投稿者「nnao_admin」のアーカイブ

原稿の管理

長年漫画を描いていると、当然大量の原稿が溜まります。
多くの場合は返却してもらっているのですが、一部未返却の原稿も多くあります。同時にたくさんの出版社で仕事していたり、単発の仕事をしたりしていた時期のモノは、自分自身もよく把握できていないものも多く、改めて手元にある原稿を整理しなければ…と感じています。

単行本化された原稿の多くはだいたい把握できています。多くの原稿は大体手元に戻ってきていますが、ある出版社の原稿のみ未返却のままとなっています。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング

その出版社に、単行本化された原稿の返却をお願いした時に、「原稿返却を希望するのなら、単行本は絶版にする」という驚くべき事を言われてしまい、契約の関係もあるためにそのまま保留にしていましたが、そろそろちゃんと交渉してなんとか返却してもらわなければ、と思っています。もう事実上絶版状態になっているので問題はないと思うんですけどね。

単行本化されていない原稿も結構あるので、正しく把握して「絶版マンガ図書館」に「未収録作品集」として出そうかと思っています。連載ものも含めたら単行本で数冊分は確実にありそうなんですが、まとめるにしてもまずは原稿が手元にあるかどうかの確認も必要なので、そのためにも「蔵出し」をしておかなければ、と思っているんです。

古い原稿を引っ張りだして見ると、写植の剥がれや欠損が結構目立ちます。
ペーパーセメントの跡が残って、原稿にシミが付いているものも多く、写植の再確認と貼り直し・補正が必要そうです。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

上の原稿は単行本化されていない作品です。
単行本化のための加筆改稿作業をしていた最中に、例の宮崎事件が発生して出版自重となったため、単行本化がお蔵入りとなった原稿の一部です。思ったよりも欠損が激しいので、掲載雑誌を参照しながら再調整する必要がありそう…。

原稿の補修は生原稿はそのままで、スキャンしてデジタル化して、ComicStudioかCLIP STUDIO PAINTで補正して、それを電子出版化するという手順になると思うので、かなりの手間隙がかかりそうです。今手元に有るB4が取れるスキャナは、EPSONのES-8000というかなり古いもので、USB非搭載のSCSIという前時代のものなんです。
このスキャナはずっと調子が悪くてまともに使えない状態なので、デジタル複合機のCANON iRC2550Fを使うことになりそうです。(思い切り遅いんですよ…これ)
ちなみに普段のちょっとしたスキャン作業はフィルムスキャン用に買ったCanoScan8400Fを使っています。

そういえば、このCANONのデジタル複合機ですが、ちょっと古い機械になります。
二十年くらい前にCANONのリースでコピー機をリースし始めてから、5年のリース期間満了毎に新しい機械に入れ替えていましたが、iRC2550Fは、5年のリース期間を過ぎた後、引き続き新規リース契約を結び継続リースをしています。
新しい機種に変えなかった理由は、「ComicStudioとの相性」と「コピー機内のHDDに保存してあるデータ」の関係だったんですが、ハードとして結構気に入っているというのもあります。リース料金が大幅に安くなったのも嬉しい誤算でした。今はコピー機としてというよりも、カラーレーザープリンタとして活躍してくれています。

最近の機械は、オートシートフィーダーで一気にスキャンして電子書籍化してくれる機能が付いていたりするので、資料用の雑誌等の自炊が楽そうで魅力はあるんですが、月のリース料金考えたら、断裁機とドキュメントスキャナ買ったほうが安くて済みそうなんですよw.
なので、今の機械使い続けることにします。

ちょっと話はずれましたが、手元にある全原稿の電子化を効率的に行うことも視野に入れて整理する必要がありそうですね。

過去の蔵出し(^_^;)

目新しいネタが今のところ無いので、またもや過去の蔵出しをしてみます。

中高の頃は少女漫画家を目指していました。
目指していたと言っても、本機で目指していたと大きな声を出して言えるほど熱心に描いていたとはいえませんが、それでも何度か少女マンガ誌に投稿もしていました。

少女マンガ誌の多くは、投稿作品の返却時に「批評シート」を同封してくれます。それが次の作品作りへのモチベーションになるというわけです。
私も「批評シート」を頂き、それを糧に練習しました。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

作品名とペンネームは内緒ですw。ちなみにBクラス止まりでした。

高校の頃はブラスバンドと写真が中心でしたが、それでも漫画は描いていました。連絡帳や活動記録でもある筈の部誌にイラストを描いてしまう、とても迷惑なやつでしたwwww。

自分の中で温めている題材や実際に描いた題材のベースの幾つかは、投稿時代にストックした少女マンガネタがあります。
また、厨二病的な内容だったと思われますが、ノート数冊分作ったキャラクター設定ノートも自分のキャラクター作りの根っこになったように思います。作ったキャラを組み合わせてエピソード考えたりストーリー考えたりしていました。

自分の漫画作りの考え方の一つは…

「とあるキャラと、とあるキャラが、とある舞台で出会ったら、そこで新しい物語が生まれる」

…というものでした。

実際には、全く接点や共通点がないキャラクターが突発的に出会っても、そう簡単には期待する「物語」は生まれず、きっかけになるエピソードさえ生まれずにただ通りすぎて終わるんでしょうけど、そこは伝家の宝刀「ご都合主義」(w)で出会う必然を用意してしまうのです。

…というのいは冗談みたいな話ですが、結構それを考えるのが好きでした。

いわゆる「三題話」を作るトレーニングも似たようなものじゃないかと思います。
鈴木光明先生の「少女マンガ入門」にも書かれていた練習方法で、本来何の関係もなさそうな単語3つを使い、ストーリーを組むという練習です。
これに似たようなプロットづくりをよくやっていました。これは発想力・連想力を養うには結構いい練習だったように思います。

さて、もう一つ蔵出ししてみます。

これはプロになってからですが、時間があればよくやっていたことの一つが「背景バンク作り」でした。
カメラ持ってロケハン行って撮影した写真を元に背景を描いていました。必ずしもすべて自分が撮影した写真だったわけではありません。自分では撮影困難な場所や角度の写真も参考にしましたが、基本「トレス」をせずに描くように心がけていましたので、如何に効率よくそれっぽく描くのかばかり考えていました。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

この背景画は、都庁がまだ建っていない時期の新宿なので、背景バングとしてはほとんど使うこともせずでした。今の時代だと、もっといっぱい建ってますよね。もう古すぎてとても使えません(^_^;)細かく見ると、ホワイトとトーンの使い方が結構絶妙だったりします。

でももう一度描けと言われたら、こんなむ面倒くさそうで、気が狂いそうになるモノは描かないかも。でも背景画描くのは今でも結構好きです。(「上手い」どうかは別にして…)

また近いうちに古い過去の題材を引っ張り出すかもしれません。

二度寝は危険(^_^;)

水曜は朝から授業だったんですが、なんとまぁ寝たのが夜中の三時過ぎでした。そんな時間だったものだから目覚ましを無意識に三回止めてガッツリ寝過ごしてしまいました。

普段一限から学校があるときは、朝の六時過ぎに起きて、七時半には家を出ます。
でも今日は二度寝して目覚めたのは七時十分を過ぎた頃!

過去に一度一限の授業をガッツリ寝過ごして遅れてしまったことがありました。後にも先にもその一回きりにせねばと務めています。
それ故に今日も遅れるわけには行きません。特に二年生は今日を含めてあと三回で授業が終了します。実質的には卒制(どちらかと言うと最終課題ですが…)に向けた作業中心なので、自分が授業ですることは、個々の進捗を確認して必要な作業をアドバイスする程度です。

それに平行してやらなければならない作業が一つ課せられていました。
今年卒業する学生さん達の作品集の表紙・裏表紙のデザインです。
イラストは学園祭の人気投票と学生相互の投票で採用分決まっり、それを元に入稿用の版下作成するのは私の担当になります。(なんだか編集者みたいな状態w)
Illustratorで版下デザインするんですが、自宅にあるのがCS2で、学校のはCS5…大丈夫か不安。なので学校でほとんど仕上げておきます。
作業をやりながら、時々すさまじい睡魔が襲ってきます。さすがに睡眠不足みたい…。そうこう言っているウチに、時間があっという間に過ぎて行きました。

帰宅してちょっと買い物に行って、今日のエネルギーは既に切れかけ寸前。これ以上は文章をまとめることもできにくい状況下なので、そろそろおおいとまします。

仕方ないので、やることいっぱいあるんだけど、今日のところはばたんきゅ~します。

下描き→ペン入れのジレンマ

絵を描いてて時々感じる現象…

「下描きで、結構いい感じに描けたのに、ペン入れしたらダメになった」

これ、下描きでは多くの線が重なりあっているので、眼と脳が一番理想的な線を多くの線の中から見つけて無意識に補完してしまうから上手く描けた様に感じるとか…。
その一方、ペン入れでは実際に一番理想的な線をたどることが出来なくて、結局劣化したように感じてしまうという事らしいです。

要は「一番理想的な線を引くことが出来ない」=「力量が不足している」ってことなんですよね…。正直それは否めません。独学で下手クソなまま長年描いて来たので、悪い癖が染み付いてしまっていて、自分が欲しい線を思う通りに拾えないジレンマに陥ることがよくあります。

そんな実例を少し…

HDD内のファイルを整理していたら、一昨年の夏くらいにCLIP STUDIO PAINTで何気なく描いたラフ画が見つかりました。この状態で放置したままです。

CLIP STUDIO PAINT EX / Windows7 Snipping Tool

CLIP STUDIO PAINT EX / Windows7 Snipping Tool

その顔部分のUPです。

CLIP STUDIO PAINT EX / Windows7 Snipping Tool

CLIP STUDIO PAINT EX / Windows7 Snipping Tool

ちょっと今回服を季節に合わせて変更していますが、顔はそこそこ可愛く描いているんじゃないかなとは思っています。

実はこのラフ画、ペン入れ途中で放置していました。

CLIP STUDIO PAINTの二値化ペンの練習のつもりだったみたいで、データを見ると試行錯誤していた跡がありました。

せっかくなので、先程ちょろっとペン入れを進めてみた結果……

CLIP STUDIO PAINT EX / Windows7 Snipping Tool

CLIP STUDIO PAINT EX / Windows7 Snipping Tool

なんだか大分イメージが変わってしまいました…。
これじゃない…、あんまり可愛くない…。なんでこんなになっちゃうんだろう…ってちょっとしたジレンマを味わっています。

多くの漫画家さんがそうであるように、目で絵柄が決まると言ってもいいくらいですが、自分の絵の場合は目の描き方は結構大きなポイントでもあるので、結構試行錯誤を繰り返しています。
デジタルだとついつい細かいところもみっちり描いてしまうので、目の描き方が昔とは結構変わっていて、それも影響しているのかもしれません。

また、CLIP STUDIO PAINTの二値の線がどうも馴染んでいないというのも影響しています。アンチエイリアスをONにした線はかなり思ったとおりの線が出やすいんですが、二値の線はいくら描いても感触が違います。ComicStudioとはエンジンが違うというのも有るんでしょうけど、個人的にはComicStudioのタッチの邦画好きなので、その線が出せていないというのも原因の一つです。

弘法筆を選ばずとは言いますが、ツールが変われば結果も変わってしまうものです。
思ったように描けなくなるのはある程度は織り込み済みながらも、その中で理想的な線を求めていくしか無いので、ペン入れをした結果「よし最高のペン入れが出来た!」と思える様に、理想とする線が引けるように、今後も試行錯誤していく事になりそうです。

でも、昔と今と大きく変わっていない点が一つあります。それは、必ず「目キラ」を入れているってことなんですよねw(^_^;)。

実家の父の事

父は昭和九年生まれで今80歳です。

父は中央大学法学部を卒業後、弁護士を目指していたものの断念し、銀行マンになりました。その後兄と私を大学まで行かせてくれました。(それなのに、私は大学を中退してしまった親不孝者ですが…)

銀行を退職後は、のんびり囲碁を打ったり、神社の手伝いをしたりしていました。

囲碁の腕はかなりのだそうで、昔何かのプロアマ戦で棋譜が新聞に乗ったことがあるそうです。(切り抜きがありました)
また長年謡曲をやっていたため、声の通りがよく、それを見込まれて神職の資格を取るように勧められ國學院大學の神職養成講習会を受けて神職の階位を取得して、地鎮祭などの神事を忙しい宮司の代わりに務めていました。

そんな父でしたが、数年前に転倒時に頭から倒れたため脳挫傷となり、その後遺症がきっかけなのか、アルツハイマーの症状が徐々に出始めてきました。

昨年帰省した時には父が明らかに物忘れが激しくなっていました。なんとか進行がゆっくりになるように、簡単で日常的な脳の運動をするように言ったら、いつものにこやかな顔で頷いてくれました。

実家の隣の別棟で済む兄や母から時々状況の連絡が来るのですが、昨日、父が倒れたという連絡を受けました。

父がいつもの碁会所に行く途中、どういう経緯かまだ判っていませんが、道端で倒れてしまったようです。幸い人通りも多めの街中だったため、すぐに発見されたのですが、その時にどうやら意識をなくしていたようです。
発見した人が救急車と警察を呼んで、母が駆けつけて救急病院で検査を受けることになったそうです。

その段階の検査では特に大きな問題はなかったそうですが、兄曰くあまり信頼できる病院ではないとのことで、明日かかりつけの病院(脳挫傷以降アルツハイマーの治療も行っている)に行くことにしているそうです。

それというのも、倒れた翌日(今日)、母が父の頭部に打撲跡のアザを発見した様で、父自身も痛みを訴えていたようです。
父は倒れた前後のことを全く覚えていないようで、どういう状態で倒れていたのかがわかりません。脳挫傷の件があるので、アザが出来るような状況で、記憶がはっきりしていないとなると、精密検査してもらったほうがいいのは間違いないでしょう。

こういう状況なので、母や兄は、父にも車に乗らないように強く言っているようです。こんな状況だと、車の運転なんてとても危険です。むしろ免許返上した方がいいんじゃないかと思うくらいです。

でも父は妙なプライドでそれを頑なに拒んでいるとか…。だからといって乗りたいと主張しているわkではないんですけど…。

遠方に済む自分としては、精密検査で父に大事がないことを祈るしかありません。

長めの散歩

昨日散歩出来なかったので、お散歩ワクテカでおおはしゃぎの望利音さんです。

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

航空公園へ行く途中、信号を渡ります。神妙に待つ望利音さん。

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

もう少しだよ。もう少しで航空公園に着くよ!

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

到着~(*´∀`*)

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

ドッグラン行くよ…
あれ?あそこにいるのは…???

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

?望利音にそっくり?

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

…似てるけど、顔立ちはきりっとしてもっとかっこいい?!

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

えーとご挨拶…(*‘ω‘ *)

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

望利音、ちょっとビクッとしてます(^_^;)

望利音は思い切り雑種ですが、このかっこいい子は、ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダールだとの事です。
グローネンダール、実物初めてみました!かっこい~です!(*^^)v

年末には開いていなかったドッグラン。今日は開いていました。

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

久々のドッグラン、いっぱい走ったよ~!

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX K-3 /DA 18-135mm / PhotoshopCS5 トリミング

ちなみに、ドッグランの入り口は、突発的な逃走防止のために二重扉になってます。

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

片一方を閉めた状態で、もう片一方を開けて出入りすれば、素早いわんこだったらするりと抜けだしてしまう事も。だからこの二重扉は安全のためにも大事です。

散歩終わってお疲れモードの望利音。

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

毎日でもドッグランで走りたいんだろうけど、ごめんよ…
できるだけ行くようにするから…(^_^;)

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

PENTAX K-3 /DA 18-135mm

 

新年会でした

今日はJコミ-絶版マンガ図書館-の新年会でした。
懐かしい人に会って濃い話を一杯しましたです!
余り詳しい話は出来ないので、取り敢えずメモがてら撮った写真は後程。

-追記-

昨夜は帰宅したのが遅く、結構疲れて睡魔にも襲われていたので簡単なメモ程度の内容でした。

さて、1月10日土曜日。毎年恒例となったJコミの新年会です。場所は半蔵門の某所。すぐ傍に皇居があります。開始時間は午後三時だったので、割と早めに家を出たんですが、途中でSuicaを持っていない事に気づき慌てて一度帰宅…ところがSuicaはいつもはあまり使わないコートの内ポケットの奥に入れていました。ハンガーにかかっている状態で入れた時の間隔と違っていたという勘違いで、なんという無駄足だったんでしょう。・゚・(ノ∀`)・゚・。……。

再度駅に向かい予定していた電車に乗って西武池袋線~有楽町線へ…
地下鉄半蔵門駅が最寄りですが、スムーズな乗り換えでは行けないので、歩いてもさほど極端な差はない麹町駅から降りて歩きます。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

オフィス街の土曜日だからなのか、歩道を歩いている人も車も少なかったです。天気が良かったので皇居周辺をのんびり歩くのも良さそうな日和でした。

会場には割と早めに入りました。席は予め決められています。割とジャンルごとにまとめられている感じです。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

やがて漫画家さん達がいっぱい集まり新年会が始まりました。この場所には若手の新人さんはいません。ここにいるのは30歳以上のベテラン漫画家さんばかりです!

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 加工(モザイク処理)

会はシンポジウムやトークも含めて、結構内容の濃いオフレコな話が一杯!そして、この場で久々に会えた先生や初めて会う先生と中身の濃い話をさせていただきました。

この会場は立地が良くて、窓からの景観が最高です。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 現像

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 現像

天気が良くて影の部分が結構アンダー気味だったので、ちょっと補正しました。

皇居の向こうにスカイツリーが見えました。結構近くに見えるってことは奴はかなりデカイってことですね!

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

これ以上はMX-1だとズームできないので、縮小掛ける前に切り出してみました。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング

そういえば、まだスカイツリー見に行ってない。登ってもいないんだよなぁ。天気のいい日に登りたいなぁ。

だんだん日が暮れてきて、東の空に夜のグラデーションがかかってきました。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング

ガラス越しなので、室内灯が映り込んだりするので、結構撮るの難しいかったです。外が暗くなるとなおさら難しいですね。

夜になって夜景が綺麗だったので何枚か撮ったんですが、映り込みを避ける位置でかつ固定できる場所がなかなか無くて上手く撮れませんでした。

PENTAX MX-1 / f6.3 8秒 ISO-200 20mm(35mm換算93mm)

PENTAX MX-1 / f6.3 8秒 ISO-200 20mm(35mm換算93mm)

PENTAX MX-1 / f3.5 1.3秒 ISO-800 18mm(35mm換算85mm)

PENTAX MX-1 / f3.5 1.3秒 ISO-800 18mm(35mm換算85mm) / PhotoshopCS5 トリミング

スカイツリーの方は、ほとんど手持ち撮影に近い状態だったので、一番手ブレが少なかったのでこれくらいでした。ちょっと残念。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、一次会終了。やがて二次会へ…。
そちらでもみっちりと濃い話を酒の肴に楽しみました。

帰路の電車では、時々睡魔が…。どうやらかなり疲れた模様です。
帰宅した時にはどっと睡魔に襲われてしまいました。

この日…望利音さんの散歩は出来ませんでした…ごめんよ…

2015年版名刺(^_^;)

明日とある新年会があるので、名刺を作りました。

パソコンでデザインして自宅でプリントアウトが出来る時代になってから、ずっとオリジナルで名刺を作っています。
漫画家の名刺なので、やはり漫画家らしく絵を入れています。

実は大体毎年一回、最近描いたカラーイラストを流用して、新しいバージョンの名刺を作りなおしています。自分でも今まで何種類くらい作ったか覚えていないくらい作りました。

最近は仕事でも実際に一回も顔を合わさないまま進めるということも有るくらいなので、名刺の消費ペースは凄く減りました。
昔はよく会う知人に会うたびに「新しい名刺作った?」と聞かれたことがありましたけど、昔ほど外で人に会うことが無くなったので、何らかの新年会や忘年会や学校の謝恩会などでしか使いません。

シンプルな名刺を使っていらっしゃる漫画家さんも多いですが、オリジナルのカラフルなオリジナル名刺を拝見することも多いです。
最近はSNSのアカウントを記載しただけのシンプルなものも多いですが、自分は仕事でも使えるようにとガッツリと住所や電話番号も入れています。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

ここ最近の名刺を並べてみました。公開できない個人情報の部分はモザイクかけています、あしからずです。
年賀状で使った画像や同人誌で使った画像をそのまま流用するケースが多いです。改めて名刺用に描きおろししたいと思いつつも、作るタイミングが人と会う前日だったりするのでついつい使い回しに…(^_^;)
以前はIllustratorで作ったりしていましたが、印刷してカットするのが面倒なので、最初からエレコムの名刺サイズの専用用紙と対応ソフト使って作っています。
画像はラベル作成ソフトに「背景画」として読み込み、その上に文字と小さいアイコン画像を配置するという作り方なので、最初にPhotoshopで地紋デザインを作ります。
今回は年賀状用の画像と、素材集の和柄地紋を合成して作りました。

CLIP STUDIO PAINT EX / PhotoshopCS5

CLIP STUDIO PAINT EX / PhotoshopCS5

短い時間でちゃちゃっと手っ取り早く作っちゃうので、デザインレイアウトはほんと安易ですが、割りと作るの楽しんでいます。
もっとじっくり時間取れれば名刺用に絵を描きたいですね。
しっかりと作って外に印刷に出すのもいいんだけど、同人誌やペーパー類と違うので、たくさん作りすぎても安易に配って在庫を減らす事が出来るものじゃないから、さすがにたくさん印刷することは出来ないなぁ…。
長い間使い続けてもいいこれだって思えるデザインができるまでは、今のように20枚程度自宅プリントアウトして、使い切りするのが手頃かなぁと思ってます。

再び古い同人誌の話

久々に大昔の「符列社」時代の同人誌見て、顔から火が出る思いをしましたwww。
若さって怖いなぁって…ホント恥ずかしい(^_^;)

自分の当時の作品をWebで公表しようかなと思ったんですが、ちょっとご時世的にどうかなという内容のものもあるのと、自分の羞恥心の方が盛大に勝ってしまったというのもあって……止めました(^^ゞ

「符列社」時代と平行してやっていたのは大学の学漫です。
もともと「符列社」も大学学漫の中の一部のメンバーが個人的に始めたサークルでした。実際外部の人も募ってメンバーに加わって原稿を寄稿して下さいました。

学漫の方についてですが、某調布市にある国立理系大学になります。そこの漫研「漫画アニメーション研究会『まにけん』」のOBで会誌を作ったことがありました。
(まにけんって書いたらどこか一発でバレルじゃないか…でもまあいいやw)

で、その現物がこれです。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

絵柄の雰囲気が違いますが、表紙は私が描きました。絵柄の模索をしていた頃なので、ちょっと実験的なタッチを試してみようと頑張って描いたのを覚えています。
奥付の発行日は平成元年11月になっています。なんとまぁ26年も前の事になります。

あとがきコメントもUPしてみます(^_^;)

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

ここに登場してくる兄ですが、その息子二人(私から見て甥っ子)のうちの一人が今年大学卒業して無事に就職が決まったそうで…。いや~時が経つのは早いものです。
ちなみに第百回天皇賞はスーパークリーク→オグリキャップで決まって枠連3-8でした。(どうやら的中したらしいww)

当時既にプロ漫画家としてエロマンガを描きまくっていた自分でしたが、この頃は同人誌活動そのもはやっていませんでした。「符列社」のファイナルが1986年なので、それ以降「越後屋企画」を始めるまでは同人誌活動は事実上休止していたというわけです。

このOB誌に描いた作品はエロではなく「少女漫画」風を意識して描いた作品だったと記憶しています。とは言っても自分の作風がそもそも「少女漫画風エロマンガ」だったので、ただ「エロ」がないだけだと言われれば身も蓋もありませんが…。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

原稿はこのようにちゃんと現存していました。
ところが、ご覧のとおり部分的に結構紙が焼けています。管理状態あまり良くなかったようで…。この汚れは当時ヘビースモーカーだった事もあって、タバコのヤニも原因だと思います。

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 トリミング・加工

ネームは当時のワープロ専用機で打ち出したものです。
1989年なので、当然Windowsはでていません。持っていたパソコンはおそらくPC-9801RAあたりだったかな…?ワープロソフトは一太郎ですねおそらく。
プリンタはまだ高かった頃で、ドットインパクトタイプが主流でインクジェットプリンタの家庭用機が出るのはまだちょっと先の事。プロットなどは、プリントアウトして編集さんに見せたりする必要があったので、ワープロ専用機で打ち込んで管理していました。

この作品は他の媒体では一切発表していないので、読んだことがある人は大学学漫関係者位に限られています。このブログを読んでくださる方の中で読んだことがある方はおそらく一人もいないんじゃないでしょうか?もしいらっしゃったら凄く貴重です(人´∀`).☆.。.:*・゚

…というわけで、この19ページ漫画、近々スキャンして綺麗に補正して文字の打ち直しをして発表したいと思います。
恥ずかしいのも確かですが、いま見ても割ときちんと描けていますし、デビュー時よりは確実に上手だと思いますので、開き直った方がいいかなぁと(^_^;)

発表まで今しばらくお待ち下さいませ。

古い同人誌引っ張り出して来た(^_^;)

いきなり古い同人誌登場(^_^;)。。。。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

なぜこんなものを引っ張り出して来たかと言うと、「成人式」に絡んで色々と連想してたら当時のことを思い出したからでした。

今日は新年明けて、七草粥の日、出講している学校の授業が再開されました。
でも残念ながら二年生の出席率が悪くて(/_;)……。
この時期、実家に帰って成人式まで家にいるというケースの子もいます。一生に一度の成人式ですから気持ちはわかりますが……。

ん?そういえば、自分の成人式どうだったっけ…って思い出してみました。
ところが何一つ思い出せません。

そりゃそうでしょう。なぜなら、成人式に出ていないからです(^_^;)。

成人式の日は確か都産業貿易センター(浜松町)で同人誌即売会があって、それに参加していたような記憶が…(^_^;)。。。。
その時、振袖でイベントを覗きに来ている女の子がいて、「あ、そうか今日成人の日だ…」なんて思っていたような記憶がかすかにあります。
ただしサークルで参加していたのか一般で参加していたのか曖昧です。さすがにもう三十年位前のことですから(^_^;)。

当時住民票はこちらに移していたはずですが、成人式の案内は実家の方に来ていたようです。イベントに参加していたから帰省するわけにも行かず、こちらの成人式に出るわけでもなく、ひたすら漫画描いて同人やってました。

この頃は今現在の「越後屋企画」の様な個人サークルでなく大学のサークルの友人数名からスタートした「符列社」という同人サークルで、創作美少女系の「PLENELLIA(プレネリア)」という本を出していたのです。内容的には今にして思えばライトな内容の、可愛い女の子とちょっとだけエッチがあればOKという本でした。

冒頭に載せた同人誌は、まさにその当時出していたブツの一部です(^_^;)。

ここにあるのは全部自分が表紙の本ばかりですが、全部が符列社のサークルとしての本というわけではなく、一番右の「LIVING LOVING」と真ん中の「PRIMARY」は個人誌です。奥付見たら1985年1984年でした。ホント三十年前だ!うわ~(^_^;)

開いてパラパラ見てると、若かったなぁ…って思います。ホント。

気がついたら30年もこんなこと続けているんだと改めて驚くというか呆れるというか…

でもこれは死ぬまで続けることになるんだろうなぁ、って思っています。