月別アーカイブ: 2015年10月

【CLIP STUDIO PAINT】背景画に3Dオブジェクト~パース定規便利!

メタセコで作った3Dのカウンターチェアを、背景画の中に合わせてレンダリング合成してみました。

まず[図形]ツールの[パース定規]作成を使って、背景画に合わせたパース定規を作りました。
元画像はアナログで描いたもののスキャンデータです。20151031-020151031-00ComicStudioでは「パース定規作成」というコマンドを使っていました。
CLIP STUDIO PAINTでも[レイヤー]→[定規・コマ枠]→[パース上gの作成]というComicStudioとほぼ同じコマンドがありますが、[図形]ツールのサブツール[定規作成]→[パース定規]を使った方が、遥かに楽でオススメです!
具体的なアタリやラフが有る場合や、今回のように背景画に合わせる場合は、二本のパースガイド線をドラッグするだけで、交点が消失点となったパース定規が作成されて、手順的には結構捗ります。
参考までに、パース定規の作り方について授業で使ったプリントの一部を載せておきます。

CLIP STUDIO PAINTの3Dは、パース設定が難しいんですが、先にパース定規を決めておいたほうが遥かに楽に出来ます。
あらかじめ設定しておいたパース定規がついたレイヤーに3D素材をドラッグ&ドロップすると、この空間にあわせて3Dオブジェクトが配置されるので、あとは大きさや位置を調整するだけです。
本当はここで三面展開図で作業できればいいんですけど、それが出来ないのが残念。早く搭載して~!20151031-1というわけで、この場所に、カウンターチェアを配置していきます。20151031-2地道に配置して位置調整します。おおまかなのはドラッグで行って、微調整はツールプロパティで行います。

レンダリングは階調をオフにして線画だけで行って…。20151031-3こんな感じでレンダリング配置完了。

あとは、ディテールをアナログ絵に合わせて調整してブラッシュアップすればOKかなと。

セルシスのメタセコ講座

セルシスはMetasequoiaのライセンス販売を代行しています。
そちら経由で買うのもありかな、と思ったんですが、サポートの事はやっぱり開発した所の方がいいだろうと思って、 tetraface Inc. さんから直接購入しました。

なんとなく触っていてもそれっぽく作れるので、UIや操作性はとても良くてきているんだな、と感じます。でも適当に触っているだけだと、より効率的な思考で扱えないと思って、まずはいくつかのテュートリアルを体験しておこうと、セルシスの「Metasequoia使い方講座」を追って練習しています。

こういう講座のたぐいは「もうわかっているつもりだからいいや」と思ってスキップすると、結果的に遠回りになることが多いので、理解できているところは「確認」のつもりで最初の「小物ではじめよう!モデリング入門」からやっています。
曲がりなりにもちょろりと3Dソフトを幾つか触った経験もあるし、MetasequoiaもVer3を少し触っていたこともあり、ある程度わかったつもりの事も結構多いんです。でもそれをそのままにしておくのは実に危険だということを、身を持って知っているから、一度は初歩からきっちりとやっておきたいと思って進めています。

学校で教えていての実感なんですが、授業内容に合わせたプリント作って実際にプロジェクタ等に映し出した実例でやって見せても、その時に「プリントあるし教科書あるからいいや」と思って追っかけずに別の作業をやっている子は結構多いんです。
そして、いざその作業が必要になった時には結局解らなくて一から質問するというケース…本当に多いんです。
ちゃんと授業内容を聞いていて、その内容で解らなかったところを質問する子は理想的ですが、さっき説明したばかりなのに巡回してたら「○○ってどうやればいいんですか」という質問をしてくる子が案外いて、時々凹みます(^_^;)。自分の教え方がヘタなんだろうなぁ…と思って…。

自分の場合、結構原理原則などから入って説明することが多いので、理屈っぽくてわかりにくいという意見を耳にしたこともあります。色々と修正を繰り返しながら教え方を考えていくんですが、ホントにそこら辺は難しいですね。「教えることはまさに学ぶことだ」と言っても過言ではありません。

さて、メタセコ講座ですが、セルシスのメタセコ講座はVer3で書かれたちょっと古い記事です。
そのため、いくつか変化したコマンド形態やUIがあるので、時々引っかかってしまいます。でもそれの照合をマニュアル見ながら確認したり、他の講座やブログ記事を見ながら行ったりすることで、理解度は深まっていって面白いです。

自分の目標は「ComicStudioやCLIP STUDIO PAINTで使う3Dデータの作成」なので、実際に絵を描く時に「3D があればなぁ…」と思うものを、自在に作れるようになれば理想的です。
とは言え、3D モデリングが出来るようになったら、いずれは3Dプリンタ使って立体造形やってみたいという欲求もあります。3D プリンタが個人でも買えるくらいの値段に落ちてきた事も魅力の一つですね。
デアゴスティーニが週刊マイ3Dプリンタってのを出し始めた時、総額11万出すなら完成品買うだろ、って意見が飛び交うほど値段が落ちたわけですしね。自分もいずれは欲しいかな、って思ってます。
それで何をするのかといえば、やってみたいことはいっぱい思いつきますよw。

というわけで、今は「日本刀」作るところをやっています。順番にやっていけば割と初歩的な機能は覚えられそうな講座内容になっているかもな、…という印象です。20151030-1でもまだUV操作については今ひとつわかってない(^_^;)。

ゆっくり練習中です>メタセコ

3Dソフトと言えば、昔Mac(PowerPC時代)でBryceという景観作成ソフトにハマったことがありました。

プリミティブオブジェクトのみを使って和風の門っぽいもの作ったり…bryce002

山などはグレースケールの画像を元に立体化されるので、それを応用してお城の屋根を作ったり…bryce001モザイクはそのまま林立するビルっぽくなるので、大都市風にしてみたり…bryce004

Bryceのバージョンは1から使っていましたが、これはおそらくVer3位でしょうか?

Bryceと言えば、Bryce7が一時期無料で公開されて話題になりました。私もダウンロードしたんですが、今の環境下にはインストールしていなかったので、つい久々にインストール。英語版だけどUIはそれほど難しくないので直感的に適当に触ってるだけで景観が作成できる結構面白い3Dソフトです。Bryce7SC

最近は3Dは漫画を描く上でもComicStudio・CLIP STUDIO PAINTで活用できる時代になっています。自分でオリジナルのアイテムや部屋や小物を3Dモデリングしたいなぁ、とは思っていましたが、比較的安価に手に入るShadeをかじってみたところ、今一つちょっと使い勝手が肌に合っていないのか、それとも自分がずぼらなだけなのか、余り使いこなさないまま放置…。
あるときにMetasequoiaを触ってみて、あぁこれならわかりやすいな、と無料版で色々と実験的な練習ばかりしていました。でも正式にライセンスを購入せずにいつしか練習も後回しに…。

やっぱり自分で作ってみたいと思っていながらも、さすがにLightWaveを買うまでの思い切りもありませんでしたが、つい先日やっとMetasequoia4のライセンスを購入したので、練習をすこしずつやって思い出そうと気長に練習開始という段階です。

まずは簡単なものから…ということで、「ワインボトル」を何種類か作ってみて、その後奥さんからリクエストが有った「バーなどのカウンターチェア」に着手。こちらもなんとなくそれっぽいものを作れるようになりました。20151026-03なかなかおもしろいので、しばらく色々と作って練習していきたいと思います。

Metasequoiaの中でレンダリングするのが目的ではなく、ComicStudio・CLIP STUDIO PAINTで使える素材をモデリングできるようになる事が目的です。

まだ道は遠そうですが、もしかしたらいいものができたらCLIPにアップするかもしれません(^_^;)

クリスタ旧バージョン(1.4.3)の新規インストール

CLIP STUDIOの1.5がリリースされて、それが事実上別アプリだというエントリーを書きました。
アクセス数もかなりの数だったので、多くのCLIP STUDIO PAINTのユーザーにとってはとても気になるところだったんでしょう。

このバージョンアップに伴い、無料体験版も最新バージョンとなりました。
1.4.3からアップグレードするときには、1.5が別アプリケーションとしてインストールされるんですが、よくよくファイル名を見てみたらWindows版の無料体験版のダウンロードファイルもアップデータファイルも「CSP_150w_app.zip」・Mac版の無料体験版のダウンロードファイルもアップデータファイルも「CSP_150m_app.dmg」となっています。
どうやらリンク先が同じなので、体験版もアップデータも同じファイルのようです。

特定のバージョンからの差分というわけではないので、単独でインストールすることができるので、旧バージョンがインストールされていない環境下で1.5の「アップデータファイル」を実行させても、1.5が新規インストールされるようですね。

さてここで、もし「無料体験版」を新しく試してみたい、というケースで学校等で使っているバージョンが1.4.3以前だった場合、「.lip」形式での保存ができないと困ることも考えられます。そこで「旧バージョンのインストール」ができるのなら、1.4.3と1.5を併用するという状況も可能なわけです。

CELSYSは、一つ前のバージョンは「アップデータ」の形で提供していて、今回の場合は、1.5の一つ前1.4.3が用意されています。
(参考:「バージョンダウンのやり方を教えてください」)

CLIP STUDIO PAINT for Windows 以前のアップデータ

CLIP STUDIO PAINT for Mac OS X 以前のアップデータ

このファイルは新規インストールできるVer1.4.3の無料体験版と同じなので、こちらを使えば旧バージョンをインストールすることができるというわけです。

1.5.0をアップデートインストールした人で、もし1.4.3をアンインストールした後に必要性に駆られたときは、こちらの「アップデータ」を入手しておけば万全でしょう。

学校での環境との互換性を保たなければならない立場上、「.lip」形式の保存ができない1.5.0のみの使用に移行できないので、私は当分の間は併用して使い分けします。
現段階の自分の置かれた状況では、1.5.0で描いたファイルを旧バージョンで開けないという状況は色々と不便な局面が出ることがわかり切っているので……

クリスタ1.5.0リリース。事実上別アプリ。

かねてよりアナウンスのあったアニメーション機能が搭載された新しいバージョンのCLIP STUDIOとCLIP STUDIO PAINTがリリースされました。Ver.1.5.0です。

このバージョン、今までのバージョンアップとは大きく異なる点があります。

  • アニメーション機能が搭載された
  • レイヤーパレット周りの機能強化
  • テキスト周りの機能強化
  • 旧バージョンの保存形式「.lip」から新形式「.clip」への変更

まず、アニメーション機能。
これは、RETAS Studioを持つCELSYSだからこそ搭載された機能と言ってもいいでしょう。20151027-05ファイルの新規作成時に「イラスト」を選択すると、「うごくイラストを作る」という項目が追加されていることに気付きます。ここで使用するセルの枚数を指定すると、タイムラインを持ち、アニメーションフォルダに必要枚数のセルが用意された新規キャンバスが作成されます。20151027-08

新規作成時の選択に、新しく「アニメーション」というのも追加されました。20151027-04
こちらはなんとなくRETAS STUDIOの新規カットフォルダ作成に似ているように思います。(RETAS STUDIO持っているんですが、長い間使っていないので忘れているので、ちょっと確証は持てませんが…)→RETAS STUDIO使い方講座参照
こちらを使って描いたデータはどうやらRETASの方へ持っていけるっぽいです。

今回追加された機能で、普段から欲しい欲しいと思ってたものがやっと搭載されました。

  • レイヤーパレットに「下描きレイヤー」のON/OFFボタン搭載
  • レイヤーパレットに「レイヤーカラー」のON/OFFボタンとカラーの変更メニュー搭載20151027-06b特に下描きレイヤー化のボタンは切望していたのでやっと搭載されてホッとしました。
  • 「フォルダーを作成してレイヤー挿入」コマンドの搭載
    複数のレイヤーを選択してフォルダ化するという機能がコマンドとして登録されました。
    レイヤーパレット上ではできたんですけど、コマンドとしてないのはちょっと謎だったので…ショートカットをCtrl+Gとでも登録しておけば捗りそうです。
  • 複数ページの作品の「別名保存」
    これは今まで無かったのがおかしいくらいですが、やっと搭載されました。
    cmcファイルとclipファイルを別名で保存できるのでバックアップや履歴保存もやりやすくなりました。
  • テキストの「縁取り」「フレームで折り返す」の搭載。
    縁取りは「レイヤープロパティ」の効果で行えましたが、テキストのツールプロパティ側で設定できるようになりました。20151027-10両方で設定すれば、二重フチも可能です。
    「フレームで折り返す」はリサイズハンドルの形を変えたら、自動的に改行位置が変更されるという機能。吹き出し内に綺麗に収めたい時や、長文を領域内に収めたい時などに使えます。これはありがたい機能!20151027-09設定方法がわからない時は「サブツールの詳細表示」をクリックして「テキスト」→をチェックして下さい。20151027-11左の目玉マークをONにすると、ツールプロパティにも表示されます。

さて、今のところなんとなくいいとこばかりですが、今回のバージョンアップで「改悪」だと思っている点が一つあります。それは「.lip」形式の廃止です。

CLIP STUDIO PAINTの従来バージョンの専用保存方式は「.lip」という拡張子を持つ「CLIP STUDIO PAINTファイル」というものでした。1.5からは「.clip」という拡張子を持つ「CLIP STUDIO FORMATファイル」に変わっています。20151027-07新しくアニメーションが作れるようになったので、ファイル形式が新しくなるのはやむを得ないことかもしれません。
実際保存時のファイルの圧縮効率なども高くなっていて、ファイルサイズも大幅に小さくなりました。これは歓迎すべきことなんですが…

問題は、「CLIP STUDIO PAINT 1.5では.lip形式の保存は出来ない」という点なんです。

アプリケーションのバージョンアップに伴い、新しく搭載された機能が旧バージョンでは使えないので互換性が保てないということぐらいは十分理解できます。

しかし、PhotoshopにしてもIllustratorにしても、同じ拡張子を維持したまま、旧バージョンでファイルを開くケースを想定して、ある程度の互換性を犠牲にしての下位互換保存を確保しています。

ところがCLIP STUDIO PAINT1.5では、従来形式「.lip」で保存したファイルを開いて編集した場合は、「.clip」形式でしか保存できないようになっています。特にアニメーションなどの新しい機能を使っていなくてもです。
今回新しい保存フォーマットの「.clip」形式を搭載した一方、「.lip」形式での保存ができなくなっているなんて正直かなりショックです。同じアプリケーションなのに、異なる環境下でデータをやり取りするケースでの互換性が確保できないというのは、かなり問題があると思うのですが…。

CLIP STUDIO PAINTでComicStudio形式の保存ができないというのは、まだ我慢できるとしても、(搭載してほしい機能ですが…)、Ver1.5 以降で保存したファイルを1.5以前でのCLIP STUDIO PAINTで可能な限り互換性を保った状態で開くための道が閉ざされている状態…。これは同じ名前だけど、全く違う新しいアプリケーションだよ、と言っているようなものです。

確かに実際に今回はバージョンアップながらも別のアプリケーションとしてインストールされています。設定は引き継いでいますが、別のアプリケーションとして使い分けしたほうが良さそうです。20151027-02CLIP STUDIOの方は、アイコンが新しいものにかわっています。
Windowsのスタートメニューに登録されているショートカットは新バージョンの方になっているはずです。
一方通常はWindowsのスタートメニューには登録されないCLIP STUDIO PAINTは、アイコンのデザインは新旧共に同じなので、直接ショートカット(エイリアス)を作っていた人は、そこから起動したら旧バージョンになっています。
CLIP STUDIOを介さずに1.5を起動させたい人は、改めて直接ショートカットを作る必要があります。

今後のバージョンアップでは「.lip」形式での保存が出来るようにしてもらいたいものです。これはアプリケーションの継続性を確保する上でもメーカー側がきちんと対応すべきことではないかと思っています。

…というわけで、取り急ぎ簡単なレビューを急いで書きましたが、保存形式についてはかなり重大な問題ではないかと思っているので、ホントになんとかしてほしいものです。

新プリンタ(立て続けに二台目w)

先日ついに逝ってしまわれたキヤノンのプリンタ…。
CDダイレクトプリントの必要があるので、買いましたよ、新しいプリンタ。

今度は久々にEPSONです。iP4100→iP4300→iP4830とキヤノン製を使い続けていましたが、その前はずっとEPSONでした。EPSONのヘッドづまりの頻度が酷くてキヤノンに乗り換えたんですが、舞い戻りです。
過去にCANON→EPSON→CANONと使ってきて、今度はCANONとEPSONの併用となりました(^_^;)。ううむ…。

MX1P0996プリンタはEP-707A。実売8000円を切るのにWiFi対応の複合機とは大したもんです。楽天の期間限定ポイントがどかっと入ったので、それを使って6000円程で買いました。
CANONのプリンタも3000円で購入したので、二つ合わせて10000円かかっていないwww。もう消耗品と割りきって使うのが吉ですね。MX1P1003同梱品も確認。十分必要な物はそろっています。USBケーブルがないくらいでしょうか?もともと使っていたやつを回せばいいので、さほど問題じゃありません。
ドライバはCDからではなくサイトから最新版をダウンロードして用意。MX1P1004さくっと前のプリンタを撤去して置き換え。
サイズが若干小さくなっているので、少しスペースにゆとりが出来ました。

早速試しプリントとCDプリントやってみましたが、機能的にも速度的にも発色的にも全く問題なしです。
でもやっぱインク高いからなぁ…。ヘマすると新しく買ったほうが良かったりするから…。インク代はどの機種買ってもかかるので、トラブル無く二年くらいは使えれば十分かな、と割りきって使おうと思います。

(投稿日は28日でしたが、プリンタ到着して設置したのが月曜日。月曜日予定で途中まで用意していた記事なので、日付を変更しています。)

犬vs猫。猫負けない、犬負け気味。

ほぼ同じくらいの年齢の望利音と虎白丸。時々バトルします。なんとかムービーに収めたいと思っていたんですが、カメラ向けたら望利音がこっちを異常に気にしてバトルやめてしまうので、まともに撮れた試しがありません。

そしたらたまたまカメラを向けた状態の時にバトルを始めたので、ラッキーとそのまま動画撮影してみました。iPhone5sの縦持ちなので縦長です。長回ししたので、一部だけを…。

画面が暗い上に、邪魔な者が転がってますが、そこはご勘弁の程を(^_^;)。

それにしても、猫…気が強いなぁ…(^_^;)。

さて、無事にUPできているかな?

ガマと出会う(@_@;)…

放置しすぎてて雑草や蔦がひどいことになってしまった家の周り。奥さんがここ数日かけて作業してくれていました。今日は自分も玄関前の巨大化して樹形の悪くなってしまったオリーブと広がりすぎて邪魔になっているアジサイを選定。
オリーブの枝打ちしようと以前買って一回使っただけの、鋸付きの高枝切り鋏…。取り出して使おうと思ったら壊れて使えない…。
そうだった、前回太めの枝を切り落とそうとして妙な音がしたと思ったら、動かす軸が破損してしまったようで、ただの柄が長い鋸になってしまいました。一回だけで終わってしまったとは脆すぎる(´Д⊂ヽ…
しゃーないので、剪定バサミと片手鋸でバシバシ落として行きました。

奥さんが最後のエリアの作業をしているところでそちらにヘルプに行って、根っこ抜いたり切ったりしてたら、いきなり奥さんの悲鳴が…!

IMG_8272かなり大きいガマガエルでした!
トリミングしてアップ画像作ってみました。苦手な人もいると思うので、小さく表示します(^_^;)。見てみたい人は…クリック

作業用に厚手のゴム手袋つけていたので確保してちょっと別の場所へ移動させました。大きさは手のひらの大きさから見ると10センチ前後はあったように思います。
動きはとても鈍く、ジャンプもそれほどではありませんでした。弱ってるのかなと思ったけど、ガマガエルはあまり跳ねないみたいですね。

自分の人生の中で一番馴染みがあるカエルはいわゆるアマガエルです。
実家の周辺は宅地化が進んでしまいましたが、小学~中学の頃はまだすぐ近くに田んぼがあり、夜になると大合唱がサラウンドで響きました。
高校の頃、縁のある数学の教授に個人指導を受けていたんですが、その先生のお宅へは田んぼに囲まれた田舎道を10分以上突っ切って行った先で、週一で全方向からアマガエルの大合唱が響き渡る中、自転車のライトを付けて行きました。
ある日車一台がやっと通れる水田に囲まれた道を走っていると、道路一面が緑色に…。なんと右の水田から左の水田にアマガエルが大移動していたんです。
その道を先に進まないと先生のところに行けないので、一気に突っ切りました…。あまりにも沢山のカエルだったので…よけながら進むことは出来ませんでした。それほどいっぱいのカエルに覆われていたんです。

今でもその時の光景はハッキリ覚えています……。

そういえば、上京してからどれくらい生のカエルにあっただろうか、と思い起こしてみたけど、おそらく数えるくらいしか無いかも…。今日出会ったガマガエルクラスはこっちに来てからは初めてです。

ガマガエルは10年生きるというから、もしかしたらこの辺りの主だったのか、我が家の主だったのか…。う~む、いずれにせよ、間近に見るとなかなか強烈ですね(^_^;)……。

またもや睡眠不足気味…

水曜から木曜にかけて2時間程しか寝ていないまま学校へ行ったからか、帰宅時の電車がかなりきつかったです。ちょっと急遽入った仕事の確認作業(ちょっとしたリテイク)を急いでやっていたことも影響して、寝るのが遅くなってしまいました。
最近は夜の12時を過ぎたらいきなり睡魔に襲われるようになって、朝は目覚ましがなくても大体6~7時には一度は目が覚めるようになってます。そんな最中の睡眠不足…昔ならこれくらいモノともしないんですが、今はダメですね…。ホントに徹夜はできなくなりました。若いころのような感覚でいたところで身体は正直なので、無理したら後に響いてしまいます。

そして睡魔を抱えた状態のまま、金曜の授業の準備。CLIP STUDIO PAINTのパース定規実習の解説をスクリーンショットを取ってWord文書に貼りこんでテキスト打って…ということをやってたら、案の定襲われてしまって、急遽開き直っての一時間ちょっとの仮眠。金曜の授業が午後からだったから思い切って取れた手段。真夜中の2時位から作業再開して明け方の5時位に就寝。そして9時過ぎ起きというタイムテーブル。

そんなこんなで木曜・金曜と乗り切ることが出来ましたが、睡眠不足気味なのは変わらず…。まだ(リテイク)が残っているので、この土日には完了させないと…。

小笠原伯爵邸の写真の整理もしないままですが、それもぼちぼちやって行きながら…って段階です。

そうそう、余談ですが、最近やっとMetasequoia 4のライセンスを購入しました。3まではちょっと弄る程度のド素人状態ですが、少しずつ触りながら3D素材をちゃんと作れるようにスキルアップしていきたいです。
今はまだCLIPのチュートリアルを少しずつやっているレベルです(^_^;)。
ちゃんとしたものを作れるようになって、配布できるようにしたいなぁ…。さすがにそれはまだまだ先かなぁ…。

小笠原伯爵邸-Photo-

小笠原伯爵邸の内覧公開日に行ってきた話を少しブログに書きましたが、簡単にその写真をピックアップして載せたいと思います。

小笠原伯爵邸は、東京都新宿区河田町にある曽禰中條建築事務所設計・石井組施工・竣工1927年(昭和二年)に建てられた鉄筋2階建てRC造りのスパニッシュ様式の建物で、旧小倉藩藩主・小笠原長幹伯爵の邸宅でした。
戦後は米軍に接収。後に東京都に返還され昭和50年まで東京都福祉局中央児童相談所として使用されたがその後放置、取り壊しも検討されていた所、都生活文化局から民間のレストラン経営会社に貸し出しされて、修復。現在はレストラン「小笠原伯爵邸」として使われています。
東京都選定歴史的建造物に指定されています。IMGP5423

ここに来たのは初めてでした。ずっと前から一度行ってみたいと思っていたので、奥さんとの結婚記念日に食事でも予約するのも手かな、と思って公式サイトを見てたら「一般内覧公開」が行わていることを知り、応募して行ったというわけです。
どうやら内覧公開は昼と夜の営業の合間に比較的頻繁に行

場所は「都営地下鉄・大江戸線・若松河田駅から徒歩一分」と書かれていました。徒歩一分どころか、地下鉄の出口のすぐ裏でした(^_^;)。めちゃ近です!IMGP5163エントランス…正面玄関です。横に守衛小屋みたいなのもあります。IMGP5166別角度から。誰かが写真撮ってますね。自分もきっと誰かの写真に写ってるんでしょう(^_^;)。IMGP5169メインゲートからまっすぐ奥へ行った裏手。建物の北西の角です。IMGP5170こう撮ると、ヨーロッパの街の一角のようにも見えなくはないです。IMGP5173外回りの小さなドアや窓がそれぞれ違っていて面白いです。ここは今は使われていない扉の様ですね。IMGP5421これはメインゲートから左手側~南の庭へと抜けるアプローチ横の扉。ここの感じ結構好きです。IMGP5164正面のエントランスから中に入ります。IMGP5491各所に動物植物のモチーフがデザインされています。IMGP5205エントランス。内から外を望んでみました。IMGP5203植物の意匠がいっぱいです。邸宅内外にたくさんあるので、それを探索するのも面白そう…。IMGP5202廊下からロビーを望みます。IMGP5390中庭のパティオ。カフェの一部として現在も使われています。IMGP5388グリーンも立派にエクステリアの一部になっています。絵になります(^^)IMGP5463そして屋上庭園へ至る階段。階段だよ階段!うひょ~!階段たまらん(;゚∀゚)=3ハァハァ(壊れたwww)IMGP5228屋上庭園のルーフガーデン。日本じゃないみたい…。奥さんの描く漫画に出てきそうな背景だなぁ…っていう目で見てしまう漫画家脳(^_^;)。。。IMGP52402Fの一室。インテリアがとても絵になるのでいっぱい撮ってしまいました。IMGP5241いいねいいね~!IMGP5244こういう部屋でボーっとして過ごしたいものですなぁ…(人´∀`).☆.。.:*・゚IMGP5261階段だよ。今度は内階段。シンプルだけど手すりもいい感じ(^^)。IMGP5266この踊り場からの眺め…たまらんですたい。(レンズフードが少しずれたので、ケラレてて悲しいけど…)IMGP5270地下室へ至る階段。地下にはワインセラーがあるそうです。IMGP5274この先はレストランのプライベート貸し切りの部屋があるそうです。今日は入れませんでした。IMGP5290サロンギャラリールーム。照明が入っていなかったので真っ暗でした。(これは現像時に露出補正してます)IMGP5316旧食堂の大テーブル。これが小笠原伯爵邸に残された唯一の家具だそうです。すごく立派で重厚なテーブルです。テーブルの上に置いてあるのは、小笠原邱の図面の複製です。これ欲しい!IMGP5313角の小テーブル。ドローリーフテーブルかな、とも思いましたが未確認。IMGP5474大食堂の大窓。クラシカルで重厚なデザインがすごくいい。IMGP5475隣のラウンジルーム。竣工当時の写真を元に、近いインテリアをヨーロッパから集めたそうです。手前のピアノはスタインウェイピアノだそうな。IMGP5324自由に座ってくつろいでいいので、浸っているご婦人方がいっぱいいました。IMGP5326別角度で…。そういえば、小笠原邱には「マントルピース」が見当たらないのですが…。暖房設備はどうなってたんだろう…?IMGP5330調度品もいいですね。IMGP5339当時の紳士の社交場、シガールーム。一段と際立って見事な室内装飾です。IMGP5353大理石の柱に床…。当時のままのものだそうです。IMGP5364彫刻装飾。スゴイです。イスラミックです。IMGP5369華美ではないものの、ゴージャス感が半端ないシガールーム。ここは一見の価値大です。IMGP5370現在は[メインダイニングルーム」。かつては伯爵の書斎と居間があったそうです。途中の下がり天井の感じからすると、そこで区切られていたのかも知れません。IMGP5395今現在はメインダイニングのテラス席として使われています。一目見て分かる通りベランダです。IMGP5407小笠原伯爵邸と言えば、この右側の唐草模様を配しています。ここは先程屋内空の写真にあったシガールームです。IMGP5411窓まわりの装飾結構派手派手です。

こんな感じで300枚分の写真から、一部分をUPしてみました。
撮り終わった写真見て、「失敗しているので、もう一度撮りなおしたい」と思ったのは言うまでもありません。

機会があればまた取りに行きたいですね。もっと作画の参考になるような写真も撮りたいですが鑑賞もじっくりしたいものです。

それでは、以上こんな写真ばかりですが、失礼しますく(`・ω・´)