「久々のアナログカラー(色紙+アクアッシュ)」で描いた色紙は、こんな感じで公開されました(*^^*)
マンガ家として活躍し、本校で「CLIP STUDIO」の授業を担当して下さっている、ねぐら☆なお先生(@neguranao)からお祝いのイラストを頂きました!吸い込まれてしまいそうな美人さんです٩(๑′∀ ‵๑)۶ #TCD70 pic.twitter.com/9LotcV7ljb
— 東美70周年カウントダウン (@TCD_70) 2016年3月24日
連日楽しいカウントダウンイラストや写真がUPされているハッシュタグ#TCD70なので、個人的にも楽しんでいます。
そういえば、ぺんてるのアクアッシュ…、まだまだ持つだけの量は有るんですが、なくなるのはちょっと困るので、ヤフオクでちょこちょこと購入しています。
カラーの作業環境がデジタルに移行した時に、ホルベインやルマのカラーインクはすべて処分しました。その勢いで何故かファーバーカステルのアルブレヒトデューラー水彩色鉛筆の120色箱を処分してしまったのは失敗でした。今はステッドラーのエルゴソフト アクェレル 水彩色鉛筆を買って、アクアッシュと併用しているんですが、やっぱり水彩色鉛筆は使い勝手が良くて好きなので、残しておくべきでした。
ちなみに、ホルベインの透明水彩絵の具は残しています。全然使う機会はありませんが…。
もともとカラーは得意な方ではないですが描くのは好きなので、画材もいろいろ集めて試していました。デジタルで描くようになっても、アナログで描きたくなることがあるので、ある程度は残しています。
感触を忘れないようにアナログのペンも時々使うようにしています。
流石に長年使い続けたものなので、持てば感触は体が覚えてくれていてホッとします。でも確実に自分の技術は劣化はしているんですよね…。
自分は丸ペン派で一番好きだったのは「タチカワ丸ペン」でしたが、ある時期に質が劣化してしまったので最終的にはゼブラの丸ペンに落ち着きました。Gペンはマンガを描き始めた頃には使っていましたが、線画太くなりすぎる傾向がありました。
某少女雑誌に投稿した時に、評価で「線が太いところがある」と指摘されたことがあったんですが、あるときに改めて自分の原稿を客観的に見たら確かに主線がやたら太くて髪の毛やめなどの線がやたら細い事に気づき、それ以降丸ペン一本で描くようになったという経緯があります。
丸ペンである程度メリハリの有る線を引くために選択したのが、比較的柔らか目のタチカワでした。しかしある時期パッケージが変わってからだったか、タチカワの丸ペンの先の切れ目が最初から揃っていなかったり、酷いものになると切れ目が横から入っていたりと、信じられない様な不良品が交じることが増えて、まともに使えるのが5~6本に1本というグロスにあたってしまった時に、ついに見切りをつけてゼブラに変えました。ゼブラの丸ペンは自分としては少し硬く感じたので、出来れば昔のクオリティのタチカワを使い続けたかったんですが…
描くときに使う画材が変われば描き方も手法も変わり、場合によっては絵そのものの持ち味も変わります。デジタルでも実は同じで、デジタルという画材を手に入れた時から、いろいろと実験してきました。
新しい表現手法を探して試す度に、手慣れた画材が新しい画材に化けてゆくデジタルの自在性が、まさにデジタルという画材の面白さなのかも知れません。