月別アーカイブ: 2016年2月

2月も終了~…

2月29日…四年に一度の閏年で、2月も終了。

2月末は思ったよりも慌ただしくてあっという間でした。
いつも少し短い月なので締め切りが早かったり短かったり確定申告だったりとちょっと短さが恨めしい2月です。

もう春から夏にかけての事を考えておかなければいけない時期に入っています。マンガの仕事の場合は、季節感を少し先取りしなければならないという意識が働きますので、2月だと確実に春からGW位の感覚は持っていないと…ってことになりますね。
デジタルアーツ東京は、学校の授業の本格スタートは5月からで組む感じですが、東美は4月中旬から早々にスタートすることになるので、早々に授業レジュメを組んで提出しなければ…。

他にもちょこちょこと遣らなきゃいけないことはいっぱいあるので、自分の場合は併行作業はあまり良い結果を生まないという事を肝に銘じて置かなければです。

今年度こそは…と思いつつも達成できていないことも多いので…(^_^;)。

体験授業の日曜日

日曜は東美の体験授業がありました。久々の担当です。去年の夏以来。
自分の担当のマンガ学科デジタルの体験には、今年高校3年生になる子が参加してくれました。ありがとう♪

体験授業は、結構臨機応変に対応しなければならない面が多くて、いろいろな手札を用意して望みます。何しろどれくらい描けるかによって、より満足度の高い授業の内容は変わってきます。実際に口頭で聞いて底から測ると、控えめな子とちょっと背伸びの子では、同じ表現でも実際には出来る度合いが違う場合もあるので実に難しいです。
全く描いたことがない子とかなり描ける子を同時に同じ体験の場で進める必要が出た問は、それこそパニック状態になることも…。

でも今回は絵は既に描いていて、既に数回他の先生が実施担当した体験授業に来ている子。さらにはちょっと前にCLIP STUDIO PAINT買ってやり始めたばかりだったので、比較的スムーズに想定した通りの授業実習が出来ました。

実は限られた時間だと結構ハードルが高いのは、「全くの未経験者が、板タブレットでの初めて絵を描く」場合の「板タブ慣れ」です。

スキャンした原稿データを使って、バケツツールで彩色したり、ほわ~っとエアブラシでぼかした彩色をする場合は、最悪マウスでも出来ますが、CLIP STUDIO PAINTでモノクロ(白黒二値)でイラストを描くというのは結構大変です。
自分の視線とペンの先ご動きが一致しないジレンマ…。
長年板タブを使っていた自分ですが、液タブに変えてからはもう板タブには戻れなくなってしまっています。それでも、東美は板タブなので当然板タブを使ってデモンストレーションしたり描いたりする必要があります。学校の備品は学生数の関係で数がギリギリですし、エントリーモデルの板タブだというのもあるので、自分は使い込んでいたIntuos3を毎回持って行って使っています。一応それで授業内での使用に関しては足りているんですが、表面のシートを外した状態なのが難…。こればかりは専用しかないので、買っておいたほうがいいんでしょうけど…ついついねぇ…。

まぁそんなこんなで体験授業は無事に終了。
なんとか楽しんでくれたような感触。自分も体験は楽しんでやってみよ~と思っています。

これで大体の学校関係の表向きの仕事は一段落。あとは卒業式が待っています。

ちょっち疲れが出た一日

土曜日…寝すぎてましたorz。。

CP+行って人並みに酔ったのかK-1一時間待ちの疲れだったのか…ブログを半分寝ながら書いてばたんきゅ~して目が覚めたら昼過ぎてました。
さすがに疲れの蓄積が早い上に取れるのが遅すぎるなぁ、と感じる今日このごろ。体力落ちたなぁ…としみじみと…。

若いころ…大学はいったばかりの頃、初めてコミケに行って「個人誌出したい」と思って確か40ページほどの個人誌を作りました。初めての同人誌で個人誌をいきなりオフセットという暴挙です。
この時にウチの大学の生協職員だったIさんが、「ぜひ出すべき!お金は貸すよ」と、快くお金を貸して下さいました。このIさんこそ、あのイワエモンさんです。
初めての個人誌ですが、部数いくつ刷ったのかはもう忘れてしまいましたが、思ったよりも売れたので驚きました。

なぜこんな話を思い出したのかというと、この時の個人誌…約1週間ちょっとで原稿を描き上げたんですが、その1週間の間に取った睡眠時間がわずか4時間という若さに任せて結構無茶なことをやっていたんです。
その数年後にプロの漫画家になった私ですが、当然締め切り前にはあたり前のように徹夜をしていたものの、さすがにこの1週間を4時間睡眠で乗り切るなんて無茶はやりませんでした。
この4時間睡眠の後はしっかり反動がやって来ました。そのおかげもあってか、あまり無茶せずにやろうよ、という意識が働くようにもなったんですが、逆にこの「実績」が後押しとなって、無茶なスケジュールの組み方をすることもありました。「反動」に苦しむのはわかりきっていっるはずなのに…。

幸いにして若いころに大きな病気をしませんでしたが、無茶な仕事の仕方をして、バカみたいにチェーンスモークして、食事は外食か出前かコンビニという、ホントにそのころのめちゃくちゃな生活のツケはしっかりあとで帰って来たのです。
大事には至りませんでしたが、酷い「高血圧」で「陳旧性脳梗塞」が出たり…と、いわゆる「生活習慣病」の影響をしっかりと受けました。ですねまさに。。。情けないことにとても褒められた状況ではありません。

「体力の低下」…すっかり足腰に来てます。
昔バイクの自損事故で腰強打して以降、無茶をさせないようにだましだましでしたが、長時間立ちっぱなしだったり前かがみだったりシタ時には、かなり腰に来ます。
脚力は「坂道」にすごく弱くなってしまいました。自分の住んでいる場所は、いわゆる「谷間」部分に当たるので、どこに行くにも坂を登らなければいけません。これがまたつらいんです…。
自転車で坂を一気に登ろうとしたら、脚が悲鳴をあげてしまいます。坂をガッツリ登ったり階段上がったりする時に小走りになったりすると、翌日以降に影響がガッツリ残ります。

普段からもっと運動しろということですね。はい…それははわかってるはずなんですけど…なかなかねぇ……

CP+2016行って来ました

今年もやって来ましたCP+の季節です。
2月25日から28日、パシフィコ横浜での開催、二日目の金曜日に行って来ました。IMGP6430お天気良好の綺麗な青空です。

到着したのは昼過ぎてからでした。
もう少し早く来るつもりだったんですが、寝るのが遅くなってしまって…

事前登録済みなので、入場は無料。
iPhoneに登録用QRコードを表示させて見せ一般用のパスを入手です。IMG_8723
気温は低いはずなので一応防寒して行ったんですが、会場内はむしろ暑いくらいでした。IMGP6439何はともあれRICHOのブースへ…。お目当てはやっぱりフルサイズ一眼レフのPENTAX K-1っすよ。これを間近で見て触ってくるのが今日の目標だったので。IMGP6442ディスプレイの中の展示機。グリップつけたフォルムがかっこい~(人´∀`).☆.。.:*・
ペンタプリズムが三角形にとんがっているのが、昔の銀塩一眼っぽくてクラシカルな雰囲気。かっちりとしたデザインはPENTAXらしくて好きだなぁ。IMGP6444なんでこうスケルトンモデルってそそるんでしょうね。キカイダーもスケルトン…自分の世代には、なにかこう強烈に訴えかけるものがあるのかもしれないスケルトンモデル。ごちゃごちゃしたギミックにそそられます。IMGP6446カットモデルも、怪獣やメカのしくみ…みたいなやつっぽくてそそられます。それにしてもこの小さい中にぎっしり詰め込んでてスゴイです。IMGP6449K-1のタッチ&トライは一時間待ち…でしたが、並びました(^_^;)

ずっと流れは途切れずに一時間近く待って触ってスタッフさんに色々と質問してきました。IMGP6462イメージサークルが狭いAPS-C用のDAレンズでも、クロップせずに撮ることが出来るって、オールドレンズ持ちのPENTAXIANにはたまらんだろうなぁ。自分も少し持っているので、もしフル対応のDFAレンズを全く持っていない状況でK-1を手に入れることができても大丈夫ってのが嬉しいですねぇ。IMGP6459DFAレンズのロードマップも公開されていました。K-1だけでなくアクセサリカタログをもらってきたんですが、K-1が出たことで、レンズカタログも大幅に構成が変わっていました。新しいレンズもOEMだろうがなんだろうが正式に出てくれるのは嬉しい限り。今はとても買えないけど…(^_^;)。IMGP6451新しく搭載された5軸5段の手ぶれ補正、これがすごく強力。IMGP6475このデモの手ブレがなかなか大胆だというのに、見事にブレ無しで撮影出来ているって、センサーがフルサイズになって可動範囲が増えたというのに、5段まで補正できるとは、恐るべし。IMGP6464これ、フレキシブルチルト液晶。発表された時には、なんだかすぐに壊れそうで不安感のあるギミックでしたが、これは杞憂かも知れません。かなり堅牢です。

この動画見ていたんで、実際にタッチ&トライの時に聞いてみたら、「いいですよやってみてください(*^_^*)」と自信満々ではないですか! さすがに軽くフルくらいしかしませんでしたが、ぶら下げても不安感はないくらいしっかりつながっています。

まぁ通常の使用で簡単にバキッとなっちゃうようなことはなさそうです。

そうそう、まさか見られるとは思わなかったものが展示されてしました。2000年のフォトキナで参考展示された「幻のフルサイズカメラK-1」です。IMG_8724

IMGP6472IMGP6473ショーウインドウの中でしたが、これがスタートラインだったみたいです。後に田中希美男氏のK-1についてのセミナーで明かされましたが、このK-1、金型まで作るところまで進んでいたのに発売まではいたらなかったと…。値段が凄まじく高くなるからと言われていたんですが、それ以外にも何かあったのでしょうか?

さて、その田中希美男氏のセミナー。立ち見でちょっと体力的に最後の方はやばかったけど、なかなか興味深い内容でした。IMGP6504大体はスペックの紹介中心でしが、興味深かったのは、「開発スタートは技術者の声から」という点でした

それと田中氏が独自に検証したDAレンズの対応状況。幾つかのDAレンズは公式に「FFレンズ補正対応」と謳っていますが、それ以外の安価なレンズからスターレンズまでの装着による実写の結果の検証、これは頼もしい結果です。IMGP6511周辺がケラレてもFFで撮影することができるので、あとで必要な範囲をトリミングするという使い方が出来るのも安心。IMGP6512キットレンズの18-55mmで18mmだとケラレるけど、35mmよりもテレ側だと問題なしとは驚き。周辺減光も絞り次第でかなり改善するそうなので、撮影の技術次第でなんとでもなるということです。

このセミナーの後半頃に、少し体調が悪くなったんですが、その後トイレに行って休憩スペースで冷たいお茶を飲んで休んでいたら復活。
その後他のメーカーもざざっと回ってきましたが、中途半端とは言え、自分だってPENTAXIANの端くれです。ついつい軽く見る程度になっていました。スミマセン。IMGP6484↑ニコンIMGP6485↑キヤノンIMGP6498
IMGP6490↑オリンパスIMGP6494↑ソニー
IMGP6498↑富士フイルム

さて、日本カメラ博物館の展示、面白かったです。IMGP6517IMGP6522IMGP6524カメラの黎明期の実機。

それとこちらにもありました。「スケルトンモデル」と「カットモデル」IMGP6532IMGP6534IMGP6535いいね、やっぱそそられます(^_^;)。貴重なのは解りますが…。

アウトレット・中古販売の部屋に寄って、ミラーレスカメラ用のストラップとPENTAX純正のリモコンボタン買いました。

今日の所は引き上げるべ、と会場の外に出ると、ビルの谷間に夕日です。IMGP6556IMGP6585IMGP6581
他にも写真取っている人が…。なるほど、さすがカメラの展示会です。カメラ構えたくなっちゃうんでしょうね。
IMGP6592IMGP6593そこから帰路。
所沢から横浜~みなとみらい駅までは、乗り入れするようになったおかげで、一回の乗り換えなしに行けるのが助かりました。帰りはかなり疲れていたようで、座敷に座ってから完全に根が生えてウトウトしてしまいました。

仕方ないなぁ、こればっかりは…。これからはもっと無理しないようにしなきゃなぁ…。

Surface Pro2にMacOSXをインストールしてみる

最近MacBookProはあまり使っていないんですが、たまにMacOSXでの動作検証とかファイルコンバートとかする必要があるので、比較的持ち出しする機会が多いSurface Pro2にMacOSXをインストールしてみることにしました。

以前デスクトップマシンにOSXインストールを試みたんですが、AMDではやっぱりダメでした。
でもSurface Pro2はちゃんと「Intel Virtualization Technology対応CPUを搭載したPCなので、出来るはず…ということで、MacBookProでOSX Yosemiteをダウンロードします。

Mac App Storeのダウンロード履歴に残っていたので「ダウンロード」ボタンを押してあとは完了待ち。ダウンロードが完了したら自動的にインストーラーが立ち上がるけど、さくっと終了させて/Applicationsフォルダのインストーラを確認。

そのインストーラをISOイメージに変更します。Terminalを使って呪文を何回も唱えなきゃいけないので、ちょっと大変です。(こことかこことか参考にしました)

Surface Pro2のWindows8.1にVMware Playerをインストールします。
加えてVMwarePlayerにMacOSXをインストールできるようにするためにVMware Unlocker v.2.0.4を入手。ダウンロード・解凍して、windows/win_install.cmdを管理者権限で実行すると、VMwareにパッチが当てられるので、これでMacOSXをインストールできるようになりました。

早速VMwareに仮想マシンを作成。ウィザードでインストーラーディスクイメージファイルに、Yosemite.isoを選択します。01

次に進み、ゲストOSにApple Mac OS Xを選択→仮想マシンの設定を決めれば…仮想マシンの出来上がりです。04

早速「仮想マシンの再生」をすると、インストーラーが立ち上がります。20160225-01取り敢えず、インストール完了まで待って、第一段階は完了。

次にVMware Toolsのインストールをして最適化させます。CD/DVDを、unlock-all-v130¥tools¥darwin.isoを読み込ませてマウントすると、MacOS X のFinder上に、VMware Toolsが現れるので、さくっとインストールして再起動させると取り敢えずは無事にインストール完了です。20160225-02…ですけど、やっぱ重いですね。
これじゃ、ちゃんとMacBookProを起動させて、フィアルを移動させてそちらで作業をやった方が早そうです(^_^;)。

まぁ現実的には、仮想マシンで動くことそのものに意味があって、それが実用的かどうかは二の次だったりするんでしょうけど…(^_^;)。

春休みだけど学校ハシゴ

水曜日に二つの学校両方に続けて行って来ました。
もう既に授業は終了して「春休み」に入っていますが、それ以外の時でもやることがちょこちょことあるのです。

デジタルアーツ東京の方は、「指導報告書」の提出と「課題」の回収、それと溜まりに溜まったロッカー内の過去書類の束の整理。昼12時すぎくらいに到着しました。
「指導報告書」は「授業の進捗度」の報告になります。具体的に、どういうことをやったか、何を作らせたか」などをまとめるんですが、特に具体的な書式が決まっているわけではないので、毎回ちょっと悩みます。
「課題」は「卒業制作作品」になります。なんとか無事に全員揃ったので一安心…。これからまとめる作業が残っています。
「過去書類の束」…これがちょっと厄介。授業で配る配布プリントなどの配布物が主たるものですが、配布物はたまに紛失する学生がいるので、数部多めに用意しています。再配布するときにコピーして無駄をなくすとうい方法もありますが、コピー機を扱えるのは講師のみなのでそのたびに職員室の印刷室へ行って作業するのも授業が中断してしまうのであまり適当ではありません。
結果的に使われなくなった書類が講師用のロッカーに割当された自分のスペースで溢れてきて、いい加減にしなければとそれらを全部一度持ち帰り…。思ったよりも重くかさばってしまいました。
次からはもっとマメに整理しておこう…。

もう一つ、学校のパソコンとネットワークドライブのメンテナンスのためにデータが消去されるということで、過去データを全部拾い直して来ました。数Gバイトあったので、ちょっと時間がかかりました。

その後東洋美術学校へ移動。今日は元々は東美のオープンキャンパス(体験授業)の内容に関する打ち合わせと来年度の授業の打ち合わせを行う予定が先に決まっていたので、その約束の時刻の前にデジタルアーツ東京での作業をやっておけば移動のムダが省けて済むというわけです。
【所沢】→【西武池袋】→【デジタルアーツ東京】→【副都心線池袋】→【新宿三丁目乗り換え】→【丸ノ内線四谷三丁目】→【東洋美術学校】…という移動ルートになりました。

東洋美術学校に到着したのは午後の2時すぎくらい。
そこから約二時間じっくりと次の日曜日に開催されるオープンキャンパスの打ち合わせと来年度の授業の内容の打ち合わせ。結構具体的な内容も詰められたので手応えありです。毎年のことですが、取り巻く状況は常に変化していくので臨機応変に対応していかなければいけないので、教える側も常時学習する姿勢が必要です。

東美の帰りにはよく新宿三丁目でビックロに立寄って目の保養wをすることがあるんですが、今日はパス。木曜日から始まるCP+に行って堪能するとしようかな。

パース定規修正~ラフ→主線入れ開始(03)

作画途中だったイラスト作業再開。明日から週末にかけては外に出る用事もあるし、その関係の準備もあるのでちょっと進みが遅くなるかもしれないなぁ…。
取り敢えずラフから…(01)
ラフを少し整理します…(02)

前回(02)の段階でのパースがどうもおかしいと感じたのは、垂直方向の消失点の位置というよりも、右方向・左方向のパースを無限遠にした時のその交差角度の問題のほうが大きいと感じたので、パース定規を変更。20160223-01
どのように変わったか並べてみると…20160223-03「見ている人の視点」を考えると、その人は「垂直方向の消失点の上」に立っていると見たほうが自然です。そう考えると、左の方のパースは外れ過ぎ。その場合だと「無限遠」にするのは間違っていることになります。

本来両方共無限遠にするのは、厳密には「垂直方向に一点透視」と同様の意味を持つので、画面内中央に垂直方向の消失点があるべきです。そういう意味では、修正後のパースも間違いです。
しかし今回は「それっぽく見せる」のが目的であるというのと、イラストの中で重要な意味を持つ「液晶モニタ面」をあまり極端なパースを掛けたくないという点を踏まえて、「見ている人の立っている位置」を意識して決めた消失点とうことで、このパースで作画することにしました。

キャラと椅子はもうこのままでいいとして、服も描く必要があります。せっかくなので体の線を出した服にします。机は「キーボードスライダ付きのパソコンテーブル」に変更。自分の机がそうだからなんですが、そうしたほうが「キーボードを全て描かなくて済む(;´∀`)」というのも理由だったりします。少しは省力化。その代わりにパソコン本体やマウスはそれっぽく描いておこうかな。20160223-02…ということで、ペン入れ段階に入りました。

ペン入れもパーツ毎に分けて描きます。特に前後関係があるものは分けて描きます。現時点では「液晶タブレット」と「キャラクター主線」を入れ始めた段階です。ちなみに、後調整しやすいようにベクターレイヤー使って描いています。

線画はさっさと終わらせて彩色に入りたいですね。

今日のメモ~コミティア申し込み

GWの5月5日に開催予定のコミティア116、オンライン申し込み締め切りが2月23日だったことを昨夜ベッドでいきなり思い出して助かりました。やばいやばい忘れるところでした。

コミティアは、「有楽舎工房」の方で出ているので、漫画家としての自分個人は全面には出していません。尤も自分の名前を出した所で大きくカテゴリが異なる形で出ているので、あまりメリットはありません。サークルカットにも、それほど自分の絵を全面に出していないので、そのせいで「どこで出てたんですか?」と質問されることが時々あります。まあ、背景素材のサークルなので、並べているアイテムを見ても気づかないのは仕方ありません。サークル名をチェックして探してくれた人は見つけてくれるんですが…。

コミティアは、オリジナル創作が基本なので、もし自分が「越後屋企画」の方で出るとしたら、割といつもどおりでもOKなのかもしれません。コミティアにアダルトジャンルはありますからね。
コミケでもそうなんですが、サークル参加した時はほとんど出回りません。ただコミティアでは、気になる所はチェックしに行くことがあります。気になる所は、大抵「背景系」の人ですね。背景で世界を構築し表現できる人の作品には心が震えます。
自分もそういうモノが作りたい…と思いはするんですが、実際技量と気力と時間が追いついていかないので、中途半端な取り組みで断念することもあります。自分の力が不足していることに打ちのめされてしまうからです。理論や理屈で分かっていても、それが技術や表現力につながっていかない…というのは、ひとえに「取り組みが甘い」からなんでしょうね。

中途半端な「好奇心」だけは有る方なので、「取り敢えず手を出す」ことで、「少しは出来る」ようになるんです。でもその先までなかなか行き着きません。ある程度の段階で「妥協」してしまったり「満足」してしまったりと、「習熟」しないままですからそれじゃ到底身には付きません。
あれもしたいこれもしたい、で結局アレも出来ないコレも出来ないという事態に陥るというのが自分の悪い癖なので、時々強烈な自己嫌悪に陥ることもあります。
厄介なのはその自己嫌悪もすぐに「まいいか~」という気持ちで置き換えられてしまうこと…。それじゃ成長しませんって(;´Д`)。

何の話だったか、思い切り自虐方面にシフトしてしまいました(;´∀`)……

そうそう、コミティアの話でした。
コミティアはなんとなく一回おきに大規模開催されているようです。自戒の116回はビッグサイト東4-5-6を使うので、わりと大きめです。(コミケは全館ですが…)出来ればその規模の開催の時には新作を出したいと思って逆算して手がけますが、次は「素材集」の新作だけでなく、本も作りたいと思っています。
内容は既にチラホラと予告めいた事を書いているので今更感はありませんが、本当に出せるかどうかはまだわからないので、もう少し具体的にめどが立ってから告知することにします。自分のためのメモや授業のためのメモなどを元に構築していく予定です。出来ればちゃんと印刷したいけど、出来ればカラーで作りたいけど、印刷コストがなぁ…。
「プリントパック」ってどうなんだろう?なんだか良さそうなので、候補に入れている状態です。

風が冷たい公園の空

日曜日、天気が良くて暖かかったら、航空公園は結構な人出になるんですが、今日は春の嵐の翌日だったからか、それほどではありませんでした。
さて、今日の犬散歩は航空公園です。

PENTAX K-3 / HD DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE

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もう5時過ぎていたので、あたりは徐々に暗くなりつつありますが、風の強い空では雲がどんどん表情を変えていくので、ついつい上を眺めてカメラ構えてしまいます。

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刻一刻と雲の形が変わっていくので、見ているだけでも面白いけど、ついつい「雲は素材になる!」って視線で見てしまう自分たちって…(^_^;)。奥さんも一緒の犬散歩です。奥さんも写真撮りまくっています。

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曇って面白いなぁ…。でもこういう写真って難しい…。そして今日も犬のリード片手に撮っています。引きが強いから時々意図しないブレが入っちゃう(^_^;)。。。

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東の空見たら、小望月がくっきりと…。(小望月は望月の一日前の月の月齢の呼称。季語としては秋です。)
一日前に雨が降ったからから、空にはあまり濁りがなくて月が綺麗に見えます。でも花粉は飛んでいます。…そうです私は花粉症(´;ω;`)…。

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航空公園の記念館前に展示している飛行機は航空自衛隊で使用された輸送機C-46。右側の塔は放送塔です。

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西の空とは全く表情が違っていて空って面白いです。

公園をぐるりと周り、テニスコートサイドのほぼ反対側にあるドッグランまで移動。他の犬が居るとヒヨヒヨになる望利音さんですが、既にドッグランは閑散としていたので、それならばちょっと走っておいでと開放。IMGP6402IMGP6404ドッグランに入った時にはスタプー二頭連れの先客がいましたが、それほど絡まずに一頭で走り回り。その後望利音と大きさが近い同系列の雑種ちゃん二頭兄弟がやってきて、幸いに相性OKだったのか、その爆走兄弟引き連れて黒い弾丸となっていました(;´∀`)。
どうも望利音は大型犬は苦手な様で、いわゆるワンプロ(犬のガウガウバトル)が出来ない小心者の癖に、先頭切って走るというか追いかけられるは好きみたいです。でも追い込まれるような端っこに行ってしまって囲まれて尻尾を後肢の間に巻き込んでヒヨヒヨするヘタレちゃんです。
今日は取り敢えず大丈夫だったみたいですが…(;´Д`)………

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5:45頃になると、あたりもすっかり夜寸前。公園から所沢市街地のマンション群を望んでみました。飛び出ているマンション群は30階クラスの高層マンションばかりです。

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東の空には流れてきた雲の隙間から小望月が覗いていました。

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一瞬後には雲に覆われてしまいます。
上空の風はかなり強いのか、刻一刻と雲の表情を変え続けています。

西の空に日は沈み雲が月を隠したので、あたりは一気に暗くなりました。

PENTAX K-3 / HD DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE

PENTAX K-3 / HD DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE

奥さんが帰路の途中の「カーテンじゅうたん王国」を少し覗きたいとのことだったので、駐車場の端っこで望利音とともに待ちモード。
気がつけば時刻6時を回っていました。日が落ちるのはまだまだ早いですね。

春はまだもすこし先の様です。

Officeやっぱ必要かなぁ…(^_^;)

世間一般では、Microsoft Officeは多くの仕事で必要性の高いソフトで、パソコンには最低限入っていなければ困るものの一つなのかもしれません。
しかしマンガ家で、MS Wordや Excelが必要という人はあまりいないように思っていましたし、自分も実際そうでした。
ところがインターネットが普及して、出版社や編集さんからの連絡がPCのメールで行われるケースが増えるようになってきた頃に時々発生した事態が、企画書や依頼書がWord文書やExcel書類、時にはPowerPoint書類で届いたりすることでした。
「すみません、Officeを持っていないと開けないので、読める形式で送り直して頂けますか?」…、というお断りを伝えて、プレーンテキストで送り直したりしてもらっていました。PDFが普及するようになってからはPDFでお願いすることもありました。自分でOfficeを使って書類を作る必要性を感じたことがあまりなかったので、あえて高価なMicrosoft Officeを買うことはありませんでした。

ところが学校に行くようになって、WordやExcelの書類を扱う機会も結構増えてきて、いよいよMS-Officeが必要かな、と思って調べて知ったのは、「互換ソフトが結構あるぞ」という点でした。

さて、相当大昔のことになりますが、MS-DOS使いだった自分が使っていたワープロソフトは、ジャストシステムの一太郎でした。
その後に意を決してEMSメモリもがっつり増設して導入したWindows3.1でしたが、MS-Wordを入れてみた所、「リソースが足りません」と出て正常に起動できなかったので、それ以来MicrosoftとMS-Wordに不満てんこ盛りになってしまったのは言うまでもありません。特にMS-Wordは大嫌いになってしまいました。
MS-DOS時代の一太郎をバージョンアップしてWindows3.1版でも使っていました。
ちなみに、プリンタはまだまだ一般普及品でない時代だったので、プロット用に使うのはまだまだ先のことでした。インクジェットプリンタが普及し始めるのはやっぱWindows95登場以降だと思うので…。

Windows95登場の少し前頃にグラフィックを本格的にやりたいと思ってMacに移行してからは、Mac版のワープロソフト…当初はWordPerfectとかEGBridgeとか…を使っていました。やがてクラリスワークス→アップルワークス→OSXのPagesを使うようになりました。
併行してサブマシンとしてWindows95→98を使っていましたが、まぁ使っているというほどではありませんでした。初の自作機にはMEを入れましたが、これも同様です。

やがて、ComicStudioをきっかけしてMacOSXを捨ててWindowsXPに移行したのですが、その時にちょっと悩んだのは、「MS-Officeは必要だろうか…」という点でした。

通常のテキスト作業ならば、プレーンテキストで十分だと思っていたので、色々と探して渡り歩いた結果、テキストエディタEmEditorを使うようになりました。今現在はプレーンテキストの打ち込みやHTMLやCSSなどの編集には、EmEditor Freeを使っています。

でもこれだけじゃ整形した文書を作ることが出来ないので困ります。プリントアウトしたりPDFにしたりして他の人に見てもらう必要がある文書は、いわゆるワープロソフトを使いたいところです。学校関係の書類はずっとAppleWorksやPagesを使っていたんですが、Windowsに持って行くにはあまり適した書式ではありません。一から色々と組み立て直す必要があったので、いわゆるMicrosoft Officeの様なアプリケーションスイートが欲しいと思ったわけです。
選択肢としては当然そのMicrosoft Officeを選んでも良かったんですが妙に頑ななほど使いたくないと思っていたので(^_^;)、そこで手を出したのがOpenOffice.orgでした。

OpenOfficeでは、Word形式やExcel形式で保存したり、その書類を開いたりした時に、完全な形での互換性ではないももの対応してくれているので、自分の使用する範囲では十分事足りています。
最近学校に提出する書類をWord書類やExcel書類で行ったり、CELSYSの講座原稿もWord書類のやり取りで行ったりしていたので、できるだけ完全な互換性が保たれていて欲しい、と思うようになってきたので、実のところ今現在では正規版のMicrosoft Officeを導入しておきたいと思うようになりました。

でも、実際に使用頻度考えたら、ちょっと高いかなぁ…と思うんですよね…。今の自分Adobeでさえ最新版使っていないから…。
Surface Pro2も、実はOfficeは搭載されていない「法人向け」を選ぶことでコストを落としたくらいだし…(^_^;)。

さて、どうするかなぁ…。