月別アーカイブ: 2015年4月

クリスタを最強にするTab-Mate Controller

CLIP STUDIO PAINTに移行する上で、もしかしたら足枷となっているんじゃないかな、と思っていることの一つは…

「コマンドへ至るステップが、以前よりも深い階層になっている事」

…です。

例えば昨日の「個人的なCLIP STUDIO PAINTへの要望」の記事内の、「下描きレイヤーに設定」は、ちょっと深い階層を選ばなければ変更できません。
そのステップは以下のようになります。
「レイヤー」→「レイヤー設定」→「下描きレイヤーに設定」20150430-04コミスタではレイヤープロパティのラジオボタンで一発で設定できたものが、クリスタではそうは行きません。

他にも、メニューから何階層か入っていかないと選べないけど、頻繁に使うというコマンドが結構あります。これらのコマンドがもっとスムーズに選択できれば移行もし易いのに…と思っている人には、ぜひとも試していただきたい「デバイス」があります。

それは、過去にも「さりげにCELSYSの最強ツールTab-Mate Controllerの話」という記事で書きましたが、CELSYSが発売しているコントロールデバイス「Tab-Mate Controller」の事です。

MX1Pn0689こんな感じの手に収まるジョイスティックのようなコントローラーです。MX1Pn0687箱には使用イメージのイラストが描かれています。

MX1Pn0690操作できるスティック・ボタン類は、「八方向ジョイスティック」とスティックの頭のA/Bボタン・スティックの裏に隠れているCボタン・スティックの直ぐ下に左右に並ぶD/Eボタン・右側面のモード切り替えボタンになります。

ジョイスティックは押下すると動作が変わるので、ジョイスティックだけでもモード切替ボタンとの組み合わせで四種類の動作をすることが出来ます。
でも一番重要なのは、「オリジナルモード」と呼ばれているクリスタでカスタマイズ可能な機能になります。

20150430-01私の設定は上図のようになっています。「上下でズーム・左右で回転」と「手のひら(Space)」・回転/反転リセットで、画面のビューの操作はほとんど問題なく行えるのですごく快適です。

この部分だけでもかなり使い出があるんですが、もう一つ使い方を覚えるとすごく強力なのが、「合計64個のコマンドを登録できる」ジョイスティックアクションです。
パッケージの写真には、「ジョイスティックに64個のショートカットが登録できる」と書いていますが、厳密には「クリスタのメニューコマンドを登録できる」というのが正しく、任意のショートカットが登録できるわけではありません。
でもこのおかげで、「階層が低くてたどるのがちょっと手間がかかるコマンド」を比較的簡単に呼ぶことが出来るようになりました。

これを「クイックメニュー」と呼んでいます。
操作方法はちょっと変わっていて、少し慣れが必要ですが…

  1. Aボタンを押しながらジョイスティックを倒す
  2. 8つのサブメニューに入るので、そこでさらにジョイスティックを目的の方向に倒す
  3. Aボタンを離す

自分の設定は以下のようになっています。(まだ試行錯誤中なので、随時変わっています)20150430-02ここで、8方向×8方向で、合計64個登録できるということです。

64個すべて覚えるのはこんなんですが、画面内にちゃんとメニューが表示されるので自分で良く使うコマンドはスティックを倒しやすい方向に決めておくと、結構スムーズに選ぶことが出来ます。

間違いなく、メニュー階層をたどって目的のコマンドを探すよりも、マウス操作=ペン先の移動を行わずにコマンド選択できるので、相当スムーズに作業できるようになりました。

Tab-Mate Controllerは、コミスタ(Windowsのみ)でも使うことが出来ますが、残念ながらカスタマイズは出来ません。しかし、スティック押下なしで「画面のスクロール」・押下で「画面の回転」。A/Bボタンで「画面の拡大縮小」だけでも、結構便利になります。
以前はゲームパッド&JoyToKeyという組み合わせで行っていましたが、クリスタに完全対応最適化されているTab-Mate Controllerを使うようなってから、これ一本になりました。

とにかく…「 CLIP STUDIO PAINTユーザーには特にオススメ 」します!

CELSYSのCLIP内に、詳しい紹介ページが用意されています。

CLIP STUDIO PAINT PRO/EX、IllustStudio、ComicStudio 4.0ユーザーさまは、優待価格でお買い求めいただけます。」…とのことで、何とたったの2000円です。かなりお安いです。

でも正直結構ちゃちいので、壊れやすいと思っておいたほうがいいでしょう。ラバー部の劣化も早いので、消耗品位のつもりでいたら気が楽です。
でも普通に使えば1年以上使えると思いますが、がさつな自分は何回か落としてパッカーンと開いてしまって今のこの白いタイプのもので三代目になります。MX1Pn0688右が初期モデル(ラバー部が少しベタベタしています)。左が現行モデルです。スティックの形状は今のほうが使いやすいですね。

このスティック操作の快適さを味わってみて下さい。

下の画像はAmazonのアフィリンクですが、Amazonで買うと4,398円(4/30現在)です。

CELSYSから買ったほうがはるかにお得ですよ (^^)
半額以下の送料込みで2,000円。ダメ元でも2000円なのでお試ししてみてはいかがでしょうか。

個人的なCLIP STUDIO PAINTへの要望

今現在CLIP STUDIO PAINTとComicStudioを併用しています。
CLIP STUDIO PAINTに移行するべく、ComicStudioで培った手法をCLIP STUDIO PAINTで徐々に試していますが、「ComicStudioにあってCLIP STUDIO PAINTで消えてしまった機能」の為に、スムーズな移行が未だに出来ていません。

結構いっぱいあるんですが、個人的に特に何とか搭載して欲しい機能をピックアップします。

  1. 「描画色」の「トーン」を復活させて欲しい

    ComicStudioは、描画色選択で「白」「黒」「透明」に加えて「トーン」を選ぶことが出来ました。

    20150429-13-1この機能は、「トーン」を選択した状態で描画系のツール(ペン・鉛筆・マジック・筆ペン・パターン・塗りつぶし・閉領域フィル・直線・曲線・折れ線・楕円・矩形・多角形)を選ぶと、アイコンがトーンレイヤー追加を示すこのようなアイコンになります。

    画面をクリックするとその直後に「トーンレイヤー」が作成されて、ツールのアイコンは選択中の描画系のツールのアイコンに変わって、そのままトーンレイヤー上に描画が出来るのです。

    この機能は、凄く短いステップで「ペンで描く様にトーンを貼る」「バケツツールで任意のところにトーンを流し込む」事ができるので、愛用していた機能です。
    20150429-01
    CLIP STUDIO PAINTには、このように、「描画色・背景色・透明」となってしまい、この機能が消えてしまいました。ComicStudioでもかなりお気に入りの機能だったため、無くなってすごくストレスが溜まっています(´Д⊂ヽ…。

  2. 素材ウインドウでの右クリックのコマンドを復活させて欲しい

    20150429-04「選択した状態で右クリック」でコマンドを選ぶという操作は、スムーズな作業をする上では必須です。
    ComicStudioでは、このように素材を選んで右クリックで色々な操作が出来ました。
    特に「素材の貼り付け」「トーンの貼り付け」は頻繁に行う作業で、マウスの移動をせずにパパっと貼ったり貼り替えたり出来るのは、当たり前のようでとても便利な機能でした。

    しかし、驚いたことに、その当たり前の機能で有るはずの、「右クリック」がCLIP STUDIO PAINTでは素材を選んだ状態では何も出てきません。
    完全に消えてしまったのです!
    この「右クリック」の機能を消してしまった合理的・論理的な理由が全く見当たりません。明らかに「退化」しています。
    早急な復活搭載をお願いします!

  3. 「素材」に「お気に入り」と「履歴」を復活させて欲しい

    20150429-03ComicStudioの「素材」には「お気に入り」と「履歴」が搭載されていました。
    特に「お気に入り」は、常用するトーンを登録して、探す手間を省力化していたので、トーン貼り作業の時間はとてもスムーズに行えました。

    CLIP STUDIO PAINTには、この「お気に入り」と「履歴」が廃止されてしまいました。
    しかも後述(4)の機能劣化により、目的のトーンを探す手間暇時間が無闇矢鱈とかかるようになってしまいました。
    CLIPで素材を管理し、タグ付けすることで用途に合わせた分類整理をデータベース化されているのはわかりますが、それを活かしきれていません。目的の素材を毎回探す手間を省くために「お気に入り」や手前のページで使ったトーンをすぐに再利用したいときに便利な「履歴」の復活を強く望みます!

  4. 「素材」の並べ替えが自由に出来るようにして欲しい

    ComicStudioには、「名前」「種類」「濃度」「線数」などで、分かり易く「アイコンの整列」ができるようになっていました。
    「線数毎」にまとめたり、「濃度順」に並べたり出来るのは、目で見て直ぐに選択できるので当たり前のようでいてすごく便利な機能です。
    20150429-12-1しかし、CLIP STUDIO PAINTでは、それらの項目が消えてしまい、上の図のように、「55線」でまとめただけのほんの少しのフォルダでさえ、順番がおかしなことになっていて視認性が悪くなっています。なぜ「濃度順」に並べるというごくごく当りまえのソートが出来ないのは論外です。
    早急な改善を強く望みます!

  5. 「選択範囲ランチャ」の「切り取り+貼り付け」「コピー+貼り付け」を復活して欲しい

    ComicStudioの選択範囲ランチャはカスタマイズ出来ないので、当初不便だなぁと思っていましたが、使っているうちに、なんて便利なんだろうと思うようになりました。特に以下の2つの機能をワンクリックで出来るのはすごく強力です。20150429-05-1CLIP STUDIO PAINTは、選択範囲ランチャのカスタマイズが出来るようになりました。
    確かにこれはとても嬉しい機能UPなんですが、残念ながら登録できるコマンドは、あらかじめリストアップされている単一コマンドのみ…ComicStudioに搭載されていた上記2つの様な「複数のコマンドを連続してワンクリックで出来る機能」は選択できません。
    20150429-15-1今現在自分はCLIP STUDIO PAINTの選択範囲ランチャは、このようにカスタマイズしています。
    どうしてもワンクリックではなくツークリックになるので、手間が増えていることには違いありません。

  6. レイヤープロパティに「下描き」ボタンを付けて欲しい

    ComicStudioでは、レイヤープロパティの「出力属性」で「下描き」にすぐに出来たけど、CLIP STUDIO PAINTでは、「レイヤーの設定」→「下書きレイヤーに設定」を選ばなければ行けなくて、さすがに遠いです。20150429-09-1Tab-Mate Controllerにコマンドを登録しているので何とかなっていますが、ComicStudioの「レイヤープロパティ」で出来た設定の変更位は、CLIP STUDIO PAINTでも出来るようにして欲しいです。
    ボタンワンクリックで出来ると助かるんですけどねぇ…(^_^;)……

  7. 素材の書き出し機能をつけて欲しい

    ComicStudioでは、トーンもマテリアルも、素材として登録できるものは簡単に「書き出し」することが出来ました。この機能は、素材を個人的に受け渡しするときにはとても便利です。
    上手く使えば、マンガ家とアシスタント間の作業の受け渡しにも使えますし、素材を個人的にディスクで配布したり、自分のサイトで配布したりすることも可能です。

    しかし、CLIP STUDIO PAINTでは、素材の書き出しには対応していません。

    以前公式宛に「素材のファイル書き出し機能をつけて下さい」と要望を出したことがあるんですが、「本件につきましては、ご要望として承り今後の開発の参考とさせて頂きます。」という解答でした。
    その後、「機能一覧」に搭載予定の機能として載ることを期待していたんですが、残念ながら現時点では記載はありません。
    …なので、実際に搭載されるかどうかは全くわからないです…。どうかお願いしますm(__)m。。。

他にもまだまだいっぱいあるんですが、自分にとって結構切実なモノを列挙してみました。
他の人がその機能の搭載を望んでいるかどうかはわかりませんが、少なくとも「ComicStudioで当たり前のように使っていて便利だった機能が、CLIP STUDIO PAINTで消えてしまった」というのは、「後継アプリケーションとしては問題があります。

マンガの描き方は人によって違うので、より汎用性のある機能搭載が優先されるのはわかりますが、ComicStudioである程度固まった手順を、CLIP STUDIO PAINTを使うために大幅に変更しなければならないというのは、かなり酷な場合があります。

コミスタの販売が終了することが確定した以上、多くのComicStudioユーザーがスムーズな移行を果たす事ができるように、ComicStudioに搭載されていた機能をどうかCLIP STUDIO PAINTに大事に継承してほしいと思っています。

ComicStudioはいつまで使い続けられるのか?

ComicStudioが販売終了されることが正式に決まったことで、ComicStudioユーザーも、いつかは必ずCLIP STUDIO PAINTへ移行しなければいけなくなります。
その時期が一体いつになるかは、その人のパソコンの環境によって左右されます。

もしComicStudioが、最新のOSに対応しなくなってしまったら…

可能な限り使い続けたいという人は、OSを新しいものに入れ替えずに現行OSを使い続ける必要があります。新しいパソコンを導入する場合でも、最新OSは選択できないので、機種選択の幅が狭くなってしまいます。
もし最新OSしか選択できなかった場合は、そのOS搭載のパソコンの導入は諦めて、今使ってるパソコンを大事に使い続けなければいけません。

ではここで、Windowsシリーズのサポート期間を確認しておきましょう。

Windows8シリーズ

  • サポート期間
    2023年1月10日
  • エディション名
    Windows8(8.1) Enterprise
    Windows8(8.1) Pro
    Windows8(8.1)
  • メインストリームサポート終了日
    2018年1月9日
  • 延長サポート終了日
    2023年1月10日

Windows7シリーズ

  • サポート期間
    2020年1月14日
  • エディション名
    Windows 7 Enterprise
    Windows 7 Professional
    Windows 7 Ultimate
    Windows 7 Home Premium
    Windows 7 Home Basic
    Windows 7 Starter
  • メインストリームサポート終了日
    2015年月1月13日(終了済み)
  • 延長サポート終了日
    2020年1月14日

Windows Vistaシリーズ

  • サポート期間
    2017年4月11日
  • エディション名
    Windows Vista Enterprise
    Windows Vista Ultimate
    Windows Vista Home Premium
    Windows Vista Home Basic
    Windows Vista Starter
  • メインストリームサポート終了日
    2012年4月10日(終了済み)
  • 延長サポート終了日
    2017年4月11日

Microsoft Windows製品は、提供開始から5年間を「メインストリームサポート」の名称でフルサポートを提供しています。その期間が終了してさらに5年間は「延長サポート」として限定的なサポートを行い、合計10年間サポートを行ってすべてのサポートを終了して、OSとしては終息してしまいます。
Windows XPは昨年(2014年)の4月8日に、その「延長サポート」が終了した事がニュースとなったのでご存じの方も多いと思います。この「サポート」の終了は、「何か致命的なバグが発見されても、その修正プログラムはもう提供されませんよ」という意味です。
極端な言い方をすれば、「色々な危険に晒されても構わないのなら、そのOSを使い続けるのは自由だよ。でもウイルス感染してしまったり、PC乗っ取られて遠隔操作されたりする危険性も覚悟しておこうね」という事になります。

つまり、今Windows Vistaを使っている人は2017年4月11日まで、Windows7を使っている人は、2020年1月14日まで、Windows8・8.1を使っている人は2023年1月10日までが正規サポートの期限ということになります。

ということは、現時点ではWindows8.1環境下で動かすことが出来るComicStudioは、2023年1月10日までは使い続けることが出来るということになります。(あと8年位ですね。)

…そういえば、今年の夏くらいに時期OSのWindows10が発表される予定になっていて、現在評価版が提供されています。
4月26日のGIZMODEの記事に、以下の様な物がありました。

確定情報ではありませんが、どうやら正式な発売日は2015年7月末に設定されているとのことです。
…ということは、仮に7月にWindows10が発売されたとして、無事にComicStudioが動くのなら…

ComicStudioは2025年7月まで使い続けることが出来る…?

…かもしれません(^_^;)

では、実際にWindows10でコミスタが動くか確認してみましょう。20150428-1Windows10の評価版に、ダウンロードしてきたコミスタをインストールしてみたところ、このように無事にインストールできています。

動作の方は…。20150428-2一応無事に起動して、ファイルを読み込むことが出来ました。
VMWare上のためかタブレットを認識していないので、筆圧感知の確認はできませんが、マウスモードで座標を拾って線を引くくらいのことは出来ました。、
タブレットの動作の検証は、仮想環境下では出来ないようなので、100%保障は出来ませんが、現時点では一応Windows10でもComicStudioは使えそうです

実際に発売された段階で、セルシスから動作検証結果が発表されると思いますので、それを見てみないことには何とも言えませんが、まだまだCLIP STUDIO PAINTに移行出来ないという人は、とりあえずは最低でもあと8年位、もしかするとあと10年位はComicStudioを使い続ける事はできるかも知れませんので、ご安心の程を。

それくらいの期間があれば、CLIP STUDIO PAINTももっともっと進化して、ComicStudioユーザーがスムーズに移行する事ができる可能性も十分ありますし、慣れていく時間もたっぷりあります。

セルシスさんには、ぜひとも、ComicStudioユーザーの生の声・要望を汲み取って、CLIP STUDIO PAINTのアップデートに反映させてほしいと切に願っています。

コミスタ販売終了に寄せて…

本日ついにセルシスのComicStudio・IllustStudioの販売終了が正式に発表されました。

セルシスは、一度ComicStudioの販売終了を延長させています。 2013年7月12日付で、以下のプレスリリースを発表していました。

「ComicStudio」の販売終了時期を2015年に変更
-Windows 8.1、OS X Mavericksにも対応-
株式会社セルシス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野﨑愼也、以下:セルシス)は、2013年末とご案内していたマンガ制作ソフト「ComicStudio 4.0」の販売終了を2015年中頃に変更し、今年後半にリリースが予定されている新OS、Windows 8.1およびOS X Mavericksにも対応いたします。あわせて、イラスト制作ソフト「IllustStudio」の販売終了も2015年中頃といたします。

プレスリリースPDFファイルより引用。

このプレスリリースの「2015年中頃」がついにやってきたわけです。

ComicStudioとの出会いは、私の場合は実は「ComicStudio発売よりも前」になります。
とある某マンガ家団体のミーティングにセルシスの方がいらっしゃって、開発中のソフトの説明をしてくださいました。マンガ家の率直な意見を求めての事だったようです。
その時点ではまだ「ComicStudio」という名前ではなく、とあるお菓子の名前が仮に付けられていました。(非公開の内容だと思われますので伏せておきます)
この時にセルシスの方が「将来的にこのソフトをデファクトスタンダード(業界標準)にしたい」とおっしゃっていたのを強烈に覚えています。

その当時はまだカラーイラストをデジタルでやり始めた人がぼちぼち出始めたかな、という位のデジタル普及率で、現場にいたデジタルで描いている何名かのマンガ家さんの意見も、まだまだそういうのは遠い未来のことじゃないのか?というものでした。
デジタルでアナログの様なタッチや表現が出せるわけがないという懐疑的な意見が合ったのも事実です。

私が実際に手にしたコミスタはWindows版のVer.1からです。しかし当時のマシンのスペックが低かったこともあって、本格使用はまだまだ先の話でした。MX1Pn0682当時はバリバリのマックユーザーだったこともあって、わざわざハイスペックのWindowsを買う気にならなかったというのもあります。やがて発売されたMac版のAquaに手を出したのですが、まだまだ実用に耐えられるという印象ではありませんでした。
実際に本格的に使い始めたのはVer2.5のMac版からになります。

今にして思えばセルシスは、開発当初から、将来的にマンガ業界がデジタル主流になる日が確実に来ると想定して、開発を進めてきたんだろうなと感じています。
また、セルシスの14年がまさに今のマンガ業界のデジタル化を大きく推進する原動力になったのも間違いないでしょう。 「デファクトスタンダード」にするために、プロのマンガ家・アマチュアのマンガ家・出版社・印刷業界の意見を積極的に取り入れて、開発を進めてくれたおかげで、デジタルで描く利便性を享受できているんだと思うと、そのコミスタの発売終了は寂しくもあり切なくもあります。

でも、その意志は「CLIP STUDIO PAINT」に確実に継承されていくと信じ、期待したいと思います。

さて、視点を変えましょう。

既に持っていて使っている人にとっては、「販売終了」そのものよりも、サポートがいつまで続くのかが気になるところですが、そちらの方は、公式発表の中の「ユーザーサポートに関する質問」の中に、以下のように記載されています。

Q8. ユーザーサポートはいつまで継続されますか?

A8. 少なくとも2018年末まで継続いたします。具体的な日程につきましては、ユーザーさまのご使用状況を鑑みつつ慎重に検討し、別途お知らせいたします。

来年の末まではサポートは継続されるとのことです。

尤も、既にコミスタのアップデータの提供は完全終了しているので、新しいOSに対応してくれるというわけではなく、もし新OSで動作上の不具合があっても根本的な対応は出来ないという事は覚悟しておかなければいけません。

具体的な「販売終了」が何をもたらすかを考えてみると、「現場」を見ている限りではいくつかの問題が生じる可能性が残されています。

  1. これからプロを目指してデジタルでマンガを描く場合、『ComicStudio』と『CLIP STUDIO PAINT』どちらを選択すべきか?
  2. マンガ家が使っているアプリケーションが『ComicStudio』だった場合、アシスタントはどうするべきか?
  3. アシスタントが『CLIP STUDIO PAINT』使いだった場合、『ComicStudio』使いのマンガ家はどうするべきか?

この「いくつかの問題」は、さほど重要ではない「現場」も有るかもしれません。

極端に言ってしまうと、じゃぁ「Photoshopを使っているマンガ家はどうなる」「SAIを使っているマンガ家はどうなる」という話にもなってしまいますので …。
実際には別のアプリケーションの間でも共通の形式でやりとりする手段はありますし、作業の手順によっては、製作アプリケーションの違いは全く問題でない場合もあります。
さらに言えば、アナログ・デジタルの違いも、データ化すれば解決するわけですから…。

しかし、オールデジタルで製作データそのものをやりとりする場合や、移動用のページファイルや素材形式ファイルなどをやりとりする場合は、同じアプリケーションでないと作業がはかどらないという現実に直面する事になります。

先の「いくつかの問題」…これだという解決方法は、ぶっちゃけ言うと「ComicStudioもCLIP STUDIO PAINTもどちらも使える体制を整えておく」ということになるんだろうと思いますが、事はそんなに簡単じゃありません。

そこで私なりの見解を…

【1】これからプロを目指してデジタルでマンガを描く場合、『ComicStudio』と『CLIP STUDIO PAINT』どちらを選択すべきか?

これは専門学校でデジタルの教鞭をとる立場から意見させていただくと…

これから始めてアシスタントはするつもりがないという前提なら、「CLIP STUDIO PAINT」一本でOK。
しかし、プロを目指す過程で、アシスタントをする意志があるのなら、どちらも使えるようにしておくべき。

これから始めるのなら、未来のある「CLIP STUDIO PAINT」を徹底的に身に付けるに越したことはありません。
しかし、デジタルでのアシスタントをすることになるとなれば話は違ってきます。プロの現場では、おそらく想像以上に「ComicStudio」を使用しているケースが多いからです。

プロの中には早々に「CLIP STUDIO PAINT」に移行した方も多くいらっしゃいますが、すべての「ComicStudio」使いのマンガ家がスムーズに移行できる環境下にあるわけではありませんので、使い慣れた道具である「ComicStudio」をさらに何年も使い続けるという選択肢を選ぶのは、別におかしなことではありません。
マンガ家側が、アシスタントに「ComicStudioで作業出来る人」を条件にする事もありえる以上、ほぼ同じ力量ならば「ComicStudio」「CLIP STUDIO PAINT」共に対応できる方が仕事にも入りやすいと思われます。

【2】マンガ家が使っているアプリケーションが『ComicStudio』だった場合、アシスタントはどうするべきか?

もしあなたがCLIP STUDIO PAINTユーザーで、ComicStudioを持っていなくて使ったこともないという状況ならば、在宅でその先生のデジタルアシスタントをするのはちょっと難しいかもしれません。
先生の仕事場に行ってそこの環境下のComicStudioを使う必要がある場合は、ある程度の練習をする必要があるかもしれません。でも、ある程度デジタル慣れしているならなんとか対応できるでしょう。
…とは言え、プロの現場ではスピードと確実性を要求されるので、現場で覚える余裕はないと思ったほうがいいでしょう。…なので出来れば、ComicStudioを入手して自宅で修得することをオススメします。

【3】アシスタントが『CLIP STUDIO PAINT』使いだった場合、『ComicStudio』使いのマンガ家はどうするべきか?

ComicStudio形式→CLIP STUDIO PAINT形式は、CLIP STUDIO PAINTでファイルを読み込むことができるので、アシスタントがマンガ家の原稿を開くことが出来ます。しかしCLIP STUDIO PAINT形式→ComicStudio形式は現在対応していないので、アシがCLIP STUDIO PAINTでやった作業をComicStudioで開く手段がありません。

可能性があるとすれば、Photoshop形式でデータの受け渡しをするという方法を取るか、背景など分離できる作業をやってもらった後に、PNGやBMP形式の単体のファイルでその背景だけを書き出してもらい、ComicStudioで読み込み…などの方法でしょうか?
これは、作品の制作手順により様々な方法が考えられますが、結局のところスムーズなやりとりが出来るとは限りませんし、トラブルが発生する可能性が多くてとても不安が残ります。

同じアプリケーションでの作業でないと困る場合は、結局のところ、アシスタントさんに「ComicStudioで作業して欲しい」旨を伝えて対応してもらうか、「ComicStudioで作業できます」というアシさんを新たに探すか、マンガ家本人がCLIP STUDIO PAINTに移行するか…という選択肢になるでしょうね。

いずれにせよ、マンガ家にとってもデジアシさんにとっても重要なのは「共通の環境下で問題なく原稿製作ができるかどうか」ということで、それは個々の事案によってケースが違うので、これだという決定的な解答は見いだせないのも確かです。

さて話変わって、「ComicStudio」「CLIP STUDIO PAINT」の購入について、まとめてみました。

●CLIP STUDIO PAINTユーザーがComicStudioを手に入れるには…

既にCLIP STUDIO PAINTのユーザーがComicStudioを手に入れる方法は、ダウンロード版・パッケージ版・バリュー版などの各製品を、販売終了になる「6月30日」までに新たに購入する必要があります。

ちなみに、セルシス公式によるダウンロード販売は、販売終了の発表に伴い価格改定されました。

ComicStudio EX 4.0 ダウンロード版」 17,200
ComicStudio Pro 4.0 ダウンロード版」 12,000
ComicStudio EX 4.0 バリュー版毎月500円×64(実質32,000円でS/N取得)
ComicStudio EX 4.0 バリュー版毎月1,000円×31(実質31,000円でS/N取得)

( S/N=シリアルナンバー 永続使用のライセンスという意味)

ちなみに、パッケージ版の価格は、価格.comの4/28現在の価格は以下の通り。

ComicStudio EX 4.0 Windows」 最安値31,594円
ComicStudio Pro 4.0 Windows」 最安値15,141円
ComicStudio EX 4.0 Mac」 最安値31,824円
ComicStudio Pro 4.0 Mac」 最安値16,325円

パッケージ版である必要がないなら、価格が改定されたダウンロード版がかなりお買い得になりました。

●これから初めて買うつもりの人は…

CLIP STUDIO PAINTも使いたいけど、将来永続的にComicStudioも使い続けるかもしれない、という人は、まず「ComicStudio」を買ってから、優待販売でCLIP STUDIO PAINTを買うという方法があります。
この優待割引価格は、6月30日までのキャンペーンになっています。

「ComicStudio Pro 4.0」(ダウンロード・パッケージ版)購入者
→ CLIP STUDIO PAINT EX 優待価格 11,000円
「ComicStudio EX 4.0」(ダウンロード版・パッケージ版)購入者
→ CLIP STUDIO PAINT EX 優待価格 5,800円

ComicStudioの3DLT機能・アクション機能はなくてもいいというのなら、ダウンロード版のPro12,000円に優待販売で+11,000円=23,000円ですが、EXを買ったとしても17,200円+5,200円=23,000円で同じなので、ComicStudio EX 4.0を買って、優待販売でCLIP STUDIO PAINT EXを買う方が機能的に上位モデルが手に入ってお得という計算になります。

なお、ComicStudio EX 4.0のバリュー版の場合は、無期限版になるまでに一定の期間がかかるため、今からバリュー版の契約を始めても優待価格では手に入れられないと思われます。

CLIP STUDIO PAINTをメインで使いたい。でもComicStudioも一応使ってみたいという人は、「CLIP STUDIO PAINT EX」を「ComicStudio」販売後に買って、2017年12月末までの期間限定で「ComicStudio EX」を無償で使えるサービスを使う方法があります。
この方法なら、条件付きでCLIP STUDIO PAINT EXを入手すれば、ComicStudioEXも使えるというわけです。

CLIP STUDIO PAINT EX ダウンロード版」 23.000円
CLIP STUDIO PAINT EX バリュー版」 毎月500円×50ヶ月(実質25.000円でS/N取得)
CLIP STUDIO PAINT EX  バリュー版」 毎月1,000円×24ヶ月(実質24.000円でS/N取得)
CLIP STUDIO PAINT EX パッケージ版36,500円

価格.comの4/28現在の価格は以下の通り

CLIP STUDIO PAINT EX パッケージ版 Windows/Mac26,514円

現在発売しているパッケージが実際にどうかはわかりませんが、ComicStudioにはついていたマニュアルや素材辞典の様な冊子が付いていません。価格だけで言うなら、ダウンロード版が一番リーズナブルです。

とは言え、販売終了前に、優待販売サービスを使って両方手に入れる金額とCLIP STUDIO PAINT を販売終了後に買って無償サービスを受ける金額が同じなので、総合的に見ると以下の結論になります。

「ComicStudio EX 4.0」と「CLIP STUDIO PAINT EX」を両方手に入れるためには…

販売終了までに、ComicStudio EX 4.0を買い、優待販売で CLIP STUDIO PAINT EXを買う

のが一番お得で、合計は23,000円ということになります。

既にComicStudioを持っていて、CLIP STUDIO PAINTの無償提供サービスの期間を逃した人は、6月30日までが、現時点では優待販売価格でCLIP STUDIO PAINTを買える最後のチャンスっぽいので、買っておくことをオススメします。

なんだよ、結局は「ComicStudioもCLIP STUDIO PAINTもどちらも使える体制を整えておく」ってことかよ…って呆れられるかもしれませんが、私はその解決方法がベストだと思っています。

おそらく将来的には、どこかの段階のOS上で、ComicStudioが正常に動かなくなる時が来るでしょう。その時にはきっと今のComicStudio以上の機能を持ったCLIP STUDIO PAINTが有るはずです。
そうなって欲しいので、セルシスを応援する意味でも、CLIP STUDIO PAINTへの移行の準備は整えておいてほしいと思うのです。

なんだか文章ばかりで余計にわかりにくくなってしまいましたが、導入のご参考になれば幸いです(^^)

市議会議員選挙→体験入学

昨日のブログで書いた通り、今日は体験入学の日。
昼から学校なので、まずは市議会議員選挙へ。帰宅が遅くなる可能性があったので、犬散歩を兼ねてです。

iPhone5s

iPhone5s

前方にいるのは奥さんです。犬連れて投票所に入るわけにいかないので、交互に会場に入って投票してきました。

iPhone5s / PhotoshopCS5 加工

iPhone5s / PhotoshopCS5 加工

昼前だからか、結構ご年配の方が投票に来ていました。
最終的な投票率は40%を切って39.76%。前回は40%超えてたので、更に下がってしまいました。県議会議員選挙の投票率よりは高かったものの、低いことには違いありません。
所沢市は平均年齢43.73歳と市町村1957中1601位と比較的若い人が多い市です。この低投票率ということは、投票している人は年配の方が中心だったのかもしれません。
若い有権者が多いというのに、その若い層の声があまり反映されない結果になるのは、実に残念…というか寂しいですね。

散歩の途中で立寄った川沿いのフェンスのモッコウバラが見事でした。

iPhone5s

iPhone5s

iPhone5s

iPhone5s

iPhone5s

iPhone5s

天気も良かったので、青空に映えてきれいです。また改めて撮りに来たいな(^^)。

投票終えてから、学校に行って来ました。

細かい部分はなにか問題があるといけないのでオフレコとしておきますが、昨日描いた授業用のサンプルを教室内のモニタに映し出して、作業の手順を説明したり、体験入学者の作業を確認しながらちょっとアドバイスしたり…という感じで進めました。

PENTAX MX-1/PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX MX-1/PhotoshopCS5 トリミング

授業終了後に他のコースの体験入学者からマンガコースへの質問があったので、持ってきてくれたマンガとイラストを見て簡単な講評をしたり、と、基本的には専門学校の講師が行う仕事をさせていただきました(^^)。

そんなこんなで、ここ数日結構慌ただしかったですが、少し一段落しました。
とは言ってもやることはしっかりありますが、今日のところは録画していた「ダンまち」見たり「アル戦」見たり「やまじょ」見たり「ブラタモリ」見たり「世界遺産」見たりしてました。

絵的な意味で「天皇の料理番」録画しておけばよかったなぁ…。

 

明日は「体験入学」の日

以前某芸術系高校に教えに行っていた時に、何度か体験入学の授業をやりましたが、専門学校「デジタルアーツ東京」でついに初体験です。

大体の方向性は決めていましたが、素材作りとプリント作りが思ったよりも時間がかかってしまいました(^_^;)。

んで、ふと前からどうすべきかと思っていたこと…。

「レイヤー」の説明方法

…です。

昔は「アニメのセル画みたいなもので…」なんて説明していましたが、今現在アニメで物理的な「セル画」は使っていないからか、「セル画ってなんですか?」って質問されたことがあったんです。
結局のところ最近は「透明のシートの一枚一枚に絵を描いて重ねたもの」と言うしかないんですが、何か「視覚的に・直感的に理解できる方法」はないかと考えていました。

ぶっちゃけその手っ取り早い方法は「模型」を作ることだったんですね。

そこで、作ってしまいました(笑)

 


これ以上でもこれ以下でもないですが、じつはこれのポイントは、「白マット」を入れて、その下に「効果線」を入れているって点だったりしますw。

あまり上手く写すことが出来なかったので、ちょっとわかりにくいですが…w。

それでは、そろそろ明日に備えて英気を養うべか!

泥のように眠りたいw

今日は午前中授業なので、朝6時起きで7時に家を出ました。

仕事が一段落して早起きしている奥さんが送り出してくれたんですが、その時自宅の鍵を持って出るのを忘れてしまい、ちょっと不安に…。
…というのも授業の後、今後の内容の打ち合わせを行って、その後一年生の歓迎会があるので、少し夜遅くなりそうな予感がしていたからです。もし早寝することになってしまったら締め出し食らってしまいます(^_^;)。自分のタイムテーブルと奥さんのタイムテーブルが違うので、あらかじめ申しわせがない限りは、家を出る時に鍵を持たずにってことはないので、念の為に奥さん宛に鍵を忘れたことをTwitterのDMで連絡、帰るときに連絡入れることで家開けてもらうことにしました。

こういうの連絡するときにLINEを使う人が多いと思いますが、我が家ではTwitterです。PC起動しているときは大抵Janetterを起動させているので、結構確実に連絡が撮れるからです。…というわけで、我が家ではLINE使っておりませんです、はい(^_^;)。

…などというプライベートなことは横においておいて、授業の方はちょっと情報が多い日だったので、みんなには大変だったかもなぁなんて思いながらも、一応無事に終了。お弁当(男子弁当w)を食べて今後の打ち合わせを…。

一年生の授業が5月末くらいから始まるので、他の授業との連携手順を確認するのと、学生へのPC購入、アプリケーション導入のアドバイスのための指針確認、などなど…色々なことを詰めておくことは大事なことです。限られた期間で、最大限の学習効果が得られるようにするにはどうするべきか、ということを考えなければいけなかったりするので、統括している担任の先生方には、本当に頭が下がります。ほんとすごい。

午後の3時半くらいまで打ち合わせをみっちり行ってから、四時過ぎスタートの新歓が行われる学内のホールへ移動。すると今年の春に卒業した卒業生たちが…。うち一人は、丁度某誌の新人賞で佳作を取ったばかり。これからが一番大変なので頑張って欲しいな。

やがて新歓スタート。まだみんな未成年なのでお酒はなし、ソフトドリンクと菓子類で親交を深める目的のパーティということで、企画運営のスタッフが頑張って、専学らしいクイズ大会やお絵かきゲームなどでお主入り上がり。自分はMX-1持って行って、ちょろちょろ写真取っていたんですが、気がついたら120枚程撮っていました。20150424-01RAWデータも一緒に記録しているので、枚数は240枚行ってました。

MX1Pn0672

PENTAX MX-1 / PhotoshopCS5 加工(ガウスぼかし)

でも最後の方は、バッテリー残量表示が真っ赤で、いつ切れてもおかしくない状態に…。
最後の集合写真、ぎりぎりでヤバかった~w。なんとか奇跡的に無事撮影!

こう見ると大所帯ですね~(^^ゞ。がんばろっと!

講師陣はこの後呑みに…というお誘いを受けたんですが、先のような理由に加えて日曜の準備がまだなので、泣く泣く断念。講師の皆さんとは担当曜日が違っていたらなかなか会う機会がないので、体力的にもスケジュール的にも問題なければおじゃましたかったです。残念…。

そんなこんなで、眠い体に鞭打って、自宅へと…。帰宅途中に惣菜買ってパン買って今日の夜食と明日の朝食確保。
なんとか無事に鍵がなくても自宅に入ることが出来て一安心。

そして、今すごく眠いです…。ふひ~~~(´Д⊂ヽ

今年は木曜と金曜

昨年は水曜と金曜に授業を入れていましたが、今年は木曜と金曜になっています。
理由はかかりつけの病院の担当医の先生の割当日の関係で、水曜を開けておきたかったからです。
ちなみに、後期になると集中講義を行う予定なので、火曜・木曜・金曜になります。それなりにハードですが去年もやったスケジュールでもあるので、出講そのものはなんとかなるでしょう。

問題は、今年ほぼすべての授業を新規で構成しなければならないという点に付きます。
今週から本格的に授業が始まったので、これから立て続けに作りこんでいかなきゃいけないんで大変ですが、タイムスケジュール的には、月曜日にその週の準備を全て終わらせて一週間に臨むというのが一番安全そうです。出来るだけ前倒ししておかなければ、他の作業がはかどりません。

やらねばならぬ事はいっぱいあるんですが、やりたい事もやりたいので、無茶はせずに無理をすることにします。なにかやっている方が張り合いがあるってものですから。

今日のところは、明日に備えて早々に寝ておきたいので、これくらいにしておきます。

連日ドッグラン

ここ数日は、航空公園のドッグランに寄っています。
奥さんが仕事一段落ついて、少しでも運動を…ということで、夫婦&望利音で散歩しています。

昨日はちょっとマナーの欠如した飼い主に遭遇して、かなり不愉快な思いをしましたが、今日は厄介なDQN飼い主&ガウ犬はいないようで、のびのびと走っていました。

PENTAX MX-1/PhotoshopCS5 トリミング

PENTAX MX-1/PhotoshopCS5 トリミング

おや?あちらにハスキーのおこちゃまが…!

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

どれどれ…

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

うおお!かわええ!

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

般若顔~リアルチョビ~!足太い!

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

たまらん(;゚∀゚)=3ハァハァ

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

望利音も興味津々(;´Д`)
いや~、やっぱ子犬はたまらんです!いいタイミングで逢えて良かった!

楽しかったのか帰路も楽しそうな望利音。

PENTAX MX-1

PENTAX MX-1

この後、狂犬病予防注射しにかかりつけ病院へ行くハメになるとはつゆ知らずの望利音。

iPhone5s

iPhone5s

iPhone5s

iPhone5s

病院でもあまり嫌がらずに割りとおとなしめです。
車で移動中に、お天気雨に…。帰りの時刻には止んでいましたが…そして東の空には…
雨上がりの虹、すごく久々に見ました。

授業用のクリスタプリント作り

D校の方は、今年からCLIP STUDIO PAINTの授業に入ります。

個人的にはまだコミスタとクリスタは併用している状態で、決してクリスタ任せろ状態にまでは至っていません。
既にバリバリ使いこなしている人からすると、まだ自分は入門者レベルかも…。
そんな自分ですが、プロとしてそして講師としてはきっちりと授業を組み立てねばなりません。

以前のエントリーで、コミスタのプリントを少しお見せしましたが、コミスタのプリントは何回かに分けて少しずつ微調整しているので、ある程度は充実したものになったんじゃないかと思っています。
しかしクリスタの方はまだまだこれから組み上げて行かなければいけません。

まずはコミスタからクリスタへの移行も想定した形のプリントを作ってみようと、まずはユーザーインターフェースの比較図をつくろうとしたんですが…いざやってみたらちょっとわけわからない状態になってしまいました(^_^;)UI比較コミスタとクリスタの各種パレットが、完全に1:1で対応しているわけではないので、まぁ参考程度にしかならないですね…

学校の設備や一年次からの引き継ぎ課題などの関係で一部隠していますが、今日制作したプリントを公開します。

2015_CLIP STUDIO PAINT_01(起動・UI・下描き)-22015_CLIP STUDIO PAINT_01(起動・UI・下描き)-32015_CLIP STUDIO PAINT_01(起動・UI・下描き)-42015_CLIP STUDIO PAINT_01(起動・UI・下描き)-52015_CLIP STUDIO PAINT_01(起動・UI・下描き)-6こんな感じのプリント配って授業やってます(^_^;)。 続きを読む