。
物はそれほど大きいものではありませんが、フィルムも一緒に注文したからか、バカにデカイ箱に入って来ました。MX1P1076中に入ってた緩衝用の紙の量が半端無かったです(^_^;)。ちゃんとした梱包だったので嬉しい限り。

でも明日・明後日の授業準備があるので、今の段階ではまだ何かをお試しでラミネートする時間がないので、使用レポートはまた後日…ということで、今はまだラミネーターを取り出していないのです…(^_^;)。冬コミで少しは活用したいと思っています。まずは有楽舎工房の素材サンプルから…かな?